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第4章  Webブラウザを使ってインターネット接続設定をする > 4  インターネット（WAN）側の設定 > ブリッジモードの場合

ブリッジモードの場合

次の場合は、本製品をブリッジとして使用します。この場合の本製品の動作モードを「ブリッジモード」と呼びます。

重要

本製品をブリッジモードでお使いになる場合、次の点にご注意ください

  • 使用できるグローバルIPアドレスが1つのみの場合、本製品を使った、インターネットへの複数台同時接続は行えません。
  • 本製品の「フィルタリング」メニューは使用できません。パソコン側でセキュリティの対策を行う必要があります。
  • 本製品でログの記録は行いません。
  • 本製品の「フォワーディング」メニューは使用できません。
  • 本製品の「ルーティング」メニューは使用できません。
  • 本製品の「VPN」メニューは使用できません。
  • 本製品のUPnP機能は無効になります。
  • プロバイダの指示に従って、パソコンやモデムに対し、インターネット接続のための設定を行う必要があります。各機器の設定方法については、プロバイダから提供されている資料、およびお使いの機器のマニュアルをご覧ください。

ブリッジモードで使用する場合の設定方法を、次の順序で説明します。

クライアントのパソコンに固定IPアドレスを割り当てる

本製品をブリッジモードに設定すると、「DHCPサーバー機能」−〔サービス：〕が自動的に「無効」に設定され、クライアントのパソコンはIPアドレスを自動取得できなくなります。このため、本製品をブリッジモードに設定する前に、管理者用パソコンのIPアドレスには固定IPアドレスを設定します。また、本製品に接続するすべてのパソコンで、固定IPアドレスを設定する必要があります。
固定IPアドレスの設定方法については、IPアドレスの設定方法をご覧ください。

本製品をブリッジモードに設定する

重要

ルータタイプのモデムをお使いの場合

本製品をブリッジモードに設定する前に、モデムのIPアドレスをご確認ください。確認方法は、お使いのモデムのマニュアルをご覧ください。
本製品とモデムのIPアドレスが同じ設定になっている場合は、本製品のIPアドレスを、次の例のように変更してください。

  • 例）本製品とモデムのIPアドレスが、どちらも「192.168.2.1」の場合
    本製品のIPアドレスを「192.168.2.xxx」（xxxは、2〜254の任意の値）に設定します。
    本製品のIPアドレスの変更方法は、本製品のLAN側の設定（ブリッジモードの場合）をご覧ください。
  1. 本製品のWANポートから、モデムと接続しているLANケーブルを取り外します。
  2. トップメニューの「WAN」をクリックします。
    トップメニューの「WAN」
  3. 次のように操作します。
    「WAN」メニュー画面
    1. 「基本設定」−〔動作モード：〕の「ブリッジモード」をクリックして 選択されている状態 にします。
    2. 「設定」をクリックします。
    「設定を保存しています。」という画面が終了すると、設定した内容が有効になります。
  4. 必要に応じて、本製品のIPアドレスを変更します。
    変更方法については、本製品のLAN側の設定（ブリッジモードの場合）をご覧ください。
  5. 本製品のWANポートに、モデムと接続しているLANケーブルを再度接続します。
重要
  • 本製品の動作モードを、ブリッジモードからルータモードに変更すると、本製品のLAN側のIPアドレスがご購入時の設定（192.168.2.1）に自動的に変更されます。

本製品のLAN側の設定（ブリッジモードの場合）

本製品のIPアドレスのご購入時の設定は、「192.168.2.1」に設定されています。本製品を既存のLANに導入するなど、変更する必要がある場合のみ、次の手順で変更します。

  1. トップメニューの「LAN」をクリックします。
    トップメニューの「LAN」
  2. 「基本設定」−〔IPアドレス取得方法：〕の「手動設定」をクリックして 選択されている状態 にします。
    「LAN」メニュー画面
    重要

    「DHCPクライアント」に設定する場合は次の点にご注意ください

    「DHCPクライアント」に設定すると、本製品のIPアドレスが毎回変わる場合があります。IPアドレスがわからないと、本製品の設定画面にログインできなくなります。

  3. 次のように操作します。
    「LAN」メニュー画面
    1. 〔IPアドレス：〕／〔サブネットマスク：〕  本製品のIPアドレス／サブネットマスクを入力します。
      固定IPアドレス、およびサブネットマスクの設定例については、各機器に固定IPアドレスを設定する場合をご覧ください。
    2. 〔デフォルトゲートウェイ：〕  接続する既存のLANに合わせたデフォルトゲートウェイを設定します。
    3. 「設定」をクリックします。
    「設定を保存しています。」という画面が終了すると、設定が有効になります。
ポイント

本製品のIPアドレスを変更した場合

本製品のIPアドレスを変更した場合、クライアントから本製品にアクセスできなくなり、設定画面にログインできなくなる場合があります。必要に応じて、クライアント側のIPアドレスの設定を変更してください。クライアントのIPアドレスの設定方法は、IPアドレスの設定方法をご覧ください。

インターネットへの接続確認

  1. 管理者のパソコンのWebブラウザでインターネットに接続し、接続確認をします。
    例）http://www.fmworld.net/
    ポイント
    • ホームページが正常に表示されない場合は、プロバイダから提供されている資料をご確認の上、設定内容に誤りがないか確認してください。

次に、ワイヤレスLANの設定にお進みください。

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