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富士通

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あったかい心がつまった「らくらく本」ができました。

心温まるエピソードのご紹介

カミさんの楽楽奔

「携帯買おうかな!」何か考え事をしていたカミさんがポツリと言った。「入院した○ちゃんとメールしたいの?」と聞くと、「私にも出来るよね?」と恥ずかしそうにつぶやいた。自他共に認めるアナログ人間のカーさんである。子供達と相談の上、「これなら母さんにも使える!」と「らくらくホン」を買ってあげた。早速、かたわらの娘に教わりながらこちょこちょ始め、しばらくするとメールが届いた。『私、簡単だね。ありがとう』と、漢字まで使って記されている。あれ以来、我が家のカミ様の首に掛けられた「らくらくホン」から響いた、♪「メールだよ!メールだよ!」との可愛いコールは、『明日の午後、退院します』の嬉しい知らせ……。善は急げと駆けつけて、「写しますよ〜。はい、ポーズ!」♪「パシャ!」「らくらくホン!」は、正に「楽楽奔」であるようだ。

出爺亀慶対さん 60代