澤口 |
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「まず大前提として、パソコンをデザインするにあたっては、機能や構造に関する要件を満たしながら、いかに優れたデザインを実現するかが大きなテーマなんです。特にモバイルパソコンにおいては、技術部門との密接な連携が欠かせません。」
「パッと見た目パソコンのデザインって、あまり変化がないように見えるかもしれませんが、実はかなり、時代によって傾向が変わっているんです。ここ最近は、形より『色のイメージ』が重視される傾向にありますね。私たちも、この夏は、『お客様が持ち歩いて、カッコイイ色』へのこだわりをデザインの起点としました。それが、白と黒の2色のモデル、となったわけです。」
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内田 |
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「まず白モデルについて、カッコイイと思われるシチュエーションを考えました。モバイルと言うと、やはり男性のイメージが強いですけど、私がイメージしたのは、『同性から見ても憧れるカッコイイ女性が、LOOXを小脇にかかえて颯爽と歩いている』というシーンでしたね。そんなシーンが似合うパソコンにしたかったんです。」 |
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澤口 |
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「やっぱり、LOOXは持ち歩くことを大前提としていますから、内田も、このイメージがわりと自然に出てきたんじゃないでしょうか。一口に白と言っても、さまざまなバリエーションがありますが、カジュアルな軽い白ではなく、大人のトーンと質感を持つ白、を目指しました。」 |
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内田 |
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「黒モデルのほうは、『時代の最先端を行くビジネスパーソンが、バリバリ使いこなす』というイメージでしょうか。」
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試作モデル |
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試作モデル |
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澤口 |
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「LOOXは、持ち歩くお客様のセンスをアピールするタイプのパソコンであり、FMVシリーズの中でも特に、デザイン性を重視しています。だからデザイナーとしては、新しいことにチャレンジしやすいし、デザインの自由度も高いんですね。デザイン部門の中でも、『LOOXをやりたい!』という人は多いんですよ。」 |
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内田 |
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「私はデザインの仕事を始めて4年程ですが、以前から『私が使うならライトカラーのノートパソコンがいいな』と思っていました。今回の白モデルでは、その念願がかなって嬉しかったですね。ぜひ多くのお客様に、この白と黒のLOOXを実際に手にとって、見ていただきたいと思っています。」 |
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