神奈川の息子夫婦の家から夕刻我が家へ帰ろうとしたときのこと、「この時間では座れないかも、特急列車にしたらどうですか」とお嫁さんが言ってくれた。足の悪い私への思いやり、うれしかったけれど丁度良いのが取れるかしらと思案していると「ハイ、予約出来ました。一号車9Aですからね、お母さんのケータイに送っておきましたから。」と言う。驚いて聞くとケータイから特急券の予約をして既に料金精算もした、特急券の代わりにケータイ画面を見せれば良いとの話。ケータイ画面が特急券だなんて！ほとんど家に居る主婦にはぜいたくだとためらいながらも持つことにしたケータイ。お嫁さんのようには使いこなせないけど、難しいやり方は判らなくても取ってもらい、送ってもらうことは出来る。お嫁さんとケータイに感謝しつつ家に戻った。

らくらく花子さん 60代

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