複数のアカウントをグループ管理して、専用のフォルダを作成し、グループごとに運用する

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アカウントを4つ作成し、4つのアカウントを1つのグループに所属させ、そのグループだけが使用できる共有フォルダを作成する方法をご説明します。
ここでは、一連の操作をWeb Setupユーティリティの「共有設定」を使用して作成する例をご紹介します。

■ 設定手順

1.アカウントの作成⇒2.グループの作成⇒3.グループへアカウントを所属させる⇒4.共有フォルダ作成⇒5.グループのアクセス権限設定の順で完了します。

1. アカウントの作成
   1. Web Setupユーティリティにアドミニストレータ（「admin」アカウント）でログインします。

• 「admin」アカウントのパスワードを必ず設定してください。

2. ログインすると、「基本設定」の「アカウント作成」画面が表示されます。

3. 「共有設定」の「アカウント設定」メニューを選択し、「アカウント設定」画面を表示します。
4. プロパティのアカウント名へ「aaa」を、パスワード欄へパスワードを入力し、「作成」ボタンをクリックします。同様に、アカウントbbb、ccc、ddd、についても入力します。

• アカウント名及びパスワードは、ネットワークに参加しているものと同一にしてください。
• パスワードは各々の利用者が設定変更できます。

5. アカウントリストに、「aaa」、「bbb」、「ccc」、「ddd」が追加されます。
6. アカウント作成完了です。

2. グループの作成
   1. 共有設定の「グループ設定」メニューをクリックして、「グループ設定」画面を表示します。

2. グループ名へ作成したいグループ名「group」を入力し、「作成」ボタンをクリックします。
3. グループリストに、「group」が追加されます。
4. グループの作成完了です。

3. グループへアカウントを所属させる
   1. 共有設定の「グループ設定」メニュー「グループ設定」画面のグループリストから、アカウントを所属させたいグループ名へカーソルを移動します。

2. 「所属アカウント」ボタンをクリックすると、登録されているアカウントが表示されます。

3. 所属させたいアカウント名を、「所属しているアカウント」リストへ「<<」ボタンで移動します。
4. アカウントの所属は完了です。

4. 共有フォルダの作成
   1. 「共有設定」の「共有フォルダ」メニューをクリックして、「共有フォルダ」画面を表示します。

2. 共有フォルダ名へ作成したいフォルダ名「folda」を入力し、「作成」ボタンをクリックします。
3. 共有フォルダ名リストに、「folda」が追加されます。
4. 共有フォルダ作成完了です。

5. アクセス権限の設定

   最後に共有フォルダ「folda」に対し、グループ「group」にアクセス権限を持たせる設定を行います。

   1. 「共有設定」の「共有フォルダ」画面で、共有フォルダ名リストから「folda」にカーソルを移動し、「アクセス権」ボタンをクリックします。

2. アクセス権限画面にグループ名が表示されますので、アクセスを可能にしたいグループ名を「アクセス可能なグループ」のリストへ「<<R/W」ボタンで移動します。

• 権限には、「読み取り専用」と、「読み書き」の2種類があります。

  「読み取り専用」にする場合は「<<Read」ボタンを、「読み書き」権限を与える場合は、「<<R/W」ボタンを押してグループの移動をさせてください。

■ 構造概念図

□ ここまでの一連の操作を行なった結果、下図のような構造ができあがりました。

□ エクスプローラからは、下の画面のように共有フォルダ「folda」が作成されていることを確認できます。

□ ここまで1〜5の操作を行なうこのより、複数のアカウントをグループ管理を行い、フォルダに対してのアクセス権限をグループ単位であたえることができます。

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