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富士通

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あったかい心がつまった「らくらく本」ができました。

心温まるエピソードのご紹介

母からの定期便

ピーピーと着信メールのお知らせが鳴る。毎日、午後4時から6時までの間に自動的に送られてくる定期便だ。メールを開いてみる。歩数7847歩。昨日の母の歩数だ。「私より歩いているな。昨日は水曜日だからレクダンスの教室かな?」と考える。歩数が多いと安心する。逆に少ない時は心配になり電話する。「昨日は天気が悪かったからどこにも出なかったの」と元気な母の声を聞いて安心する。昨年の敬老の日に、離れて1人で暮らしている82歳の母に「らくらくホン」をプレゼントした。毎日送られてくる歩数は、母の健康や生活の様子をそっと私に伝えてくれる。そして、更にうれしいことは、母自身がメールを送ってくれること。母は孫に教えてもらったメールを上手に使いこなし、近況報告や時に娘の私や孫達が落ち込んだ時にはメールで励ましてもくれる。今や家族の大事なコミュニケーションの手段になっている。

田辺 和子さん 50代