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CELSIUS R610 BIOS書換ディスク

[登録日:2004年11月16日]

本プログラムによって作成されるディスクは、CELSIUS R610 のBIOS書換ディスクです。


BIOSについて

BIOSはワークステーションの基本的な制御を行っている、重要なソフトウェアです。
下記のご提供するBIOSは、お使いのワークステーションに反映されていない機能の追加や、不具合項目を改善するためのものです。

なお、BIOSは全ての機種についてご提供するものではありません。

BIOSの書換について

BIOSは、ワークステーションの基本制御な制御を行なっている重要なソフトウェアのため、誤操作などの何らかの理由により、BIOSの書換が途中で中断したり失敗したりした場合、それ以降、ワークステーションが正常に動作しなくなります。
また、一旦、BIOSの書換を完了した場合には以前のBIOSに戻すことはできません。
つきましては、BIOSの書換を行なう場合は、お客様の責任において行なってください。

特に、以下の点は十分注意してください。

  • BIOSは機種固有のものです。 対象機種以外に使用した場合は、正常に動作しなくなります。
  • 書換を行なう前に、対象機種を必ず確認してください。
  • コンセントの接続不良/停電/落雷・電気工事等による一瞬の停電(瞬断)/電圧の低下による動作不安定な状況でBIOSデータの書換を行った場合、正常に書換がされない場合があります。安定した電源供給がされる環境で行ってください。
  • BIOSの書換を行う場合は、お客様が実装されたオプション(周辺機器)を取り外すなど、弊社がご提供している状態で行うことをお勧めいたします。
  • BIOS書換を行う前に、書換を行う前の状態へ戻すために現在のBIOSの設定情報の書き出しを行ってください。本体装置に付属のハードウェアガイドに記載のデフォルト値と比較して変更されている部分を記録してください。ハードウェアガイドが手元に無い場合は全ての設定項目を控えてください。
  • BIOSの書換中は絶対に電源を切らないでください。書換中に電源を切ったりすると、それ以降、ワークステーションが正常に動作しなくなります。
  • BIOS書換作業に失敗した場合、有償での修理となります(保証期間中でも有償修理となります)。担当営業員または担当保守員にご相談ください

対象機種

CELSIUS R610

ご利用にあたって

本BIOS書換ディスクのご使用にあたっては、下記のご使用条件をお守りください。
このご使用条件を遵守できない場合には、本BIOS書換ディスクは使用しないでください。

1)本BIOS書換ディスクは、上記の対象機種のみご使用できます。
2)本BIOS書換ディスクはバックアップ目的でのみ複製することができます。他の目的での複製はできません。
3)本BIOS書換ディスクをリバースエンジニアリング、逆コンパイル、逆アセンブルすることはできません。
4)本BIOS書換ディスクを使用した結果、損害が発生しても弊社は一切の責任を負いません。

改版履歴

R1.08-FJ.1357
  1. Xeonプロセッサの最新エラッタ(ALU動作に関する修正)に対応した修正パッチを適用しました。
  2. USB2.0対応デバイスを接続しスタンバイ・休止状態へ移行すると、すぐに復帰してしまう不具合を修正しました。

R1.07-FJ.1357
  1. Intel(R) Xeon(TM) 3.20GHzに対応しました。

R1.04-FJ.1357
  1. [Power]-[After Power Failure]で[Last State]が正しく機能しない場合がある問題を修正しました。
  2. ユーザーパスワードでBIOSセットップに入った場合の以下の不具合を修正しました。
    - カバーオープンエラーがクリアされる不具合を修正しました。
    [System Time]が変更できない不具合を修正しました。
  3. [Advanced]-[Hardware Monitor]-[Realtime sensors]メニューの表示仕様を変更しました。
    - 「ADM CPU1 Temp」および「ADM CPU1 Fan」は2CPU搭載時のみ表示します。
    - 「WB Remote Temp」は表示されません。
    - FANのステートは[Working]/[Failed]で表示します。
  4. メモリサイズを変更した直後に[Main]-[Extended Memory]サイズが正しく表示されない場合がある不具合を修正しました。
  5. [Advanced]-[Processors]にて、2CPU搭載時は各CPUの情報を表示するようにしました。
  6. 2CPU搭載時でかつ[Hyper-Threading]を[Enabled]に設定時にデバイスマネージャのプロセッサ表示数が4つになるように修正しました。
  7. スタンバイと休止状態のタイマを同時設定時に、後者のタイマがクリアされる場合がある不具合を修正しました。
  8. [Advanced]-[I/O Device Configuration]メニューから「PS/2 Mouse」設定を削除しました。
  9. [Security]-[Setup Prompt]の設定内容を変更しました。
  10. [Boot]-[F12 Boot Menu]の設定項目を追加しました。

R1.01A-FJ.1357 初版

ご使用方法

  1. 自己解凍圧縮ファイルをダウンロードするためのフォルダ(c:¥temp等)をハードディスクに用意してください。

  2. 下のファイル名をクリックして、自己解凍圧縮ファイルをハードディスクのドライブ(c:¥temp等)にダウンロードしてください。

    ダウンロードデータ BIOS書換データ (456KB) [r610r108.exe]

  3. ダウンロードした自己解凍圧縮ファイルを解凍させます。
    「スタート」ボタンをクリックし、「ファイル名を指定して実行」をクリックします。
    [drive:][¥path]¥r610r108.exe
    [drive:] はダウンロードしたファイルを格納したドライブ名(c:等)
    [¥path] はダウンロードしたファイルを格納したフォルダ名(temp等)
    例) C:¥tempをダウンロード先に指定した場合
    C:¥temp¥r610r108.exe

    自己解凍が実行され、[drive:][¥path]¥r610r108の下にBIOS書換ディスク作成用ファイルが作成されます。

    以上の操作でBIOS書換ディスク作成用フォルダが作成されます。

BIOS書換ディスク作成方法及びBIOS書換方法

BIOS書換ディスク作成方法及びBIOS書換方法については、作成した書換ディスク作成用フォルダ内「readme.txt」(説明書)に従って書換を行なってください。
なお、BIOS書換ディスクを作成するために、フォーマット済のフロッピーディスクを1枚用意します。
[フォーマット時の注意]
「フォーマットの種類」で「通常のフォーマット」を選択してフォーマットします。
必ず「通常のフォーマット」を選択してフォーマット作業をしてください。それ以外の種類でフォーマットしますとBIOSが正常に書き込まれない場合があります。
また、フォーマット後は絶対に他のデータを書き込まないでください。BIOSが正常に書き込まれなくなります。

注意事項/制限事項

注意事項/制限事項については作成した書換ディスク作成用フォルダ内「readme.txt」(説明書)をご参照願います。