INTERTOPCX310を広げながら、私はさっきまで一緒だったS氏との会話を思い出していた。 今度のCX310は、前のモデルと同じくチタンボディだ。 色合いはややシルバー寄りだが、最近流行りのいわゆる「銀パソ」とも少し違っている。 そこで、私はメールの環境設定を全く行っていなかった事に気付いた。 せっかくだから新しいCX310でメールを確認したいではないか。 そこで急きょ私はCX300（つまり今まで使っていた方）を広げて、設定を始めることに。 ややまわりの視線が気になる。 うぅーむ、そんなにじろじろ見なくても良いのでは？ さすがにINTERTOP2台を広げていると「なんじゃあいつは」と思われても仕方がないかもしれないが.... 今回のINTERTOPは、細かいレベルでいくつかエンハンスがあったようである。 特にモバイルスイートは、操作性の向上につとめられているようである。 まだ手元にはないが、USBのマウスを使えば「INTERTOPでマウス」という新しい使い方もできるだろう。 画面をタッチするのも悪くはないのだが、マウスが使えるとそれはそれで便利だ。 最近はUSB対応のモバイル向け外部記録媒体もあるので、それを使うのも良いかもしれない。 私は少しシルバーになった新しいINTERTOP CX310を見ながら、メールの環境設定を終了した。 よし、これが今日から私のメインマシンだ。 さっそくメールを送受信してみる。 と、S氏からのメールが届いていた。 S氏 「今日はお疲れ様でした、せっかく新しいマシンをお貸しするので、次回のレポートでは前の機種を違うところを調べてみて下さい」 うぅむ、これは難しい問題である。 今まではなんとなく使っていたので、具体的にどこか変わったところと言われても難しいかもしれない.... とりあえず私は、2台のINTERTOP達を抱えて、機上の人となったのである。

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