FMVシリーズをお使いになる上での注意事項

FMV-STYLISTIC TB14/B Windows Vista Business

1

[現象・質問]

Windowsのセットアップ中に、音量の調整ができません。

[対処・回答]

Windowsのセットアップ終了後、音量を調節してください。

2

[現象・質問]

タスクバーを上下左右に動かしていると、エクスプローラのエラーが発生することがあります。

[対処・回答]

ハードディスクへのアクセスがないことを確認して、再起動してください。

3

[現象・質問]

電源の設定にてシステム休止を1分に設定しているとき、装置が1度休止状態に移行した後、復帰させさらに放置しておくと、次に休止状態に移行するのに5分以上かかります。

[対処・回答]

制限事項です。
お使いいなるうえで問題はありません。

4

[現象・質問]

電源オプションで設定した省電力設定が、ログイン時のユーザーごとに異なります。

[対処・回答]

必要に応じて、ユーザーごとに省電力設定をしてください。
「電源オプション」を表示させるには、次のように操作してください。
1.「スタート」ボタン→「コントロールパネル」の順にクリックします。
2.「パフォーマンスとメンテナンス」をクリックします。
3.「電源オプション」をクリックします。

5

[現象・質問]

「コントロールパネル」→「タブレットとペンの設定」で、十字の外側をペンでタッチしてペンの調整をした場合、画面周辺部にペンを持っていくとカーソルがずれます。

[対処・回答]

ペンを補正するときは、十字の中心より外側に出ないように補正してください。タスクトレーを自動で隠しているときに本現象が発生し、OSを終了できなくなった場合、次の手順で補正し直してください。
1.コントロールパネルを開く
2.タブレットとペンの設定を開く
3.補正する

6

[現象・質問]

ペン入力時、LCDの4隅では若干直線が引きづらくなります。

[対処・回答]

本装置の仕様です。

7

[現象・質問]

ペン入力時、画面の4隅付近で直線を引くと線が欠ける場合があります。

[対処・回答]

線が欠ける場合はゆっくり引いてください。

8

[現象・質問]

装置本体をドッキングステーションから素早く取り外したり、接続したりを繰り返した場合、再接続したときにドッキングステーションのCD/DVDドライブを認識しなくなったり、ドライブのオートラン機能が動作しなくなったりする場合があります。

[対処・回答]

装置本体を一度ドッキングステーションから取り外し、再度ドッキングステーションに接続するか、再起動してください。また、ドッキングステーションに取り付けたときには、すぐにドッキングステーションから取り外さないでください。

9

[現象・質問]

DIMM増設後、最初の起動に時間がかかります。

[対処・回答]

FUJITSUロゴ画面にてスペースキーを押すことにより起動時間を短くすることができます。

10

[現象・質問]

パソコン本体とワイヤレスキーボードにてNumLkのステータスが異なる場合があります。

[対処・回答]

【Fn】+【Esc】を押すことにより、キーボード内のNumLkのステータスだけを切り替えることができます。パソコン本体のNumLkのステータスと合わせた状態でお使いください。

11

[現象・質問]

液晶ディスプレイの画面の一部に、点灯しないドットや常時点灯するドットが存在する場合があります。

[対処・回答]

故障ではありませんので、返品、交換はお受けいたしかねます。ご了承ください。

12

[現象・質問]

miniSDカード、メモリースティックDuo/メモリースティックPRO Duoをお使いの場合は、アダプタが必要になります。

[対処・回答]

miniSDカード、メモリースティックDuo/メモリースティックPRO Duoは必ず専用のアダプタをお使いください。そのまま挿入すると、miniSDカード、メモリースティックDuo/メモリースティックPRO Duoが取り出せなくなります。

13

[現象・質問]

初回起動時(Windowsセットアップ時)ACアダプタが接続されていない場合、「初めて電源を入れるときには、必ずACアダプタを取り付けてください。 ACアダプタを接続するか、<ESC>キーを押すと継続します。 ACアダプタを取り付けていないと、Windowsのセットアップ中にバッテリの残量がなくなり、Windowsのセットアップに失敗することがあります」とメッセージが表示され、セットアップが中断します。

[対処・回答]

初回起動時(Windowsセットアップ時)はACアダプタを接続してください。
バッテリ駆動によるOS開封セットアップを行いたい場合は【Esc】ボタンを押すことで作業を進めることができます。

14

[現象・質問]

パソコン本体とワイヤレスキーボードにて【Fn】+【F4】のステータスが異なる場合があります。

[対処・回答]

本装置の仕様です。

15

[現象・質問]

通知領域に表示されるはずのアイコンが表示されないことがあります。

[対処・回答]

Windows起動後、画面右下の時計のあるところ(通知領域)に、表示されるはずのアプリケーションのアイコンが表示されないことがあります。通知領域にアイコンが表示されなかったアプリケーションをお使いになる場合は、次のいずれかの方法を実行してください。
・「スタート」ボタン→「すべてのプログラム」の順にクリックし、表示されるメニューからアプリケーションを選択します。
・「@メニュー」からアプリケーションを起動します。
・「スタート」ボタン→「終了オプション」→「再起動」の順にクリックし、Windowsを再起動します。

16

[現象・質問]

LANケーブルを接続すると、「イベントビューア」に警告が記録される場合があります。

[対処・回答]

LANケーブルを接続すると、「イベントビューア」に下記の警告ログが記録される場合がありますが、LAN接続には問題はありません。
・ID3019
この警告メッセージは通知メッセージであり、エラーではありません。
本現象については、マイクロ
ソフト社のサポート技術情報 文書番号:267934(http://support.microsoft.com/kb/267934/ja)をご覧ください。

17

[現象・質問]

「Windows Media Player」で、動画ファイルを再生すると、エラーメッセージが表示される場合があります。

[対処・回答]

「Windows Media Player」で動画ファイルを再生すると、下記のようなエラーメッセージが表示されて、「Windows Media Player」が終了する場合があります。
・「問題が発生したため、wmplayer.exeを終了します。ご不便をおかけして申し訳ありません。」
このような場合は、表示されたエラーメッセージの「送信しない」をクリックして、エラーメッセージを閉じてください。

18

[現象・質問]

ハードディスクのエラーチェックを実行したときに、「Windowsはディスクの検査を完了できませんでした。」というメッセージが表示される場合があります。

[対処・回答]

ハードディスクのエラーチェックを実行したときに、ハードディスクに問題が生じていないにもかかわらず、「Windowsはディスクの検査を完了できませんでした。」というメッセージが表示される場合があります。
このような場合は、再度エラーチェックを実行してください。
[注]再度エラーチェックを実行してもメッセージが表示される場合は、ハードディスクが物理的に破損している可能性があります。富士通パーソナル製品に関するお問合せ窓口、またはご購入元にご連絡ください。

19

[現象・質問]

一部のフォントを使用すると、お使いのソフトウェアによっては文字化けが発生する場合があります。

[対処・回答]

一部のフォント($JSゴシック 、$JS明朝 、@$JSゴシック 、@$JS明朝)を使用すると、お使いのソフトウェアによっては文字化けが発生する場合があります。
このような場合は、上記以外のフォントをご使用ください。

20

[現象・質問]

「ハードディスクデータ消去」を実行後に、エラーメッセージが表示される場合があります。

[対処・回答]

「ハードディスクデータ消去」を実行後に、下記のようなエラーメッセージが表示される場合があります。
・「ファイルまたはディレクトリC:/System Volume Informationのファイルが壊れています。チェックディスクユーティリティを実行してください。」
このような場合は、「OK」をクリックしてメッセージを閉じてください。
上記のエラーメッセージが表示されても、「ハードディスクデータ消去」は問題なく完了しています。
また、ハードディスクにも問題はありませんので、そのままお使いください。

21

[現象・質問]

ハードディスクのエラーチェックを実行するときの注意事項です。

[対処・回答]

ハードディスクのエラーチェックを実行するときは、チェックが完了するまで、何も操作せずにそのままお待ちください。
エラーチェック中にその他の操作をすると、「問題が発生したため、Explorer.EXEを終了します。」というエラーメッセージが表示されて、エラーチェックを正常に完了できない場合があります。
このような場合は、「送信しない」をクリックして、エラーメッセージを閉じた後、再度ハードディスクのエラーチェックを実行してください。

22

[現象・質問]

ユーザー切り替えをするときの注意事項です。

[対処・回答]

複数のユーザーアカウントを作成している場合、ユーザーを切り替えたときに下記のようなメッセージが表示されて、その後コンピュータにログオンできなくなる場合があります。
・「アカウントを切り替えることができません。もう一度やり直してみてください。このメッセージが引き続き表示される場合は、コンピュータを再起動する必要があります。」
このような場合は、「OK」をクリックしてメッセージを閉じた後、下記の手順に従ってWindowsを再起動してください。再起動後は問題なくパソコンをお使いになれます。
1.ユーザーの選択画面左下にある「終了オプション」ボタンをクリックします。
2.「再起動」をクリックします。
3.「ほかの人がこのコンピュータにログオンしています。」というメッセージが表示されたら、「はい」をクリックします。

23

[現象・質問]

ダイレクトメモリスロットにメモリーカードを挿入しても「システムの高速化 - Windows ReadyBoost使用」のメニューが表示されません。

[対処・回答]

本パソコンのダイレクトメモリスロットは、Windows ReadyBoostをサポートしていません。

24

[現象・質問]

CD挿入状態で、スリープから復帰すると毎回オートランが走ります。

[対処・回答]

MS Inboxドライバの仕様です。
OSのオートランポップアップをレジストリ書き込みで停止する方法があります。
ユーザークレームが来た場合にはこの回避方法を誘導します。

25

[現象・質問]

ドッキングステーションに接続しているとき、休止状態または起動後に、モデム機能が使用できないことがあります。

[対処・回答]

使用できないときは、しばらくお待ちください(30秒程度)。その後の使用には問題ありません。

26

[現象・質問]

ドッキングステーションに接続しているとき、休止状態または起動後に、CDが使用できないことがあります。

[対処・回答]

使用できないときは、しばらくお待ちください(30秒程度)。その後の使用には問題ありません。

27

[現象・質問]

FMV-STYLISTIC TB14/Bとドッキングステーションを使用中に、ドッキングステーションにUSBマウスなどを接続してWakeOnUSBの機能を使おうとしても、使用できません。

[対処・回答]

WakeOnUSBの機能を使用するときは、FMV-STYLISTIC TB14/B本体のUSBポートに接続してください。ドッキングステーション側のUSBポートはWakeOnUSBの機能をサポートしていません。

28

[現象・質問]

まれに、「Intel(R) Graphics Media Accelerator Driver for Mobile」のプロパティ内の文字が正しく表示されず、【Fn】+【F10】キーのホットキーが使用できなくなります。

[対処・回答]

非常にまれに、「Intel(R) Graphics Media Accelerator Driver for Mobile」のプロパティ内の文字が正しく表示されず、【Fn】+【F10】キーのホットキーが使用できなくなることがあります(頻度:1/100回)。
問題が発生した場合は、次の手順でディスプレイデバイスを再設定してください。
1.接続されているすべての外部ディスプレイを外します。
2.本パソコンを再起動します。
3.再起動後、デスクトップの何もないところを右クリックし、表示されるメニューから、「個人設定」をクリックします。
「個人設定」ウィンドウが表示されます。
4.「画面の設定」をクリックします。
「画面の設定」ウィンドウが表示されます。
5.「詳細設定」をクリックします。
6.「Intel(R) Graphics Media Accelerator Driver for Mobile」タブをクリックします。
7.「グラフィック プロパティ」をクリックします。
「Intel(R) Graphics Media Accelerator Driver for Mobile」ウィンドウが表示されます。
8.左の一覧から「ディスプレイ デバイス」をクリックします。
9.「シングルディスプレイ」の一覧から「ノートブック」の○が●になっていることを確認します。
「ノートブック」の○が●になっていない場合は、「ノートブック」の○をクリックして●にして「適用」をクリックします。
10.「OK」をクリックし、すべてのウィンドウを閉じます。

29

[現象・質問]

ディスプレイの表示設定(表示しているディスプレイ)が勝手に変わります。

[対処・回答]

外部ディスプレイを接続して、マルチモニタや同時表示、外部モニタ表示などでお使いになる場合、スリープや休止状態からの復帰後や起動後にディスプレイデバイスが勝手に切り替わることがあります。その場合は、再度ディスプレイ設定をしてください。ディスプレイの設定方法はディスプレイの取扱説明書をご覧ください。

30

[現象・質問]

マルチモニタ設定(プライマリモニタ:外部ディスプレイ、セカンダリモニタ:液晶ディスプレイ)の表示設定でお使いのときに、スリープまたは休止状態にして外部ディスプレイを外し、スリープまたは休止状態から復帰すると、液晶ディスプレイの画面が真っ暗(バックライトは点灯しているが、黒画面表示)になります。

[対処・回答]

マルチモニタ表示をお使いのときに休止状態からの復帰する場合、表示ディスプレイを自動的に切り替える機能が動作しません。マルチモニタ表示をお使いのときに外部ディスプレイを外す場合は、一度ディスプレイの表示設定を液晶ディスプレイのみに表示に変更してください。

31

[現象・質問]

まれに、【Ctrl】+【Alt】+矢印キーのホットキーでローテーション(回転)ができないことがあります。

[対処・回答]

ごくまれに、ホットキーを使用してローテーション(回転)ができなくなる場合があります(頻度:1/100回)。次の手順で、ホットキーを設定し直してください。
1.デスクトップの何もないところを右クリックし、表示されるメニューから「プロパティ」をクリックします。「個人設定」が表示されます。
2.「画面の設定」をクリックします。
3.「詳細設定」ボタンをクリックします。
4.「Intel(R) Graphics Media Accelerator Driver for Mobile」タブをクリックします。
5.「グラフィックス プロパティ」ボタンをクリックします。「Intel(R) Graphics Media Accelerator Driver for Mobile」ウィンドウが表示されます。
6.左の一覧の「ホットキー」タブをクリックします。
7.「標準表示にする」「90度回転する」「180度回転する」「270度回転する」の各設定を「無効化」に設定して「適用」ボタンをクリックします。
8.「デフォルトの復元」ボタンをクリックし、「適用」ボタンをクリックして再設定します。

32

[現象・質問]

まれに、「Intel(R) Graphics Media Accelerator Driver for Mobile」のプロパティ内の文字が正しく表示されず、【Ctrl】+【Alt】+矢印キーのホットキーが使用できない場合があります。

[対処・回答]

まれに、「Intel(R) Graphics Media Accelerator Driver for Mobile」のプロパティ内の文字が正しく表示されず、【Ctrl】+【Alt】+矢印キーのホットキーが使用できなくなる場合があります(頻度:1/100回)。問題が発生した場合は、次の手順により、ディスプレイデバイスを再設定してください。
1.接続されているすべての外部ディスプレイを外します。
2.本パソコンを再起動します。
3.再起動後、デスクトップの何もないところを右クリックし、表示されるメニューから、「個人設定」をクリックします。
「個人設定」ウィンドウが表示されます。
4.「画面の設定」をクリックします。
「画面の設定」ウィンドウが表示されます。
5.「詳細設定」をクリックします。
6.「Intel(R) Graphics Media Accelerator Driver for Mobile」タブをクリックします。
7.「グラフィック プロパティ」をクリックします。
「Intel(R) Graphics Media Accelerator Driver for Mobile」ウィンドウが表示されます。
8.左の一覧から「ディスプレイ デバイス」をクリックします。
9.「シングルディスプレイ」の一覧から「ノートブック」の○が●になっていることを確認します。
もし、「ノートブック」の○が●になっていない場合は、「ノートブック」の○をクリックして●にして「適用」をクリックします。
10.「OK」をクリックし、すべてのウィンドウを閉じます。

33

[現象・質問]

外部ディスプレイを接続した状態でパソコン本体のパネルを閉じたり、パネルを閉じたまま、外部ディスプレイが接続されたポートリプリケータに接続したりすると、パソコン本体側の液晶ディスプレイに画面を表示できなくなります(画面のプロパティからパソコン本体側のディスプレイデバイスがなくなります)。

[対処・回答]

次のような場合、パソコン本体側の液晶ディスプレイのデバイスが再認識されなくなります。
・外部ディスプレイを接続した状態でパソコン本体のパネルを閉じた場合
・パネルを閉じた状態で外部ディスプレイが接続されたポートリプリケータに接続した場合
本問題が発生した場合は、パソコン本体を再起動してください。

34

[現象・質問]

ドライバ応答停止のエラーが表示されることがあります。

[対処・回答]

外部ディスプレイやテレビを接続し、スリープや休止状態、または再起動を行うと、まれに「ドライバ応答の停止のエラー」が表示される場合があります(頻度:1/20回)。
動作上問題ありませんので、そのままお使いください。

35

[現象・質問]

スクリーンセーバーを起動して数十分~1時間放置すると、ブルースクリーンエラーが発生します。

[対処・回答]

システムメモリを512MB搭載の装置にて、「スクリーンセーバーの設定」ウィンドウを表示させたまま、スクリーンセーバーを起動し、そのまま数十分~1時間放置すると、ブルースクリーンエラーが発生します。なお、システムメモリを1GB以上、搭載している装置では発生しません。

36

[現象・質問]

マウスカーソルのポインタの形が変わる瞬間に、マウスカーソルの影が一瞬、ぼやけた表示になります。

[対処・回答]

マウスカーソルを移動させて、ポインタの形が変わる瞬間 (例:文字を記入するときのポインタ形状から、通常のポインタ形状に切り替わるときなど)に、マウスカーソルの影が一瞬、ぼやけた表示になる場合があります(頻度:1/2回)。

37

[現象・質問]

「電源オプション」の電源プランを「省電力」に設定した場合に、WMVフォーマットの動画を再生させると、コマ落ちします。

[対処・回答]

「電源オプション」の電源プランを「省電力」に設定した場合に、WMVフォーマットの動画を再生させると、コマ落ちが発生します。「Windows Media Player」や「Windows Media Center」などの動画再生アプリケーションで発生します。
本現象が発生した場合は、「電源オプション」の電源プランを「バランス」または「高パフォーマンス」に変更してください。

38

[現象・質問]

マルチモニタ表示で、「プライマリ」と「セカンダリ」のディスプレイの位置が初期状態に戻ります。また「プライマリ」と「セカンダリ」の位置を変更しても、次回起動したときに戻ります。

[対処・回答]

外部ディスプレイを接続した環境で、マルチモニタ表示をすると、再起動後に「プライマリ」と「セカンダリ」のアダプタ表示位置が初期状態に戻ります。
例:「セカンダリ」モニタを「プライマリ」モニタの左側に設定しても、再起動後に「セカンダリ」モニタが「プライマリ」モニタの右側に戻ります(頻度:1/2回)。このような場合は、モニタの位置を再設定してください。

39

[現象・質問]

テレビに画面を表示することができません。

[対処・回答]

解像度が1024x768より大きい解像度を使用している場合、テレビに画面を切り替えることができません。テレビに画面を切り替える前に、解像度を1024x768以下の解像度に設定してください。

40

[現象・質問]

液晶ディスプレイの最大解像度よりも低い解像度に設定すると、画面の表示が中央表示に変わってしまいます(表示設定を、全画面表示またはアスペクト比を保持に設定していても、中央表示に変更されてしまいます)。
例: 800x600を使用するゲームを実行した場合、ゲームの画面が画面中央に小さく表示されてしまいます(全画面で表示されずに、中央表示で表示されます)。

[対処・回答]

画面の解像度を液晶ディスプレイの最大解像度より低い解像度に下げると、全画面表示(またはアスペクト比を保持)の設定が中央表示に変わってしまいます。解像度を自動的に変更するゲームなどのアプリケーションを使用するときに、全画面表示でお使いになりたい場合は、一度そのアプリケーションで使用する解像度に設定し、画面の表示設定を全画面表示に設定してください。
例:解像度を800x600に変更するアプリケーションの場合
1.画面の設定(画面のプロパティ)から解像度を800x600に変更します(解像度の変更方法はマニュアル「画面の解像度や発色数を変更する」を参照してください)。
2.「Intel(R) Graphics Media Accelerator Driver for Mobile」ウィンドウから「全画面表示(枠なし)」を選択して適用します(全画面表示と通常表示の切り替え方法はマニュアル「全画面表示と通常表示を切り替える」を参照してください)。
3.アプリケーションを起動します。

41

[現象・質問]

音楽データやCD、音声付のムービーなどを再生時、音飛びが発生する場合があります。

[対処・回答]

CPUの負荷が高くなると発生します。使用していないアプリケーションを終了させるなどして、CPUの負荷を軽くしてください。
なお、ACアダプタを接続するか、下記の方法にて「電源プラン」を「高パフォーマンス」にすると改善される場合があります。「高パフォーマンス」のままご使用になると、バッテリ稼働時間が短くなることがあります。ご注意ください。
1.「スタート」ボタン→「コントロールパネル」の順にクリックします。
2.「モバイルコンピュータ」内の「バッテリ設定の変更」をクリックします。
3.「高パフォーマンス」をクリックして選択します。
4.右上の「×」をクリックしてウィンドウを閉じます。

42

[現象・質問]

CDの音声を録音できません。

[対処・回答]

制限事項です。Windows VistaはCDをアナログ再生することができないため、サウンドレコーダーなどでCDの音声を録音することはできません。CDの録音には、「Windows Media Player」の録音機能を使用してください。

43

[現象・質問]

スタンバイ中にヘッドフォンを接続しレジュームした場合、レジューム直後に内蔵スピーカーがミュートされないことがあります。

[対処・回答]

ドライバの制限です。
なお、音声を再生中または録音中にスタンバイまたは休止状態にすると、レジューム後、システムが正常に動作しないことがありますので、スタンバイまたは休止状態にする前に、音声の再生または録音を停止してください。

44

[現象・質問]

再生と録音のデバイスの規定の形式に「24ビット、44100Hz」と「24ビット、192000Hz」が2つずつあり、1つ目を選ぶとエラーになります。

[対処・回答]

OSの問題です。本現象の修正プログラムはWindows Vista Service Pack 1に含まれています。本現象については、マイクロソフト社のサポート技術情報 文書番号:930883(http://support.microsoft.com/kb/930883/ja)をご覧ください。

45

[現象・質問]

大きな音声を録音したときに、正常に音声を録音できないことがあります。

[対処・回答]

ドライバの不具合です。
本不具合を修正するドライバは、FMVサポートページの「ドライバダウンロード」
(http://www.fmworld.net/biz/fmv/index_down.html)
で公開されています。

46

[現象・質問]

デジタルマイクの録音音量が調節できません。

[対処・回答]

ドライバの不具合です。
本不具合を修正するドライバは、FMVサポートページの「ドライバダウンロード」
(http://www.fmworld.net/biz/fmv/index_down.html)
で公開されています。

47

[現象・質問]

本パソコンを起動するときに流れるWindowsの起動音が、まれに途切れる場合があります。

[対処・回答]

Windows Vistaの問題です。パソコンの故障ではありません。
本パソコンの動作には影響ありませんので、あらかじめご了承ください。

48

[現象・質問]

Windows Anytime UpgradeでWindows Vistaをアップグレードすると、アップグレード中に青画面が表示され、自動的に再起動し、アップデートに失敗します。

[対処・回答]

Windows Vistaをアップグレードする前に、次の手順にてオーディオドライバをアンインストールしてください。
1.「スタート」ボタン→「コントロールパネル」の順にクリックします。
2.「プログラム」の項目にある「プログラムのアンインストール」をクリックします。
3.一覧から「SigmaTel Audio」を選び、「アンインストールと変更」ボタンをクリックします。
4.確認メッセージが表示されますので、「OK」をクリックします。
5.「メンテナンスの完了」メッセージが表示されたら「完了」をクリックします。
6.「スタート」ボタン→「再起動」の順にクリックし、コンピュータを再起動します。
アップグレード後は、添付のディスクよりオーディオドライバを再インストールしてください。
なお、最新のドライバは、FMVサポートページの「ドライバダウンロード」(http://www.fmworld.net/biz/fmv/index_down.html)に公開されています。

49

[現象・質問]

J52(34ch、38ch、42ch、46ch)、W53(52ch、56ch、60ch、64ch)でアドホック通信ができません。
W56(100ch~140ch)が使用できる場合、W56でもアドホック通信はできません。

[対処・回答]

アドホック通信は、W52のチャンネルのみ使用することができます。アドホック通信を行う場合は、通信を行う機器がW52で通信できることを確認してください。

50

[現象・質問]

セキュリティチップの暗号化機能を利用する場合、ご自分で作成したファイルやフォルダのみを暗号化するように注意してください。特定のフォルダやファイルを暗号化すると、Windows起動時に不具合が発生する場合があります。

[対処・回答]

Windows起動に必要なファイルや、セキュリティチップの動作に必要なファイルをセキュリティチップで暗号化すると、Windowsが起動できなくなるなど、不具合が生じる場合があります。暗号化は、自分が作成したフォルダやファイルのみ行うようにしてください。

51

[現象・質問]

セキュリティチップの出荷時の設定は「使用しない」もしくは「無効および使用不可」になっています。

[対処・回答]

セキュリティチップをお使いになる場合は、BIOSセットアップの設定を「使用する」(Enabled)もしくは「有効および使用可」(Enabled and Activated)に変更してください。詳しくは、本体のマニュアルをご覧ください。

52

[現象・質問]

セキュリティチップをお使いになる場合は、セキュリティチップのバックアップを取ってください。

[対処・回答]

修理・保守をした場合、セキュリティチップで保護された暗号化ファイルが読めなくなる場合があります。この場合に備え、あらかじめセキュリティチップのバックアップを取ってください。また、セキュリティチップに鍵を追加するなどするとバックアップが再度必要になります。このため、バックアップは定期的に取ってください。

53

[現象・質問]

セキュリティチップにて「SMARTACCESSを利用したWindowsログオン」を使用する設定で「機器監査」をご利用になっている場合、修理を行ったりハードウェアを変更したりすると、Windowsにログオンできなくなる場合があります。

[対処・回答]

機器監査については、強固なセキュリティが実現できる反面、故障状況によっては復旧がすべて行えないケースがあることをご了承のうえ、ご利用いただくようお願いします。

54

[現象・質問]

セキュリティチップにて「SMARTACCESSを利用したWindowsログオン」の設定をしている場合、修理・保守をご利用になる前にこの設定を解除してください。

[対処・回答]

修理・保守を行う場合、通常ハードウェアの変更を伴うためセキュリティチップにて「SMARTACCESSを利用したWindowsログオン」を設定していると、Windowsにログオンできなくなる場合があります。修理・保守前に必ず解除してください。

55

[現象・質問]

セキュリティチップのパスワードを入力したとき、次のメッセージが表示されて、セキュリティチップの機能が一時的に使えなくなることがあります。「認証に失敗したため、Security Platformでパスワード攻撃防御が作動しています:Security Platform機能は一時的に無効になりロックされています。Security Platformを再度有効にするには、システムを再起動する必要があります。詳しい情報については、システム管理者に相談してください。」

[対処・回答]

セキュリティチップのパスワードを複数回間違えると、セキュリティチップはパスワードを破る攻撃を受けていると判断し、セキュリティチップが一時的に無効となり、攻撃に対して防御します。防御機能が有効になるとセキュリティチップを使用することができません。パソコンが再起動すると再度セキュリティチップが有効になります。再起動後に、正しいパスワードを入力してください。
なお、再起動後は1回のパスワード間違えで防護機能が動作します。(パスワードを間違えることができる回数は、しばらくするとリセットされます。リセットされるまでの時間は間違えた回数に応じて長くなります。)

56

[現象・質問]

セキュリティチップの設定を有効にするか、もしくはセキュリティチップの設定が有効の状態でスリープから復帰した場合に、イベントログに以下のエラーが記録されることがあります。
【イベントログ記載エラー】
1.
---------------------------------
ログの名前:システム
ソース:TBS
イベントID:516
レベル:エラー
内容:TPMとの通信中にエラーが発生しました。ドライバから0x8007001fが返されました。
---------------------------------
2.
---------------------------------
ログの名前:システム
ソース:TBS
イベントID:16385
レベル:エラー
内容:内部TBSエラーが検出されました。エラーコードは0x8007001fでした。これは通常、予期しないTPMまたはドライバの動作が原因で発生するエラーで、一時的な現象である可能性があります。
---------------------------------
3.
---------------------------------
ログの名前:システム
ソース:TBS
イベントID:541
レベル:警告
内容:実行中の操作は電源管理イベントにより中断されました。
---------------------------------
4.
---------------------------------
ログの名前:システム
ソース:TBS
イベントID:516
レベル:エラー
内容:TPMとの通信中にエラーが発生しました。ドライバから0x800403e3が返されました。
---------------------------------
5.
---------------------------------
ログの名前:システム
ソース:TBS
イベントID:16385
レベル:エラー
内容:内部TBSエラーが検出されました。エラーコードは0x800703e3でした。これは通常、予期しないTPMまたはドライバの動作が原因で発生するエラーで、一時的な現象である可能性があります。
---------------------------------
※同時に複数のエラーが記載される場合があります。

[対処・回答]

セキュリティチップをお使いの場合、スリープから復帰後イベントビューアにエラーが表示されることがあります。この場合でも、セキュリティチップは問題なくお使いになれます。

57

[現象・質問]

指紋の登録時や指紋認証時に、指紋を入力できなくなることがあります。

[対処・回答]

指紋認証アプリケーションを使用して認証や登録などの指紋入力を行う場合は、必ず画面を確認し、指紋の入力が可能な状態になってから指紋センサーに指を置いてスライドしてください。指紋センサーに指を触れたままの状態で指紋認証または指紋登録などの指紋の読み取り処理が開始された場合や、システムの負荷が高い状態(別のプログラムを実行しながらの指紋認証や、ユーザーの切り替え処理など)で指紋の読み取り処理が開始された場合、指紋センサーの初期化処理に時間がかかり、指紋の読み取りが可能になるまで時間がかかることがあります。指をスライドしても指紋入力画面の表示が変わらないなど、指紋の読み取りができなくなった場合には、いったん指紋センサーから指を離し、しばらく待ってからもう一度指紋の読み取り操作を行うか、または指紋の読み取り処理をキャンセルし、あらためて指紋入力画面を開いてから指紋の読み取り操作をしてください。

58

[現象・質問]

指紋センサーで指紋認証をしようとしたときなどに、センサーに触れても反応がないようにみえます。

[対処・回答]

指紋センサーは、指が触れられていない状態が続くと節電モードに入り、次に指が置かれたことを検出するまで指紋の入力処理を停止します。この節電モードからの復帰処理にしばらく時間がかかる場合があります。指紋の登録や認証を行うために指紋センサーに触れてもただちに反応がないときは、センサーの復帰処理がまだ完了してない状態ですので、いったん指紋センサーから指を離し、もう一度指紋センサーの操作をしてください。

59

[現象・質問]

指紋センサーを使用していると、センサー部分が温かくなります。

[対処・回答]

指紋の登録や認証を行うときに長時間センサー部分に指を触れたまま使用し続けると、常にセンサーに通電された状態になるため、センサー周辺の温度が通常より高くなることがあります。
センサー部分が温かくなったときは、いったんセンサーから指を離してください。

60

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】セキュリティチップの使用時、SMARTACCESS/BasicまたはSMARTACCESS/PremiumによるWindowsログオンを設定している場合、Windowsログオン時に「セキュリティチップに接続できませんでした。もう一度やりなおしてください。」と表示され、Windowsにログオンできない場合があります。

[対処・回答]

SMARTACCESS/BasicまたはSMARTACCESS/PremiumによるWindowsログオンを設定したままでBIOSセットアップのセキュリティチップを無効にした場合、セキュリティチップが利用できないためWindowsにログオンできなくなります。BIOSセットアップでセキュリティチップを「Disabled」にする場合には前もってSMARTACCESS/BasicまたはSMARTACCESS/PremiumによるWindowsログオンを解除してください。解除する前にBIOSセットアップでセキュリティチップを「Disabled」にした場合は、再起動してBIOSにてセキュリティチップを「Enabled」に設定してください。

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[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】セキュリティチップ使用時、SMARTACCESS/BasicまたはSMARTACCESS/PremiumによるWindowsログオンを設定している場合、Windowsログオン時に「機器構成が変更されています。登録時の構成に戻すか、または現在の構成が正しいことを確認して機器構成情報を再登録してください。」と表示されることがあります。

[対処・回答]

ハードウェアの構成や設定およびBIOSセットアップの設定を変更する必要がある場合は、あらかじめSMARTACCESS/BasicまたはSMARTACCESS/PremiumによるWindowsログオンを行わない設定にしたうえで変更してください。
また、変更後は、Windowsを起動してSMARTACCESS/BasicまたはSMARTACCESS/Premiumの環境設定ツールの「機器監査」から「現在の機器構成情報の登録」でハードウェア構成を再登録してから、SMARTACCESS/BasicまたはSMARTACCESS/PremiumによるWindowsログオンを行う設定に戻してください。
もし、SMARTACCESS/BasicまたはSMARTACCESS/PremiumによるWindowsログオンを設定したままハードウェアの構成や設定およびBIOSの設定を変更してしまった場合には、一度電源を切り、設定を元に戻してからWindowsを一度起動し、Windowsへログオンせずに再起動してから、上記手順を必ず行うようにしてください。
機器監査については、「FMVマニュアル」内にある『セキュリティチップ取扱説明書』の「機器監査について」をご覧ください。

62

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】Windowsのログオン認証を行う他の製品やアプリケーションとSMARTACCESS/BasicまたはSMARTACCESS/PremiumのWindowsログオン機能を併用したときに、正しく動作しない場合があります。

[対処・回答]

SMARTACCESSインストール前にWindowsのログオン認証を行う他の製品やアプリケーションをアンインストールするか、Windowsのログオン認証を行う他の製品のログオン画面を変更しない設定にしてから、SMARTACCESS/BasicまたはSMARTACCESS/Premiumを導入してください。

63

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】SMARTACCESS/BasicまたはSMARTACCESS/Premiumで、USB接続の認証デバイスに初期化エラーなどが発生して、認証に失敗する場合があります。

[対処・回答]

デバイスを元のUSBポートに差し替えてください。

64

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】SMARTACCESS/BasicまたはSMARTACCESS/PremiumでのWindowsログオン時に、パスワードが一致しないエラーとなり、ログオンできない場合があります。

[対処・回答]

Windowsパスワードの変更は必ずWindowsのセキュリティ画面の「パスワードの変更」から行うようにしてください。

65

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】認証デバイスが正しく動作せず、SMARTACCESS/BasicまたはSMARTACCESS/Premiumの認証ができない場合があります。

[対処・回答]

「Portshutter」を使用して認証デバイス自体を無効にすると、SMARTACCESS/BasicまたはSMARTACCESS/Premiumによる認証ができなくなることがあります。
「Portshutter」の設定を使用可能とするように設定してください。

66

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】セキュリティチップ使用時、SMARTACCESS/BasicまたはSMARTACCESS/Premiumのバックアップデータをリストアできない場合があります。

[対処・回答]

バックアップツールの「Infineon Security Platform初期化ウィザード」ではキャンセルなどは行わないようにしてください。誤ってキャンセルしてしまった場合は、バックアップをやり直してください。

67

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】SMARTACCESS/BasicまたはSMARTACCESS/Premiumをアンインストール後、Windowsのパスワードが不明なためログオンできない場合があります。

[対処・回答]

必ずSMARTACCESS/BasicまたはSMARTACCESS/Premiumをアンインストールする前に、一度パスワードの自動生成をオフにした状態でWindowsにログオンし、【Ctrl】+【Alt】+【Del】キーを押して表示されたセキュリティ画面からパスワードの変更をしてください。
アンインストールしてしまった後にパスワードの変更を行うには、他のWindows管理者権限を持つユーザーでログオンし、「スタート」ボタン→「コントロールパネル」→「ユーザーアカウント」でパスワードが不明なユーザーを選択し、パスワードの再設定をしてください。

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[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】ドメインによって管理されているパソコンにSMARTACCESS/BasicまたはSMARTACCESS/Premiumをインストールした後、管理者ウィザードでユーザーの登録を行うと、エラーが発生し登録に失敗することがあります。

[対処・回答]

ドメインによって管理されているパソコン上でSMARTACCESS/BasicまたはSMARTACCESS/Premiumを使用する場合には、SMARTACCESS/BasicまたはSMARTACCESS/Premiumの管理を行うユーザーを次の2つのグループに所属させてください。
・ローカルコンピュータ側のAdministratorsグループ
・ドメインコントローラ側のDomain Adminsグループ

69

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Premium】Active Directory管理で作成する環境設定情報で、存在しない認証デバイスを認証パターンに含めたり、存在しない認証デバイスや連携ソフトに対しての機能を指定したりすると、Windowsが正しく起動できなくなったり、SMARTACCESSが正しく動作しなくなったりすることがあります。

[対処・回答]

Active Directory管理から環境設定情報の配布を行う場合は、クライアントPCに存在しない認証デバイスや連携アプリケーションの機能を指定しないでください。
各認証デバイスで有効な機能については『リファレンスガイド機能編』の「付録-認証デバイスと機能対応表」をご覧ください。

70

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Premium】認証デバイスとして指紋や静脈を使用し、外部のバイオ認証装置を使用している場合に、モバイル運用モードで運用中にWindowsをログオフまたはシャットダウンすると、htc.exeの終了に関するメッセージが表示される場合があります。

[対処・回答]

Windowsのログオフまたはシャットダウン時にhtc.exeの終了に関するメッセージが表示されたら、「OK」または「すぐに終了」を選択してください。

71

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】管理者ウィザードや環境設定-ユーザー情報管理-セキュリティチップで表示されるWindowsアカウントの一覧にはパスワードの期限が切れたユーザーは表示されませんが、Windows Vista Business、Windows Vista Enterprise、Windows XP ProまたはWindows Tablet PC Edition 2005において、パスワードの有効期限が切れたユーザーに対してパスワードの変更をした後であっても一覧に表示されないことがあります。

[対処・回答]

Windowsが再起動されるまで一覧には反映されませんので、パスワードの変更後にWindowsを再起動してください。

72

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】ユーザー情報設定を起動するなどしてSMARTACCESSの認証画面を表示しているとき、【Ctrl】+【Alt】+【Del】キーを押下しセキュリティ画面に移行した後、再びWindowsデスクトップ画面に戻ると、SMARTACCESSの認証画面が消去されます。

[対処・回答]

お手数ですが、実施した操作を再度実施してください。

73

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】カード抜き取り後のカウントダウン中にスマートカードを抜き差しすると、「テープがテープドライブにセットされていません。」というエラーが表示されることがあります。

[対処・回答]

スマートカードのリーダ/ライタへのアクセス中にカード抜き差しをすると、
・カードのデータ破損
・システムの破損
の原因となりますのでアクセス中はカード抜き差ししないでください。

74

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】「ログオン情報の自動登録:する」設定の場合、Windowsログオンするときにログオン情報の登録画面が表示されますが、そのときの条件によって予期せぬ動作が発生することがあります。

[対処・回答]

認証デバイスへのログオン情報登録時に表示されるデバイス認証ウィンドウは、Windowsログオン時に表示されるWindowsログオン認証ウィンドウと酷似しているためWindowsへのログオン自体の可否と誤解される可能性があります。
ログオン時にログオン情報を自動登録する場合は、処理をキャンセルしないでください。次回ログオン時も再入力することになり、セキュリティ上好ましくありません。
また、パスワード変更時に認証デバイスへのログオン情報の登録をキャンセルすると認証デバイスに記録されたパスワードが更新されず「SMARTACCESSでのWindowsへのログオンができなくなる」「パスワード変更ができなくなる」などのトラブルの原因となりますのでご注意ください。

75

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】Tablet PCのログオン画面に標準で表示されているスクリーンキーボードを使用して、SMARTACCESSの認証ダイアログに入力することができません。

[対処・回答]

ログオン画面の左下にある「コンピュータの簡単操作 - スクリーンキーボード」で表示されるスクリーンキーボードをお使いください。

76

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】アプリケーションログオンでログオン対象の画面を表示しているときにカードを抜き取ると、キーボード/マウス操作のみ禁止したまま認証画面が表示されることがあります。

[対処・回答]

カードをセットすることでカード抜き取り時の動作であるキーボード/マウス操作のみ禁止されていた状態が解除され、アプリケーションログオンが正常に行われます。

77

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】スクリーンセーバー、スリープ、休止状態からの復帰時に、カードリーダ/ライタを抜き取ると、「パスワードによる保護」の設定に関係なく「カードリーダ/ライタ抜き取り時の動作」が行われます。

[対処・回答]

スクリーンセーバー、スリープ、休止状態からの復帰時に、Windowsで設定した「パスワードによる保護」の設定通り動作させたい場合には、カードリーダ/ライタを抜き取らないようにしてください。カードの抜き取りをした場合は、抜き取り時の動作が完了するまでお待ちください。

78

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】Windowsのパスワード変更に失敗した場合、ログオンできなくなることがあります。

[対処・回答]

Windowsのパスワード変更に失敗した場合、パスワード変更の処理が完了しデスクトップに戻るまで、カードを抜き取らないでください。
抜き差しをしてカード内の情報の書き込みに失敗した場合は、パスワードの不整合が起きている可能性があります。ユーザー情報設定を起動して、カード内のWindows情報のパスワードを変更前のパスワードに設定してください。
万が一、パスワードがわからない場合は管理者に連絡してください。

79

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】OSのスリープ状態より復帰するときにパスワードを入力する設定の場合、SMARTACCESSの認証で、ユーザーキーパスワードまたはPINを文字入力する設定で動作していると、1文字目入力直後あるいはポインタの挙動時に入力画面が再表示して、動作を受け付けないことがあります。

[対処・回答]

ユーザーキーパスワードまたはPINを文字入力する認証画面は一度閉じた後、再表示されますので、入力し直してください。

80

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】ユーザー名が20字を超える(21字以上の)ユーザーは、ログオンやロック解除、パスワード変更に失敗することがあります。

[対処・回答]

SMARTACCESSは、ユーザー名が20字を超える(21字以上の)ユーザーに対して正しく動作しません。
ただし、次のように操作すると、ログオンやロック解除については行えるようになります。
・Windows Vistaの場合
ユーザー情報設定などでログオン情報を登録するときに、登録するドメイン名の形式をWindows Server 2003のものにしてください。また、ログオン、ロック解除、パスワード変更を行うときには、ドメインサーバに接続した環境で行うようにしてください。
・Windows XPの場合
ユーザー情報設定などでログオン情報を登録するときに、ドメイン名の欄にログオン先のドメインを登録せず、ユーザー名を「<ユーザー名>@<ドメイン名>」という書式(ユーザープリンシパル名)で登録してください。登録するドメイン名の形式は、Windows Server 2003のものにしてください。

81

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】アプリケーションログオンを実行中にユーザー情報設定や環境設定などのツールを起動すると、ツールがマウスやキーボード入力を受け付けることができず応答なし状態になることがあります。

[対処・回答]

アプリケーションログオンをしている間は、ユーザー情報設定や環境設定などのツールを起動しないようにしてください。
もし、ツールを起動し応答なし状態になってしまった場合には、先にアプリケーションログオンの認証を行ってログオンを完了させるか、あるいは表示中の認証画面を閉じてください。

82

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】ユーザー情報設定を起動し、認証画面が表示される前に【Windows】+【L】キーを押下すると、「コンピュータをロックしています…」のままロック状態に移行しないことがあります。

[対処・回答]

ユーザー情報設定を起動後にコンピュータのロックを行う場合は、認証画面が表示されたのを確認してから、コンピュータのロックをしてください。
なお、コンピュータのロックを行うと、その直前までにSMARTACCESSの認証画面が表示されていた場合には、認証画面を自動的に閉じます。

83

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】セキュリティチップの復元に失敗することがあります。

[対処・回答]

自動バックアップファイル(デフォルトではSPSystemBackup.xml)と復元用トークンファイル(デフォルトではSPEmRecToken.xml)の格納場所を移動する場合は、自動バックアップファイルと復元用トークンファイルと同じ場所にある「SPSystemBackup」フォルダも移動してください。また、「SPSystemBackup」フォルダは自動バックアップファイルと同じ場所に設置してください。

84

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】カードのポーリング動作(カードの抜き取り/挿入状態の監視)が再開されないことがあります。

[対処・回答]

カードのポーリング動作(カードの抜き取り/挿入状態の監視)をしている場合は、カードを抜き取り/挿入後、設定した処理が実行されることを確認してから席を離れるようにしてください。
設定した動作が行われない場合は、【Ctrl】+【Alt】+【Del】キーを押してセキュリティ画面に移行後、「キャンセル」をクリック、または【Esc】キーを押してデスクトップに戻ってください。

85

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】スマートカード証明書を使用してログオンしている場合は、Windowsパスワードの変更は行えません。

[対処・回答]

Windowsパスワードの変更を行う場合は、ログオンにスマートカード証明書を使用せず、ユーザー名、パスワードを入力してログオン後、パスワード変更をしてください。

86

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】Windowsメールで、暗号化されているメールを選択してもスマートカードの要求ダイアログが表示されずに、「メッセージの暗号を解読できませんでした」と表示される場合があります。

[対処・回答]

スマートカードをリーダ/ライタに挿入後、メールを選択してください。

87

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】管理者ウィザードを使用してSMARTACCESSアカウントを登録する場合に、「原因不明のエラー」が発生することや正しく登録できないことがあります。

[対処・回答]

原則として、各SMARTACCESSアカウントのパスワードはセキュリティのため、異なるパスワードを設定してください。
管理者ウィザードをお使いになるときは、一時的に「SMARTACCESSによるWindowsログオン」を「しない」に設定するか、「ログオンの認証回避」をしてWindowsへログオンしてください。

88

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】Windowsログオン時やロック解除時に、認証パターンの切り換えや、キー操作による強制ログオフを行えません。

[対処・回答]

本現象は「ログオンの認証回避」を「しない」に設定している場合に発生します。「ログオンの認証回避」を「する」に設定することで「認証パターンの切り換え」や「キー操作による強制ログオフ」をすることが可能になります。
Windows Vistaをお使いの場合には、次の手順で任意のユーザーを強制ログオフさせることができます。
1.コンピュータがロックされている場合には「ユーザーの切り替え」をクリックします。「ユーザーの切り替え」はSMARTACCESSの認証ダイアログに隠れていることがあります。
2.強制ログオフさせたいユーザーとは別の管理者ユーザーでWindowsへログオンします。
3.タスクマネージャの「プロセス」タブをクリックし、「すべてのユーザーのプロセスを表示」をクリックします。ここでユーザーアカウント制御のメッセージが表示された場合には「続行」をクリックします。
4. タスクマネージャの「ユーザー」タブをクリックし強制ログオフ対象を行うユーザーを選択してから、「ログオフ」をクリックします。
Windows XPをお使いの場合には、「ログオンの認証回避」を「しない」に設定している場合でも、[コントロールパネル(クラシック表示)]-[管理ツール]-[ローカルセキュリティポリシー]-[ローカルポリシー]-[セキュリティオプション]-「対話型ログオン:Ctrl+Alt+Delを必要としない」を無効に設定すると、「Windowsへようこそ」または「コンピュータのロック」の画面では「認証パターンの切り換え」や「キー操作による強制ログオフ」を行うことができます。

89

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic V1.1L30】制限ユーザーでWindowsへログオンしている間、指紋認証が正常に行えません。

[対処・回答]

本現象はWindowsに制限ユーザーでログオンしている間に指紋認証を行うと発生します。
ユーザー情報設定の起動時やアプリケーションログオンの指紋認証で、指紋の照合を行うと正しい指紋であっても「照合できません。登録されている指紋と一致しません。原因として以下のことが考えられます。
・指が違っています。
・指紋が登録されていないユーザーです。
・ユーティリティのキャリブレーションが実行されていないか、指対応モードの設定と指が合っていません。」というエラーメッセージが表示され、照合に失敗します。
本現象が発生する場合は、Web上で公開されているアップデート版であるSMARTACCESS/Basic V1.1L30Aをインストールしてください。
V1.1L30のままで本現象を回避するには、指紋認証画面表示中に【F10】キーを押下してバイオパスワード認証画面に切り換え、バイオパスワードで認証をしてください。
【F10】キーを押下してもバイオパスワード認証画面に切り換わらない場合は、高セキュリティモードで運用していますので、高セキュリティモードを解除してください。
高セキュリティモードを解除するには、環境設定を起動して[ポリシー]-[指紋]-[認証モード]の「設定」ボタンをクリックし、「高セキュリティモードで運用」を「しない」に設定を変更してください。
なお、Windowsログオン時の指紋認証によるログオン時は管理者権限で動作しているため、どのユーザーでも指紋認証は正常に動作します。

90

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】SMARTACCESSの画面が他の画面の後ろに隠れて表示されることがあります。

[対処・回答]

マウスクリックや【Alt】+【Tab】キーを押して、入力を求める画面を手前に表示して、エラーメッセージを確認してください。

91

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】SMARTACCESS/BasicまたはSMARTACCESS/Premiumのアプリケーションログオン設定にてパスワード入力画面の登録をした後、登録したアプリケーションを起動しても正常にID、パスワードの入力もしくは「OK」ボタンの押下などが正常に行われず、処理が進なくてログオンできないことがあります。また、「パスワード入力画面登録ツール」の「入力エミュレートの確認」画面からの入力エミュレートと、実際のアプリケーションログオンとで動作が異なる場合があります。

[対処・回答]

パスワード入力画面を登録した後に、アプリケーションログオン機能が利用可能かを、必ず事前に実際のアプリケーションログオン機能で試用して、十分に確認してください。
アプリケーションログオン設定にてパスワード入力画面の登録を行うとき、IDやパスワード入力欄もしくは「OK」ボタンの指定を間違って登録した可能性があります。この場合は、登録した情報をいったん削除し、再度正しく設定してください。
アプリケーションによってはユーザーIDなどを入力するまではパスワード入力欄が入力できないように設計されているものがあります。このようなアプリケーションに自動入力を設定した場合、SMARTACCESS/BasicまたはSMARTACCESS/Premiumのパスワード自動入力が利用できない場合があります。この場合は、パスワード入力欄や「OK」にはアプリケーションログオン機能を使わず、手動で入力してください。

92

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】SMARTACCESS/BasicまたはSMARTACCESS/Premiumにて、パスワード入力画面がWebページや、Webページ上に表示されているJavaアプレットまたはActiveXを使用したパスワード入力画面のとき、アプリケーションログオンが正常に動作せずログオンに失敗する場合があります。

[対処・回答]

・Internet Explorerから反応が返るまで待つか、あるいは画面保護をしない設定にしてください。
・参照先のURLをインターネットオプションで「信頼済みサイト」として登録しておく必要があります。
・パスワード入力画面を表示するとInternet Explorerがセキュリティ警告を表示する場合には、あらかじめ以下の手順でセキュリティ警告が表示されないよう設定してください。ただしセキュリティに問題があるようなサイトに対してのログオンは行わないでください。そのサイトが信頼できると確認できた場合に限るようにしてください。
1.「コントロールパネル」やスタートメニューから「インターネットのプロパティ」を表示します。
2.「セキュリティ」タブをクリックします。
3.「信頼済みサイト」をクリックします。
4.「サイト」をクリックし、「信頼済みサイト」を表示します。
5.「次のWebサイトをゾーンに追加する」にパスワード入力画面のURLを入力し、「追加」をクリックします。URLが「http://」で始まる場合には「このゾーンのサイトにはすべてサーバの確認(https:)を必要とする」のチェックを一時的にオフにしてからURLを入力します。
6.「OK」をクリックし、「信頼済みサイト」を閉じます。
7.「OK」をクリックし、「インターネットのプロパティ」を閉じます。
セキュリティポリシーにより上記設定が行えない場合には、環境設定で「ログオン認証」の「操作保護:しない」および「シングルサインオン:しない」と設定するか、対象となるパスワード入力画面のアプリケーションログオン情報を削除するなどして運用してください。

93

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】カードのポーリング動作のうち「キーボード/マウス操作のみ禁止する」が常にグレー表示になっていて選択することができません。

[対処・回答]

「必ずお読みください.txt」に記載されているとおり、Windows Vista上では「キーボード/マウス操作のみ禁止する」設定は使用できません。「コンピュータをロックする」など他の設定をお使いください。

94

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】セキュリティチップによるWindows 暗号化ファイルシステム(EFS)の鍵の保護を使用していたのに、暗号化したファイルがセキュリティチップのユーザーキーパスワードなしに復号化できる(開ける)ようになってしまいます。

[対処・回答]

セキュリティチップが無効の状態でEFS暗号化を行うと、OSが新しい暗号鍵を自動的に生成・設定をしてしまうため、それ以降の暗号化はセキュリティチップで保護されなくなります。
次の手順でEFSの暗号鍵を再設定してください。
1.BIOS設定画面でセキュリティチップが[使用する](*)に設定されていることを確認してください。
*一部機種では[使用する]かつ[有効かつ使用可]に設定されていることを確認してください。
2.SMARTACCESSの[環境設定]を起動してください。
3.「設定項目一覧」から「ユーザー情報管理」→「セキュリティチップ」を選択してください。
4.「Windowsアカウント情報」から暗号化機能を使用するユーザーを選択して、「初期化」をクリックしてください。
5.[ユーザー初期化ウィザード]が起動します。[次へ]をクリックしてください。
6.「Security Platform機能」の一覧より、「暗号化ファイルシステム(EFS)によるファイルとフォルダの暗号化」機能をチェックし「次へ」をクリックしてください。
7.リスト上の証明書を確認して「次へ」をクリックしてください(複数の証明書を生成していない限りは選択し直す必要はありません)。
※Windows Vistaの場合、ユーザーキーパスワードが要求されます。パスワードを入力して「OK」をクリックしてください。
8.「Security Platform証明書を使用するように、EFSを設定する。」と表示されていることを確認し、[次へ]をクリックしてください。
9.[完了]をクリックし、ウィザードを終了してください(環境設定に戻りますので、適宜、環境設定を終了してください)。

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[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】セキュリティチップによるWindows暗号化ファイルシステム(EFS)の鍵の保護を使用している場合に、暗号化したファイルを開こうとすると、ユーザーキーパスワードが要求されず、「アクセスが拒否されました。」とメッセージが表示されることがあります。

[対処・回答]

セキュリティチップが使用できない状態になっている可能性があります。BIOS設定画面でセキュリティチップが「使用する」(*)に設定されていることを確認してください。
*一部機種では[使用する]かつ[有効かつ使用可]に設定されていることを確認してください。

96

[現象・質問]

同時表示(クローンモード)のときにコピープロテクトされたDVDを再生できません。

[対処・回答]

Windows Vista/COPPの仕様制限により、同時表示(クローンモード)のときはコピープロテクトされたDVDを再生できません。

97

[現象・質問]

「WinDVD」をインストールしたPC上で、「Windows Media Player」を使ってDolby Digital(AC3)で収録された音声を含むDVDを再生させたとき、Dolby Digital(AC3)の音声が出ません。

[対処・回答]

Dolby Digital(AC3)で収録された音声を含むDVDを再生するには、MPEG2コーデックおよびDolby Digital(AC3)コーデックが必要になります。これらのコーデックは「WinDVD」をインストールすることによりインストールされるので、「WinDVD」でのみ正常動作を保証しています。したがって、Dolby Digital(AC3)で収録された音声を含むDVDの再生には「Windows Media Player」ではなく「WinDVD」を使用してください。

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