内蔵ハードディスクを取り付ける

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2台目の内蔵ハードディスクの取り付け方法を説明します。

• フロントアクセスベイに周辺機器を取り付けることができるのは、標準（24倍速CD-ROM搭載）モデルのみです。

■ 注意事項

故障の原因となりますので、次の点に注意してください。

• ハードディスクの内部では、情報を記録するディスクが高速に回転しながら、情報の読み書きをしています。非常にデリケートな装置ですので、電源が入ったままの状態で本パソコンを持ち運んだり、衝撃や振動を与えたりしないでください。
• 極端に温度変化が激しい場所でのご使用および保管は避けてください。
• 直射日光のあたる場所や発熱器具のそばには近づけないでください。
• 衝撃や振動の加わる場所でのご使用および保管は避けてください。
• 湿気やほこりの多い場所でのご使用および保管は避けてください。
• 磁石や強い磁界を発生する装置の近くでのご使用および保管は避けてください。
• 分解したり、解体したりしないでください。
• 結露させたり、濡らしたりしないようにしてください。

• 誤った取り扱いをすると、ディスク内のデータが破壊される場合があります。重要なデータは必ずバックアップを取っておいてください。
• 同一タイプのハードディスクでも若干の容量差があります。ハードディスク単位ではなくファイル単位、または区画単位でのバックアップをお勧めします。

■ IDE-RAIDモデルのハードディスクを交換する

IDE-RAIDモデルのハードディスクの取り付けは、次の表をご覧ください。
取り付けの際は、「カスタムメイドオプション」にあるマニュアルをあわせてご覧ください。

■ 3.5インチフロントアクセスベイに取り付ける

3.5インチフロントアクセスベイには、シリアルATAのハードディスクのみ取り付けられます。
シリアルATAのハードディスクを取り付ける方法は、次のとおりです。

1. 取り付けるシリアルATAハードディスクの両側に金具がついている場合は、金具を取り外します。

   ネジ（4ヶ所）を外して、取り外します。

2. パソコン本体および接続されている機器の電源を切り、電源プラグをコンセントから抜きます。
3. アッパーカバーを取り外します（Click）。
4. CD-ROMドライブのフラットケーブルと電源ケーブルを外します。

5. ドライブユニットを取り外します。

   ドライブユニット固定レール（2ヶ所）を内側に押しながら、ゆっくり引き出します。

6. アクセスベイにシリアルATAハードディスクを取り付けます。

   手順1で外したネジ（4ヶ所）で固定します。

• 取付金具のネジ穴は、取り付けるドライブによって異なります。

7. ドライブユニットを取り付けます。

   手順5で外したドライブユニット固定レールを取り付けた後、ドライブユニットを本体に取り付けます。

   ドライブユニットはフロントアクセスベイの正面から、まっすぐに入れてください。斜めに入れた場合、周辺機器を傷つけ、故障の原因となることがあります。

8. 留め具のロックボタンを押しながら、ドライブユニットを手前に起こします。

   ドライブユニットが垂直になるまで引き起こしてください。

9. シリアルATAハードディスクに、シリアルATAケーブルと電源ケーブルを接続します。

   ケーブルはコネクタに、垂直にしっかりと差し込んでください。

• ケーブルなどをまとめているナイロンバンド類は、大切に保管してください。

10. ドライブユニットを元の位置に戻し、留め具部分を押さえてロックします。

    ドライブユニットを支えているストッパーを外してから元の位置に戻してください。
    このとき、未使用の電源コネクタ先端内部の金属端子が、金属部品に接触しないことを確認し、電源ユニットからの配線をロック部に噛み込まないようにしてください。

• ドライブユニットを元に戻す際は、ケーブルをはさまないように気をつけてください。

11. マザーボードのシリアルATAコネクタに、シリアルATAケーブルを接続します。

    ケーブルはシリアルATAコネクタに、垂直にしっかりと差し込んでください。

12. CD-ROMドライブにフラットケーブルと電源ケーブルを接続します。

    手順4で外したフラットケーブルと電源ケーブルを、CD-ROMドライブに接続します。

13. アッパーカバーを取り付けます。

• 周辺機器を取り外す場合は、取り付ける手順を参照してください。
• 取り外した金具やナイロンバンド類などは、大切に保管してください。
• 内蔵ハードディスクを取り付けた場合は、「ディスクの管理」で区画を設定し、フォーマットしてください。
  • Windows XPの場合
    1. 「スタート」ボタン→「コントロールパネル」→「パフォーマンスとメンテナンス」→「管理ツール」→「コンピュータ管理」の順にクリックします。
    2. 「記憶域」の下にある「ディスクの管理」をクリックします。
  • Windows 2000の場合
    1. 「スタート」ボタン→「プログラム」→「コンピュータの管理」の順にクリックします。
    2. 「記憶域」の下にある「ディスクの管理」をクリックします。
• 内蔵ハードディスクを取り付けた場合、その他のドライブのDMA設定がOS標準の値に戻ることがあります。その場合は、DMAを設定し直してください。
  DMAの設定方法については、「機能」−「DMAの設定」をご覧ください。

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