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富士通

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あったかい心がつまった「らくらく本」ができました。

心温まるエピソードのご紹介

時計代わりのらくらくホン

実家の父は目が見えません。以前少し見えていました。文字盤の大きい液晶のはっきりしている腕時計を探して来て欲しい。家の時計のどれもがもう見えないから、今何時かわからなくて不自由している。そう言った父は不自由だけでなく、見えなくなる日を考えると不安だったのかもしれません。あっちこっち探し回りましたが、父の希望する時計にめぐり会えません。そんな時です。私の携帯電話を買い替えようとドコモショップに出掛けた時に「らくらくホン」を見つけました。時間を音声で知らせてくれる。いつも身につけていられる。「これだ」っと、早速父にプレゼントしました。父は本当に喜んで何度も時間を聞いていました。「2番が美恵子やな」あの日の笑顔は最高でした。見えないからメールはできないけど、メールを読み上げてくれれば寂しい思いをさせないですむのにと、考えてしまいます。欲張りかな?

ミエコさん 40代