FMVシリーズをお使いになる上での注意事項

FMV-E3210 Windows XP Professional

1

[現象・質問]

グラフィックカードをPCIスロットに増設して使用すると、起動時の「Fujitsu」ロゴ表示時に「<ESC>:Diagnostic Screen/<F2>:BIOS Setup/<F12>:Boot Menu」と表示されません。

[対処・回答]

256色で文字表示機能を対応していないグラフィックカードを使用している場合は、起動時の画面が正常に表示されないことがあります。
次の手順で、自己診断(POST)画面表示の設定にしてご使用ください。
1.本パソコンの電源を入れます。
2.「Fujitsu」ロゴが表示されたら、【F2】キーを「Entering Setup....」と表示されるまで押します。   BIOSセットアップ画面が表示されます。
3.「Advanced」メニューの「Advanced BIOS Features」を選びます。
サブメニューが表示されます。
4.「Full Screen LOGO Show」を「Disabled」に設定します。
5.「Exit」メニューで、「Save & Exit Setup」を選び、BIOSセットアップを終了します。

2

[現象・質問]

CDをアナログ再生できません。

[対処・回答]

本パソコンの仕様です。ご了承ください。
デジタル再生をご使用ください。

3

[現象・質問]

音楽データ、CD、または音声付のムービー等を再生すると音飛びが発生する場合があります。

[対処・回答]

CPUの負荷が高くなると発生します。
使用していないアプリケーションを終了させるなどして、CPUの負荷を軽くしてください。

4

[現象・質問]

デジタル再生時、CDの音声を録音できません。

[対処・回答]

デジタル再生時は、サウンド レコーダー等でCDの音声を録音することはできません。
CDの再生に「Windows Media Player」を使用している場合は、「Windows Media Player」の録音機能を使用してください。

5

[現象・質問]

外付けUSB接続のセキュリティ対応3.5インチ光磁気ディスクユニットが接続されている場合、パソコンを起動、再起動、または休止状態からレジュームさせた場合、画面が表示されるまでに2分程かかることがあります。

[対処・回答]

本パソコンの起動や再起動、休止状態からの復帰は、必ずMOディスクを取り出してから行うようにしてください。
また、添付されている「MO Eject Tool」をインストールすると、次の場合にMOディスクが自動的にイジェクトされ、この現象を回避することができます。
・電源オフ時
・再起動時
・休止状態への移行時
この現象は、外付けUSB接続のセキュリティ対応3.5インチ光磁気ディスクユニットの一部の機種で、セキュリティ設定したMOディスクをセットしたままパソコンの起動や再起動、休止状態からのレジュームを行うと発生します。

6

[現象・質問]

「WinDVD」を使用中に他のアプリケーションを同時に使用すると、コマ落ちや音飛びなど、再生品質に影響が出る場合があります。

[対処・回答]

コマ落ちなどの現象が発生した場合、常駐しているアプリケーションがあれば解除してください。それでも現象が改善されない場合は、画面の解像度・色数を出荷時の設定に変更してください。

7

[現象・質問]

「WinDVD」のDVD再生時の音声が他の音声と比較して小さく聞こえる場合があります。

[対処・回答]

DVDに記録されているダイナミックレンジの幅が大きい場合、他の音声と比較すると音が小さく聞こえることがあります。故障ではありませんので音量を上げるなど調節して再生してください。
なお、音量を上げた場合、DVD終了時には音量のレベルを元に戻してください。そのままの設定では他の音声で音量が大きすぎてしまい、聴力に悪い影響を与えることがあります。ヘッドフォン使用時は、特にご注意ください。

8

[現象・質問]

「WinDVD」で、CPRM方式(著作権保護方式)で録画されたDVDディスクが再生できません。

[対処・回答]

CPRM方式にて録画されたDVDディスクは「WinDVD」では再生できません。ご了承ください。

9

[現象・質問]

「WinDVD」で、「常に最後の位置からレジューム再生」、または「ポップアップメニューより選択」を選択し、レジューム再生すると「DVDのデフォルト設定」の「オーディオ言語/サブタイトル言語」が有効にならない場合があります。

[対処・回答]

「WinDVD」の「セットアップ」→「プリファレンス」とクリックし、「常に最後の位置からレジューム再生」または「ポップアップメニューより選択」の設定を外すかDVDタイトルのメインメニュー画面よりオーディオ言語/サブタイトル言語を設定してください。

10

[現象・質問]

「WinDVD」で、音楽CDをレジューム再生すると実際に再生されているトラック番号と違うトラック番号を表示する場合があります。

[対処・回答]

一度音楽CDを抜いてから「WinDVD」の「セットアップ」→「プリファレンス」→「オートレジューム」の設定を「常にディスクの最初から再生」を選択してください。

11

[現象・質問]

「WinDVD」で、マルチモニタ使用時、セカンダリモニタに画面が表示されない場合があります。

[対処・回答]

セカンダリモニタに表示する場合は、一度「WinDVD」の再生を停止してから再生画面を移動させてください。

12

[現象・質問]

液晶ディスプレイセットモデルで、接続しているディスプレイの型名がVL-154SXですが、デバイスマネージャのモニタには「VL-154SE」と表示されます。また、VL-172SXの場合には、「VL-172SE」と表示されます。

[対処・回答]

液晶ディスプレイ、VL-154SEはVL-154SXと同等のディスプレイです。また、VL-172SEはVL-172SXと同等のディスプレイです。問題ありませんので、このままお使いください。

13

[現象・質問]

パソコン内のファンの回転が停止することがあります。

[対処・回答]

本パソコンのCPU温度が低い時は、静音性の向上のためにCPUファンとシステムファンの回転を止める仕様になっています。また、起動直後は、一度CPUファンおよびシステムファンが回転したあと自動的に回転が止まる場合があります。
CPUファンとシステムファンは、回転を開始する温度と回転を止める温度がそれぞれ異なるため、CPUファンが回転していてもシステムファンは回転していないという状態になることがあります。
異常ではありませんのであらかじめご了承ください。

14

[現象・質問]

USB-HUB付きディスプレイの電源をパソコン本体のアウトレットに接続したとき、省電力機能を使用するとスタンバイまたは休止状態にならず、すぐに復帰してしまいます。 また、それ以降ディスプレイのHUBに接続されているUSB機器が動作しない場合があります。

[対処・回答]

次のいずれかの方法でこの現象を回避することができます。
1.ディスプレイの電源を本体のアウトレットを使用せずコンセントから取りはずします。
2.ディスプレイのHUBに接続されているUSB機器を本体USBコネクタへ接続します。
3.BIOSセットアップの設定を次のようにします。
・「Advanced」-「Power Management Setup」-「USB Wake up」:「Disabled」

15

[現象・質問]

「Roxio DigitalMedia SE」や「DLA」でCD-RWディスクをフォーマットした後に、エクスプローラなどでCD-RWディスクを見るとフォーマット前の情報が残ります。

[対処・回答]

該当するドライブを右クリックして「取り出し」を選び、ディスクを再セットすると内容を更新することができます。
「Roxio DigitalMedia SE」や「DLA」でCD-RWディスクをフォーマットした後、ディスクは自動で排出されません。そのため、エクスプローラなどからCD-RWディスクを見ると、フォーマット前の情報が残っています。

16

[現象・質問]

「FM Advisor」のCPU情報が正しく表示されません。

[対処・回答]

「FM Advisor」のCPU情報の表示において、CPU名とCPUクロックが正しく表示されない場合があります。あらかじめご了承ください。

17

[現象・質問]

Windows XP起動時に、ネットワークドライブの割り当てをしたドライブへの接続に失敗のメッセージが表示される場合があります。
また、エクスプローラなどで見た場合、ネットワークドライブに「×」が表示される場合があります。

[対処・回答]

エクスプローラなどのネットワークドライブに「×」が表示されていても、ドライブに接続されています。

18

[現象・質問]

「DLA」のサポートについて教えてください。

[対処・回答]

直接ソフトウェアの製造・販売元にお問い合わせください。
お問い合せ先については、ソフトウェアメーカーのホームページをご覧ください。
ソニック・ソルーションズ・ジャパン株式会社:http://www.sonicjapan.co.jp/support/index-jpn.html

19

[現象・質問]

「DLA」のクイックフォーマットを実行し、「フォーマット完了」のメッセージの後にCDの取り出しボタンでディスクを取り出すと、その後CDドライブがディスクを認識しなくなることがあります。

[対処・回答]

この現象が発生した場合は、「DLA」を再起動してください。
「DLA」を再起動すると、「DLAはこのマシンの他のユーザーの処理を実行中です。データの損失を回復するには、開いているファイルに対する変更をすべて保存し、開いているアプリケーションをすべて閉じてからこの操作を再度実行してください。続行しますか?」というメッセージが表示されます。「はい」をクリックし、パソコンを再起動します。
再起動後はディスクを正常に認識できます。
なお、「マイコンピュータ」ウィンドウにて、CD/DVDドライブを右クリックし、「取り出し」を選択した場合は、この現象は発生しません。

20

[現象・質問]

「DLA」と「Norton AntiVirus」をインストールした状態で「DLA」を使用するとフリーズする場合があります。

[対処・回答]

ディスクを取り出す場合は、ディスク取り出しボタンを押さず、CD/DVDドライブを右クリックし、「取り出し」をクリックしてください。
「DLA」を使用中に、CD-R/RWなどの書き込み可能なディスクを交換した後、すぐに「マイコンピータ」、または「エクスプローラ」を操作すると、フリーズする場合があります。

21

[現象・質問]

省電力モードから復帰すると、ウィンドウなどの画面の一部が黒く表示される場合があります。

[対処・回答]

この現象はOSの問題であり、マイクロソフト社のサポート技術情報-812500「省電力モードからの復帰時に画面が乱れる場合がある」(http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;812500&Product=winxpINT)として公開されています。

22

[現象・質問]

メインメモリの容量が少ない環境でOSを起動し、デスクトップ画面が表示された後すぐに再起動を実行すると、本パソコンがハングアップしてしまうことがあります。

[対処・回答]

再起動するときは、デスクトップ画面が表示された後、しばらく時間を置いてから再起動を実行してください。
また、これらの現象はメモリを増設することで問題を解決できる場合があります。

23

[現象・質問]

バックアップ&リカバリーツールの「StandbyDisk Solo2.1」または「StandbyDisk Solo RB」は、動作環境により、正常に動作しない場合があります。

[対処・回答]

本ソフトと共に、ディスクへの無制限なアクセス権が与えられているディスク管理ユーティリティを使用した場合、使用法によっては本ソフトの保護機能に障害が与えられる可能性があります。本ソフトとディスク管理ユーティリティとの併用は、機能を十分に理解した上で行う以外は、避けるようにしてください。
留意が必要な製品として、次の製品がございます。
・富士通四国システムズ社製  『瞬快(しゅんかい)』
  詳細情報は、富士通四国システムズのページをご覧ください。
https://jp.fujitsu.com/group/fwest/services/shunkai/purchase/coucurrence.html

24

[現象・質問]

ハードディスクに十分な空き容量が無い場合、メモリダンプファイルが作成されません。

[対処・回答]

完全メモリダンプファイルを取得する場合は、システムドライブに最低でも物理メモリ+1MB(仮想メモリの容量は含まず)の空き容量が必要です。
完全メモリダンプは次の手順で無効にすることができます。完全メモリダンプは、OS等の障害を調べる上で必要なファイルです。有効に設定をしておくことをお勧めします。設定を変更すると、場合によっては、障害の原因を追求できなくなります。
1. 管理者権限を持ったユーザーとしてログオンします。
2. 「スタート」ボタンをクリックし、「マイコンピュータ」を右クリックして「プロパティ」をクリックします。
「システムのプロパティ」ウィンドウが表示されます。
3. 「詳細設定」タブをクリックし、「起動と回復」の「設定」をクリックします。
「起動と回復」ウィンドウが表示されます。
4.「デバッグ情報の書き込み」一覧で「(なし)」 をクリックします。
5.「OK」をクリックし、すべてのウィンドウを閉じます。
再起動を求めるメッセージが表示される場合は、「OK」 をクリックします。

25

[現象・質問]

音楽CDを本パソコンにセットした状態で、デスクトップのショートカットから「Windows Media Player」を再生させようとすると、「CDドライブをデジタルモードで読み取るときに、エラーが発生しました・・・」というメッセージが表示され、音楽CDを再生できないことがあります。

[対処・回答]

本メッセージが表示された場合は、「キャンセル」をクリックした後、マイコンピュータからCDを選択して音楽CDを再生してください。
また、「OK」をクリックした場合、「Windows Media Player」の設定が「アナログモード」になります。一部の機種では「アナログモード」をサポートしていないため、音楽CDが再生できなくなります。この場合、以下の手順で「デジタルモード」に再設定してください。
[設定手順]
1.「Windows Media Player」を起動します。
2.【Alt】キーを押し、「ツール」→「オプション」の順にクリックします。
「オプション」画面が表示されます。
3.「デバイス」タブをクリックします。
4.「デバイス」に表示されるCD-ROMをクリックし、「プロパティ」ボタンをクリックします。
5.「オーディオ」タブの「再生」-「デジタル」と「取り込み」-「デジタル」を選択し、「OK」をクリックします。
「オプション」画面が表示されます。
6.「OK」をクリックします。

26

[現象・質問]

127GBを超えるハードディスクにWindows XPをインストールする場合、ハードディスクのデータが破壊されることがあります。

[対処・回答]

ハードディスクのデータが破壊される場合を考慮して、再インストール前に必ず、すべてのドライブの必要なデータをバックアップしてください。
127GBを超えるハードディスクにWindows XPをインストールする場合、次の条件を必ず守ってください。これらの条件を守らない場合、ハードディスクのデータが破壊されることがあります。
・先頭の区画(Cドライブ)にOSを再インストールしてください。
・約127GB(131062MB注)を超える区画には、OSを再インストールしないでください。
注:再インストール時の画面で表示される容量です。換算方法の違いにより異なる値になります。
・サービスパック未適用のWindows XPをご使用の場合、127Gを超えるハードディスクの領域はご利用になれません。OSをインストール後、Windows XP SP2および、SP2以降のサービスパックをインストールしてください。
この問題はWindowsの仕様です。詳細はマイクロソフト社のサポート技術情報-303013「Windows XPでATAPIディスク ドライブに対して48ビット論理ブロックアドレスサポートを有効にする方法」(http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;303013)をご覧ください。
なお、Windows XP SP1をご使用になるときは、スタンバイまたは休止状態に入った場合やメモリダンプファイルの書込みした場合ハードディスクドライバが破壊されることがあります。そのため、ご使用になる前に本障害に対する修正モジュールを適用する必要があります。詳細は、マイクロソフト社のサポート技術情報-331958「スタンバイまたは休止状態に入った場合やメモリ ダンプの書き込みでハード ディスク ドライブが破壊される可能性がある」(http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;JA;331958)をご覧ください。

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[現象・質問]

外付けハードディスクを接続したままリカバリを実行すると、外付けハードディスクを消去する場合があります。

[対処・回答]

リカバリやハードディスクの領域設定を行う場合は、『取扱説明書』に記載があるように、すべての周辺機器を取り外してください。USBメモリ、メモリーカード、外付けハードディスクなどの外部メディアも事前に取り外してください。
外部メディアを接続したまま、リカバリやハードディスクの領域設定をした場合に、まれに外部メディアに保存されているデータが削除されることがあります。

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