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富士通

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あったかい心がつまった「らくらく本」ができました。

心温まるエピソードのご紹介

母の一大事

ある夜の事、リビングでテレビを見ていると私の携帯が鳴りました。なんと発信者は「母」。さっきまで一緒にいたはずの母がどうして?おそるおそる出てみるともじもじした声で「もしもし、私です、2階に来て」と母からの電話。そのまま2階へ直行、しかし母の姿なし!「もしもしどこにいるの?」との問いかけに「ベランダよ」との返事。部屋のシャッターは閉まっているのに?と思いながら開けてみると確かにそこには母がいたのです。シャッターを閉めようとしたが、なかなか閉まらずベランダに出て閉めたらなんと自分が締め出されてしまったそうです。外からは全く開く気配無く困り果てたあげく、肌身離さず持っていたらくらくホンに気づき、助けを求めて掛けてきたとの事でした。散歩が日課の為、歩数計付携帯はいつもポケットに持っていたのです。今でもその話になると「あの時携帯が無かったらどうなってたかしら、あって良かった」と口癖のように言っています。

恭子姫さん 40代