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ターミナルサービスに関する留意事項


【OSインストール関連】
【設定関連】
【操作関連】

OSインストール関連
Windows(R) 2000 をインストールするときに留意すべき項目について説明します。

≪ ターミナルサーバの役割 ≫
留意点 Windows(R) 2000 ターミナルサービスをアプリケーションサーバモードで利用する場合は、ドメインコントローラとして構成しないでください。
発生条件 ターミナルサービスをアプリケーションサーバモードで使用する場合。
対処方法 ターミナルサーバは、メンバサーバもしくはスタンドアロンサーバとして構成してください。ドメインコントローラとして構成すると、ドメインコントローラとしての処理を実行するためにプロセッサ時間が割り当てられ、ターミナルサーバ本来の目的であるアプリケーション実行時のレスポンスに影響します。
設定関連
各種機能を利用するための設定処理で留意すべき項目について説明します。

≪ ターミナルサービス モードの切替え ≫
留意点 運用開始後は、アプリケーションサーバモードとリモート管理モードの切替え、およびターミナルサービスの有効/無効を切り替えないでください。
発生条件 ターミナルサービスを使用した運用を開始した場合。
対処方法 ターミナルサービスをアプリケーションサーバモードで導入後にインストールしたアプリケーションは、マルチユーザ環境で適切に動作するようにインストールされています。そのため上記のような切替えを行った場合は、アプリケーションを正常に動作させるために、アプリケーションの再インストールが必要になります。
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操作関連

≪ NT4.0 TSE用のターミナルサーバクライアントの使用 ≫
留意点 Windows(R) 2000 ターミナルサービスでは、NT4.0 TSEに比べて以下の機能が追加されています。
・リモート制御
・Windows プリンタマッピング
・クリップボードマッピング
・送受信データの暗号化(56ビット、128ビット)
ターミナルサーバクライアントVersion 4.0 (NT4.0 TSE 付属のクライアント)を使用して、Windows(R) 2000 のターミナルサービスを利用すると、上記の新機能が利用できません。
発生条件 NT4.0 TSE付属のクライアントを使用して、Windows(R) 2000 サーバに接続した場合。
対処方法 Windows(R) 2000 サーバに接続する場合には、Windows(R) 2000 付属のターミナルサービス クライアント Version 5.0を使用してください。