データ管理が苦手な私には、「ノート一覧」表示が大活躍!

「陽転思考」「本番力」「カセギスキル」といった独自のキーワードをベースに、売上向上専門のビジネスコンサルタントや、即日満席になる人気セミナーの講師として活躍している和田裕美さん。

かつて営業職として入社した外資系教育会社では、プレゼン契約率98パーセントを誇り、世界142か国中2位の成績を収めた経歴も持つ。そんな伝説的なキャリアの持ち主でもある彼女は、意外にも“デジタル”よりも“アナログ”、かつ“手書き派”だという。

「ノートパソコンを持ち歩いてはいますが、アナログ脳のせいかキーボードでメモを取るのは苦手。“手で書く派”なんです。『クアデルノ』はデジタルツールでありながら、そんなアナログ派の私とも親和性が高いのが魅力。本物の紙に書いているかのような書き心地で快適に使えます。

特に気に入っているのが、いつ書いたメモなのか日付けと一緒に保存されること。ノートの空いているスペースやたまたまあった紙にメモを取ってしまい、“あれどこに書いたっけ…”ってなることがありませんか? でも『クアデルノ』は、『ノート一覧』を開くと各ノートの1ページ目の画像が並び、それぞれのノートの更新日も表示されるので、ほしい情報をすぐに見つけられます。これは紙のノートではできません」

活用法01

「ノート一覧」をサムネイルとして使うと目的のメモがすぐに見つかる

↑「ノート一覧」の画面では、クアデルノで作成したノートをサムネイル形式で確認できる。各トップページが表示されるので内容がひと目でわかり、わざわざファイル名を付けないようなアイデアメモでも、探す手間がかからない。

「ノート一覧」画面をサムネイルとして活用する、ユニークながらも画期的なアイデアだ。また、これによってデータ管理の負担も減るという。

「『クアデルノ』で新規作成したノートはファイル名を初期設定のまま使っています(※)。データ整理が得意な方はひとつひとつ名前を変更して、さらにフォルダ分けして管理するのでしょうが、私には思いついたアイデアやインスピレーションを一箇所に放り込んでおくほうがラク(笑)。

さっきお話しした『ノート一覧』画面のおかげで、名前を変更したり整理したりしなくても、サムネイルと日付で何を書いたノートなのかがわかるので、全然困らないんです」

※新規ノートを作成すると、ファイル名は「ノートの種類_ノート作成日」に設定される
 (例:「大学ノート_20201001」「方眼ノート_20201001」)

手書き文字の温かみがコミュニケーションツールに

ビジネスシーンでのメモに加え、自身が講師を務めるセミナーの参加者とのコミュニケーションにも「クアデルノ」が役立っているという。

「参加者にワードファイルなどで課題を提出していただくんですが、それを添削するときに『クアデルノ』を使っています。赤字と一緒にコメントを入れて、最後にサインを入れるのが私流。ワードのコメント機能などを使えばパソコンでも添削作業はできますが、手書き文字のほうが温かい。自分の手で書いて感謝の気持ちを伝えることを大切にしたいんです。『クアデルノ』ならスキャナーなしでそれができるし、メール添付で簡単に共有できて便利です」

手書きの文字で感謝の気持ちや言葉をしっかりと伝える。営業職に限らず、ビジネスパーソンならぜひ参考にしたい心構えだ。

活用法02

提出物を手書きで添削し、末尾にサインを入れる

↑セミナーの参加者が作成した資料の添削例。和田さんの手書きコメントが入ることで、参加者にとっても特別なものになる。「感謝の気持ちはやっぱり手書きのほうが伝わる気がします。それにキーボードではサインを打ち込むことはできませんから」(和田さん)

「最近は、オンラインセミナーや動画の配信も増えてきました。以前は要点を書き込んだスケッチブックをカメラに見せながら話していたんですが、最近は『クアデルノ』がその役割を務めてくれます。

『クアデルノ』なら書き間違えてもきれいに修正できますし、話しながらリアルタイムで書き換えられるのでライブ感も出しやすい。また画面がマットな質感なので、ホワイトボードのように“画面が反射して見えにくい”なんていうことが起きにくいのも良いですね」

活用法03

オンラインセミナーや動画配信でスケッチブック代わりに使う

↑オンラインセミナーで「陽転思考」を説明する際に使用したイラスト。これまではスケッチブックに書いていたが、クアデルノにすることで「顔の表情だけを消す→書き換える」が可能になった。「スケッチブックの消費があまりに早かったので助かりました(笑)。オンラインセミナーが時代の主流になっても、アナログの良さはうまく盛り込んできいきたいですね」(和田さん)

メモは「忘れないため」ではなく、「忘れるため」のもの

最後に和田さんにとって「クアデルノ」とは何かと聞いてみたら、“記憶のしっぽをまとめておける場所”という不思議な答えが返ってきた。

「いまって情報があふれている時代ですよね。でも私たちの脳には容量があるから、不要な情報を消してクリーンアップしていかないと新しいことが入ってきません。だからメモは “忘れないため”ではなく、“忘れるため”のもの。脳に“忘れても平気だよ”って言ってあげるためのものなんだと思います。

そしてあとで思い出すときの糸口になる、“記憶のしっぽ”のようなものでもあります。『クアデルノ』はそんな“記憶のしっぽをまとめておける場所”。『クアデルノ』にアクセスすれば、そこにちゃんとメモがあるという安心感があるんですよね。軽くて持ち運びやすいので、“あのメモ置いて来ちゃった~!”なんてこともありませんし。実は以前パソコンとタブレットの2台持ちにチャレンジして挫折したことがあるんですが、この軽さなら持ち歩くのがまったく苦ではありません。

パソコンをデジタル脳と捉えている私にとって、『クアデルノ』を持つことは自分の頭に“もうひとつアナログ脳を外付けできちゃった!”という感覚でもありますね」