マルチモニタ機能

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本パソコンには、パソコン本体の液晶ディスプレイと外部ディスプレイで、1つのデスクトップを表示できる「マルチモニタ機能」があります。ここではプライマリアダプタ（メイン画面）として液晶ディスプレイを、セカンダリアダプタ（サブ画面）として外部ディスプレイを使用する場合の手順を説明します。

• マルチモニタ機能をお使いになる前に、必ず外部ディスプレイを接続してください。
• 〔NU〕〔MG〕ではプラグアンドプレイに対応していないディスプレイの場合、再起動を行うと液晶ディスプレイのみの表示になり、外部ディスプレイに画面が表示されなくなります。
• マルチモニタ機能をお使いになる前に、使用中のアプリケーションを終了してください。
• マルチモニタ機能をお使いになるときは液晶ディスプレイを「プライマリ」、外部ディスプレイを「セカンダリ」に設定してください。
• マルチモニタ機能の注意
  • 2つのディスプレイにまたがるウィンドウがある場合は、プライマリアダプタとセカンダリアダプタの設定を変更しないでください。
  • セカンダリアダプタのみに表示されているアプリケーションを起動中に、セカンダリアダプタの使用を終了しないでください。アプリケーションおよびWindowsの動作が不安定になり、データが保存されないことがあります。
  • 次の事項はプライマリアダプタのみで表示されます。
    • 液晶ディスプレイの全画面表示
    • MS-DOSプロンプトのフルスクリーン表示
    • 一部のスクリーンセーバー
    • 動画再生画面のフルスクリーン表示
    • アクセラレータ機能を使用しての動画再生画面
• 色数についての注意
  • プライマリアダプタとセカンダリアダプタで、別々の色数を設定しないでください。
  • Windows XPでは中、高、または最高に設定してください。Windows 2000/Me/98ではHigh ColorまたはTrue Colorに設定してください。

• マルチモニタ使用時は、キーボードによるディスプレイの切り替えは無効となります。

■ 対応機種／OS

• 〔MC〕／Windows XP/Me/98
• 〔NU〕〔MG〕／Windows XP/2000/Me/98
• 〔LS〕／Windows XP

■ 〔MC〕〔LS〕の場合

□ プライマリとセカンダリの設定

1. デスクトップで右クリックし、「プロパティ」をクリックします。

   「画面のプロパティ」ウィンドウが表示されます。

2. 「設定」タブをクリックします。
3. 「2」と表示されたディスプレイを右クリックし、「接続」をクリックしてチェックを付けます。

   「互換性の警告」ウィンドウが表示された場合は、「OK」をクリックしてください。

• 「設定」タブの「1」はプライマリアダプタ、「2」はセカンダリアダプタを示します。

4. 「1」と表示されたディスプレイのイラストをクリックします。
5. プライマリアダプタの解像度と色数を、いったん次のように設定します。

   ● Windows XPの場合

   • 解像度：800×600ピクセル
   • 色数：中（16ビット）

   ● Windows Me/98の場合

   • 解像度：640×480ピクセル
   • 色数：High Color（16ビット）

6. 「2」と表示されたディスプレイのイラストをクリックします。
7. セカンダリアダプタの解像度と色数を、いったん次のように設定します。

   ● Windows XPの場合

   • 解像度：800×600ピクセル
   • 色数：中（16ビット）

   ● Windows Me/98の場合

   • 解像度：640×480ピクセル
   • 色数：High Color（16ビット）

8. 「画面のプロパティ」ウィンドウの「OK」をクリックします。
   • ウィンドウが表示されるたびに、「OK」または「はい」をクリックしてください。
   • 再起動をうながすメッセージが表示された場合は、「キャンセル」または「いいえ」をクリックして、再起動しないでください。
   • ウィンドウが表示されない場合は、自動的に設定が変更されます。
9. デスクトップで右クリックし、「プロパティ」をクリックします。
10. 「設定」タブをクリックします。
11. 「1」と表示されたディスプレイのイラストをクリックします。
12. ご利用に合わせてプライマリアダプタの解像度と色数を設定します。
13. 「2」と表示されたディスプレイのイラストをクリックします。
14. ご利用に合わせてセカンダリアダプタの解像度と色数を変更します。
15. 「画面のプロパティ」ウィンドウの「OK」をクリックします。
    • ウィンドウが表示されるたびに、「OK」または「はい」をクリックしてください。
    • ウィンドウが表示されない場合は、自動的に設定が変更されます。
    • 再起動を確認するメッセージが表示された場合は、画面の指示に従って再起動してください。
    • 再起動を確認するメッセージが表示されない場合は、「スタート」メニューから再起動してください。

    続けて「マルチモニタの設定」を行ってください。

□ マルチモニタの設定

1. デスクトップで右クリックし、「プロパティ」をクリックします。

   「画面のプロパティ」ウィンドウが表示されます。

2. 「設定」タブをクリックし、「詳細設定」または「詳細」をクリックします。

   お使いのディスプレイドライバのウィンドウが表示されます。

3. 「ATI画面」タブをクリックします。

• 「画面のプロパティ」ウィンドウでは、「外部ディスプレイ」を「モニタ」、「液晶ディスプレイ」を「パネル」と表示しています。

4. 「モニタ」と「パネル」の を押された状態にします。

5. 次の操作を行います。

   ● Windows XPの場合

   「パネル」が 、「モニタ」が であることを確認します。

   設定が異っている場合は、 または をクリックし、「プライマリ」「セカンダリ」を設定します。

   ● Windows Me/98の場合

   「パネル」の がプライマリ、「モニタ」の がセカンダリであることを確認します。

   それぞれ設定が異っている場合は または をクリックし、「プライマリ」「セカンダリ」を正しく設定します。

• 「モニタ」と「パネル」の を押された状態にし、両方をプライマリに設定するとマルチモニタ機能の設定はできません。この場合は、同時表示になります。

6. 設定が終了したら、「適用」をクリックします。
7. 「設定は適用されました。新しい設定を保存しますか?」と表示された場合は、「はい」をクリックします。
8. 「OK」をクリックします。

   「画面のプロパティ」ウィンドウに戻ります。

9. 「OK」をクリックします。

■ 〔NU〕〔MG〕の場合

□ マルチモニタの設定

1. デスクトップで右クリックし、「プロパティ」をクリックします。

   「画面のプロパティ」ウィンドウが表示されます。

2. 「設定」タブをクリックし、「詳細設定」または「詳細」をクリックします。

   お使いのディスプレイドライバのウィンドウが表示されます。

3. 「Intel(R) Graphics Technology」タブをクリックし、「グラフィックのプロパティ」をクリックします。
4. 「デバイス」タブをクリックし、「拡張デスクトップ」をクリックします。
5. 「プライマリデバイス」が「ノートブック」、「セカンダリデバイス」が「PCモニタ」であることを確認します。

   それぞれの設定が異なっている場合は、ドロップダウンリストから正しく設定してください。

6. 設定が終了したら、「適用」をクリックします。
7. 「デスクトップ変更の確認」ウィンドウが表示された場合は、「OK」をクリックします。
8. 「OK」をクリックします。

   続けて「プライマリとセカンダリの設定」を行ってください。

□ プライマリとセカンダリの設定

1. 「Intel(R) Graphics Technology」タブをクリックし、「グラフィックのプロパティ」をクリックします。

   お使いのディスプレイドライバのウィンドウが表示されます。

2. 「デバイス」タブをクリックし、「拡張デスクトップ」をクリックします。
3. ご利用に合わせて「プライマリデバイス」と「セカンダリデバイス」を変更します。

   ここでは「プライマリデバイス」が「ノートブック」、「セカンダリデバイス」が「PCモニタ」に設定されていることを前提にして説明します。

4. 「デバイス設定」をクリックします。

   「デバイス設定」ウィンドウが表示されます。

5. ご利用に合わせて「ノートブック（プライマリ）」の設定を行います。
   • 色：High Color （推奨設定）
   • 画面領域：1024×768 （推奨設定）
6. ご利用に合わせて「モニタ（セカンダリ）」の設定を行います。
   • 色：High Color（推奨設定）
   • 画面領域：1024×768（推奨設定）
   • リフレッシュレート：60Hz（推奨設定）
7. 「OK」をクリックします。
8. 「適用」をクリックします。
9. 「デスクトップ変更の確認」ウィンドウが表示された場合は、「OK」をクリックします。
10. 「OK」をクリックします。
11. 「OK」をクリックします。

    「画面のプロパティ」ウィンドウが表示されます。

12. 「OK」をクリックします。

■ アダプタの表示位置を変更する

ここでは使用する2つのアダプタの表示位置を変更する場合の手順について説明します。

1. デスクトップで右クリックし、「プロパティ」をクリックします。

   「画面のプロパティ」ウィンドウが表示されます。

2. 「設定」タブをクリックします。
3. ディスプレイイラストを、表示する位置にドラッグします。
4. 「OK」をクリックします。

■ 表示できる色数と解像度

次の表の解像度以外を選択した場合、画面が正しく表示されないことがあります。

□ 〔NU〕〔MG〕の場合

• Windows XP

• Windows 2000

• Windows Me/98

□ 〔MC〕の場合

• Windows XP

• Windows Me/98

□ 〔LS〕の場合

• Windows XP

■ 留意事項

• 選択した解像度によっては、外部ディスプレイも仮想スクリーンモードになる場合があります。
• プラグアンドプレイ対応の表示装置を使用の場合、最大解像度は液晶ディスプレイまたは外部ディスプレイのどちらかの最大解像度に設定されます。
• プラグアンドプレイ非対応の表示装置を使用の場合、液晶ディスプレイと外部ディスプレイの最大解像度は外部ディスプレイの最大解像度になります。
• 〔MC〕〔LS〕では「画面のプロパティ」ウィンドウで各設定をした後、「詳細」をクリックすると「ATI画面」、「ATI色」、「ATIオプション」タブが表示されないことがあります。この場合はウィンドウを一度閉じてから、もう一度ウィンドウを開いてください。
• マルチモニタ機能使用時には、DVD-VIDEOを再生しないでください。
• 〔MC〕〔LS〕では液晶ディスプレイをセカンダリアダプタに設定した状態でWindowsを再起動した場合、液晶ディスプレイがプライマリアダプタとして表示されることがあります。この場合、次の手順に従ってください。
  1. デスクトップで右クリックし、「プロパティ」をクリックします。

     「画面のプロパティ」ウィンドウが表示されます。

  2. 「設定」タブをクリックします。
  3. 「2」と表示されたディスプレイイラスト上で右クリックし、「接続」または「使用可能」のチェックを外します。
  4. 「画面のプロパティ」ウィンドウの「OK」をクリックします。

     液晶ディスプレイをセカンダリアダプタとして使用する場合は、再度設定を行ってください。

• モニタのリフレッシュレートを60Hz以上に設定した場合は、プライマリアダプタとセカンダリアダプタのいずれか、または両方が仮想スクリーン表示となる場合があります。この場合は次の手順に従ってください。
  1. デスクトップで右クリックし、「プロパティ」をクリックします。

     「画面のプロパティ」ウィンドウが表示されます。

  2. 「設定」タブをクリックし、「詳細設定」または「詳細」をクリックします。
  3. Windows XP/2000では「モニタ」タブ、Windows Me/98では「アダプタ」タブにある「リフレッシュレート」を「最適」にします。
• マルチモニタ機能使用時に本パソコンを再起動した場合、使用している外部ディスプレイによっては、画面が正常に表示されないことがあります。このような場合には、外部ディスプレイの周波数を85Hz以下に設定してください。
• マルチモニタ機能使用時には、【Fn】+【F10】キーを使用して、表示装置を切り替えることはできません。

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