3 バッテリ

本パソコンは、ACアダプタを使わずにバッテリを使って動作させることができます。
ここでは、バッテリの充電方法やバッテリでパソコンを使う方法について説明しています。
また、バッテリ残量の確認方法や、バッテリをお使いになるうえで注意していただきたいことについても説明しています。

取り扱い上の注意

内蔵バッテリパックを取り扱うとき、および本パソコンをバッテリで運用するときには、次のことにご注意ください。

警告
PLラベル
・ バッテリの交換などで、バッテリパックの取り付け/取り外しを行うときは、落としたり、強い衝撃を与えないでください。また、落としたり、強い衝撃を与えたバッテリパックは使用しないでください。
感電や火災、バッテリパックの破裂の原因となります。

■ バッテリパックを取り扱ううえでのご注意

  • バッテリパックは分解しないでください。
    バッテリを分解して内部に触れると、感電・火災の原因となります。
  • 長期間(約1ヶ月以上)本パソコンをお使いにならない場合
    バッテリを取り外して涼しい場所に保管してください。パソコン本体に取り付けたまま長期間放置すると過放電となり、バッテリの寿命が短くなります。

■ バッテリで運用するときのご注意

  • 本パソコンの使用中にバッテリの残量が無くなると、作成中のデータが失われることがあります。バッテリの残量や状態に注意してお使いください。
  • 電力を多く使用する作業や、長時間の作業を行う場合は、ACアダプタを接続してください。
  • バッテリの残量を確認する方法については「バッテリの残量や消耗状態を確認する」をご覧ください。
  • バッテリの温度が上昇すると、本パソコンの動作が遅くなる場合があります。その場合には、ACアダプタを接続してください。

■ 次のような場合は、バッテリ残量に注意して使用してください。

  • 無線LANなどのワイヤレス機器を使用するとき
    電波の発信に電力を消費します。
  • BIOSセットアップを操作するとき

■ 次のような場合はバッテリ運用を避け、ACアダプタを接続してください。

  • ハードディスクやCD/DVDなどを頻繁に使用するとき
  • LANやモデムを頻繁に使用するとき
  • 本パソコンをご購入時の状態に戻すとき
  • PCカードやExpressCard、USB機器を2つ以上同時に取り付けるとき

■ 寿命について

  • パソコン本体を長期間使用しない場合でも、バッテリは消耗し劣化します。月に一度はパソコン本体をバッテリで運用し、バッテリの状態を確認してください。
  • 高温環境に放置した場合、バッテリの消耗、劣化が進みます。
  • バッテリは消耗品なので、長期間使用すると充電能力が低下します。その場合は「内蔵バッテリパックを交換する」をご覧になり、新しいバッテリと交換してください。
  • バッテリの稼働時間が極端に短くなってきたらバッテリの寿命です。
  • 寿命になったバッテリは、パソコン本体から取り外してください。取り付けたまま放置すると、感電や火災の原因となります。
  • 「バッテリーユーティリティ」でバッテリの満充電を80%にすることで、バッテリの寿命を延ばすことができます。詳しくは「バッテリの寿命を延ばす」をご覧ください。