Q&Aナンバー【4104-4179】更新日:2012年8月31日
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[Windows 98 / Windows 95] 拡張カード(LANカード、SCSIカード)を取り付けましたが認識されません。
対象機種 | 2000年夏モデル、他・・・ |
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対象OS |
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質問
【症状例】
ブロードバンド(ADSL、CATV、光ファイバーなど)回線でインターネット接続をするために、LANカードを増設しても認識されません。
ハードディスクやMOドライブを接続するためにSCSIカードを増設しても認識されません。
回答
Windows 98、Windows 95を搭載しているすべての機種で確認が必要な対処方法と、特定の機種で確認が必要な対処方法とがあります。
まず、特定の機種の対処方法を行い、改善しない場合は、全機種共通の対処方法を行います。
弊社純正品以外を除く、周辺機器の増設手順やインストール手順、ご利用方法の不明点は、機器の提供元へお問い合わせください。
次の項目を順番に確認してください。
手順1特定の機種における対処方法
次の機種に該当する場合は、それぞれの場合に応じた対処方法を確認してください。
お使いのパソコンが特定機種に該当しない場合は、全機種共通の対処方法へ進みます。
FMV-BIBLOの一部機種をお使いの場合
Windows 98を搭載したFMV-BIBLO(USBデバイスがIntel82371AB/EBPCI to USB Universal Host Controllerを搭載している機種のみ)をお使いで、LANカードなどのPCMCIAカードが認識できない場合は、次のQ&Aをご覧になり、USBのリソース値を変更してください。
[Windows 98] PCカード増設後に電源が切れません。(新しいウィンドウで表示)
この対処方法は、Intel 82440MX PCI to USB Universal Host Controllerを搭載している機種(1999年冬モデルMFシリーズなど)は、該当しません。
USBデバイスの種類がご不明の場合は、デバイスマネージャを確認してください。
改善しない場合は、全機種共通の対処方法をご覧ください。
1998年夏モデル FMV-DESKPOWER Sシリーズをお使いの場合
パソコンの品名が「S VI」もしくは「S VII」で始まるFMV-DESKPOWERでは、拡張カードの増設後に問題が発生する場合があります。
詳しい対処方法は、次のQ&Aをご覧ください。
Windows98でSCSIカード+LANカードを増設後に起動しません(98夏SVI・SVII)(新しいウィンドウで表示)
改善しない場合は、全機種共通の対処方法をご覧ください。
1996年夏モデル以前の機種をお使いの場合
1996年夏モデル以前に発売された機種で、Windows 95のまま(OSR1)でお使いの場合は、IRQ(割り込み要求)の上限が機器15個分までであるため、IRQが不足して周辺機器を認識できない場合があります。
この場合は、使用していないいくつかの機能(モデムやサウンドカードなど)を、デバイスマネージャで「使用不可」に設定することで、周辺機器が認識できることがあります。
また、取り外しが可能な周辺機器(プリンタやスキャナ、外付けのCDドライブなど)をお使いの場合は、これらの機器を取り外すことで、拡張カードが使用できる可能性があります。
改善しない場合は、全機種共通の対処方法をご覧ください。
手順2全機種共通の対処方法
全機種共通の対処方法です。
次の項目を順番に確認してください。
拡張カードの対応OSを確認する
お使いのパソコンのOSに対応していない拡張カードでは、動作に問題が発生することがあります。
また、正しくドライバがインストールされないと、他の機器にも影響することがあります。
対応OSが適切であるかどうか、OSに対応したドライバがインストールされているかどうかを確認してください。
デバイスマネージャの表示を確認する
次の手順で、デバイスマネージャでの表示を確認します。
「マイコンピュータ」を右クリックし、表示されるメニューから「プロパティ」をクリックします。
「デバイスマネージャ」タブをクリックします。
「ネットワークアダプタ」の「+」をクリックします(LANカードの場合。他の機器である場合はそれぞれ当てはまる項目をクリックします)。
次の点を確認します。取り付けた(インストールした)機器名が正しく表示されているかどうか
!マークなどがついていないかどうか
表示がなかったり、機器名とは別の名前でインストールされていたり、!マークがついている場合は、拡張カードが正しく認識されていない可能性があります。
拡張カードに添付されているマニュアルなどをご覧になり、ドライバを再度インストールしてください。
他の周辺機器や、パソコン本体の内蔵機能とのリソースの競合によって、拡張カードが正しく認識できない場合があります。
その場合は、拡張カードのリソース値を手動で変更する必要があります。
リソース値の変更方法は、拡張カードのマニュアルをご覧いただくか、提供元へお問い合わせください。
拡張カードのプラグアンドプレイ(PnP)対応を確認する
プラグアンドプレイ(PnP)に対応していない拡張カードを使用する場合は、パソコン本体のBIOSセットアップで、「プラグアンドプレイ対応OS(英語表示では"Plug and Play OS")」項目を「いいえ(またはNo)」に変更することで、認識できる場合があります。
BIOSセットアップの設定方法は、次のQ&Aをご覧ください。
BIOSセットアップを設定する方法を教えてください。(新しいウィンドウで表示)
ドライバ情報データベースを削除する
拡張カードなどの周辺機器の情報は、ドライバ情報データベースとして、パソコン内に保存されています。
このデータベースのファイルに問題が発生している場合、新しい機器が正しく認識されない場合があります。
1999年冬モデル〜2000年夏モデルには、データベースの問題を解決するためのアプリケーションとして、「FM一発修正」がインストールされています。
次のQ&Aをご覧になり、「FM一発修正」を実行してください。
[FM一発修正] FM一発修正の使い方を教えてください。(新しいウィンドウで表示)
FM一発修正を行っても、拡張カードが認識されない場合は、手動でドライバ情報データベースの一時ファイル(ドライバキャッシュ)を削除することで改善する可能性があります。
詳しい操作手順は、次のQ&Aをご覧ください。
ドライバキャッシュの削除方法を教えてください。(新しいウィンドウで表示)