CELSIUSシリーズをお使いになる上での注意事項

CELSIUS N450 Windows 2000

1

[現象・質問]

拡張カードを複数枚搭載している場合、搭載している拡張カードの種類によってはシステムが起動しないことがあります。

[対処・回答]

この場合、搭載している拡張カードのBIOSを無効にすることによって回避できます。
拡張カードのBIOSを無効にする方法は拡張カードに添付されているマニュアルをご覧ください。

2

[現象・質問]

OASYS文書フロッピーの読み書きは可能ですが、初期化が実行できません。

[対処・回答]

本ワークステーションの仕様です。
OASYS文書フロッピーの初期化を行う場合は対応している機種で初期化を行ってください。

3

[現象・質問]

BIOSやOS(Windows XP)により、搭載メモリの容量表示が異なります。

[対処・回答]

メモリ容量を確認する場合は、通知領域、またはタスクトレイを右クリックし、「Windowsタスクマネージャ」から、ご確認ください。

4

[現象・質問]

4GB(1GBx4)のメモリを搭載した場合、OS上からメモリ容量が4GBと認識されません。

[対処・回答]

4GB(1GBx4)のメモリを搭載した場合、チップセットおよびOSの仕様により、OS上から使用できるメモリ容量は次のとおりです。
●RADEON X300 SE搭載モデル:約3.50GB
●Quadro FX 1500/35000搭載モデル:約3.25GB
なお、使用できるメモリ容量は増設されるPCIカードによってさらに減少します。
メモリが正常に搭載されているかどうかは、次の手順で確認してください。
1.BIOSセットアップを起動します。
2.「Info」メニューの「DIMM1」/「DIMM2」/「DIMM3」/「DIMM4」の表示を確認します。

5

[現象・質問]

BIOS設定で「Advanced」-「Quick Power On Self Test」を「Disabled」に設定した場合、Boot Menuが使用できません。

[対処・回答]

「Quick Power On Self Test」:Disabledの場合はBootMenuは使用できません。

6

[現象・質問]

電源ケーブルを接続した直後、および電源ケーブルを抜いた直後に電源ユニット内部からカチッと音がします。

[対処・回答]

故障ではありませんので、そのままお使いください。

7

[現象・質問]

アプリケーションが正常に動作しない場合があります。

[対処・回答]

本ワークステーションが正常に動作しない場合は、最新版のドライバを適用されることをお勧めします。
本サイトでは、最新版のドライバを公開しています。
また、ご使用中のソフトウェアの動作条件が満たされていること、およびソフトウェア販売元の情報WEBサイトで注意事項やアップデートモジュールが公開されていないかなど、確認されることをお勧めいたします。

8

[現象・質問]

電源を入れたとき、デジタルディスプレイを接続していると、画面が表示されないことがあります。

[対処・回答]

デジタルディスプレイを接続する場合は、標準表示仕様として、次の解像度(モード)すべてに対応したデジタルディスプレイをお使いください。
●640x480/800x600/1024x768
上記の解像度に対応していないデジタルディスプレイを接続した場合、正常に表示することはできません。

9

[現象・質問]

Windowsのログオン画面に切り替わるとき、「DPMS OFF MODE」などのメッセージが表示され、ディスプレイの信号が一度切れてしまうように見えることがあります。

[対処・回答]

グラフィックスカードの種類によっては、ディスプレイモードを切り替えるときに信号の送信を一時停止するため、ディスプレイが信号を受信できず、メッセージが表示される場合があります。
故障ではありませんので、そのままお使いください。

10

[現象・質問]

デバイスマネージャ-のモニタ欄に接続数以上のディスプレイが表示されます。

[対処・回答]

デバイスマネージャーでモニタを確認すると、接続しているモニタが複数表示される場合があります。故障ではありませんのでこのままお使いください。
なお、実際に接続されているモニタは「画面のプロパティ」でご確認ください。

11

[現象・質問]

内蔵SCSIハードディスクドライブを増設した場合、スタンバイからレジュームした後、操作ができるようになるまでに時間がかかります。

[対処・回答]

本ワークステーション内蔵のSCSIハードディスクの仕様です。
故障ではありませんので、そのままお使いください。

12

[現象・質問]

「MO Security Tool拡張機能」のサブメニューをポイントした場合に、ステータスバーに表示される説明がポイントしているメニューの内容と異なります。

[対処・回答]

ステータスバーに表示されるメニューの内容と、ポイントしているメニューの内容が異なって表示されますが、動作には問題ありません。詳しくは「ヘルプ」をご覧ください。

13

[現象・質問]

カスタムメイドオプションのスマートカードリーダ/ライタ(CLC-SMA8)や内蔵MOドライブ(CLC-PD3A)が認識されません。

[対処・回答]

画面右下にあるタスクトレイの「ハードウェアの安全な取り外し」から、内蔵MOドライブやスマートカードを取り外してしまうと、Windowsからデバイスが削除されてしまいます。再度認識させるには、ワークステーションを再起動させてください。

14

[現象・質問]

電源を入れた直後、冷却ファンの音が大きくなります。

[対処・回答]

電源を入れた後、しばらくの間、装置内部の冷却ファンを強制的に高速回転させているため、冷却ファンの音が大きくなります。障害ではありませんので、そのままお使いください。

15

[現象・質問]

音楽データやCD、音声付きのムービーなどを再生すると、音飛びが発生する場合があります。

[対処・回答]

CPUの負荷が高くなると発生します。使用していないアプリケーションを終了させるなどして、CPUの負荷を軽くしてください。

16

[現象・質問]

CDの音声を録音できません。

[対処・回答]

本ワークステーションは、CDのアナログ再生には対応しておりません。そのため、サウンド レコーダーなどでCDの音声を録音することは出来ません。CDの録音には、Windows Media Playerの録音機能を使用してください。

17

[現象・質問]

セキュリティチップをご利用の際、「Infineon TPM Professional Package」のインストール後、イベントビューアのアプリケーションログにエラーが表示されます。エラーログは以下の場所に記録されます。イベント ビューアを起動した後[アプリケーション]を開きます。エラー内容の概要は、[種類]:エラー、[ソース]:IFXSPMGT、[イベントID]:352、[説明]:アップグレード ツールがエラーを返しました。

[対処・回答]

セキュリティチップの初期化が完了していない場合にエラーが発生します。初期化が完了すればエラーは発生しません。また、このエラーはセキュリティチップの動作に影響はありません。

18

[現象・質問]

セキュリティチップの出荷時の設定は「使用しない」になっています。

[対処・回答]

セキュリティチップをお使いになる場合は、BIOSセットアップの設定を「使用する」または「Enabled」に変更してください。詳しくは本体のマニュアルをご覧ください。

19

[現象・質問]

セキュリティチップをご利用になる場合は、セキュリティチップのバックアップを行ってください。

[対処・回答]

修理・保守を行った場合、セキュリティチップで保護された暗号化ファイルが読めなくなるなどの場合があります。この場合に備え、あらかじめセキュリティチップのバックアップを行ってください。また、セキュリティチップに鍵を追加したりするとバックアップが再度必要になります。このため、バックアップは定期的に行ってください。

20

[現象・質問]

セキュリティチップで「SMARTACCESSを利用したWindowsログオン」を使用する設定で「機器監査」をご利用になっている場合、修理を行ったりハードウェアを変更したりすると、Windowsにログオンできなくなる場合があります。

[対処・回答]

機器監査については、強固なセキュリティが実現できる反面、故障状況によっては復旧がすべて行えないケースがあることをご了承のうえ、ご利用いただくようお願いします。

21

[現象・質問]

セキュリティチップにて「SMARTACCESSを利用したWindowsログオン」の設定を行っている場合、修理・保守をご利用になる前にこの設定を解除してください。

[対処・回答]

修理・保守を行う場合、通常ハードウェアの変更を伴うためセキュリティチップにて「SMARTACCESSを利用したWindowsログオン」を設定していると、Windowsにログオンできなくなる場合があります。修理・保守前にかならず解除してください。

22

[現象・質問]

セキュリティチップで利用する「ユーザーキーパスワード」には有効期限42日が設定されています。

[対処・回答]

42日経過すると、「ユーザーキーパスワード」が無効になっている旨の表示がされますので、パスワードを変更してください。

23

[現象・質問]

RADEON X300 SEを搭載している場合、画面が乱れたり、数秒間表示されなくなることがあります。

[対処・回答]

次のような画面モードが切り替わるときに、画面が乱れたり、一瞬表示されなくなることがあります。
これは一時的な画面の乱れで、故障ではありません。あらかじめご了承ください。
●ディスプレイドライバをインストールしているとき
●Windowsにログオンしたとき
●Windowsを起動、または終了するとき
●スタンバイ状態になるとき、または元の状態に戻るとき
●休止状態になるとき、または元の状態に戻るとき
●画面の解像度や発色数、リフレッシュレートを変更するとき
●フルスクリーンになるとき、または元の状態に戻るときなど、画面が切り替わるとき

24

[現象・質問]

RADEON X300 SEを搭載している場合、同時表示を有効にすると、画面のプロパティ上の解像度設定が、実際の設定と異なる場合があります。

[対処・回答]

本現象が発生した場合は、「画面のプロパティ」-「設定」タブで画面モードを設定しなおした後、再起動してください。
なお、マルチモニタディスプレイ、または同時表示を有効にする場合は、一度リフレッシュレートを60Hzに設定してから行ってください。

25

[現象・質問]

RADEON X300 SEを搭載している場合、Windowsを起動するたびに、イベントビューアのシステムログに「AntiVirusのAuto-ProtectでATIのモジュールをスキャンできない」が記録されます。

[対処・回答]

動作上問題ありませんので、そのままご使用ください。

26

[現象・質問]

RADEON X300 SEを搭載している場合、システムが休止状態から復帰すると、モニタがサポートしない解像度やリフレッシュレートを、画面のプロパティで選択できる場合があります。

[対処・回答]

必ず、モニタとグラフィックスカードがサポートする解像度を設定してください。もしもモニタがサポートしない解像度を選択できる場合があっても、設定しないでください。

27

[現象・質問]

セキュリティチップの使用時、「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」によるWindowsログオンを設定をしている場合、Windowsログオン時に「セキュリティチップに接続できませんでした。もう一度やりなおしてください。」と表示され、Windowsにログオンできない場合があります。

[対処・回答]

「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」によるWindowsログオンを設定したままでBIOSセットアップのセキュリティチップを無効にした場合、セキュリティチップが利用できないためWindowsにログオンできなくなります。BIOSセットアップでセキュリティチップを「Disabled」にする場合には前もって「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」によるWindowsログオンを解除してください。もし解除する前にBIOSセットアップでセキュリティチップを「Disabled」にした時場合には、再起動してBIOSにてセキュリティチップを「Enabled」に設定してください。

28

[現象・質問]

セキュリティチップ使用時、「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」によるWindowsログオンを設定をしている場合、Windowsログオン時に「機器構成が変更されています。登録時の構成に戻すか、または現在の構成が正しいことを確認して機器構成情報を再登録してください。」と表示されることがあります。

[対処・回答]

ハードウェアの構成や設定およびBIOSセットアップの設定を変更する必要がある場合は、あらかじめ「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」によるWindowsログオンを行わない設定にしたうえで変更を行ってください。
また、変更後は、Windowsを起動して「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」の環境設定ツールの「機器監査」から「現在の機器構成情報の登録」でハードウェア構成を再登録してから、「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」によるWindowsログオンを行う設定に戻してください。
もし、「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」によるWindowsログオンを設定したままハードウェアの構成や設定およびBIOSの設定を変更してしまった場合には、一度電源を切り、設定を元に戻してから起動し、上記手順を必ず行ってください。
機器監査については、『SMARTACCESSファーストステップガイド(認証デバイスをお使いになる方へ)』をご覧ください。

29

[現象・質問]

Windowsのログオン認証を行う他の製品やアプリケーションと「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」のWindowsログオン機能を併用したときに、正しく動作しない場合があります。

[対処・回答]

「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」のインストール前にWindowsのログオン認証を行う他の製品やアプリケーションをアンインストールするか、Windowsのログオン認証を行う他の製品のログオン画面を変更しない設定にしてください。

30

[現象・質問]

「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」で、USB接続の認証デバイスに初期化エラーなどが発生して、認証に失敗する場合があります。

[対処・回答]

デバイスを元のUSBポートに差し替えてください。

31

[現象・質問]

「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」でのWindowsログオン時に、パスワードが一致しないエラーとなり、ログオンできない場合があります。

[対処・回答]

Windowsパスワードの変更は必ずWindowsのセキュリティ画面の「パスワードの変更」から行ってください。

32

[現象・質問]

認証デバイスが正しく動作せず、「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」の認証ができない場合があります。

[対処・回答]

「Portshutter」を使用して認証デバイス自体を無効にすると、S「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」による認証ができなくなることがあります。
「Portshutter」の設定を使用可能とするように設定してください。

33

[現象・質問]

セキュリティチップを使用しているとき、「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」の、バックアップデータをリストアできないことがあります。

[対処・回答]

バックアップツールの「Infineon Security Platform初期化ウィザード」ではキャンセルなどは行わないようにしてください。誤ってキャンセルしてしまった場合は、再度バックアップをやり直してください。

34

[現象・質問]

セキュリティチップを使用しているとき、「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」の設定を「環境設定」→「ユーザー情報管理」→「セキュリティチップ」で、ログオンユーザー以外の初期化を行う場合、「現在ログオンしているユーザーには、アクセスする権限がありません。セキュリティの設定を確認してください。」というエラーメッセージが表示され、初期化に失敗することがあります。

[対処・回答]

次の設定を行ってから、ユーザーの初期化を行ってください。 1.「スタート」ボタン→「設定」→「コントロールパネル」→「管理ツール」→「ローカルセキュリティポリシー」の順にクリックします。
「ローカルセキュリティ設定」ウィンドウが表示されます。
2.「ローカルポリシー」→「ユーザー権利の割り当て」の順にクリックし、「オペレーティング システムの一部として機能」をダブルクリックします。
3.「ローカルセキュリティ ポリシーの設定」ウィンドウの「追加」ボタンをクリックします。
4.「ユーザーまたはグループの選択」ウィンドウから管理者ユーザーを選択し、「追加」ボタンをクリックし、「OK」ボタンをクリックします。
5.「ローカル セキュリティ ポリシーの設定」ウィンドウ、「ローカル セキュリティ設定」ウィンドウを閉じます。
6.本ワークステーションを再起動します。

35

[現象・質問]

「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」をアンインストール後、Windowsのパスワードが不明なためログオンできない場合があります。

[対処・回答]

必ず「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」をアンインストールする前に、一度パスワードの自動生成をオフにした状態でWindowsにログオンし、【Ctrl】+【Alt】+【Del】キーを押して表示されたセキュリティ画面からパスワードの変更を行ってください。
アンインストールしてしまった後にパスワードの変更を行うには、他のWindows管理者権限を持つユーザーでログオンし、「スタート」ボタン→「コントロールパネル」→「ユーザーアカウント」でパスワードが不明なユーザーを選択し、パスワードの再設定を行ってください。

36

[現象・質問]

「SMARTACCESS/Basic」をインストールしている途中で止まってしまうことがあります。

[対処・回答]

「スタート」ボタン→「コントロールパネル」の順にクリックし、「アプリケーションの追加と削除」を表示し、インストールが行われているかをご確認ください。もしインストールがされていた場合は一度アンインストールし、再度インストールしてください。

37

[現象・質問]

ドメインによって管理されているワークステーションに「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」をインストールした後、管理者ウィザードでユーザーの登録を行うと、エラーが発生し登録に失敗することがあります。

[対処・回答]

ドメインによって管理されているワークステーション上で「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」を使用する場合には、「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」の管理を行うユーザーを次の2つのグループに所属させてください。
・ローカルコンピュータ側のAdministratorsグループ
・ドメインコントローラ側のDomain Adminsグループ

38

[現象・質問]

【「SMARTACCESS/Basic」、「SMARTACCESS/Premium」共通】ポリシーやユーザー情報管理で設定した各認証デバイスのパスワードの「変更履歴数」、「変更禁止期間」、「有効期間」、「複雑さ」、「次回認証時に変更」などの設定が有効にならない事があります。

[対処・回答]

次の場合、これらの設定は有効になりません。
・管理者によってパスワードの変更を行った場合
・連携認証で第二認証以降に設定されているデバイスである場合

39

[現象・質問]

【「SMARTACCESS/Basic」、「SMARTACCESS/Premium」共通】背ゆりティチップの認証を10回以上失敗した場合に、それ以降の認証失敗時に  「間違ったユーザーキーパスワードで複数回認証が行われたので、安全のためセキュリティチップが一時的にロックしています。ロックが解除されるまで時間を置いてから再度認証を行ってください。」というメッセージが表示されて認証ができないことがあります。

[対処・回答]

本エラーメッセージが表示された場合は、チップのロック状態が解除されるまで数分~数十分待ってから正しいユーザーキーパスワードを入力して認証を行ってください。
なお、チップのロック時間はパスワード入力ミス回数に応じて倍増します。

40

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basicと同Premium共通】Windows Server 2003を使用して構築されたActive Directory上のドメイン環境において、ドメインセキュリティポリシーでパスワードを無期限に設定した場合、SMARTACCESSの管理者ウィザード上でユーザー一覧に一部のドメインユーザーが表示されない事があります。

[対処・回答]

パスワードを無期限に設定したい場合は「セキュリティーポリシー」では「パスワードの有効期間」を設定し、
「管理ツール-Active Directory ユーザーとコンピュータ」上から各ユーザーのプロパティを開き、
「アカウント オプション」より「パスワードを無期限にする」の設定を行ってください。

41

[現象・質問]

OpenGLに対応したアプリケーションを実行中に、スタンバイや休止を行い、その後レジュームすると、アプリケーションエラーが発生したり、応答不能になる場合があります。

[対処・回答]

OpenGLに対応したアプリケーションをお使いになる場合は、あらかじめ、Windowsの「電源オプションのプロパティ」で、省電力機能を無効に設定しておいてください。
設定方法は次のとおりです。
【手順】
1. 次の操作を行います。
  ●Windows XPの場合
  「スタート」ボタン→「コントロールパネル」→「パフォーマンスとメンテナンス」の順にクリックします。
  ●Windows 2000の場合
  「スタート」ボタン→「設定」→「コントロールパネル」の順にクリックします。
2. 「電源オプション」をクリックまたはダブルクリックします。
  「電源オプションのプロパティ」が表示されます。
3. 「休止状態」タブの「休止状態を有効にする」または「休止状態をサポートする」のチェックを外します。

42

[現象・質問]

【Quadro FX 1500またはQuadro FX 3500搭載機種のみ】「NVIDIAディスプレイドライバアップデートディスクV1.1」についての注意事項です。

[対処・回答]

必ずディスプレイドライバをアップデートしてください。
アップデートすると、グラフィックスカード(NVIDIA Quadro(R) FX 1500、またはNVIDIA Quadro(R) FX 3500)の冷却ファンの異常を検出できます。次の手順に従ってアップデートしてください。
1. 添付の「NVIDIA ディスプレイドライバアップデートディスク V1.1」をセットします。   ドライバのインストールユーティリティが起動します。
2. メッセージに従って操作します。
3. インストール終了後、本ワークステーションを再起動します。

43

[現象・質問]

【Quadro FX 1500またはQuadro FX 3500搭載機種のみ】「グラフィックカードが高温になっています。故障につながる恐れがありますので、アプリケーションデータを保存終了した後、Windowsをシャットダウンしてください。」というメッセージが表示されました。

[対処・回答]

アプリケーションデータを保存終了し、Windows をシャットダウンします。アプリケーションの負荷によってグラフィックスカードが高温になる場合があります。再び本ワークステーションを起動した後、何度も本メッセージが表示される場合は、修理を依頼してください。

44

[現象・質問]

【Quadro FX 1500またはQuadro FX 3500搭載機種のみ】「グラフィックカードのファン故障の可能性があります。修理依頼を行ってください。本ワークステーションを保護するため、Windowsを強制的にシャットダウンします。」というメッセージが表示されました。

[対処・回答]

グラフィックスカードのファンが故障している可能性がありますので、修理を依頼してください。

45

[現象・質問]

【Quadro FX 1500またはQuadro FX 3500搭載機種のみ】ログオン画面やデスクトップ画面で「「ACPIのスタンバイモードが「標準(ACPI S1)」に設定されています。BIOSセットアップで、スタンバイモードを「高度(ACPI S3)」に変更してください。BIOSセットアップについてはマニュアルを参照してください。」と表示されます。

[対処・回答]

『製品ガイド』をご覧になり、BIOS セットアップでACPI のスタンバイモードを「標準(ACPI S1)」から「高度(ACPI S3)」に戻してお使いください。なお、設定を戻した後は、リカバリが必要となります。『取扱説明書』をご覧になり、リカバリを行ってください。

46

[現象・質問]

【Quadro FX 1500またはQuadro FX 3500搭載機種のみ】「スタンバイ/休止状態への移行を抑止しました。ACPIのスタンバイモードが「標準(ACPI S1)」に設定されています。BIOSセットアップについてはマニュアルを参照してください。」と表示されます。

[対処・回答]

『製品ガイド』をご覧になり、BIOS セットアップでACPI のスタンバイモードを「標準(ACPI S1)」から「高度(ACPI S3)」に戻してお使いください。
なお、設定を戻した後は、リカバリが必要となります。『取扱説明書』をご覧になり、リカバリを行ってください。

47

[現象・質問]

【Quadro FX 1500またはQuadro FX 3500搭載機種のみ】本ワークステーションでは、ACPI のスタンバイモードとして「標準(ACPI S1)」をサポートしておりません。

[対処・回答]

ご購入時には、「高度(ACPI S3)」に設定されています。このまま設定を変更せずにお使いください。
接続する周辺機器がACPI S3 モードに対応しているかを周辺機器のメーカーに確認してください。ACPI S3モードに対応している周辺機器のみご使用いただけます。
接続する周辺機器がACPI S1 モードにしか対応していない場合、本ワークステーションをスタンバイや休止状態にしないでください。

48

[現象・質問]

ドライバのインストール時などに、Windows 2000のCD-ROMを要求される場合があります。

[対処・回答]

この場合は、「c:/support/i386」と指定してください。
また、「c:/support/i386」フォルダは削除しないでください。削除すると、Windowsコンポーネントの追加などができなくなります。

49

[現象・質問]

古いバージョンやレベルのソフトウェア(アプリケーション、ドライバ)を使用すると、本ワークステーションおよびソフトウェアが正常に動作しない場合があります。

[対処・回答]

本パソコンに添付されているソフトウェアは、添付されているバージョンを使用するか、その最新版を入手して使用してください。
また、本パソコンに添付されていないソフトウェアの場合も、最新版を使用してください。

50

[現象・質問]

アプリケーションがサーバとのデータ通信中に省電力モードへ移行し、省電力状態から復帰後にサーバとのデータ通信に不具合が発生する場合があります

[対処・回答]

お使いになっているアプリケーションによっては、省電力モードに対応 していないものがあります。省電力モードに対応していないアプリケーションが省電力モードに移行すると、不具合が発生することがあります。
お使いのアプリケーションが、省電力モードに対応しているかをご確認いただき、対応していないアプリケーションを利用する場合は、「コントロールパネル」 -「電源オプション」の「システムスタンバイ」や「システム 休止状態」の設定を「なし」にしてください。

51

[現象・質問]

「管理ツール」の「コンポーネントサービス」を使用するとエラーメッセージが表示されます。

[対処・回答]

「コンポーネントサービス」の「コンピュータ」はログオン後10分ほど経過してから開くようにしてください。
ログオン後すぐに「コントロールパネル」ウィンドウの「管理ツール」アイコンをダブルクリックし、「コンポーネントサービス」で「コンソールルート」の「コンポーネントサービス」の「コンピュータ」を開こうとすると、まれにアプリケーションエラーが起きることがあります。このエラーが起こると、本ワークステーションの動作が不安定になります。
この場合は、本ワークステーションを再起動してください。再起動後は問題なくお使いになれます。

52

[現象・質問]

省電力機能を設定しても、ログオン時に反映されません。

[対処・回答]

省電力設定は、ユーザー別に設定できます。このため、Administratorでログオンした場合と他のユーザーでログオンした場合では設定が異なります。
必要に応じて、「コントロールパネル」ウィンドウの「電源オプション」で設定してください。

53

[現象・質問]

「コンピュータの管理」-「記憶域」-「リムーバブル記憶域」にある「物理的な場所」を表示した場合、CD-ROMドライブユニットが1 つしかないにもかかわらず2つ表示されます。

[対処・回答]

「コントロールパネル」ウィンドウの「管理ツール」アイコンをダブルクリックし、「コンピュータの管理」-「記憶域」-「リムーバブル記憶域」にある「物理的な場所」を表示した場合、CD-ROMドライブユニットが1つしかないにもかかわらず2つ表示されることがあります。
この場合は、赤い「×」印のついているドライブを選択し、「操作」メニュー→「削除」の順にクリックして削除してください。

54

[現象・質問]

「DirectX診断ツール」を実行すると、搭載しているCPUとは違う名前のCPU名が表示される場合があります。

[対処・回答]

CPU名とCPUクロックが正しく表示されない場合があります。あらかじめご了承ください。

55

[現象・質問]

「Roxio DigitalMedia SE」でCD-RWディスクをフォーマットした後に、エクスプローラなどでCD-RWディスクを見るとフォーマット前の情報が残ります。

[対処・回答]

「DigitalMedia SE」や「DLA」でCD-RWディスクをフォーマットした後、ディスクは自動で排出されません。そのため、エクスプローラなどからCD-RWディスクを見ると、フォーマット前の情報が残っています。
該当するドライブを右クリックして「取り出し」を選び、ディスクを再セットすると内容を更新することができます。

56

[現象・質問]

「FM Advisor」のCPU情報が正しく表示されません。

[対処・回答]

「FM Advisor」のCPU情報の表示において、CPU名とCPUクロックが正しく表示されない場合があります。あらかじめご了承ください。

57

[現象・質問]

Windows 2000起動時に、ネットワークドライブの割り当てをしたドライブへの接続に失敗した旨のメッセージが表示されることがあります。また、エクスプローラなどで見た場合、ネットワークドライブに「×」が表示されることがあります。

[対処・回答]

エクスプローラなどのネットワークドライブに「×」が表示されていても、ドライブに接続されています。

58

[現象・質問]

「Windows Media Player」で動画ファイルを再生時、フルモードからRevertスキンモードに変更すると、音と映像の再生が途切れます。

[対処・回答]

動画の再生時に、音と映像が途切れた場合は、動画ファイルを再度開いて再生してください。

59

[現象・質問]

「Roxio DigitalMedia SE」を終了したら、ディスクが取り出せなくなりました。

[対処・回答]

CD-R/RWディスクへの書き込みを途中でキャンセルした場合、「Roxio DigitalMedia SE」を終了させると、ディスクの取り出しが出来なくなることがあります。
ディスクへの書き込みを途中でキャンセルした場合は、必ずディスクを取り出してから、「Roxio DigitalMedia SE」を終了してください。

60

[現象・質問]

「Windows Media Player」で動画ファイルを再生時、フルモードとRevertスキンモードを交互に切り替えると、映像がどちらのモードでも表示されなくなります。また、mpegファイルを再生している場合は、停止するときに「不明なエラーが検出されました」という内容のエラーメッセージも表示されます。

[対処・回答]

動画が表示されない場合、動画ファイルを再度開き、再生を開始してください。

61

[現象・質問]

「Windows Media Player」で、WMAファイルをCDなどの書き込み可能のディスクに書き込み(デバイスに転送)すると、アプリケーションエラーが発生する場合があります。

[対処・回答]

CDを作成する場合、「Windows Media Player」の「デバイスに転送」機能はご利用になれません。「Roxio DigitalMedia SE」をお使いください。

62

[現象・質問]

127GBを超えるハードディスク(160GBハードディスク搭載モデル)に、Windows 2000、またはWindows XPをインストールすると、ハードディスクのデータが破壊されることがあります。

[対処・回答]

ハードディスクのデータが破壊される場合を考慮して、必ず再インストール前にすべてのドライブの必要なデータをバックアップしてください。
127GBを超えるハードディスクにOSをインストールする場合は、必ず次の条件を守ってください。これらの条件を守らない場合、ハードディスクのデータが破壊されることがあります。



【XPの場合】

  • 先頭の区画(Cドライブ)にOSを再インストールしてください。
  • 約127GB(131062MB注)を超える区画には、OSを再インストールしないでください。
    注:再インストール時の画面で表示される容量です。換算方法の違いにより異なる値になります。
  • サービスパック未適用のWindows XPをご使用の場合、127GBを超えるハードディスクの領域はご利用になれません。OSをインストール後、Windows XP SP2および、SP2以降のサービスパックをインストールしてください。

【2000の場合】
  • 先頭の区画(Cドライブ)にOSを再インストールしてください。
  • 約127GB(131062MB注)を超える区画には、OSを再インストールしないでください。
    注:再インストール時の画面で表示される容量です。換算方法の違いにより異なる値になります。
  • Windows 2000 SP2およびSP2以前のOSバージョンをご使用の場合、127Gを超えるハードディスクの領域はご利用になれません。OSをインストール後、Windows 2000 SP3および、SP3以降のサービスパックをインストールしてください。
  • 以下のレジストリを追加してください。
    [HKEY_LOCAL_MACHINE/SYSTEM/CurrentControlSet/Services/atapi/Parameters]
    "EnableBigLba"=dword:00000001

この問題はWindowsの仕様です。詳細は、以下の「マイクロソフト サポート技術情報」をご覧ください。
なお、Windows XP SP1をご使用になる場合は、スタンバイまたは休止状態に入った場合やメモリダンプファイルの書込み等でハードディスクドライバが破壊される場合があります。そのため、ご使用になる前に本障害に対する修正モジュールを適用する必要があります。詳細は、「マイクロソフト サポート技術情報」の「スタンバイまたは休止状態に入った場合やメモリ ダンプの書き込みでハード ディスク ドライブが破壊される可能性がある」を参照してください。

63

[現象・質問]

イベントビューアのシステムログに「PlugPlayManager」の警告が記録されることがあります。

[対処・回答]

この現象は、MS04-011セキュリティ アップデートが適用された環境で発生します。詳細は下記URLのマイクロソフトサポート技術情報をご覧ください。
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;JA;842644

64

[現象・質問]

「Roxio DigitalMedia SE」でオーディオCDを作成する場合に、「ファイルnnn.wmaは有効なオーディオファイルではありません。ファイルを確認してから、再度実行してください。」というエラーメッセージが表示されます。

[対処・回答]

「Windows Media Player」を新しいバージョンにアップデートしてください。また、「Roxio DigitalMedia SE」をインストールしているパソコンで、wmaファイルを作り直してください。

65

[現象・質問]

127GBを超える内蔵ハードディスクを搭載している場合、127GBを超えるハードディスクの領域が使用できません。

[対処・回答]

Windows 2000 SP2およびSP2以前のOSバージョンをご使用の場合、127GBを超えるハードディスクの領域はご利用になれません。OSをインストール後、Windows 2000 SP3および、SP3以降のサービスパックをインストールしてください。インストール後、以下のレジストリを追加する必要があります。
[HKEY_LOCAL_MACHINE/SYSTEM/CurrentControlSet/Services/atapi/Parameters]
"EnableBigLba"=dword:00000001
この問題はWindowsの仕様です。詳細は「マイクロソフト サポート技術情報」の「Windows 2000におけるATAPIディスクドライブの48ビットLBAのサポート」(http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;305098)をご覧ください。

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[現象・質問]

「Roxio DigitalMedia SE」でDVD+R DLにデータ書き込みを行うと、書き込むデータ容量以上にディスク容量が使用されます。

[対処・回答]

「Rocio DigitalMedia SE」の仕様です。
DVD-ROMとの互換性を高めるために「Extended Partioal Lead-out」(約512MB)が書き込まれます。

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[現象・質問]

「Windows Media Player」を使って音楽CDを再生しても、音が出ません。

[対処・回答]

「デジタル CD 再生」の設定が有効になっているか確認してください。有効になっていない場合は、次の手順で「デジタル CD 再生」の設定を有効にしてください。
【設定手順】
1.デスクトップの「マイコンピュータ」を右クリックして「プロパティ」をクリックします。
「システムのプロパティ」ウィンドウが表示されます。
2.「ハードウェア」タブの「デバイスマネージャ」をクリックします。
3.「DVD/CD-ROMドライブ」をダブルクリックし、設定が必要なドライブをダブルクリックします。
4.「プロパティ」タブをクリックします。
5.「デジタルCD再生」の「このCD-ROMデバイスでデジタル音楽CDを使用可能にする」にチェックをつけ、「OK」をクリックします。

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[現象・質問]

イベントビューアのアプリケーションにエラー(ID:0)が記録されます。

[対処・回答]

本現象は、.NET Framework 2.0の問題です。
Microsoft社のサポート技術情報で以下が該当しますのでご参照ください。
http://support.microsoft.com/kb/918642/ja

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