診断プログラムを使用する

Windowsが起動しなくなったときは、BIOSの起動メニューから起動できる診断プログラムを使用することで、パソコンの障害箇所を診断できます。
診断後にエラーコードが表示された場合は、メモしておき、「富士通ハードウェア修理相談センター」にお問い合わせの際にお知らせください。
診断時間は通常5〜10分程度ですが、診断するパソコンの環境によっては長時間かかる場合があります。

重要
  • BIOSの設定をご購入時の状態に戻してください。
    診断プログラムを使用する前に、必ず、BIOSをご購入時の状態に戻してください。詳しくは『取扱説明書』をご覧ください。
  • 診断プログラムを使用する前に周辺機器を取り外してください。
    USBメモリや外付けハードディスクなど、ハードディスクやリムーバブルディスクと認識される周辺機器は、診断を行う前に取り外してください。
  1. 本パソコンを再起動します。
  2. 「FUJITSU」ロゴが表示されている間に、【Enter】キーを押します。
    ポップアップメニューが表示されます。
POINT
  • BIOSセットアップで「セキュリティ」メニューの「起動時のパスワード」を使用する設定にした場合、パスワードを入力後 (指紋を登録した場合は指紋認証後)、認証画面が消えた後、すぐに【Enter】キーを押してください。
    なお、指紋センサーでのBIOSパスワードの認証機能は、C8250(インテル® Celeron® M搭載の場合)、C6250ではお使いになれません。
  • ポップアップメニューが表示されない場合は、本パソコンを再起動してもう一度操作してください。
  1. 【↓】キー(U8250では【Fn】+【↓】キー)を押して、「診断プログラム」を選択し、【Enter】キーを押します。
    「診断プログラムを実行しますか?」と表示されます。
  2. 【Y】キーを押します。
    ハードウェア診断が終了したら自動的にパソコンが再起動し、診断結果が表示されます。
  3. 次の操作を行ないます。
    ● Windows Vistaでトラブルが検出されなかった場合
    【Enter】キーを押してください。「富士通ハードウェア診断ツール」ウィンドウが表示されます。手順6に進んでください。
    ● Windows XPでトラブルが検出されなかった場合
    何かキーを押してください。
    パソコンが再起動して診断プログラムが終了します。
    ● トラブルが検出された場合
    画面に表示された内容をメモなどに控え、お問い合わせの際にお伝えくだい。その後、キーボードの【Y】キーを押してパソコンの電源を切ってください。
  4. 診断したいアイコンにチェックが入っていることを確認し、「実行」をクリックします。
    ハードウェア診断が始まります。
POINT
  • 「[ハードウェア名]に[媒体]をセットしてください」などと表示された場合、表示されたハードウェアに媒体をセットしてから、「診断開始」をクリックしてください。診断しない場合は、「スキップ」をクリックしてください。
  1. 「診断結果」ウィンドウに表示された内容を確認します。
    表示された内容に従って操作してください。エラーコードが表示された場合には、メモなどに控え、お問い合わせの際にお伝えください。
  2. 「診断結果」ウィンドウで「閉じる」をクリックします。
    「富士通ハードウェア診断ツール」ウィンドウに戻ります。
  3. 「終了」をクリックします。
    「終了」ウィンドウが表示されます。
  4. 「はい」をクリックします。
    「システム回復オプション」ウィンドウが表示されます。
  5. 「システム回復オプション」ウィンドウで「キャンセル」をクリックします。
    パソコンを再起動するメッセージが表示されたら、「はい」をクリックします。
    パソコンが再起動して、診断プログラムが終了します。