FMVシリーズをお使いになる上での注意事項

FMV-D5240 Windows Vista Enterprise

1

[現象・質問]

Excel 2007の「ユーザー名の指定」画面で、「名前」や「頭文字」などのテキストボックスや「OK」ボタンが消えてしまいます。

[対処・回答]

次のように操作をしてください。
1.【Alt】キーを押したまま、【Tab】キーを繰り返し押してください。
2.画面上に「デスクトップ」という文字列が表示されたら、【Alt】キーを離してください。
3.タスクバーの「Microsoft Excel」をクリックしてください。

2

[現象・質問]

Windows Complete PC 復元の機能を使用することができません。

[対処・回答]

リカバリディスクから起動した場合、Windows Complete PC 復元は、メニューから選択することができません。このため、本パソコンではWindows Complete PC 復元の機能は使用できません。

3

[現象・質問]

Windows Vistaの音量ミキサの表示が乱れることがあります。

[対処・回答]

ミキサのウィンドウの大きさを変更したり、起動中のアプリケーションを終了したりすることで正しく表示される場合があります。
本現象については、マイクロソフト社のサポート技術情報 文書番号:938308(http://support.microsoft.com/kb/938308/ja)をご覧ください。

4

[現象・質問]

休止状態から復帰した後、「電源オプション」で設定した値にかかわらず、再び休止状態に戻ることがあります。

[対処・回答]

休止状態から復帰した後、キーボードやマウスなどの操作をせず、放置した状態が2分間続くと、「電源オプション」で設定した値にかかわらず、再び休止状態に戻ります。休止状態から復帰した後、キーボードやマウスなどの操作を行うと、「電源オプション」で設定した値どおりに動作するようになります。
本現象については、マイクロソフト社のサポート技術情報 文書番号:318355(http://support.microsoft.com/kb/318355/ja)をご覧ください。

5

[現象・質問]

「トラブル解決ナビ」でCドライブの容量を少なくした場合、メモリや搭載アプリの構成によっては、空き容量不足により、アプリケーションのインストールやWindows Updateができなくなることがあります。

[対処・回答]

追加でアプリケーションをインストールする際は、Cドライブの空き容量を確認のうえ、必要な場合は、「トラブル解決ナビ」の領域設定でCドライブの容量を十分確保するか、アプリケーションをDドライブにインストールしてお使いください。
Cドライブの容量の目安は、下記のとおりです。
  ■Windows Vistaの場合
    OS:約10GB
    Office:約2GB
    ページングファイルサイズ:搭載メモリ+300MB~搭載メモリ×3
    ハイバーネーション用サイズ:搭載メモリ
    ※ページングファイルサイズは自動的に変動しますが、ハードディスクの容量を超えては作成されません。
  ■Windows XPの場合
    OS:約9GB
    Office:約2GB
    ページングファイルサイズ:搭載メモリ×1.5
    ハイバーネーション用サイズ:搭載メモリ
Windows UpdateやMicrosoft Updateを実行した場合にも、Cドライブにファイルが作成されますので、Cドライブの空き容量を十分確保することをお勧めします。

6

[現象・質問]

Windows Vista のログインユーザー名に全角文字や半角記号を指定した場合、アプリケーションがインストールできないことがあります。

[対処・回答]

ユーザー名には半角英数字(A~Z、a~z、0~9)を使用してください。
この現象が発生した場合、リカバリを実行し、ユーザー名を変更することで現象を回避することができます。
この件に関するマイクロソフト社のサポート技術情報は以下になります。
・文書番号:952211(http://support.microsoft.com/kb/952211/ja)
・文書番号:556042(http://support.microsoft.com/kb/556042/ja)
・文書番号:556085(http://support.microsoft.com/kb/556085/ja)

7

[現象・質問]

外付けハードディスクを接続したままリカバリを実行すると、外付けハードディスクを消去する場合があります。

[対処・回答]

リカバリやハードディスクの領域設定を行う場合は、『取扱説明書』に記載があるように、すべての周辺機器を取り外してください。USBメモリ、メモリーカード、外付けハードディスクなどの外部メディアも事前に取り外してください。
外部メディアを接続したまま、リカバリやハードディスクの領域設定をした場合に、まれに外部メディアに保存されているデータが削除されることがあります。

8

[現象・質問]

音楽データやCD、音声付きのムービーなどを再生すると、音飛びが発生することがあります。

[対処・回答]

CPUの負荷が高くなると発生します。
使用していないソフトウェアを終了させるなどして、CPUの負荷を軽くしてください。

9

[現象・質問]

CDの音声が録音できません。

[対処・回答]

本パソコンはCDのアナログ再生には対応しておりません。そのため、サウンドレコーダーなどでCDの音声を録音することはできません。
CDの録音には、「Windows Media Player」の録音機能を使用してください。

10

[現象・質問]

スリープ中にヘッドフォンを接続しレジュームした場合、レジューム直後にスピーカーがミュートされないことがあります。

[対処・回答]

オーディオドライバの制限です。
なお、音声を再生中または録音中にスリープまたは休止状態にすると、レジューム後、システムが正常に動作しないことがありますので、スリープまたは休止状態にする前に、音声の再生または録音を停止してください。

11

[現象・質問]

音声が再生されません。再生デバイスの一覧を表示しようとすると、「オーディオ拡張の問題」というエラー画面が表示されます。

[対処・回答]

オーディオドライバの不具合です。
本現象が発生した場合は次の手順で操作してください。
1.通知領域の白いスピーカーアイコンを右クリックし、表示されるメニューから「再生デバイス」を選択します。
2.「オーディオ拡張の問題」ウィンドウが表示されますので、「はい」をクリックします。
※再度「オーディオ拡張の問題」ウィンドウが表示されたときは、もう1度「はい」をクリックしてください。

12

[現象・質問]

「サウンドデバイスに問題があります」、「オーディオデバイスを開くことができません」などのエラーが表示され、「Windows Media Player」や「WinDVD」で、音声を含むメディアが再生できません。

[対処・回答]

ドライバの不具合です。
本現象が発生した場合は次の手順で操作してください。
1.通知領域の白いスピーカーアイコンを右クリックし、表示されるメニューから「再生デバイス」を選択します。
2.「オーディオ拡張の問題」ウィンドウが表示されますので、「はい」をクリックします。
※再度「オーディオ拡張の問題」ウィンドウが表示されたときは、もう1度「はい」をクリックしてください。

13

[現象・質問]

本パソコンを起動するときに流れるWindowsの起動音が、まれに途切れることがあります。

[対処・回答]

Windows Vistaの問題です。パソコンの故障ではありません。
本パソコンの動作には影響ありませんので、あらかじめご了承ください。

14

[現象・質問]

セキュリティチップの暗号化機能を利用して、特定のファイルやフォルダを暗号化すると、Windowsの起動時に不具合が生じることがあります。

[対処・回答]

セキュリティチップの暗号化機能を利用する場合、ご自分で作成したファイルやフォルダのみ暗号化するようにしてください。
特定のファイルやフォルダを暗号化すると、Windowsの起動時に不具合が生じることがあります。
また、セキュリティチップのバックアップファイルが保存されているフォルダも暗号化しないでください。
以下のファイルやフォルダは暗号化しないでください。
1.Windowsの起動に必要なファイルのあるフォルダ(C:/Windowsなど)
2.ユーザー情報の入ったフォルダ(C:/Document and Settings/<ユーザー名>など)
3.ソフトウェアがインストールされているフォルダ(C:/Program Filesなど)

15

[現象・質問]

セキュリティチップをお使いになるうえでの注意事項です。

[対処・回答]

BIOSセットアップのセキュリティチップは、出荷時には「使用しない」に設定されています。
セキュリティチップをお使いになる場合は、「使用する」または「Enabled」に変更してください。BIOSセットアップの設定については、『製品ガイド』をご覧ください。

16

[現象・質問]

セキュリティチップをお使いになる場合の、バックアップに関する注意事項です。

[対処・回答]

修理や保守を行うと、セキュリティチップで保護された暗号化ファイルが読めなくなることがあります。このような場合に備え、あらかじめセキュリティチップのバックアップをしてください。
また、セキュリティチップに鍵などを追加すると、再度バックアップが必要になります。バックアップは定期的に行ってください。

17

[現象・質問]

セキュリティチップで「SMARTACCESSを利用したWindowsログオン」を使用する設定で「機器監査」を使用している場合、修理を行ったりハードウェアを変更したりすると、Windowsにログオンできなくなることがあります。

[対処・回答]

機器監査については、セキュリティが強固である反面、故障状況によっては、すべてを復旧することができなくなる場合もありますので、ご了承ください。

18

[現象・質問]

セキュリティチップで「SMARTACCESSを利用したWindowsログオン」を設定している場合、修理や保守をご利用になるときの注意事項です。

[対処・回答]

修理や保守を行う場合、通常ハードウェアの変更を伴うためセキュリティチップにて「SMARTACCESSを利用したWindowsログオン」を設定していると、Windowsにログオンできなくなることがあります。
修理や保守の前に、必ず解除してください。

19

[現象・質問]

セキュリティチップ(TPM)が使用できません。

[対処・回答]

本パソコンに搭載のセキュリティチップを使用するには、SMARTACCESS/BasicV2.0L10BおよびInfineonセキュリティチップ ユーティリティV3.0.1が必要です。本製品に添付されている『ドライバーズディスク』には含まれておりませんので、本サイトよりダウンロードしてください。
その際は、『SMARTACCESSファーストステップガイド』および『SMARTACCESS/Basic リファレンスガイド』中の「ドライバーズディスク」の表記を、「ダウンロードしたファイル」として読み替えてください。

20

[現象・質問]

SMARTACCESS/Basicにて、セキュリティチップの使用時、SMARTACCESSによるWindowsログオンを設定している場合、Windowsログオン時に「セキュリティチップに接続できませんでした。もう一度やりなおしてください。」と表示され、Windowsにログオンできない場合があります。

[対処・回答]

SMARTACCESSによるWindowsログオンを設定したままでBIOSセットアップのセキュリティチップを無効にした場合、セキュリティチップが利用できないためWindowsにログオンできなくなります。BIOSセットアップでセキュリティチップを「Disabled」にする場合には前もってSMARTACCESSによるWindowsログオンを解除してください。もし解除する前にBIOSセットアップでセキュリティチップを「Disabled」にした場合は、再起動してBIOSのセキュリティチップを「Enabled」に設定してください。

21

[現象・質問]

SMARTACCESS/Basicにて、セキュリティチップ使用時、SMARTACCESSによるWindowsログオンを設定している場合、Windowsログオン時に「機器構成が変更されています。登録時の構成に戻すか、または現在の構成が正しいことを確認して機器構成情報を再登録してください。」と表示されることがあります。

[対処・回答]

ハードウェアの構成や設定およびBIOSセットアップの設定を変更する必要がある場合は、あらかじめSMARTACCESSによるWindowsログオンを行わない設定にしたうえで変更してください。
また、変更後は、Windowsを起動してSMARTACCESSの環境設定ツールの「機器監査」から「現在の機器構成情報の登録」でハードウェア構成を再登録してから、SMARTACCESSによるWindowsログオンを行う設定に戻してください。
もし、SMARTACCESSによるWindowsログオンを設定したままハードウェアの構成や設定およびBIOSの設定を変更してしまった場合には、一度電源を切り、設定を元に戻してからWindowsを一度起動し、Windowsへログオンせずに再起動し直してから、必ず上記手順をしてください。
機器監査については、「FMVマニュアル」内にある『セキュリティチップ取扱説明書』の「機器監査について」をご覧ください。

22

[現象・質問]

SMARTACCESS/Basicにて、Windowsのログオン認証を行う他の製品やアプリケーションとSMARTACCESSのWindowsログオン機能を併用したときに、正しく動作しないことがあります。

[対処・回答]

SMARTACCESSインストール前にWindowsのログオン認証を行う他の製品やアプリケーションをアンインストールするか、Windowsのログオン認証を行う他の製品のログオン画面を変更しない設定にしてから、SMARTACCESSを導入してください。

23

[現象・質問]

SMARTACCESS/Basicにて、USB接続の認証デバイスに初期化エラーなどが発生して、認証に失敗する場合があります。

[対処・回答]

デバイスを元のUSBポートに差し替えてください。

24

[現象・質問]

SMARTACCESS/BasicでのWindowsログオン時に、パスワードが一致しないエラーとなり、ログオンできないことがあります。

[対処・回答]

Windowsパスワードの変更は、必ずWindowsのセキュリティ画面の「パスワードの変更」でしてください。

25

[現象・質問]

SMARTACCESS/Basicにて、認証デバイスが正しく動作せず、SMARTACCESSの認証ができないことがあります。

[対処・回答]

「Portshutter」を使用して認証デバイス自体を無効にすると、SMARTACCESSによる認証ができなくなることがあります。
「Portshutter」の設定を使用可能とするように設定してください。

26

[現象・質問]

SMARTACCESS/Basicにて、セキュリティチップ使用時、SMARTACCESSのバックアップデータをリストアできないことがあります。

[対処・回答]

バックアップツールの「Infineon Security Platform初期化ウィザード」ではキャンセルなどは行わないようにしてください。誤ってキャンセルしてしまった場合は、再度バックアップをやり直してください。

27

[現象・質問]

SMARTACCESS/Basicをアンインストール後、Windowsのパスワードが不明なためログオンできない場合があります。

[対処・回答]

必ずSMARTACCESSをアンインストールする前に、一度パスワードの自動生成をオフにした状態でWindowsにログオンし、【Ctrl】+【Alt】+【Del】キーを押して表示されたセキュリティ画面からパスワードの変更を行ってください。
アンインストールしてしまった後にパスワードの変更を行うには、他のWindows管理者権限を持つユーザーでログオンし、「スタート」ボタン→「コントロールパネル」→「ユーザーアカウント」でパスワードが不明なユーザーを選択し、パスワードの再設定を行ってください。

28

[現象・質問]

SMARTACCESS/Basicをインストールしている途中で止まってしまうことがあります。

[対処・回答]

「スタート」ボタン→「コントロールパネル」の順にクリックし、「アプリケーションの追加と削除」を表示し、インストールが行われているかどうかを確認してください。もしインストールがされていた場合は一度アンインストールして、再度インストールしてください。

29

[現象・質問]

SMARTACCESS/Basicにて、ドメインによって管理されているパソコンにSMARTACCESSをインストールした後、管理者ウィザードでユーザーの登録をすると、エラーが発生し登録に失敗することがあります。

[対処・回答]

ドメインによって管理されているパソコン上でSMARTACCESSを使用する場合には、SMARTACCESSの管理を行うユーザーを次の2つのグループに所属させてください。
・ローカルコンピュータ側のAdministratorsグループ
・ドメインコントローラ側のDomain Adminsグループ

30

[現象・質問]

SMARTACCESS/Basicにて、ポリシーやユーザー情報管理で設定した各認証デバイスのパスワードの「変更履歴数」「変更禁止期間」「有効期間」「複雑さ」「次回認証時に変更」等の設定が有効にならないことがあります。

[対処・回答]

本設定は次の場合には有効になりません。
・管理者によってパスワードの変更を行った場合
・連携認証で第二認証以降に設定されているデバイスである場合

31

[現象・質問]

SMARTACCESS/Basicにて、管理者ウィザードや環境設定-ユーザー情報管理-セキュリティチップで表示されるWindowsアカウントの一覧にはパスワードの期限が切れたユーザーは表示されませんが、パスワードの有効期限が切れたユーザーに対してパスワードの変更をした後であっても一覧に表示されないことがあります。

[対処・回答]

Windowsを再起動するまで一覧に反映されないので、パスワードの変更後にWindowsを再起動してください。

32

[現象・質問]

SMARTACCESS/Basicにて、「ログオン情報の自動登録:する」設定の場合、Windowsログオンするときにログオン情報の登録画面が表示されますが、その時の条件によって次のような現象が発生することがあります。
●ケース1:ログオン情報の登録画面でキャンセルしてもユーザーの認証が続行されます。
●ケース2:パスワード期限切れのユーザーがログオンしようとした場合、「ログオンに使用したWindowsログオン情報が見つかりません。Windowsログオン情報を登録し、Windowsにログオンしなおしてからパスワードの変更を行ってください。」というメッセージが表示されることがあります。

[対処・回答]

認証デバイスへのログオン情報登録時に表示されるデバイス認証ウィンドウは、Windowsログオン時に表示されるWindowsログオン認証ウィンドウと酷似しているためWindowsへのログオン自体の可否と誤解される可能性があります。
ログオン時にログオン情報を自動登録する場合は、処理をキャンセルしないでください。次回ログオン時も再入力することになり、セキュリティ上好ましくありません。
また、パスワード変更時に認証デバイスへのログオン情報の登録をキャンセルすると認証デバイスに記録されたパスワードが更新されず「SMARTACCESSでのWindowsへのログオンができなくなる」「パスワード変更ができなくなる」などのトラブルの原因となりますのでご注意ください。

33

[現象・質問]

SMARTACCESS/Basicにて、アプリケーションログオンによるログオン中にログオン対象の画面を閉じると、他のウィンドウの文字列が変更されたり、メニューが操作されたりします。

[対処・回答]

アプリケーションログオンによるログオン中に対象となる画面を閉じると、誤動作の原因となります。アプリケーションログオンによるログオンが終わるまでお待ちください。
または、導入前に十分な検証をしてください。

34

[現象・質問]

SMARTACCESS/Basicにて、登録していない画面にもアプリケーションログオンが行われます。

[対処・回答]

JavaアプレットまたはActiveXを使用したパスワード入力画面へのアプリケーションログオンでは、「file://」で始まるアドレスの画面を使えません。あらかじめご了承ください。

35

[現象・質問]

SMARTACCESS/Basicにて、Internet Explorer上に表示されているJavaアプレットまたはActiveXを使用したパスワード入力画面へのアプリケーションログオンで、セキュリティ警告の表示等によって正しい入力欄へフォーカスが合っていない場合に、設定によってはログオンに失敗することがあります。

[対処・回答]

セキュリティに問題があるようなサイトにログオンしないでください。そのサイトが信頼できると確認できた場合に限り、次の設定をしてください。
パスワード入力画面を表示するとInternet Explorerがセキュリティ警告を表示する場合には、あらかじめ次の手順でセキュリティ警告が表示されないよう設定してください。
1.「コントロールパネル」やスタートメニューから「インターネットのプロパティ」を表示します。
2.「セキュリティ」タブをクリックします。
3.「信頼済みサイト」をクリックします。
4. 「サイト」をクリックし、「信頼済みサイト」を表示します。
5.「次のWebサイトをゾーンに追加する」にパスワード入力画面のURLを入力し、「追加」をクリックします。URLが「http://」で始まる場合には「このゾーンのサイトにはすべてサーバーの確認(https:)を必要とする」のチェックを一時的にOffにしてからURLを入力します。
6.「OK」をクリックし、「信頼済みサイト」を閉じます。
7.「OK」をクリックし、「インターネットのプロパティ」を閉じます。
セキュリティポリシーにより上記設定が行えない場合には、環境設定で「ログオン認証」の「操作保護:しない」および「シングルサインオン:しない」と設定するか、対象となるパスワード入力画面のアプリケーションログオン情報を削除するなどして運用してください。

36

[現象・質問]

SMARTACCESS/Basicにて、SMARTACCESSの画面が他の画面の後ろ(画面手前方向ではなく奥方向)に隠れて表示されることがあります。

[対処・回答]

マウスクリックや【Alt】+【Tab】キーを押し、入力を求める画面を手前に表示して、処理を継続してください。

37

[現象・質問]

SMARTACCESS/Basicにて、アプリケーションログオンを使用する場合、エラーメッセージボックスがアクティブになっていないことがあります。

[対処・回答]

マウスクリックや「ALT+TAB」キーを押して、入力を求める画面を手前に表示して、エラーメッセージを確認してください。

38

[現象・質問]

SMARTACCESS/Basicにて、OSのスリープ状態から復帰時パスワードを入力する設定の場合、SMARTACCESSの認証で、ユーザーキーパスワードまたはPINを文字入力する設定で動作していると、1文字目入力直後あるいはポインタの挙動時に入力画面が点滅して、動作を受け付けないことがあります。

[対処・回答]

ユーザーキーパスワードまたはPINを文字入力する認証画面が一度閉じた後、再表示されますので、入力し直してください。

39

[現象・質問]

SMARTACCESS/Basicにて、ユーザー名が20字を超える(21字以上の)ユーザーは、ログオンやロック解除、パスワード変更に失敗することがあります。

[対処・回答]

SMARTACCESSは、ユーザー名が20字を超える(21字以上の)ユーザーに対して正しく動作しません。
ただし、次のように操作すると、ログオンやロック解除ができるようになります。
Windows XPの場合
ユーザー情報設定などでログオン情報を登録するときに、ドメイン名の欄にログオン先のドメインを登録せず、ユーザー名を「<ユーザー名>@<ドメイン名>」という書式(ユーザープリンシパル名)で登録してください。登録するドメイン名の形式は、Windows Server 2003のものにしてください。
Windows Vistaの場合
ユーザー情報設定などでログオン情報を登録する時に、登録するドメイン名の形式をWindows Server 2003のものにしてください。また、ログオン、ロック解除、パスワード変更を行うときは、ドメインサーバーに接続した環境でしてください。

40

[現象・質問]

SMARTACCESS/Basicにて、アプリケーションログオンを実行中にユーザー情報設定や環境設定などのツールを起動すると、ツールがマウスやキーボード入力を受け付けず、応答なし状態になることがあります。

[対処・回答]

アプリケーションログオンをしている間は、ユーザー情報設定や環境設定などのツールを起動しないようにしてください。
もし、ツールを起動して応答なし状態になってしまった場合には、先にアプリケーションログオンの認証をしてログオンを完了させるか、あるいは表示中の認証画面を閉じてください。

41

[現象・質問]

SMARTACCESS/Basicにて、セキュリティチップの復元に失敗することがあります。

[対処・回答]

自動バックアップファイル(デフォルトではSPSystemBackup.xml)と復元用トークンファイル(デフォルトではSPEmRecToken.xml)の格納場所を移動する場合は、自動バックアップファイルと復元用トークンファイルと同じ場所にある「SPSystemBackup」フォルダも移動してください。また、「SPSystemBackup」フォルダは自動バックアップファイルと同じ場所に設置してください。

42

[現象・質問]

Windowsのデバイスマネージャにて、「IDEチャネルのプロパティ」-「詳細設定」に表示される「現在の転送モード」または「現在のモード」がパソコンによって違う場合があります。

[対処・回答]

Windowsのデバイスマネージャで表示される転送モードは、本装置で採用しているSATA規格のハードディスクの転送速度を示すものではありません。
性能への影響はありませんので、そのままお使いください。

43

[現象・質問]

SMARTACCESS/Basicにて、Windows Vistaの「ユーザーの切り替え」を実行した場合、ごくまれにWindows Vistaの背景が「お待ちください…」と表示されて、ユーザーの操作を受け付けなくなる現象が発生します。

[対処・回答]

SMARTACCESS/Basicで本現象が発生する場合は、本サイトに公開されている「SMARTACCESS/Basic V2.0L11D」をインストールしてください。
また、Windows Vistaの「ユーザーの切り替え」をお使いになる場合に、スマートカードのポーリング機能を「無効」に設定することで、本現象を回避することができます。出荷時の設定は「無効」です。

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