Q&Aナンバー【2610-1620】更新日:2018年8月15日

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[Windows 8.1/8] システム構成で、問題のある項目を特定する方法を教えてください。

対象機種とOS
対象機種 すべて
対象OS
  • Windows 8.1
  • Windows 8

質問

システム構成で、問題のある項目を特定する方法を教えてください。

回答

システム構成で、常駐アプリケーションの状態の設定を変更し、問題のある項目を特定します。



ご案内

このQ&Aは、Windows 8.1/8 向けのものです。
他のOSをお使いの場合は、次のQ&Aをご覧ください。

Q&A システム構成ユーティリティ(システム設定ユーティリティ)で、問題のある項目を特定する方法を教えてください。


手順1常駐アプリケーションに原因があるかどうかを確認する

システム構成を起動して、常駐アプリケーションの動作をすべて無効にすることで、常駐アプリケーションが原因で問題が発生しているかどうかを確認できます。
手順は、次のとおりです。

ご注意

常駐アプリケーションとは、Windowsと同時に起動し、動作するアプリケーションです。
常駐アプリケーションの動作を無効にすると、一部のアプリケーションが動作しなくなることがあります。

特に、常駐アプリケーションには、セキュリティ対策ソフト(ウイルス対策ソフト)も含まれています。
このため、次の手順を行うと、パソコンが外部から保護されない状態になります。

手順を実施する前に、あらかじめ、LANケーブルを外したり、無線LANの機能を停止したりするなどし、外部からの侵入を防ぐことをお勧めします。

なお、常駐アプリケーションは、一時的に無効にしても、もう一度有効にすることで、再び動作します。


操作手順

お使いの環境によっては、表示される画面が異なります。

  1. 作業中のアプリケーションをすべて終了します。
    作成中のファイルがある場合は、ファイルを保存します。

  2. 画面の右下の角に、マウスポインターを移動します。

    右下の角にマウスポインターを移動

  3. チャームが表示されます。
    「検索」をクリックします。

    検索をクリック

  4. 画面の右側に「検索」が表示されます。
    入力欄に、次のとおり入力します。

    msconfig

    入力欄に「msconfig」と入力

    アドバイス

    Windows 8の場合、日本語入力で「msこんふぃg」と入力されても、変換する必要はありません。

    msconfigと入力

  5. 検索結果が表示されます。
    入力欄の下、または左に表示される「msconfig」をクリックします。

    検索結果(Windows 8.1)

    アドバイス

    「msこんふぃg」の検索結果に「msconfig」が表示されない場合は、【F10】キーを押して半角英字に変換してください。

    msconfigをクリック

  6. 「システム構成」が表示されます。
    「スタートアップ」タブをクリックします。

    スタートアップタブをクリック

  7. 「スタートアップ項目を管理するには、タスクマネージャーの [スタートアップ] を使用してください。」と表示されます。
    「タスクマネージャーを開く」をクリックします。

    タスクマネージャーを開くをクリック

  8. タスクマネージャーが起動して、常駐アプリケーションの一覧が表示されます。
    「状態」の一覧に「無効」と表示されている項目名を、メモに控えます。
    メモは、元の状態へ戻すときや原因を特定するときに使います。

    状態が無効の項目をメモに控える

  9. 項目名をメモに控えたら、「有効」と表示されている項目をクリックします。

    有効と表示されている項目名をクリック

  10. 「無効にする」ボタンをクリックします。

    無効にするボタンをクリック

    アドバイス

    設定を元に戻す場合は、有効にする項目をクリックし、「有効にする」ボタンをクリックします。

  11. 手順9.〜手順10.を繰り返し、すべての項目を無効にします。

  12. 「×」ボタンをクリックし、タスクマネージャーを終了します。

  13. 「システム構成」に戻ります。
    「サービス」タブをクリックします。

    サービスタブをクリック

  14. 「Microsoft のサービスをすべて隠す」をクリックし、チェックを付けます。

    Microsoft のサービスをすべて隠すをクリックしチェックをつける

  15. 常駐アプリケーションの一覧が表示されます。
    「サービス」欄に表示されている項目のうち、チェックが外れている項目名をメモに控えます。
    メモは、元の状態へ戻すときや原因を特定するときに使います。

    チェックが外れている項目名を控える

  16. 項目名をメモに控えたら、「すべて無効」ボタンをクリックします。

    すべて無効ボタンをクリック

    アドバイス

    設定を元に戻す場合は、「すべて有効」ボタンをクリックし、メモに控えた項目のチェックを外します。

  17. すべての項目のチェックが外れたことを確認します。

    すべてのチェックが外れたことを確認

  18. 「Softex OmniPass Cachedrv Service」が表示されている場合はクリックし、チェックを付けます。
    「Softex OmniPass Cachedrv Service」は表示されない機種もあります。
    表示されていない場合は、そのまま次の手順に進みます。

    ご注意

    • Softex OmniPass Cachedrv Service」が表示されている場合には、必ずチェックを付けてください。
      チェックが外れていると、以降Windows が起動しなくなります。


    • Softex」から始まる項目は、複数ある場合があります。
      「Softex OmniPass Cachedrv Service」と、他の項目を間違えないように注意してください。


    • 「FJAutoSignIn」のチェックを外すと、自動サインイン設定が使用できなくなります。
      自動サインイン設定をお使いの場合は、チェックを外すと、Windows にサインインするときに、パスワードの入力が必要になります。

    Softex OmniPass Cachedrv Serviceをクリックしチェックを付ける

  19. 「OK」ボタンをクリックします。

    OKボタンをクリック

  20. 「システム構成の変更を有効にするには、再起動が必要な場合があります。」と表示されます。
    「再起動」ボタンをクリックします。

    再起動ボタンをクリック

    パソコンが再起動します。

  21. パソコンが再起動したら、パソコンに問題が発生しているかどうかを確認します。

    • 問題が発生しない場合

      問題の原因を特定する」に進みます。

    • 問題が発生した場合

      常駐アプリケーションが原因である可能性は少なく、システム構成で原因は特定できません。
      常駐アプリケーションの設定は、手順1.〜手順20.を実施し、元の状態に戻します。

手順2問題の原因を特定する

常駐アプリケーションの動作をすべて無効にすると、問題が発生しないときは、常駐アプリケーションに原因がある可能性があります。

次の手順で、問題の原因となっている常駐アプリケーションを特定します。


操作手順

お使いの環境によっては、表示される画面が異なります。

  1. 画面の右下の角に、マウスポインターを移動します。

    右下の角にマウスポインターを移動

  2. チャームが表示されます。
    「検索」をクリックします。

    検索をクリック

  3. 画面の右側に「検索」が表示されます。
    入力欄に、次のとおり入力します。

    msconfig

    入力欄に「msconfig」と入力

    アドバイス

    Windows 8の場合、日本語入力で「msこんふぃg」と入力されても、変換する必要はありません。

    msconfigと入力

  4. 検索結果が表示されます。
    入力欄の下、または左に表示される「msconfig」をクリックします。

    検索結果(Windows 8.1)

    アドバイス

    「msこんふぃg」の検索結果に「msconfig」が表示されない場合は、【F10】キーを押して半角英字に変換してください。

    msconfigをクリック

  5. 「システム構成」が表示されます。
    「スタートアップ」タブをクリックします。

    スタートアップタブをクリック

  6. 「スタートアップ項目を管理するには、タスクマネージャーの [スタートアップ] を使用してください。」と表示されます。
    「タスクマネージャーを開く」をクリックします。

    タスクマネージャーを開くをクリック

  7. タスクマネージャーが起動します。
    スタートアップの項目をクリックします。

    アドバイス

    控えていたメモを元に、はじめから「状態」の欄が「無効」だった項目名をクリックしないように注意します。

    項目をクリック

  8. 「有効にする」ボタンをクリックします。

    有効にするボタンをクリック

  9. 手順7.〜手順8.を何回か繰り返し、3〜5個の項目が「有効」の状態にします。

  10. 「状態」の欄が「有効」の項目をメモに控えます。

  11. 「×」ボタンをクリックし、タスクマネージャーを終了します。

  12. 「OK」ボタンをクリックし、「システム構成」を閉じます。

    OKボタンをクリック

  13. 画面の右下の角に、マウスポインターを移動します。

    画面の右下にマウスポインターをあわせる

  14. チャームが表示されます。
    「設定」をクリックします。

    設定をクリック

  15. 「電源」→「再起動」の順にクリックします。

    電源→再起動の順にクリック

    パソコンが再起動します。

  16. パソコンが再起動したら、パソコンに問題が発生しているかどうかを確認します。

    • 問題が発生しない場合

      有効にした項目に問題はありません。
      手順1.〜手順15. を繰り返し、「状態」の欄が「有効」の項目を追加します。

      すべての項目を有効にしても、問題が発生しないときは、次の手順へ進みます。

    • 問題が発生した場合

      有効にした項目に、問題の原因となる常駐アプリケーションが含まれています。
      手順10.で控えたメモを元に、有効にした項目を無効にし、パソコンを再起動して原因の常駐アプリケーションを特定します。

      その他の動作に支障がないときは、無効にしたままお使いください。
      問題の対処方法や、特定した常駐アプリケーションのアンインストール方法などは、そのアプリケーションの提供元へお問い合わせください。

      「サービス」の項目は、次の手順で元に戻します。

  17. 画面の右下の角に、マウスポインターを移動します。

    右下の角にマウスポインターを移動

  18. チャームが表示されます。
    「検索」をクリックします。

    検索をクリック

  19. 画面の右側に「検索」が表示されます。
    入力欄に、次のとおり入力します。

    msconfig

    入力欄に「msconfig」と入力

    アドバイス

    Windows 8の場合、日本語入力で「msこんふぃg」と入力されても、変換する必要はありません。

    msconfigと入力

  20. 検索結果が表示されます。
    入力欄の下、または左に表示される「msconfig」をクリックします。

    検索結果(Windows 8.1)

    アドバイス

    「msこんふぃg」の検索結果に「msconfig」が表示されない場合は、【F10】キーを押して半角英字に変換してください。

    msconfigをクリック

  21. 「システム構成」が表示されます。
    「サービス」タブをクリックします。

    サービスタブをクリック

  22. 「Microsoft のサービスをすべて隠す」をクリックし、チェックを付けます。

    Microsoft のサービスをすべて隠すをクリックしチェックを付ける

  23. 「スタートアップ」の項目で、原因が特定できたかどうかで、操作が異なります。

    • 特定できなかった場合

      「サービス」欄の項目に、3個〜5個ずつチェックを付けます。
      控えていたメモを元に、はじめからチェックが外れていた項目名にチェックを付けないように注意します。

    • 特定できた場合

      控えたメモを参考に、「サービス」の設定を元に戻します。

    サービスの項目に3〜5個チェックを付ける
    (特定できなかった場合)

  24. 手順23.で、「サービス」欄の項目にチェックを付けた場合は、チェックを付けた項目名を、メモに控えます。

  25. 「OK」ボタンをクリックします。

    OKボタンをクリック

  26. 「システム構成の変更を有効にするには、再起動が必要な場合があります。」と表示されます。
    「再起動」ボタンをクリックします。

    再起動ボタンをクリック

    パソコンが再起動します。
    なお、「スタートアップ」の項目で原因が特定できている場合は、以降の手順は不要です。

  27. パソコンが再起動したら、パソコンに問題が発生しているかどうかを確認します。

    • 問題が発生しない場合

      チェックを付けた項目に問題はありません。
      手順17.〜手順26. を繰り返し、チェックを付ける項目を追加します。

    • 問題が発生した場合

      チェックを付けた項目に、問題の原因となる常駐アプリケーションが含まれています。
      手順24.で控えたメモを元に、チェックを付けた項目のチェックを1つずつ外し、パソコンを再起動して原因の常駐アプリケーションを特定します。

      その他の動作に支障がないときは、チェックを外したままお使いください。
      問題の対処方法や、特定した常駐アプリケーションのアンインストール方法などは、そのアプリケーションの提供元へお問い合わせください。

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