Q&Aナンバー【8006-8505】更新日:2011年2月18日

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[Windows Vista] ディスクにデータを書き込む方法を教えてください。

対象機種とOS
対象機種 すべて
対象OS
  • WindowsVista

質問

Windows Vistaに搭載された機能で、CD / DVD / Blu-ray Discにデータを書き込む方法を教えてください。

回答

Windows Vistaでは、「ライブファイルシステム」と「マスタ」の2つの形式で、CD / DVD / Blu-ray Discにデータを書き込むことができます。

2つの形式の違いは、次のとおりです。

  • ライブファイルシステム
    フロッピーディスクやUSBフラッシュメモリのように、データを気軽に追加したり削除したりできる形式です。
    この形式で書き込まれたデータは、Windows XPより古いOSなどの他の機器では、読み取りできないことがあります。
    Microsoft Office Excelや、Microsoft Office Wordなど、頻繁に更新するようなファイルを書き込む場合は、ライブファイルシステム形式が適しています。

  • マスタ
    書き込んだデータを、別のパソコンやCDプレーヤー、DVDプレーヤーなどの他の機器でも読み取れる形式です。
    すべてのファイルを一度に書き込む必要があり、書き込み後に個々のファイルを削除することはできません。
    ライブファイルシステム形式よりも速く書き込むことができるので、ファイルの数が多かったり、データの容量が大きかったりする場合は、マスタ形式が適しています。
なお、どちらかの形式で書き込まれたディスクに、もう一方の形式でデータを追記することはできません。

アドバイス
Windows Vistaでは、次のディスクにデータを書き込めます。
ただし、お使いの機種が書き込みに対応していないディスクには書き込めません。

  • CD-R、CD-RW
  • DVD-R、DVD-RW、DVD-R DL
  • DVD+R、DVD+RW、DVD+R DL
  • DVD-RAM
  • BD-R、BD-RE、BD-R DL、BD-RE DL(Windows Vista Service Pack 2に限る)
なお、DVD-RAMにデータを書き込む方法については、次のQ&Aをご覧ください。

Q&A[Windows Vista] DVD-RAMにデータを書き込む方法を教えてください。(新しいウィンドウで表示)


「ライブファイルシステム」形式で書き込む


「ライブファイルシステム」形式でデータを書き込みます。

フロッピーディスクやUSBフラッシュメモリのように、データを気軽に追加したり削除したりできる形式です。

この形式で書き込まれたデータは、Windows XPより古いOSなどの他の機器では、読み取りできないことがあります。


操作手順

  1. 空のディスクをセットします。

    アドバイス
    「自動再生」が表示された場合は、「×」ボタンをクリックして画面を閉じます。

    自動再生

  2. 書き込みたいファイルを右クリックし、表示されるメニューから「送る」→「DVD/CD-RWドライブ(E:)」の順にクリックします。

    アドバイス
    お使いの機種によって、「DVD/CD-RWドライブ(E:)」の表示が異なる場合があります。

    送る

  3. 「ディスクの書き込み」が表示されます。
    「ディスクのタイトル」欄に、このディスクに付ける名前をお好みで入力します。

    タイトルの入力

  4. 「フォーマットのオプションを表示する」をクリックします。

    「フォーマットのオプションを表示する」をクリック

  5. 「ライブファイルシステム」をクリックします。

    「ライブファイルシステム」をクリック

  6. 「次へ」ボタンをクリックします。

    ライブファイルシステム -「次へ」

  7. 「フォーマットには時間がかかる可能性があります。」と表示されます。
    「はい」ボタンをクリックします。

    このフォーマットを続行しますか

  8. フォーマットが開始されます。
    終わるまでしばらく待ちます。

    アドバイス
    フォーマットには、時間がかかることがあります。

    フォーマット中

  9. フォーマットが終わると、「現在ディスクにあるファイル」と表示されます。
    「現在ディスクにあるファイル」に、書き込んだファイルが表示されていることを確認します。

    現在ディスクにあるファイル
以上で、データの書き込みは完了です。

作成したディスクは、フロッピーディスクやUSBフラッシュメモリと同じような感覚で、データの追加や削除が行えます。


ご参考

ディスクの内容を確認するには、「スタート」ボタン→「コンピュータ」の順にクリックし、ディスクの形をしたアイコンをクリックします。

ディスクの内容を確認する


「マスタ」形式で書き込む


「マスタ」形式でデータを書き込みます。

書き込んだデータを、別のパソコンやCDプレーヤー、DVDプレーヤーなどの他の機器でも読み取れる形式です。

すべてのファイルを一度に書き込む必要があり、書き込み後に個々のファイルを削除することはできません。


操作手順

  1. 空のディスクをセットします。

    アドバイス
    「自動再生」が表示された場合は、「×」ボタンをクリックして画面を閉じます。

    自動再生

  2. 書き込みたいファイルを右クリックし、表示されるメニューから「送る」→「DVD/CD-RWドライブ(E:)」の順にクリックします。

    アドバイス
    お使いの機種によって、「DVD/CD-RWドライブ(E:)」の表示が異なる場合があります。

    送る

  3. 「ディスクの書き込み」が表示されます。
    「ディスクのタイトル」欄に、このディスクに付ける名前をお好みで入力します。

    タイトルの入力

  4. 「フォーマットのオプションを表示する」をクリックします。

    「フォーマットのオプションを表示する」をクリック

  5. 「マスタ」をクリックします。

    「マスタ」をクリック

  6. 「次へ」ボタンをクリックします。

    マスタ -「次へ」

  7. 「ディスクに書き込む準備ができたファイル」に、書き込みたいファイルが表示されていることを確認します。

    ディスクに書き込む準備ができたファイル

    他にも書き込みたいファイルがある場合は、書き込みたいファイルを右クリックし、表示されるメニューから「送る」→「DVD/CD-RWドライブ(E:)」の順にクリックします。
    書き込みたいすべてのファイルに対して、この操作を行います。

  8. 書き込みたいすべてのファイルが「ディスクに書き込む準備ができたファイル」に表示されたら、「ディスクに書き込む」をクリックします。

    「ディスクに書き込む」をクリック

  9. 「このディスクを準備します」と表示されます。
    「次へ」ボタンをクリックします。

    「次へ」をクリック

  10. 書き込みが開始されます。
    終わるまでしばらく待ちます。

    アドバイス
    書き込みには、時間がかかることがあります。

    書き込み中

  11. 書き込みが終わると、「ファイルはディスクへ正しく書き込まれました」と表示され、ディスクが排出されます。
    「完了」ボタンをクリックします。

    完了

  12. ディスクを取り出します。

以上で、データの書き込みは完了です。


ご参考

ディスクの内容を確認するには、「スタート」ボタン→「コンピュータ」の順にクリックし、ディスクの形をしたアイコンをクリックします。

ディスクの内容を確認する

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