CELSIUSシリーズをお使いになる上での注意事項

CELSIUS J340 Windows XP Professional

1

[現象・質問]

ハイパー・スレッディング・テクノロジ機能を有効にした場合、発生する現象について教えてください。

[対処・回答]

ご使用になるソフトウェア(本体添付のソフトウェアを含みます)の組み合わせによっては、ハイパー・スレッディング・テクノロジ機能を有効にすることで、次のような現象が発生する場合があります。
●処理速度が向上しない、または逆に低下する。
●Windowsのシャットダウン時、または再起動時に正常終了せずに途中で停止する。
●Windowsのシャットダウン時、または再起動時に「プログラムの終了」ウィンドウで、「このプログラムは応答していません」が表示される。
その場合は、BIOSセットアップを起動し、「Main」-「Hyper-Threading Technology」を「Disabled」に設定してからリカバリを行い、ハイパー・スレッディング・テクノロジ機能を無効にしてご使用ください。
ソフトウェアのハイパー・スレッディング・テクノロジ機能への対応状況については、各ソフトウェアの販売元にご確認ください。

2

[現象・質問]

拡張カードを複数枚搭載している場合、搭載している拡張カードの種類によってはシステムが起動しない場合があります。

[対処・回答]

この場合、搭載している拡張カードのBIOSを無効にすることによって回避できます。
拡張カードのBIOSを無効にする方法は拡張カードに添付さえているマニュアルをご覧ください。

3

[現象・質問]

OASYS文書フロッピーの読み書きは可能ですが、初期化が実行できません。

[対処・回答]

本ワークステーションの仕様です。
OASYS文書フロッピーの初期化を行う場合は、対応している機種で初期化を行ってください。

4

[現象・質問]

BIOSやOS(Windows XP)により、搭載メモリの容量表示が異なります。

[対処・回答]

メモリ容量を確認する場合は、通知領域またはタスクトレイを右クリックし、「Windows タスクマネージャ」からご確認ください。

5

[現象・質問]

アプリケーションが正常に動作しない場合があります。

[対処・回答]

本サイトでは、最新版のドライバを公開しています。本ワークステーションが正常に動作しない場合は、最新版のドライバを適用されることをお勧めします。
また、ご使用中のソフトウェアの動作条件が満たされていること、および、ソフトウェア販売元の情報WEBサイトにて注意事項やアップデートモジュールが公開されていないかを確認されることをお勧めいたします。

6

[現象・質問]

電源を入れた時、デジタルディスプレイを接続していると、画面が表示されないことがあります。

[対処・回答]

デジタルディスプレイを接続する場合は、標準表示仕様として、次の解像度(モード)すべてに対応したデジタルディスプレイをお使いください。
●640x480/800x600/1024x768
上記の解像度に対応していないデジタルディスプレイを接続した場合、正常に表示することはできません。

7

[現象・質問]

Windowsのログオン画面に切り替わるとき、「DPMS OFF MODE」などのメッセージが表示され、ディスプレイの信号が一度切れてしまうように見えることがあります。

[対処・回答]

グラフィックスカードの種類によっては、ディスプレイモードを切り替えるときに信号の送信を一時停止するため、ディスプレイが信号を受信できず、メッセージが表示される場合があります。
故障ではありませんので、そのままお使いください。

8

[現象・質問]

デバイスマネージャ-のモニタ欄に接続数以上のディスプレイが表示されます。

[対処・回答]

デバイスマネージャーでモニタを確認すると、接続しているモニタが複数表示される場合があります。故障ではありませんのでこのままお使いください。
なお、実際に接続されているモニタは「画面のプロパティ」でご確認ください。

9

[現象・質問]

ATI FireGL V5000搭載モデルにおいて、画面が乱れたり、一瞬表示されなくなる場合があります。

[対処・回答]

次のような画面モードが切り替わる時に、画面が乱れたり、一瞬表示されなくなることがあります。
これは一時的な画面の乱れで、故障ではありません。あらかじめご了承ください。
●ディスプレイドライバをインストールしているとき
●Windowsにログオンしたとき
●Windowsを起動または終了するとき
●スタンバイ状態になるとき、または元の状態に戻るとき
●休止状態になるとき、または元の状態に戻るとき
●画面の解像度や発色数、リフレッシュレートを変更するとき
●フルスクリーンになるとき、または元の状態に戻るときなど、画面が切り替わるとき

10

[現象・質問]

ATI FireGL V5000搭載モデルにおいて、OpenGL機能を使用するアプリケーションを起動した状態でローテーション機能を使用したり、ローテーション機能を使用した状態でOpenGL機能を使用するアプリケーションを起動したりと、システムが不安定になることがあります(画面が崩れる、システムハングする、ブラックアウトするなど)。

[対処・回答]

動作上の制限とさせていただきます。ご了承ください。「ATI FireGL V5000」はローテーション機能使用時のOpenGLアクセラレーションはサポートしておりません。

11

[現象・質問]

ATI RADEON X300SE搭載モデルにおいて、画面が乱れたり、数秒間表示されなくなる場合があります。

[対処・回答]

次のような画面モードが切り替わるときに、画面が乱れたり、一瞬表示されなくなることがあります。
これは一時的な画面の乱れで、故障ではありません。あらかじめご了承ください。
・ディスプレイドライバをインストールしているとき
・Windowsにログオンしたとき
・Windows を起動、または終了するとき
・スタンバイ状態になるとき、または元の状態に戻るとき
・休止状態になるとき、または元の状態に戻るとき
・画面の解像度や発色数、リフレッシュレートを変更するとき
・フルスクリーンになるとき、または元の状態に戻るときなど、画面が切り替わるとき

12

[現象・質問]

ATI RADEON X300SE搭載モデルにおいて、システムが休止から復帰すると、まれに画面のプロパティでモニタがサポートしない解像度やリフレッシュレートを選択できるようになります。

[対処・回答]

万一、モニタ未サポートの解像度が選択可能となった場合、モニタとグラフィックスカードがサポートする解像度を設定してください。

13

[現象・質問]

OpenGLに対応したアプリケーションを実行中に、スタンバイや休止を行い、その後レジュームすると、アプリケーションエラーが発生したり、応答不能になる場合があります。

[対処・回答]

OpenGLに対応したアプリケーションをお使いになる場合は、あらかじめ、Windowsの「電源オプションのプロパティ」で、省電力機能を無効に設定しておいてください。
設定方法は次のとおりです。
【手順】
1. 次の操作を行います。
  ●Windows XPの場合
  「スタート」ボタン→「コントロールパネル」→「パフォーマンスとメンテナンス」の順にクリックします。
  ●Windows 2000の場合
  「スタート」ボタン→「設定」→「コントロールパネル」の順にクリックします。
2. 「電源オプション」をクリックまたはダブルクリックします。
  「電源オプションのプロパティ」が表示されます。
3. 「休止状態」タブの「休止状態を有効にする」または「休止状態をサポートする」のチェックを外します。

14

[現象・質問]

NVIDIA Quadro FX 550搭載モデルにおいて、カラー液晶ディスプレイVL-200VHを、DVI-Iコネクタ[1]「2」にデジタル接続すると、利用可能な最大解像度が1280×1024になります。

[対処・回答]

その後の動作には問題ありませんので、そのままお使いください。
1600x1200の解像度をお使いになる場合は、NVIDIA Quadro FX 550とカラー液晶ディスプレイVL-200VHとをアナログディスプレイ接続用ディスプレイケーブルで接続してください。

15

[現象・質問]

音楽データやCD、音声付きのムービーなどを再生すると、音飛びが発生する場合があります。

[対処・回答]

CPUの負荷が高くなると発生します。使用していないアプリケーションを終了させる等して、CPUの負荷を軽くしてください。

16

[現象・質問]

CDの音声を録音できません。

[対処・回答]

本機はCDのアナログ再生には対応しておりません。そのため、サウンド レコーダー等でCDの音声を録音することは出来ません。CDの録音には、Windows Media Playerの録音機能を使用してください。

17

[現象・質問]

セキュリティチップの暗号化機能を利用する場合、ご自分で作成したファイルやフォルダのみを暗号化するように注意してください。特定のフォルダやファイルを暗号化すると、Windows起動時に不具合が発生する場合があります。

[対処・回答]

Windows起動に必要なファイルや、セキュリティチップの動作に必要なファイルをセキュリティチップで暗号化してしまうと、Windowsが起動できなるなど、不具合が生じる場合があります。暗号化機能を利用する場合は、自分が作成したフォルダやファイルに利用するようにしてください。

18

[現象・質問]

セキュリティチップを使用しているとき、「Infineon TPM Professional Package」のインストール後、イベントビューアのアプリケーションログにエラーが表示されます。エラーログは次の場所に記録されます。イベント ビューアを起動した後[アプリケーション]を開きます。エラー内容の概要は、[種類]:エラー、[ソース]:IFXSPMGT、[イベントID]:352、[説明]:アップグレード ツールがエラーを返しました。

[対処・回答]

セキュリティチップの初期化が完了していない場合にエラーが発生します。初期化が完了すればエラーは発生しません。また、このエラーはセキュリティチップの動作に影響はありません。

19

[現象・質問]

セキュリティチップの出荷時の設定は「使用しない」になっています。

[対処・回答]

セキュリティチップをお使いになる場合は、BIOSセットアップの設定を「使用する」または「Enabled」に変更してください。詳しくは本体のマニュアルをご覧ください。

20

[現象・質問]

セキュリティチップをご利用になる場合は、セキュリティチップのバックアップを行ってください。

[対処・回答]

修理・保守を行った場合、セキュリティチップで保護された暗号化ファイルが読めなくなるなどの場合があります。この場合に備え、あらかじめセキュリティチップのバックアップを行ってください。また、セキュリティチップに鍵を追加したりするとバックアップが再度必要になります。このため、バックアップは定期的に行ってください。

21

[現象・質問]

セキュリティチップで「SMARTACCESSを利用したWindowsログオン」を使用する設定で「機器監査」をご利用になっている場合、修理を行ったりハードウェアを変更したりすると、Windowsにログオンできなくなる場合があります。

[対処・回答]

機器監査については、強固なセキュリティが実現できる反面、故障状況によっては復旧がすべて行えないケースがあることをご了承のうえ、ご利用いただくようお願いします。

22

[現象・質問]

セキュリティチップにて「SMARTACCESSを利用したWindowsログオン」の設定を行っている場合、修理・保守をご利用になる前にこの設定を解除してください。

[対処・回答]

修理・保守を行う場合、通常ハードウェアの変更を伴うためセキュリティチップにて「SMARTACCESSを利用したWindowsログオン」を設定していると、Windowsにログオンできなくなる場合があります。修理・保守前にかならず解除してください。

23

[現象・質問]

セキュリティチップの使用時、「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」によるWindowsログオンを設定をしている場合、Windowsログオン時に「セキュリティチップに接続できませんでした。もう一度やりなおしてください。」と表示され、Windowsにログオンできない場合があります。

[対処・回答]

「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」によるWindowsログオンを設定したままでBIOSセットアップのセキュリティチップを無効にした場合、セキュリティチップが利用できないためWindowsにログオンできなくなります。BIOSセットアップでセキュリティチップを「Disabled」にする場合には前もって「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」によるWindowsログオンを解除してください。もし解除する前にBIOSセットアップでセキュリティチップを「Disabled」にした時場合には、再起動してBIOSにてセキュリティチップを「Enabled」に設定してください。

24

[現象・質問]

セキュリティチップ使用時、「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」によるWindowsログオンを設定をしている場合、Windowsログオン時に「機器構成が変更されています。登録時の構成に戻すか、または現在の構成が正しいことを確認して機器構成情報を再登録してください。」と表示されることがあります。

[対処・回答]

ハードウェアの構成や設定およびBIOSセットアップの設定を変更する必要がある場合は、あらかじめ「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」によるWindowsログオンを行わない設定にしたうえで変更を行ってください。
また、変更後は、Windowsを起動して「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」の環境設定ツールの「機器監査」から「現在の機器構成情報の登録」でハードウェア構成を再登録してから、「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」によるWindowsログオンを行う設定に戻してください。
もし、「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」によるWindowsログオンを設定したままハードウェアの構成や設定およびBIOSの設定を変更してしまった場合には、一度電源を切り、設定を元に戻してから起動し、上記手順を必ず行ってください。
機器監査については、『SMARTACCESSファーストステップガイド(認証デバイスをお使いになる方へ)』をご覧ください。

25

[現象・質問]

Windowsのログオン認証を行う他の製品やアプリケーションと「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」のWindowsログオン機能を併用したときに、正しく動作しない場合があります。

[対処・回答]

「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」のインストール前にWindowsのログオン認証を行う他の製品やアプリケーションをアンインストールするか、Windowsのログオン認証を行う他の製品のログオン画面を変更しない設定にしてください。

26

[現象・質問]

「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」で、USB接続の認証デバイスに初期化エラーなどが発生して、認証に失敗する場合があります。

[対処・回答]

デバイスを元のUSBポートに差し替えてください。

27

[現象・質問]

「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」でのWindowsログオン時に、パスワードが一致しないエラーとなり、ログオンできない場合があります。

[対処・回答]

Windowsパスワードの変更は必ずWindowsのセキュリティ画面の「パスワードの変更」から行ってください。

28

[現象・質問]

認証デバイスが正しく動作せず、「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」の認証ができない場合があります。

[対処・回答]

「Portshutter」を使用して認証デバイス自体を無効にすると、S「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」による認証ができなくなることがあります。
「Portshutter」の設定を使用可能とするように設定してください。

29

[現象・質問]

セキュリティチップを使用しているとき、「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」の、バックアップデータをリストアできないことがあります。

[対処・回答]

バックアップツールの「Infineon Security Platform初期化ウィザード」ではキャンセルなどは行わないようにしてください。誤ってキャンセルしてしまった場合は、再度バックアップをやり直してください。

30

[現象・質問]

「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」をアンインストール後、Windowsのパスワードが不明なためログオンできない場合があります。

[対処・回答]

必ず「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」をアンインストールする前に、一度パスワードの自動生成をオフにした状態でWindowsにログオンし、【Ctrl】+【Alt】+【Del】キーを押して表示されたセキュリティ画面からパスワードの変更を行ってください。
アンインストールしてしまった後にパスワードの変更を行うには、他のWindows管理者権限を持つユーザーでログオンし、「スタート」ボタン→「コントロールパネル」→「ユーザーアカウント」でパスワードが不明なユーザーを選択し、パスワードの再設定を行ってください。

31

[現象・質問]

「SMARTACCESS/Basic」をインストールしている途中で止まってしまうことがあります。

[対処・回答]

「スタート」ボタン→「コントロールパネル」の順にクリックし、「アプリケーションの追加と削除」を表示し、インストールが行われているかをご確認ください。もしインストールがされていた場合は一度アンインストールし、再度インストールしてください。

32

[現象・質問]

ドメインによって管理されているワークステーションに「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」をインストールした後、管理者ウィザードでユーザーの登録を行うと、エラーが発生し登録に失敗することがあります。

[対処・回答]

ドメインによって管理されているワークステーション上で「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」を使用する場合には、「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」の管理を行うユーザーを次の2つのグループに所属させてください。
・ローカルコンピュータ側のAdministratorsグループ
・ドメインコントローラ側のDomain Adminsグループ

33

[現象・質問]

【「SMARTACCESS/Basic」、「SMARTACCESS/Premium」共通】ポリシーやユーザー情報管理で設定した各認証デバイスのパスワードの「変更履歴数」、「変更禁止期間」、「有効期間」、「複雑さ」、「次回認証時に変更」などの設定が有効にならない事があります。

[対処・回答]

次の場合、これらの設定は有効になりません。
・管理者によってパスワードの変更を行った場合
・連携認証で第二認証以降に設定されているデバイスである場合

34

[現象・質問]

【「SMARTACCESS/Basic」、「SMARTACCESS/Premium」共通】指紋センサーを使用している場合、指紋登録画面で一度指紋を登録された状態で、指紋情報の変更を行っても情報が更新されない場合があります。

[対処・回答]

指紋の書き換えを行う場合は、登録した指紋情報を全て削除していったん指紋登録画面(指選択画面)を終了します。
再度指紋の登録画面を表示し、新規で登録しなおすことで変更が可能です。

35

[現象・質問]

「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」によるWindowsログオンを行わない状態で、起動直後に環境設定のユーザー情報管理より、管理者ウィザードを使用するとユーザー作成時に「セキュリティチップのアクセス中にエラーが発生しました。もう一度やり直してください。」というエラーが表示され、登録に失敗することがあります。

[対処・回答]

「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」によるWindowsログオンを使用せずに環境設定を行う場合は、Windows起動後ハードディスクアクセスが終了するのを待つか、起動後2~3分待ってから行ってください。

36

[現象・質問]

【「SMARTACCESS/Basic」、「SMARTACCESS/Premium」共通】セキュリティチップの認証を10回以上失敗した場合、それ以降の認証失敗時に  「セキュリティチップのアクセス中にエラーが発生しました。もう1度やり直してください。何度もエラーが発生する場合は、SMARTACCESSをインストールしなおしてください。」というメッセージが表示されて認証ができない事があります。

[対処・回答]

ユーザーキーパスワード入力時に「セキュリティチップのアクセス中にエラーが発生しました。もう1度やり直してください。何度もエラーが発生する場合は、SmartAccessをインストールしなおしてください。」と表示された場合、数分間してから正しいユーザーキーパスワードを入力してください。

37

[現象・質問]

Active Directory管理で作成する環境設定情報で、存在しない認証デバイスを認証パターンに含めたり、存在しない認証デバイスや連携ソフトに対しての機能を指定してしまうと、Windowsが正しく起動できないことや、「SMARTACCESS/Premium」が正しく動作がしなくなることがあります。

[対処・回答]

Active Directory管理から環境設定情報の配布を行う場合は、クライアントPCに存在しない認証デバイスや連携アプリケーションの機能を指定しないでください。
各認証デバイスで有効な機能につきましては『リファレンスガイド  機能編』の「付録-認証デバイスと機能対応表」をご覧ください。

38

[現象・質問]

【「SMARTACCESS/Premium」】認証デバイスとして指紋を使用し、外部のバイオ認証装置を使用している場合に、モバイル運用モードで運用中にWindowsをログオフまたはシャットダウンすると、htc.exeの終了に関するメッセージが表示される場合があります。

[対処・回答]

Windowsのログオフまたはシャットダウン時にhtc.exeの終了に関するメッセージが表示されたら、「OK」または「すぐに終了」を選択してください。

39

[現象・質問]

「Roxio DigitalMedia SE」でCD-RWディスクをフォーマットした後に、エクスプローラなどでCD-RWディスクを見るとフォーマット前の情報が残ります。

[対処・回答]

該当するドライブを右クリックして「取り出し」を選び、ディスクを再セットすると内容を更新することができます。
「Roxio DigitalMedia SE」でCD-RWディスクをフォーマットした後、ディスクは自動で排出されません。そのため、エクスプローラなどからCD-RWディスクを見ると、フォーマット前の情報が残っています。

40

[現象・質問]

「FM Advisor」のCPU情報が正しく表示されません。

[対処・回答]

「FM Advisor」のCPU情報の表示において、CPU名とCPUクロックが正しく表示されない場合があります。あらかじめご了承ください。

41

[現象・質問]

Windows XP起動時に、ネットワークドライブの割り当てをしたドライブへの接続に失敗した旨のメッセージが表示される場合があります。また、エクスプローラなどで見た場合、ネットワークドライブに「×」が表示される場合があります。

[対処・回答]

エクスプローラなどのネットワークドライブに「×」が表示されていても、ドライブに接続されています。

42

[現象・質問]

127GBを超えるハードディスク(160GBハードディスク搭載モデル)に、Windows 2000、またはWindows XPをインストールする場合、ハードディスクのデータが破壊されることがあります。

[対処・回答]

ハードディスクのデータが破壊される場合を考慮して、再インストール前に必ず、すべてのドライブの必要なデータをバックアップしてください。
127GBを超えるハードディスクにOSをインストールする場合、次の条件を必ず守ってください。これらの条件を守らない場合、ハードディスクのデータが破壊されることがあります。



【XPの場合】

  • 先頭の区画(Cドライブ)にOSを再インストールしてください。
  • 約127GB(131062MB注)を超える区画には、OSを再インストールしないでください。
    注:再インストール時の画面で表示される容量です。換算方法の違いにより異なる値になります。
  • サービスパック未適用のWindows XPをご使用の場合、127GBを超えるハードディスクの領域はご利用になれません。OSをインストール後、Windows XP SP2および、SP2以降のサービスパックをインストールしてください。

【2000の場合】
  • 先頭の区画(Cドライブ)にOSを再インストールしてください。
  • 約127GB(131062MB注)を超える区画には、OSを再インストールしないでください。
    注:再インストール時の画面で表示される容量です。換算方法の違いにより異なる値になります。
  • Windows 2000 SP2およびSP2以前のOSバージョンをご使用の場合、127GBを超えるハードディスクの領域はご利用になれません。OSをインストール後、Windows 2000 SP3および、SP3以降のサービスパックをインストールしてください。
  • 以下のレジストリを追加してください。
    [HKEY_LOCAL_MACHINE/SYSTEM/CurrentControlSet/Services/atapi/Parameters]
    "EnableBigLba"=dword:00000001

この問題はWindowsの仕様です。詳細は、以下の「マイクロソフト サポート技術情報」をご覧ください。
なお、Windows XP SP1をご使用になる場合は、スタンバイまたは休止状態に入った場合やメモリダンプファイルの書込み等でハードディスクドライバが破壊される場合があります。そのため、ご使用になる前に本障害に対する修正モジュールを適用する必要があります。詳細は、「マイクロソフト サポート技術情報」の「スタンバイまたは休止状態に入った場合やメモリ ダンプの書き込みでハード ディスク ドライブが破壊される可能性がある」を参照してください。

43

[現象・質問]

省電力モードから復帰すると、画面の一部が黒く表示される場合があります。

[対処・回答]

省電力モードから復帰すると、ウィンドウなどの画面の一部が黒く表示される場合があります。
この現象は、OSの問題であり、マイクロソフト社のサポート技術情報で、サポート技術情報 - 812500「省電力モードからの復帰時に画面が乱れる場合がある」として公開されています。
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;812500&Product=winxpINT

44

[現象・質問]

ハードディスクに充分な空き容量がない場合、メモリダンプファイルが作成されません。

[対処・回答]

完全メモリダンプファイルを取得する場合は、システムドライブに最低でも物理メモリ+1MB(仮想メモリの容量は含まず)の空き容量が必要です。
完全メモリダンプは次の手順で無効にすることができます。完全メモリダンプは、OSなどの障害を調べるうえで必要なファイルです。有効に設定をしておくことをお勧めします。設定を変更すると、場合によっては、障害の原因を追求できなくなります。
1. 管理者権限を持ったユーザーとしてログオンします。
2. 「スタート」ボタンをクリックし、「マイコンピュータ」を右クリックして「プロパティ」をクリックします。
「システムのプロパティ」ウィンドウが表示されます。
3. 「詳細設定」タブをクリックし、「起動と回復」の「設定」をクリックします。
「起動と回復」ウィンドウが表示されます。
4.「デバッグ情報の書き込み」一覧で「(なし)」 をクリックします。
5.「OK」をクリックし、すべてのウィンドウを閉じます。
再起動を求めるメッセージが表示される場合は、「OK」 をクリックします。

45

[現象・質問]

プログラムを実行すると、「データ実行防止」というエラーメッセージが表示される場合があります。

[対処・回答]

データ実行防止(DEP)は、メモリの追加チェックを実行して悪質なコードが実行されるのを防ぐためのWindows XP SP2の機能です。DEP機能の詳細は、「マイクロソフト サポート技術情報」の「Windows XP Service Pack 2、またはWindows XP Tablet PC Edition 2005で "データ実行防止" というエラーメッセージが表示される」(http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;875351)を参照してください。
対処方法として、次の手順でDEP機能からプログラムを除外することが可能です。
(注)プログラムの開発元やシステム管理者などにお問い合わせのうえ、問題のないプログラムであることを確認した場合のみ実行してください。
1. 管理者権限を持ったユーザーとしてログオンします。
2. 「スタート」ボタンをクリックし、「マイコンピュータ」を右クリックして「プロパティ」をクリックします。
「システムのプロパティ」ウィンドウが表示されます。
3. 「詳細設定」タブをクリックし、「パフォーマンス」の「設定」をクリックします。
「パフォーマンスオプション」ウィンドウが表示されます。
4.「パフォーマンス オプション」ウィンドウ-「データ実行防止」タブをクリックし、「追加」 をクリックします。
「ファイルを開く」ウィンドウが表示されます。
5.「ファイルを開く」ウィンドウで、「データ実行防止」で表示されたプログラムを見つけてクリックし、「開く」 をクリックします。
6.「OK」をクリックし、すべてのウィンドウを閉じます。
再起動メッセージが表示された場合は、「OK」 をクリックします。

46

[現象・質問]

「Roxio DigitalMedia SE」でDVD+R DLにデータ書き込みを行うと、書き込むデータ容量以上にディスク容量が使用されます。

[対処・回答]

「Roxio DigitalMedia SE」の仕様です。
DVD-ROMとの互換性を高めるために「Extended Partioal Lead-out」(約512MB)が書き込まれます。

47

[現象・質問]

イベントビューアのアプリケーションにエラー(ID: 0)が記録されます。

[対処・回答]

本現象は、.NET Framework 2.0の問題です。
Microsoft社のサポート技術情報で以下が該当しますのでご参照ください。
http://support.microsoft.com/kb/918642/ja

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