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  5. 企業向けパソコン 2008年上期モデルハードディスクのドライブ構成を変更する際の留意事項について
お客様各位
富士通株式会社
2008年6月23日 掲載
2008年6月25日 更新

企業向けパソコン 2008年上期モデル
ハードディスクのドライブ構成を変更する際の留意事項について

平素は、富士通製品をご愛用いただきまことにありがとうございます。

2008年4月発表の企業向けパソコン FMVシリーズ、CELSIUSワークステーションの一部の機種において、ハードディスクのドライブ構成を変更した場合に、リカバリができなくなるなどの現象が発生することがわかりました。
お客様の装置でハードディスクのドライブ構成を変更する場合は、以下の情報を参考に対処くださいますようお願いいたします。

この現象は、次のような使い方をされるお客様には影響はございません。

  • ハードディスクのドライブ構成を、パソコン購入時のまま変更せずにお使いになる場合
  • Windowsセットアップ後、マニュアルに沿ってリカバリディスクを作成し、その後リカバリ領域を削除した場合
  • パソコンを多数導入された場合などで、お客様の企業向け専用にハードディスクのドライブ構成等をカスタマイズして運用されており、本装置が提供するリカバリ機能をご利用にならない場合

発生現象

「ドライブ構成を変更する際の正しい手順」に示す以外の手順でハードディスクのドライブ構成を変更すると、手順によっては以下の現象が発生します。

(現象1)ハードディスクからのリカバリが動作しなくなり、リカバリ領域のリカバリデータからリカバリディスクを作成できなくなります。

(現象2)現象1が発生する環境でリカバリ領域を削除しようとすると、リカバリ領域が削除されずに、Dドライブが削除されます。

なお、本件現象の詳細情報につきましては、「 ハードディスクのドライブ構成を変更する際の注意事項 」をご覧ください。

対象機種

シリーズ 発表時期 製品名 製造番号

FMV-ESPRIMO
FMVバリューシリーズ

2008年4月

FMV-D5360, FMV-D5260, FMV-D5160, FMV-K5260, FMV-D3260

MA8300000~MA8699999

FMV-LIFEBOOK
FMVバリューシリーズ

2008年4月

FMV-H8260, FMV-E8260, FMV-A8260, FMV-S8360, FMV-B8260, FMV-T8260, FMV-T8160, FMV-P8260, FMV-A6260

R8400000~R8699999

FMV-STYLISTIC

2008年4月

FMV-STYLISTIC TB14/B

R8400000~R8699999

CELSIUS

2008年4月

CELSIUS J360

MA8300000~MA8699999

装置の型名、製造番号がわからない場合はこちらのページをご覧ください。

対象機種をご利用のお客様は、装置に添付されている「ドライバーズディスク2 & ユーティリティディスク」をご確認ください。
「ドライバーズディスク2 & ユーティリティディスク」の色および版数により、本件の修正対策が施されていないディスクか、対策済みのディスクかを、下記の方法でご確認のうえ、対応方法に従ってください。

「ドライバーズディスク2 & ユーティリティディスク」の対策状態の見分け方および対応方法

未対策のディスク 対策済みのディスク

ディスクの印刷面の色

緑色

赤色

ディスクの版数
※ディスクの左側中央部に記載されています

FMVシリーズパソコンの場合

  • CA41534-0135 または CA41534-0952

CELSIUSの場合

  • CA41534-0204

FMVシリーズパソコンの場合

  • CA41534-1422

CELSIUSの場合

  • CA41534-1512

対応方法

  • 内蔵ハードディスクのドライブ構成を変更する場合には、以下に示す、「ドライブ構成を変更する際の正しい手順」に従って行ってください。

  • 対策済みのディスクの内容は、下記の「修正モジュールのダウンロード」から入手できます。

ディスクから、トラブル解決ナビのアップデート適用をお願いいたします。
アップデートの手順は、ディスクと同梱された説明書「本装置を使用する前にお読みください」をお読みください。

ドライブ構成を変更する際の正しい手順

本装置に内蔵されているハードディスクのドライブ構成を変更する場合は、必ず次の手順で行ってください。
この手順で実施すれば、「発生現象」で示す現象は発生しません。

  1. リカバリディスクを作成する。(すでにリカバリディスクをお持ちの場合は不要です)
    ハードディスクのリカバリ領域には、本装置をご購入時の状態に戻すためのリカバリデータが保存されています。ドライブ構成を変更する前に、リカバリデータをCDまたはDVDに書き出してリカバリディスクを作成してください。リカバリディスクの作り方は、本体に添付されている「取扱説明書」をご覧ください。

  2. リカバリ領域を削除する。
    リカバリディスクの作成が終わったら、「ドライバーズディスク2 & ユーティリティディスク」を使って本装置を起動し、トラブル解決ナビの「リカバリ領域の削除」を実行して、リカバリ領域を削除してください。

    操作手順について、詳しくは『製品ガイド』−「仕様一覧/技術情報」−「その他の仕様」−「ドライブ構成」をご覧ください。
    『製品ガイド』は、富士通製品情報ページで公開しています。

  3. ドライブ構成を変更する。

修正モジュールのダウンロード

前述の本件現象の発生条件に当てはまらない場合や、上記「ドライブ構成を変更する際の正しい手順」に従ってご利用いただく場合には、対応は不要です。
前述の現象が発生しないように修正した「ドライバーズディスク2 & ユーティリティディスク」(レーベル色が赤色のものと同等の内容)は、下記サイトからダウンロードしていただけます。ダウンロード後、CD-Rに保存してご利用ください。

「ドライバーズディスク2 & ユーティリティディスク」修正版ダウンロード

※ このページの情報は随時更新いたします。

−以上−