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  1.  
FMV開発者ストーリー
富士通がおすすめするMicrosoft® Windows® XP
vol.1 コンセプト
vol.1 コンセプト 「離れて使ってこそ楽しめるパソコン」を作りたかった
vol.2 デザイン 「お客様の生活空間」を想定すると、あるべき形が見えてきた
vol.3 使いやすさ 「ビデオも写真も音楽もリモコンひとつで」手軽に楽しんでほしい
vol.4 画質(ディスプレイ) 「映像の切れと美しさ、そして目への優しさ」にこだわった
vol.5 音質(スピーカー) 「そのままの音」が持つ迫力を、楽しんでほしい
Tシリーズ イメージ写真
「離れて使ってこそ楽しめるパソコン」を作りたかった
大画面シアタースタイルPCとして登場したFMV-DESKPOWER(デスクパワー)Tシリーズ。製品が斬新であるが故に、その開発に携わる人々には、今までのパソコンにはない新しい発想や技術が要求されました。
「FMV 開発者ストーリー」では、FMV-DESKPOWER(デスクパワー)Tシリーズを開発した人たちの様々な思いやこだわりを、連載でご紹介していきます。
まず第1回は、Tシリーズの基本的なコンセプトについて、技術部門の三笠氏と、マーケティング部門の中礒氏にお話を聞きました。
FMV DESKPOWER(デスクパワー)Tシリーズ 開発者、三笠泰弘氏の写真FMV DESKPOWER(デスクパワー)Tシリーズ 開発者、中礒孝之氏の写真
「『見る、録る、残す』を楽しんでもらう」のコンセプトはどこから?
三笠 「私たち2人はどちらかというと、開発プロジェクト全体の流れを管理するような立場にあるんですが、開発者全員に徹底したのは、ともかく『パソコンメーカーのアタマで考えるのはやめよう!』ということ。Tシリーズの開発において目指したのは、機能盛り沢山の高性能パソコンじゃなく、映像や音楽で生活にエンターテインメントを提供するものを作ることでした。そのために何が必要かと考えると、やっぱり根本的なアタマの切り替え。お客様がパソコンに対してではなく、テレビやDVDレコーダーに求めているものは何か、それを柔軟なアタマで考えなきゃいけない、という強い意識を、開発者同士が共有することが重要だったんです。うーん、ある意味『パソコンでありながら、パソコンでないもの』を作りたかった、ともいえますね。」
中礒 「自分自身も、家電、特に液晶テレビはずいぶん研究しましたね。デザインや使い勝手はもちろん、梱包のような細かいところまで。お店で液晶テレビの箱を探して、『あぁ、取っ手はこの位置に1組だけ付けて、1人でも持てるようにしてあるのか、これはパソコンメーカーにはわからないなあ』なんて感心させられたこともありました。」
三笠 「一方、私たちの仕事のひとつに、いわゆる技術的なトレンドウォッチというのがあるんです。2003年の時点で業界の流れを調査したところ、大型液晶のパネルがぐっと普及し、部材も入手しやすくなってきていた。そこで、コレを使わない手はないぞ、と。じゃあ大画面にして、テレビや映画を楽しむのがメインのパソコンにしたらどうだろう、だったらもうデスクの前でではなく、テレビみたいに離れて見たほうが楽しめるんじゃないか、と発想が進んで。結果、22型ワイド液晶の採用となったわけです。シリーズの名称も、当初は『17型ワイド液晶一体型のLシリーズより大きいから、XLシリーズにするか』なんて冗談もあったんですけど。結局、テレビ(Television)やシアター(Theater)をイメージした『Tシリーズ』に落ち着きましたね。」
中礒 「ともかく、楽しめるものを作りたかった。テレビやDVDを見て楽しい、ビデオを録っても楽しい、撮った映像やデジタルカメラ写真を保存し、それを再生してもまた楽しい、これに徹底してこだわりました。『見る、録る、残す』は、こういった開発コンセプトをきわめて端的に、歯切れよく表しているキャッチフレーズですね。」
三笠 「開発の参考とするために、様々な液晶テレビ、DVDレコーダー、パソコンなどを毎日とことん使ってみる、というのも私たちの仕事ですが、それで何を判断しているかというと、とにかく『使っていて楽しいかどうか』の1点のみ。自分たちが楽しめないものは、お客様も楽しいはずが無いじゃないですか。楽しいということは何なのか、を探しに会社に来ているなんて、贅沢だと言われそうな気もしますけど。」
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開発における、「こだわり」のポイントは何ですか?
大画面22型ワイド液晶新シリーズ Tシリーズ
中礒 「Tシリーズは『見る、録る、残す』を楽しめるパソコン、というコンセプトのもと、開発者の様々なこだわりが結集したものですが、その中でも次の4つには徹底的にこだわりました。」

22型大型液晶の写真
「まずはデザイン。テレビとして楽しむからには、リビングに置かれる可能性が大きいですよね。それがいかにもパソコンというデザインでは、やっぱり違和感がある。ですからインテリアとしてもカッコいい、高級家電を感じさせるデザインを目指しました。(詳細はvol.2で公開)」
 
「2つ目は使いやすさ。たとえばソファで寝転んで音楽を楽しむ、そんなときにキーボードやマウスを使っていては、リラックスできないですよね?ですから、リモコンひとつで音楽や写真、映像などのデータを選択・再生できる、MyMedia(マイメディア)というソフトを搭載しました。ただ、実際にはこのリモコン操作部分の仕様決定が、一番てこずりましたね。(詳細はvol.3で公開)」 MyMediaの操作画面の写真

体験版デモはこちら
三笠
「3つ目は画質です。綺麗に見えないと楽しくないのは当然。たとえばサッカーの試合を大画面の迫力で見ていても、ボールの軌道がスーっと残像として見えている、なんてキレの悪い画像じゃ興醒めですよね。スパッとキレのいい、クッキリ綺麗な画像、っていうのは絶対条件でした。実は、製品化したのはこれが業界初、という技術も使っているんですよ。(詳細はvol.4で公開)」 クッキリ綺麗な画像とキレの悪い画像のイメージ写真
 
「4つ目は音質。たとえば映画の爆発シーンで、ドーンと腹に響く音が出てなきゃつまらないだろう、ということで。ちょっと贅沢じゃないか、という意見もあったのですが、ここは思いきってサブ・ウーファー(重低音用スピーカー)を搭載しました。デスクトップパソコンにサブ・ウーファーというのは当社では初めてでしたから、現場はかなり試行錯誤していましたけど。(詳細はvol.5で公開)」
中礒 「私たちは常に、『こだわりとは、決して開発者が自己満足を目指すものではなく、お客様の立場になって考えぬき、作り上げることだ』と胆に銘じて開発を進めてきました。だからこそ、Tシリーズは必ずお客様にご満足いただける、という自信があります。ぜひ一度、実際に見て・聴いて・使ってみて、私たちの『こだわり』を感じていただけると嬉しいです。」
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