[登録日:1998年12月24日]
PersonalIntelligenceManager V1.1L10 U001
本アップデートパックは、「PersonalIntelligenceManager V1.1L10」に対するプログラムの修正差分です。
対応機種
PersonalIntelligenceManager V1.1 L10の動作保証機種
※本アップデートを実施するには、あらかじめコンピュータにPersonalIntelligence Mangager V1.1L10 がインストールされている必要があります。
ご使用の PersonalIntelligenceMangaer のバージョンは、[ヘルプ]-[バージョン情報]メニューで確認できます。
アップデートの対象
PersonalIntelligenceManager V1.1 L10 FMVシリーズ 98年冬モデルにバンドルされているPersonalIntelligenceMangaer
修正項目
- [全体]Windows(R) 95またはWindows(R) 98で、複数のユーザで同じマシーンを使用し、ユーザごとに異なる環境で当製品を使用するとき、ある人のデータベースに設定したデータが別の人のデータベースにも設定されてしまうのを修正した。
- [予定表]1週間/1日表示形式で開始時刻・終了時刻が目盛りに一致していないとき、開始/終了時刻のどちらかをドラッグして変更すると一方も無理矢理目盛りに一致させられてしまうのを修正した。
- [予定表]1週間/1日表示形式で開始時刻・終了時刻をドラッグして変更中に右クリックメニューを表示するとアプリケーションエラーが発生していたが、右クリックメニューが表示されないように修正した。
- [住所録・オーナー情報]生年月日の年号を切り替える時、ありえない組み合わせ(例えば西暦1998年を大正に切り替えるなど)を選択するとエラーメッセージが表示されるが、その後正しい組み合わせを選択してもエラーメッセージが表示されてしまうのを修正した。
- [住所録]新規作成ダイアログでタイトルを入力した後に姓/名/会社を入力すると、それがタイトルに反映されてしまい、入力済のタイトルがクリアされてしまうのを修正した。
- [住所録]郵便番号辞書機能を用いて郵便番号を基に住所を自動入力する際、番地フィールドに事前に入力しておいたデータが無条件にクリアされてしまっていたのを修正した。
- [住所録]表示形式を個人表示形式に切り替えた時や、シークレット設定やフィルター設定を行った時、インデックスバーの前後ボタン、または左右矢印キーでインジケータのつまみが正常に移動しない場合があるのを修正した。
- [表形式]先頭の項目(リストの一番左側の項目)で表示項目の並べ替えを行っているとき、その項目を[列非表示]にすると画面描画がおかしくなってしまう場合があったのを修正した。
- [ダイアログ]Windows(R) 95の初期のバージョンで使用している場合、他形式の読み込みダイアログや宛名印刷の用紙設定ダイアログで文字化け等の不具合が発生していたのを修正した。
- [シークレット]シークレットパスワードが設定されていても、シークレットフラグが指定されているデータが他形式で保存したり、宛名印刷で印刷できてしまっていたのを修正した。(シークレット情報の表示方法で「表示」が設定されている場合はそれらを行うことができ、「代替文字表示」/「非表示」が設定されている場合は、それらが行えないようにした)
- [他形式の読み込み/保存]優先度に「特」を設定したToDoデータを、移出し、再度移入すると優先度が「標準」になってしまうのを修正した。
- [カスタマイズ情報移出入]レイアウト名にファイル名として使用できない文字(/など)が含まれていると移出時にエラーとなるが、その際に表示されるメッセージを何が原因であるかが判りやすいものに修正した。
- [データバックアップ]バックアップしたデータファイルをPIMで参照したとき、シークレットフラグを設定したデータの内容が無条件に表示されてしまうのを修正した。
- [カスタマイズ情報移出入]Windows(R) 95/98で使用している場合、レイアウト情報の移出先に各ドライブのルートフォルダを指定するとエラーメッセージが表示されてしまい、移出できなかったのを修正した。
- [印刷]WindowsNTで使用している場合、2ページ目以降が印刷されない不具合を修正した。
- [宛名印刷]宛名印刷を最後に起動した日時以降、データベースファイルのサイズが小さくならない不具合を修正した。
- [宛名印刷]はがきの種類に「私製はがき」を追加し、「私製はがき」以外はカスタマバーコードが印刷できないようにした。(それ以外のはがきでは料金の割引の対象とならないため)
- [宛名印刷]用紙設定でタックシールが選択されているとき、正しい住所が入力されているのにカスタマバーコードが印刷されない、また不当な住所が入力されているのにカスタマバーコードが印刷されてしまう不具合を修正した。
ご使用方法
- フォーマット済のフロッピィディスクを3枚用意してください。また自己解凍ファイルをダウンロードするためのフォルダ(C:\temp等)をハードディスクに用意してください。
- ドライバの自己解凍圧縮ファイル(PIM1011.EXE、PIM1012.EXE、PIM1013.EXE)を、ハードディスクのフォルダにダウンロードします。
DISK1[PIM1011.EXE(1,334,386 Byte)]
DISK2[PIM1012.EXE(1,456,475 Byte)]
DISK3[PIM1013.EXE(225,086 Byte)]
- まずDISK1から作成します。ドライブ A:に上記1.で用意したフロッピィディスクをセットし、MS-DOSプロンプトのコマンドラインから次のように入力して、ダウンロードしたファイルをフロッピィディスクに解凍します。
- C:\WINDOWS> A: (カレントドライブを A: にします。)
- A:\> [drive:][\path]\pim1011.exe
- [drive:] はダウンロードしたファイルを格納したドライブ名(c:等)
- [\path] はダウンロードしたファイルを格納したフォルダ名(\temp等)
例) C:\tempをダウンロード先に指定した場合
- C:\WINDOWS> A:
- A:\> C:\temp\pim1011.exe
これで1枚目のディスクが作成されます。フロッピィディスクを抜いてください。
- フロッピィを入れ換えて、同様に2枚目(DISK2)以降も作成してください。
例) C:\tempをダウンロード先に指定した場合
- [DISK2の場合] A:\> C:\pim1012.exe
- [DISK3の場合] A:\> C:\pim1013.exe
- 以上の操作で「PersonalIntelligenceManager V1.1L10 U001」のドライバディスク作成されます。フロッピィディスクを抜いてください。
各モジュールの説明
- README.TXT・・・実施時の留意事項
- UPDATE.TXT・・・障害修正内容一覧
- SETUP.EXE・・・・修正適用コマンド
- 修正ファイル・・・・・・・修正モジュール自身
インストール方法
インストール方法は、DISK1〜3を作成したのち、DISK1内の「README.TXT」に従ってインストールを行ってください。
注意事項
- アップデートパックで提供される修正ファイルは全て適用してください。(修正ファイルを選択実施しないでください。動作保証ができません。)
- 適用システムに「固有の修正」を適用している場合は、アップデートパックは実施しないでください。実施する場合は事前に「固有の修正」を入手した部門にアップデートパックの適用可否についてご確認をお願いします。
- アップデート完了後の「PersonalIntelligenceManager」のバージョンは、「V1.1 L10A」になります。
- 何らかの理由でアップデート中にトラブルが発生し、アップデートが正常に完了しなかった場合、Windowsのコントロールパネルにある「アプリケーションの追加 と削除」コマンドから「PersonalIntelligenceManager」を削除し、製品 CD-ROMから PersonalIntelligenceManager をインストールしてください。その後、再度アップデートを行ってください。
- V1.1L10 の製品に添付されているマニュアル(B3WW-4021-01)の記述に間違いがありました。アップデートパック適用後、PersonalIntelligenceManagerのインストール先フォルダ内にあるMANUAL.TXTに正誤表を記述しましたのでご一読ください。
※アップデートパック適用後、PersonalIntelligenceManager のインストール先フォルダ内にあるNOTE.TXT内に記載されている追加留意事項も合わせてご一読願います。
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