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スタンバイまたは休止状態からのレジューム

■ スタンバイおよび休止状態からのレジューム条件

ACPIモードの標準(ACPI S1)/高度(ACPI S3)のスタンバイおよび休止状態から、次の表で○になっているレジューム要因で通常の状態にレジュームさせることができます。

レジューム要因
ACPIモード標準
(ACPI S1)
ACPIモード高度
(ACPI S3)
休止状態
(ACPI S4)※8
電源スイッチ※1



PS/2キーボード、PS/2マウス
※6
×
×
ワイヤレスキーボード、ワイヤレスマウス
※6
×
×
USBキーボード、USBマウス
※7

×
(Windows XP/2000の〔FL〕のみ○※7
時刻指定※2



LAN※3



モデム着信(Ring Indicator信号)※4


※9
PCI拡張カード(PME#信号)※5




※1:
「電源オプションのプロパティ」または「電源の管理のプロパティ」−「詳細設定」または「詳細」タブの「電源ボタン」の「コンピュータの電源ボタンを押したとき」を「シャットダウン」または「電源オフ」に設定した場合でも、電源スイッチを押すとスタンバイからレジュームします。
※2:
「タスク」を使用した場合
※3:
「デバイスマネージャ」−「ネットワークアダプタ」のLANコントローラのプロパティの「電源の管理」タブの次の項目をチェックする必要があります。
■Windows XPの場合
・「電力の節約のために、コンピュータでこのデバイスの電源をオフにできるようにする」
・「このデバイスで、コンピュータのスタンバイ状態を解除できるようにする」
■Windows 2000の場合
・「このデバイスで、コンピュータのスタンバイ状態を元に戻すことができるようにする」
・「電力の節約のために、コンピュータでこのデバイスの電源をオフにできるようにする」
■Windows Meの場合
・「節電のために、コンピュータでこのデバイスの電源をオフにできるようにする」
・「コンピュータのスタンバイ解除の管理をこのデバイスで行う」
■Windows 98の場合
・「節電のためにコンピュータの電源を自動的に切る」
・「コンピュータのスタンバイ解除の管理をこのデバイスで行う」
※4:
通信ソフトを起動し、着信待ち状態にしておく必要があります。
※5:
PME#信号をサポートしたPCI拡張カード(PCI Revision 2.2規格に準拠)を搭載した場合
※6:
■Windows XP/2000の場合
「デバイスマネージャ」−「キーボード」または「マウスとそのほかのポインティングデバイス」のPS/2キーボードまたはPS/2マウスのプロパティで「電源の管理」タブが表示される場合は、次の項目をチェックする必要があります。
・Windows XP:「このデバイスで、コンピュータのスタンバイ状態を解除できるようにする」
・Windows 2000:「このデバイスで、コンピュータのスタンバイ状態を元に戻すことができるようにする」
また、〔TX〕の場合は、PS/2キーボード、PS/2マウスのどちらか一方でも上記項目をチェックすると、PS/2キーボード、PS/2マウスのどちらを使用してもスタンバイモードからレジュームします。
■Windows Meの場合
省電力モードを「標準(ACPI S1)」に設定してお使いになる場合、PS/2キーボードを使用して省電力から復帰すると、マウスやキーボードの入力が正常にできなくなる場合があります。
この場合は、キーボード左側の【Shift】キーまたは【Ctrl】キーを1回押してください。本現象を回避するためには、省電力から復帰させるときに、マウスを使用するか、PS/2キーボードの英数キーを押すようにしてください。
※7:
■Windows XP/2000の場合
「デバイスマネージャ」−「キーボード」または「マウスとそのほかのポインティングデバイス」のUSBキーボードまたはUSBマウスのプロパティの「電源の管理」タブで次の項目をチェックする必要があります。
・Windows XP:「このデバイスで、コンピュータのスタンバイ状態を解除できるようにする」
・Windows 2000:「このデバイスで、コンピュータのスタンバイ状態を元に戻すことができるようにする」
※8:
■Windows XPの場合
IDE-RAIDモデルは、休止状態(ACPI S4)は使用できません。
※9:
■Windows 2000の場合
〔CLs〕の場合、BIOSセットアップでの設定が必要となります(→「BIOS」−「メニュー詳細」)。


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