● 電源切断機能の設定

Windows NT 4.0 上で電源切断(Windows終了後に自動的に電源を切断する)機能をお使いになりたい場合は、Windows NT 4.0 Service Pack 4, 5 または 6aのインストール後に、電源切断機能の設定を行う必要があります。

Windows NT4.0をインストールする前に、電源切断用HALのバックアップディスク(ドライバディスク for Windows NT(R) 4.0)を作成してください。

ドライバディスク for Windows NT(R) 4.0

作成したバックアップディスクを使い、以下の手順に従って組み込みを行ってください。

電源切断用HALをインストールする

  1. Windows NT 4.0を起動します。
  2. コマンドプロンプトを開きます。
  3. システムがインストールされているドライブ(C:など)に移動します。
    例: c:[ENTER]
  4. HAL.DLLがインストールされているディレクトリ、
    %SystemRoot%(デフォルトでは\winnt)\system32に移動します。
    例: cd \winnt\system32[ENTER]
  5. 既存の hal.dll のバックアップをとります。
    例: copy hal.dll hal.org
  6. ドライバディスク for Windows NT(R) 4.0内の halfmv1.dll を hal.dll と言う名前でコピーします。
    例: copy a:\halfmv1.dll hal.dll
  7. コピー終了後、シャットダウンし、Windows NT 4.0を再起動します。

シャットダウン時に電源切断を選択できるようにする

シャットダウン時の電源切断機能を有効にするために、電源切断用HALのインストール 終了後に次の操作を行ってください。

重要


レジストリの変更時に誤った設定を行うと、システムが起動できなくなることがあります。
変更するときは、充分に注意してください。 


  1. Windows NT 4.0を起動し、管理者権限をもったユーザーアカウントでログオンします。
  2. 「スタート」ボタンをクリックし、「ファイル名を指定して実行」をクリックします。
  3. 「名前」ボックスに次のように入力し、「OK」をクリックします。
  4. regedt32

    「レジストリエディタ」ウィンドウが表示されます。

  5. 「ローカルマシン上のHKEY_LOCAL_MACHINE」ウィンドウをアクティブにし、以下のレジストリキーに移動します。
  6. \\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\WindowsNT\CurrentVersion\Winlogon

  7. 「PowerdownAfterShutdown」をダブルクリックします。
    「文字列エディタ」ウィンドウが表示されます。
  8. 「文字列」に「1」を入力し、「OK」をクリックします。
  9. 「レジストリ」メニューをクリックし、「レジストリエディタの終了」をクリックします。
    設定した内容はすぐに反映されます。再起動する必要はありません。