電源切断機能の設定
Windows NT 4.0 上で電源切断(Windows終了後に自動的に電源を切断する)機能をお使いになりたい場合は、Windows
NT 4.0 Service Pack 4, 5 または 6aのインストール後に、電源切断機能の設定を行う必要があります。
Windows NT4.0をインストールする前に、電源切断用HALのバックアップディスク(ドライバディスク
for Windows NT(R) 4.0)を作成してください。
ドライバディスク for
Windows NT(R) 4.0
作成したバックアップディスクを使い、以下の手順に従って組み込みを行ってください。
電源切断用HALをインストールする
- Windows NT 4.0を起動します。
- コマンドプロンプトを開きます。
- システムがインストールされているドライブ(C:など)に移動します。
例: c:[ENTER]
- HAL.DLLがインストールされているディレクトリ、
%SystemRoot%(デフォルトでは\winnt)\system32に移動します。
例: cd \winnt\system32[ENTER]
- 既存の hal.dll のバックアップをとります。
例: copy hal.dll hal.org
- ドライバディスク for Windows NT(R) 4.0内の halfmv1.dll を hal.dll と言う名前でコピーします。
例: copy a:\halfmv1.dll hal.dll
- コピー終了後、シャットダウンし、Windows NT 4.0を再起動します。
シャットダウン時に電源切断を選択できるようにする
シャットダウン時の電源切断機能を有効にするために、電源切断用HALのインストール
終了後に次の操作を行ってください。
レジストリの変更時に誤った設定を行うと、システムが起動できなくなることがあります。
変更するときは、充分に注意してください。
- Windows NT 4.0を起動し、管理者権限をもったユーザーアカウントでログオンします。
- 「スタート」ボタンをクリックし、「ファイル名を指定して実行」をクリックします。
- 「名前」ボックスに次のように入力し、「OK」をクリックします。
regedt32
「レジストリエディタ」ウィンドウが表示されます。
- 「ローカルマシン上のHKEY_LOCAL_MACHINE」ウィンドウをアクティブにし、以下のレジストリキーに移動します。
\\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\WindowsNT\CurrentVersion\Winlogon
- 「PowerdownAfterShutdown」をダブルクリックします。
「文字列エディタ」ウィンドウが表示されます。
- 「文字列」に「1」を入力し、「OK」をクリックします。
- 「レジストリ」メニューをクリックし、「レジストリエディタの終了」をクリックします。
設定した内容はすぐに反映されます。再起動する必要はありません。