関西に単身赴任したときに、らくらくホンのカメラを健康維持に役立てた。きつねうどんとご飯のセットメニューに感じた違和感もすぐさま消し飛び、体重はみるみる右肩上がり。健康診断で立派なメタボと認定され、血圧や尿酸値も危険水域。油や塩分を控えるには外食を減らせばよいとは十分承知しているが、平日は自炊の時間がない。単身赴任歴十数年の先輩を見習って食事を記録して栄養のバランスを取ろうと考えた。

ところが、さて食べようかというときにおもむろに手帳を取り出すのはいかにも億劫。そこで、携帯でまず一枚写す。あえて構図には凝らない。直近の画像を見て、野菜不足だなとなれば野菜炒めのある店に行く。一週間ほどの画像を見直して麺類の頻度が多すぎれば店を変える。生活習慣病にならずに3年間を乗り切ることができた。

メタ坊さん 50代

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