FMVシリーズをお使いになる上での注意事項

FMV-STYLISTIC TB14/B Windows XP Tablet PC Edition

1

[現象・質問]

Windowsのセットアップ中に、音量の調整ができません。

[対処・回答]

Windowsのセットアップ終了後、音量を調節してください。

2

[現象・質問]

タスクバーを上下左右に動かしていると、エクスプローラのエラーが発生することがあります。

[対処・回答]

ハードディスクへのアクセスがないことを確認して、再起動してください。

3

[現象・質問]

電源の設定にてシステム休止を1分に設定しているとき、装置が1度休止状態に移行した後、復帰させさらに放置しておくと、次に休止状態に移行するのに5分以上かかります。

[対処・回答]

制限事項です。
お使いいなるうえで問題はありません。

4

[現象・質問]

電源オプションで設定した省電力設定が、ログイン時のユーザーごとに異なります。

[対処・回答]

必要に応じて、ユーザーごとに省電力設定をしてください。
「電源オプション」を表示させるには、次のように操作してください。
1.「スタート」ボタン→「コントロールパネル」の順にクリックします。
2.「パフォーマンスとメンテナンス」をクリックします。
3.「電源オプション」をクリックします。

5

[現象・質問]

「コントロールパネル」→「タブレットとペンの設定」で、十字の外側をペンでタッチしてペンの調整をした場合、画面周辺部にペンを持っていくとカーソルがずれます。

[対処・回答]

ペンを補正するときは、十字の中心より外側に出ないように補正してください。タスクトレーを自動で隠しているときに本現象が発生し、OSを終了できなくなった場合、次の手順で補正し直してください。
1.コントロールパネルを開く
2.タブレットとペンの設定を開く
3.補正する

6

[現象・質問]

ペン入力時、LCDの4隅では若干直線が引きづらくなります。

[対処・回答]

本装置の仕様です。

7

[現象・質問]

ペン入力時、画面の4隅付近で直線を引くと線が欠ける場合があります。

[対処・回答]

線が欠ける場合はゆっくり引いてください。

8

[現象・質問]

装置本体をドッキングステーションから素早く取り外したり、接続したりを繰り返した場合、再接続したときにドッキングステーションのCD/DVDドライブを認識しなくなったり、ドライブのオートラン機能が動作しなくなったりする場合があります。

[対処・回答]

装置本体を一度ドッキングステーションから取り外し、再度ドッキングステーションに接続するか、再起動してください。また、ドッキングステーションに取り付けたときには、すぐにドッキングステーションから取り外さないでください。

9

[現象・質問]

DIMM増設後、最初の起動に時間がかかります。

[対処・回答]

FUJITSUロゴ画面にてスペースキーを押すことにより起動時間を短くすることができます。

10

[現象・質問]

パソコン本体とワイヤレスキーボードにてNumLkのステータスが異なる場合があります。

[対処・回答]

【Fn】+【Esc】を押すことにより、キーボード内のNumLkのステータスだけを切り替えることができます。パソコン本体のNumLkのステータスと合わせた状態でお使いください。

11

[現象・質問]

液晶ディスプレイの画面の一部に、点灯しないドットや常時点灯するドットが存在する場合があります。

[対処・回答]

故障ではありませんので、返品、交換はお受けいたしかねます。ご了承ください。

12

[現象・質問]

miniSDカード、メモリースティックDuo/メモリースティックPRO Duoをお使いの場合は、アダプタが必要になります。

[対処・回答]

miniSDカード、メモリースティックDuo/メモリースティックPRO Duoは必ず専用のアダプタをお使いください。そのまま挿入すると、miniSDカード、メモリースティックDuo/メモリースティックPRO Duoが取り出せなくなります。

13

[現象・質問]

初回起動時(Windowsセットアップ時)ACアダプタが接続されていない場合、「初めて電源を入れるときには、必ずACアダプタを取り付けてください。 ACアダプタを接続するか、<ESC>キーを押すと継続します。 ACアダプタを取り付けていないと、Windowsのセットアップ中にバッテリの残量がなくなり、Windowsのセットアップに失敗することがあります」とメッセージが表示され、セットアップが中断します。

[対処・回答]

初回起動時(Windowsセットアップ時)はACアダプタを接続してください。
バッテリ駆動によるOS開封セットアップを行いたい場合は【Esc】ボタンを押すことで作業を進めることができます。

14

[現象・質問]

パソコン本体とワイヤレスキーボードにて【Fn】+【F4】のステータスが異なる場合があります。

[対処・回答]

本装置の仕様です。

15

[現象・質問]

通知領域に表示されるはずのアイコンが表示されないことがあります。

[対処・回答]

Windows起動後、画面右下の時計のあるところ(通知領域)に、表示されるはずのアプリケーションのアイコンが表示されないことがあります。通知領域にアイコンが表示されなかったアプリケーションをお使いになる場合は、次のいずれかの方法を実行してください。
・「スタート」ボタン→「すべてのプログラム」の順にクリックし、表示されるメニューからアプリケーションを選択します。
・「@メニュー」からアプリケーションを起動します。
・「スタート」ボタン→「終了オプション」→「再起動」の順にクリックし、Windowsを再起動します。

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[現象・質問]

LANケーブルを接続すると、「イベントビューア」に警告が記録される場合があります。

[対処・回答]

LANケーブルを接続すると、「イベントビューア」に下記の警告ログが記録される場合がありますが、LAN接続には問題はありません。
・ID3019
この警告メッセージは通知メッセージであり、エラーではありません。
本現象については、マイクロ
ソフト社のサポート技術情報 文書番号:267934(http://support.microsoft.com/kb/267934/ja)をご覧ください。

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[現象・質問]

「Windows Media Player」で、動画ファイルを再生すると、エラーメッセージが表示される場合があります。

[対処・回答]

「Windows Media Player」で動画ファイルを再生すると、下記のようなエラーメッセージが表示されて、「Windows Media Player」が終了する場合があります。
・「問題が発生したため、wmplayer.exeを終了します。ご不便をおかけして申し訳ありません。」
このような場合は、表示されたエラーメッセージの「送信しない」をクリックして、エラーメッセージを閉じてください。

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[現象・質問]

ハードディスクのエラーチェックを実行したときに、「Windowsはディスクの検査を完了できませんでした。」というメッセージが表示される場合があります。

[対処・回答]

ハードディスクのエラーチェックを実行したときに、ハードディスクに問題が生じていないにもかかわらず、「Windowsはディスクの検査を完了できませんでした。」というメッセージが表示される場合があります。
このような場合は、再度エラーチェックを実行してください。
[注]再度エラーチェックを実行してもメッセージが表示される場合は、ハードディスクが物理的に破損している可能性があります。富士通パーソナル製品に関するお問合せ窓口、またはご購入元にご連絡ください。

19

[現象・質問]

一部のフォントを使用すると、お使いのソフトウェアによっては文字化けが発生する場合があります。

[対処・回答]

一部のフォント($JSゴシック 、$JS明朝 、@$JSゴシック 、@$JS明朝)を使用すると、お使いのソフトウェアによっては文字化けが発生する場合があります。
このような場合は、上記以外のフォントをご使用ください。

20

[現象・質問]

「ハードディスクデータ消去」を実行後に、エラーメッセージが表示される場合があります。

[対処・回答]

「ハードディスクデータ消去」を実行後に、下記のようなエラーメッセージが表示される場合があります。
・「ファイルまたはディレクトリC:/System Volume Informationのファイルが壊れています。チェックディスクユーティリティを実行してください。」
このような場合は、「OK」をクリックしてメッセージを閉じてください。
上記のエラーメッセージが表示されても、「ハードディスクデータ消去」は問題なく完了しています。
また、ハードディスクにも問題はありませんので、そのままお使いください。

21

[現象・質問]

ハードディスクのエラーチェックを実行するときの注意事項です。

[対処・回答]

ハードディスクのエラーチェックを実行するときは、チェックが完了するまで、何も操作せずにそのままお待ちください。
エラーチェック中にその他の操作をすると、「問題が発生したため、Explorer.EXEを終了します。」というエラーメッセージが表示されて、エラーチェックを正常に完了できない場合があります。
このような場合は、「送信しない」をクリックして、エラーメッセージを閉じた後、再度ハードディスクのエラーチェックを実行してください。

22

[現象・質問]

ユーザー切り替えをするときの注意事項です。

[対処・回答]

複数のユーザーアカウントを作成している場合、ユーザーを切り替えたときに下記のようなメッセージが表示されて、その後コンピュータにログオンできなくなる場合があります。
・「アカウントを切り替えることができません。もう一度やり直してみてください。このメッセージが引き続き表示される場合は、コンピュータを再起動する必要があります。」
このような場合は、「OK」をクリックしてメッセージを閉じた後、下記の手順に従ってWindowsを再起動してください。再起動後は問題なくパソコンをお使いになれます。
1.ユーザーの選択画面左下にある「終了オプション」ボタンをクリックします。
2.「再起動」をクリックします。
3.「ほかの人がこのコンピュータにログオンしています。」というメッセージが表示されたら、「はい」をクリックします。

23

[現象・質問]

CD挿入状態で、スリープから復帰すると毎回オートランが走ります。

[対処・回答]

MS Inboxドライバの仕様です。
OSのオートランポップアップをレジストリ書き込みで停止する方法があります。
ユーザークレームが来た場合にはこの回避方法を誘導します。

24

[現象・質問]

Windows XP Tablet PC Editionでまれに、電源オン後、再起動後に「Microsoft Tablet PC Component」でストップ」というウィンドウが表示されることがあります。

[対処・回答]

次のように操作すると、本問題を回避することができますが、日本語の一部のサービスが使用できなくなります。
「コントロールパネル」→「地域と言語のオプション」→「言語」→「詳細」→「詳細設定」→「システムの構成」の「詳細なテキストサービスをオフにする」にチェックを付けてください。

25

[現象・質問]

「Intel(R) Graphics Media Accelerator Driver for Mobile」のプロパティ内の文字が正しく表示されず、【Ctrl】+【Alt】+矢印キーと【Fn】+【F10】キーのホットキーが使用できません。

[対処・回答]

「Intel(R) Graphics Media Accelerator Driver for Mobile」のプロパティ内の文字が正しく表示されず、【Ctrl】+【Alt】+矢印キーと【Fn】+【F10】キーのホットキーが使用できなくなることがあります。問題が発生した場合は、次の手順によりディスプレイデバイスを再設定してください。
1.デスクトップの何もないところを右クリックし、表示されるメニューから、「プロパティ」をクリックします。
「画面のプロパティ」ウィンドウが表示されます。
「設定」タブをクリックします。
2.「詳細設定」をクリックします。
「Intel(R) Graphics Media Accelerator Driver for Mobile」タブをクリックします。
「グラフィック プロパティ」をクリックします。
「Intel(R) Graphics Media Accelerator Driver for Mobile」ウィンドウが表示されます。
3.左の一覧から「ディスプレイ デバイス」をクリックします。
4.「シングルディスプレイ」の一覧から「ノートブック」を選びます(ノートブックの○をクリックして●にします)。
5.「適用」をクリックします。
6.「OK」をクリックして、すべてのウィンドウを閉じます。

26

[現象・質問]

ローテーション機能を使用中(縦画面)のときに、COPPに対応したDVDメディアを再生することができません。

[対処・回答]

ローテーション機能を使用中(縦画面表示)は、COPPに対応したDVDメディアを正常に再生できません。COPPに対応したDVDメディアを再生する場合は、ローテーション機能を使用しないで(横画面)で再生してください。

27

[現象・質問]

ローテーション機能を使用中(縦画面)のときに、AVIファイルやWMVファイルを再生するとコマ落ちします。

[対処・回答]

ローテーション機能を使用中(縦画面)は、AVIファイルやWMVファイルを正常に再生することができません。動画ファイルを再生する場合は、ローテーション機能を使用しない(横画面)で再生してください。

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[現象・質問]

音楽データやCD、音声付のムービーなどを再生時、音飛びが発生することがあります。

[対処・回答]

CPUの負荷が高くなると発生します。使用していないアプリケーションを終了させるなどして、CPUの負荷を軽くしてください。
なお、ACアダプタを接続するか、下記の方法にて「電源設定」を「常にオン」にすると改善される場合があります。「常にオン」のままお使いになると、バッテリ稼働時間が短くなることがあります。ご注意ください。
1.デスクトップの何もないところで右クリックし、「プロパティ」をクリックします。
2.「スクリーンセーバー」タブをクリックし、「電源」をクリックします。
3.「電源設定」を「常にオン」に設定します。
4.「OK」をクリックします。
5.「画面のプロパティ」ウィンドウで「OK」をクリックします。

29

[現象・質問]

CDの音声を録音できません。

[対処・回答]

本機はCDのアナログ再生には対応していません。そのため、サウンドレコーダーなどでCDの音声を録音することはできません。CDの録音には、「Windows Media Player」の録音機能をお使いください。

30

[現象・質問]

スタンバイ中にヘッドフォンを接続しレジュームした場合、レジューム直後に内蔵スピーカーがミュートされないことがあります。

[対処・回答]

ドライバの制限です。
なお、音声を再生中または録音中にスタンバイまたは休止状態にすると、レジューム後、システムが正常に動作しないことがありますので、スタンバイまたは休止状態にする前に、音声の再生または録音を停止してください。

31

[現象・質問]

ワイヤレスLAN搭載モデル(Atherosクライアントユーティリティ使用時)において、アドホック接続で12ch以上のチャンネルを指定することができません。
また、5GHz帯のアドホックで、チャンネルを指定することができません。

[対処・回答]

2.4GHz帯でアドホック接続を行う場合、指定できるチャンネルは1~11chまでです。12ch以上のチャンネルで接続する場合、事前に通信相手が12ch以上のチャンネルで起動しておく必要があります。5GHz帯でアドホック接続を行う場合、チャンネルを指定する必要はありません。

32

[現象・質問]

ワイヤレスLAN搭載モデル(Atherosクライアントユーティリティ使用時)で、「ワイヤレスネットワークの選択」画面(利用できるワイヤレスネットワーク)に、「このワイヤレス接続を構成できません」と表示されます(Windows XPの機能を使用して、ワイヤレスネットワークの設定が行えません)。

[対処・回答]

本装置では、ワイヤレスネットワークの設定・通信を、Atherosクライアントユーティリティで行うことを推奨しており、初期設定では、Windows XPのワイヤレスネットワーク機能(Wireless Zero Configuration)を無効にしています。
Atherosクライアントユーティリティにおいて、不都合がない場合には、Atherosクライアントユーティリティをお使いになることを推奨します。
ワイヤレスネットワークの設定・通信を、Windows XPのワイヤレスネットワーク機能(Wireless Zero Configuration)に切り替える手順については、ドライバ添付のinstall.txtをご覧ください。

33

[現象・質問]

ワイヤレスLAN搭載モデル(Atherosクライアントユーティリティ使用時)でコンピュータ起動時、「ネットワークドライブにアクセスできませんでした」というメッセージが、通知領域に表示される場合があります。

[対処・回答]

コンピュータ起動時にネットワークドライブの再接続に失敗する場合がありますが、再接続に失敗したネットワークドライブをクリックすると接続することができます。

34

[現象・質問]

ワイヤレスLAN搭載モデル(Atherosクライアントユーティリティ使用時)で、ひとつのプロファイルに複数のネットワーク名(SSID)を設定しても接続の切り替えができません。

[対処・回答]

ネットワーク名(SSID)を設定するときは、SSID1にのみ設定してください。SSID2/SSID3は使用できません。設定を行わないでください。
複数のネットワークでお使いになる場合には、それぞれのネットワークにあわせたプロファイルを作成し、プロファイルを切り替えてお使いください。

35

[現象・質問]

ワイヤレスLAN搭載モデル(Atherosクライアントユーティリティ使用、またはWireless Zero Configuration使用)において、Super AまたはSuper Gが有効なアクセスポイントと接続した場合、「ワイヤレスネットワーク接続の状態」画面の速度が108Mbpsと表示されます。

[対処・回答]

Super AGまたはSuper Gが有効な無線LAN のアクセスポイントと接続したとき、「ワイヤレスネットワーク接続の状態」画面の速度が108Mbpsと表示される場合があります。
これは、良好な通信を行うための仕様によるものです。108Mbpsは表示上の通信速度であり、実際のデータ転送速度を示すものではありません。

36

[現象・質問]

ワイヤレスLAN搭載モデル(Atherosクライアントユーティリティ使用時)において、複数ユーザーで使用している場合にEAP-TLSで接続できません。

[対処・回答]

EAP-TLSでは、本装置を複数のユーザーでお使いの場合、各ユーザーでプロファイルを作成し、ログオン後、切り替える必要があります。
なお、コンピュータ起動時にアクティブになるプロファイルは、シャットダウンおよび再起動前にアクティブだったプロファイルです。

37

[現象・質問]

ワイヤレスLAN搭載モデル(Atherosクライアントユーティリティ使用時)において、Atherosクライアントユーティリティで、EAP-TLSの設定を行うとき、「信頼されたルート証明機関」に何も表示されません。

[対処・回答]

ローカルコンピュータに対して管理者権限のないユーザーで、EAP-TLSの設定をした場合に発生します。
「ドメインログオンにマシン情報を使用する」にチェックをつけ、「ユーザーがログオンしていない状態でコンピュータ証明書により無線ネットワークに接続する」といった運用をするためには、そのプロファイルを使用するユーザーに、ローカルコンピュータに対する管理者権限が必要になります。

38

[現象・質問]

ワイヤレスLAN搭載モデル(Atherosクライアントユーティリティ使用時)において、ワイヤレスLAN使用時にWEPキー、WPA-PSKで、ドメインログオンスクリプトの実行に失敗する場合があります。

[対処・回答]

無線ネットワークへの接続が確立する前にログオン処理が行われた場合、ドメインログオンスクリプトの実行に失敗します。また、移動プロファイルが適用されない場合もあります。
ログオンプロンプトが表示された後、しばらく待ってからログオンしてください。

39

[現象・質問]

J52(34ch、38ch、42ch、46ch)、W53(52ch、56ch、60ch、64ch)でアドホック通信ができません。
W56(100ch~140ch)が使用できる場合、W56でもアドホック通信はできません。

[対処・回答]

アドホック通信は、W52のチャンネルのみ使用することができます。アドホック通信を行う場合は、通信を行う機器がW52で通信できることを確認してください。

40

[現象・質問]

ワイヤレスLAN搭載モデル(Atherosクライアントユーティリティ使用時)において、ワイヤレスLAN使用時にPEAP(EAP-MSCHAP V2)およびEAP-TLSで、ドメインログオンスクリプトの実行に失敗する場合があります。

[対処・回答]

Atherosクライアントユーティリティではシステムログイン時にユーザー情報へ切り替えを行い、ネットワークの再接続が行われる仕様のためです。Windows XPの場合には、Windows XPのワイヤレスネットワーク機能(Wireless Zero Configuration)に切り替えることによって対応可能ですが、ネットワーク環境によっては正常にログオンスクリプトが動作しない場合があります。

41

[現象・質問]

セキュリティチップの暗号化機能を利用する場合、ご自分で作成したファイルやフォルダのみを暗号化するように注意してください。特定のフォルダやファイルを暗号化すると、Windows起動時に不具合が発生する場合があります。

[対処・回答]

Windows起動に必要なファイルや、セキュリティチップの動作に必要なファイルをセキュリティチップで暗号化すると、Windowsが起動できなくなるなど、不具合が生じる場合があります。暗号化は、自分が作成したフォルダやファイルのみ行うようにしてください。

42

[現象・質問]

セキュリティチップの出荷時の設定は「使用しない」もしくは「無効および使用不可」になっています。

[対処・回答]

セキュリティチップをお使いになる場合は、BIOSセットアップの設定を「使用する」(Enabled)もしくは「有効および使用可」(Enabled and Activated)に変更してください。詳しくは、本体のマニュアルをご覧ください。

43

[現象・質問]

セキュリティチップをお使いになる場合は、セキュリティチップのバックアップを取ってください。

[対処・回答]

修理・保守をした場合、セキュリティチップで保護された暗号化ファイルが読めなくなる場合があります。この場合に備え、あらかじめセキュリティチップのバックアップを取ってください。また、セキュリティチップに鍵を追加するなどするとバックアップが再度必要になります。このため、バックアップは定期的に取ってください。

44

[現象・質問]

セキュリティチップにて「SMARTACCESSを利用したWindowsログオン」を使用する設定で「機器監査」をご利用になっている場合、修理を行ったりハードウェアを変更したりすると、Windowsにログオンできなくなる場合があります。

[対処・回答]

機器監査については、強固なセキュリティが実現できる反面、故障状況によっては復旧がすべて行えないケースがあることをご了承のうえ、ご利用いただくようお願いします。

45

[現象・質問]

セキュリティチップにて「SMARTACCESSを利用したWindowsログオン」の設定をしている場合、修理・保守をご利用になる前にこの設定を解除してください。

[対処・回答]

修理・保守を行う場合、通常ハードウェアの変更を伴うためセキュリティチップにて「SMARTACCESSを利用したWindowsログオン」を設定していると、Windowsにログオンできなくなる場合があります。修理・保守前に必ず解除してください。

46

[現象・質問]

セキュリティチップのパスワードを入力したとき、次のメッセージが表示されて、セキュリティチップの機能が一時的に使えなくなることがあります。「認証に失敗したため、Security Platformでパスワード攻撃防御が作動しています:Security Platform機能は一時的に無効になりロックされています。Security Platformを再度有効にするには、システムを再起動する必要があります。詳しい情報については、システム管理者に相談してください。」

[対処・回答]

セキュリティチップのパスワードを複数回間違えると、セキュリティチップはパスワードを破る攻撃を受けていると判断し、セキュリティチップが一時的に無効となり、攻撃に対して防御します。防御機能が有効になるとセキュリティチップを使用することができません。パソコンが再起動すると再度セキュリティチップが有効になります。再起動後に、正しいパスワードを入力してください。
なお、再起動後は1回のパスワード間違えで防護機能が動作します。(パスワードを間違えることができる回数は、しばらくするとリセットされます。リセットされるまでの時間は間違えた回数に応じて長くなります。)

47

[現象・質問]

指紋の登録時や指紋認証時に、指紋を入力できなくなることがあります。

[対処・回答]

指紋認証アプリケーションを使用して認証や登録などの指紋入力を行う場合は、必ず画面を確認し、指紋の入力が可能な状態になってから指紋センサーに指を置いてスライドしてください。指紋センサーに指を触れたままの状態で指紋認証または指紋登録などの指紋の読み取り処理が開始された場合や、システムの負荷が高い状態(別のプログラムを実行しながらの指紋認証や、ユーザーの切り替え処理など)で指紋の読み取り処理が開始された場合、指紋センサーの初期化処理に時間がかかり、指紋の読み取りが可能になるまで時間がかかることがあります。指をスライドしても指紋入力画面の表示が変わらないなど、指紋の読み取りができなくなった場合には、いったん指紋センサーから指を離し、しばらく待ってからもう一度指紋の読み取り操作を行うか、または指紋の読み取り処理をキャンセルし、あらためて指紋入力画面を開いてから指紋の読み取り操作をしてください。

48

[現象・質問]

指紋センサーで指紋認証をしようとしたときなどに、センサーに触れても反応がないようにみえます。

[対処・回答]

指紋センサーは、指が触れられていない状態が続くと節電モードに入り、次に指が置かれたことを検出するまで指紋の入力処理を停止します。この節電モードからの復帰処理にしばらく時間がかかる場合があります。指紋の登録や認証を行うために指紋センサーに触れてもただちに反応がないときは、センサーの復帰処理がまだ完了してない状態ですので、いったん指紋センサーから指を離し、もう一度指紋センサーの操作をしてください。

49

[現象・質問]

指紋センサーを使用していると、センサー部分が温かくなります。

[対処・回答]

指紋の登録や認証を行うときに長時間センサー部分に指を触れたまま使用し続けると、常にセンサーに通電された状態になるため、センサー周辺の温度が通常より高くなることがあります。
センサー部分が温かくなったときは、いったんセンサーから指を離してください。

50

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】セキュリティチップの使用時、SMARTACCESS/BasicまたはSMARTACCESS/PremiumによるWindowsログオンを設定している場合、Windowsログオン時に「セキュリティチップに接続できませんでした。もう一度やりなおしてください。」と表示され、Windowsにログオンできない場合があります。

[対処・回答]

SMARTACCESS/BasicまたはSMARTACCESS/PremiumによるWindowsログオンを設定したままでBIOSセットアップのセキュリティチップを無効にした場合、セキュリティチップが利用できないためWindowsにログオンできなくなります。BIOSセットアップでセキュリティチップを「Disabled」にする場合には前もってSMARTACCESS/BasicまたはSMARTACCESS/PremiumによるWindowsログオンを解除してください。解除する前にBIOSセットアップでセキュリティチップを「Disabled」にした場合は、再起動してBIOSにてセキュリティチップを「Enabled」に設定してください。

51

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】セキュリティチップ使用時、SMARTACCESS/BasicまたはSMARTACCESS/PremiumによるWindowsログオンを設定している場合、Windowsログオン時に「機器構成が変更されています。登録時の構成に戻すか、または現在の構成が正しいことを確認して機器構成情報を再登録してください。」と表示されることがあります。

[対処・回答]

ハードウェアの構成や設定およびBIOSセットアップの設定を変更する必要がある場合は、あらかじめSMARTACCESS/BasicまたはSMARTACCESS/PremiumによるWindowsログオンを行わない設定にしたうえで変更してください。
また、変更後は、Windowsを起動してSMARTACCESS/BasicまたはSMARTACCESS/Premiumの環境設定ツールの「機器監査」から「現在の機器構成情報の登録」でハードウェア構成を再登録してから、SMARTACCESS/BasicまたはSMARTACCESS/PremiumによるWindowsログオンを行う設定に戻してください。
もし、SMARTACCESS/BasicまたはSMARTACCESS/PremiumによるWindowsログオンを設定したままハードウェアの構成や設定およびBIOSの設定を変更してしまった場合には、一度電源を切り、設定を元に戻してからWindowsを一度起動し、Windowsへログオンせずに再起動してから、上記手順を必ず行うようにしてください。
機器監査については、「FMVマニュアル」内にある『セキュリティチップ取扱説明書』の「機器監査について」をご覧ください。

52

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】Windowsのログオン認証を行う他の製品やアプリケーションとSMARTACCESS/BasicまたはSMARTACCESS/PremiumのWindowsログオン機能を併用したときに、正しく動作しない場合があります。

[対処・回答]

SMARTACCESSインストール前にWindowsのログオン認証を行う他の製品やアプリケーションをアンインストールするか、Windowsのログオン認証を行う他の製品のログオン画面を変更しない設定にしてから、SMARTACCESS/BasicまたはSMARTACCESS/Premiumを導入してください。

53

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】SMARTACCESS/BasicまたはSMARTACCESS/Premiumで、USB接続の認証デバイスに初期化エラーなどが発生して、認証に失敗する場合があります。

[対処・回答]

デバイスを元のUSBポートに差し替えてください。

54

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】SMARTACCESS/BasicまたはSMARTACCESS/PremiumでのWindowsログオン時に、パスワードが一致しないエラーとなり、ログオンできない場合があります。

[対処・回答]

Windowsパスワードの変更は必ずWindowsのセキュリティ画面の「パスワードの変更」から行うようにしてください。

55

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】認証デバイスが正しく動作せず、SMARTACCESS/BasicまたはSMARTACCESS/Premiumの認証ができない場合があります。

[対処・回答]

「Portshutter」を使用して認証デバイス自体を無効にすると、SMARTACCESS/BasicまたはSMARTACCESS/Premiumによる認証ができなくなることがあります。
「Portshutter」の設定を使用可能とするように設定してください。

56

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】セキュリティチップ使用時、SMARTACCESS/BasicまたはSMARTACCESS/Premiumのバックアップデータをリストアできない場合があります。

[対処・回答]

バックアップツールの「Infineon Security Platform初期化ウィザード」ではキャンセルなどは行わないようにしてください。誤ってキャンセルしてしまった場合は、バックアップをやり直してください。

57

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】SMARTACCESS/BasicまたはSMARTACCESS/Premiumをアンインストール後、Windowsのパスワードが不明なためログオンできない場合があります。

[対処・回答]

必ずSMARTACCESS/BasicまたはSMARTACCESS/Premiumをアンインストールする前に、一度パスワードの自動生成をオフにした状態でWindowsにログオンし、【Ctrl】+【Alt】+【Del】キーを押して表示されたセキュリティ画面からパスワードの変更をしてください。
アンインストールしてしまった後にパスワードの変更を行うには、他のWindows管理者権限を持つユーザーでログオンし、「スタート」ボタン→「コントロールパネル」→「ユーザーアカウント」でパスワードが不明なユーザーを選択し、パスワードの再設定をしてください。

58

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】「SMARTACCESS/Basic Premium V1.0L10」をインストールしている途中で止まってしまうことがあります。

[対処・回答]

「スタート」ボタン→「コントロールパネル」の順にクリックし、「アプリケーションの追加と削除」を表示し、インストールが行われているかどうかをご確認ください。もしインストールがされていた場合は一度アンインストールし、再度インストールをしてください。

59

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】ドメインによって管理されているパソコンにSMARTACCESS/BasicまたはSMARTACCESS/Premiumをインストールした後、管理者ウィザードでユーザーの登録を行うと、エラーが発生し登録に失敗することがあります。

[対処・回答]

ドメインによって管理されているパソコン上でSMARTACCESS/BasicまたはSMARTACCESS/Premiumを使用する場合には、SMARTACCESS/BasicまたはSMARTACCESS/Premiumの管理を行うユーザーを次の2つのグループに所属させてください。
・ローカルコンピュータ側のAdministratorsグループ
・ドメインコントローラ側のDomain Adminsグループ

60

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Premium】Active Directory管理で作成する環境設定情報で、存在しない認証デバイスを認証パターンに含めたり、存在しない認証デバイスや連携ソフトに対しての機能を指定したりすると、Windowsが正しく起動できなくなったり、SMARTACCESSが正しく動作しなくなったりすることがあります。

[対処・回答]

Active Directory管理から環境設定情報の配布を行う場合は、クライアントPCに存在しない認証デバイスや連携アプリケーションの機能を指定しないでください。
各認証デバイスで有効な機能については『リファレンスガイド機能編』の「付録-認証デバイスと機能対応表」をご覧ください。

61

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Premium】認証デバイスとして指紋や静脈を使用し、外部のバイオ認証装置を使用している場合に、モバイル運用モードで運用中にWindowsをログオフまたはシャットダウンすると、htc.exeの終了に関するメッセージが表示される場合があります。

[対処・回答]

Windowsのログオフまたはシャットダウン時にhtc.exeの終了に関するメッセージが表示されたら、「OK」または「すぐに終了」を選択してください。

62

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】管理者ウィザードや環境設定-ユーザー情報管理-セキュリティチップで表示されるWindowsアカウントの一覧にはパスワードの期限が切れたユーザーは表示されませんが、Windows Vista Business、Windows Vista Enterprise、Windows XP ProまたはWindows Tablet PC Edition 2005において、パスワードの有効期限が切れたユーザーに対してパスワードの変更をした後であっても一覧に表示されないことがあります。

[対処・回答]

Windowsが再起動されるまで一覧には反映されませんので、パスワードの変更後にWindowsを再起動してください。

63

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】「ログオン情報の自動登録:する」設定の場合、Windowsログオンするときにログオン情報の登録画面が表示されますが、そのときの条件によって予期せぬ動作が発生することがあります。

[対処・回答]

認証デバイスへのログオン情報登録時に表示されるデバイス認証ウィンドウは、Windowsログオン時に表示されるWindowsログオン認証ウィンドウと酷似しているためWindowsへのログオン自体の可否と誤解される可能性があります。
ログオン時にログオン情報を自動登録する場合は、処理をキャンセルしないでください。次回ログオン時も再入力することになり、セキュリティ上好ましくありません。
また、パスワード変更時に認証デバイスへのログオン情報の登録をキャンセルすると認証デバイスに記録されたパスワードが更新されず「SMARTACCESSでのWindowsへのログオンができなくなる」「パスワード変更ができなくなる」などのトラブルの原因となりますのでご注意ください。

64

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】アプリケーションログオンでログオン対象の画面を表示しているときにカードを抜き取ると、キーボード/マウス操作のみ禁止したまま認証画面が表示されることがあります。

[対処・回答]

カードをセットすることでカード抜き取り時の動作であるキーボード/マウス操作のみ禁止されていた状態が解除され、アプリケーションログオンが正常に行われます。

65

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】Windowsのパスワード変更に失敗した場合、ログオンできなくなることがあります。

[対処・回答]

Windowsのパスワード変更に失敗した場合、パスワード変更の処理が完了しデスクトップに戻るまで、カードを抜き取らないでください。
抜き差しをしてカード内の情報の書き込みに失敗した場合は、パスワードの不整合が起きている可能性があります。ユーザー情報設定を起動して、カード内のWindows情報のパスワードを変更前のパスワードに設定してください。
万が一、パスワードがわからない場合は管理者に連絡してください。

66

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】ユーザー名が20字を超える(21字以上の)ユーザーは、ログオンやロック解除、パスワード変更に失敗することがあります。

[対処・回答]

SMARTACCESSは、ユーザー名が20字を超える(21字以上の)ユーザーに対して正しく動作しません。
ただし、次のように操作すると、ログオンやロック解除については行えるようになります。
・Windows Vistaの場合
ユーザー情報設定などでログオン情報を登録するときに、登録するドメイン名の形式をWindows Server 2003のものにしてください。また、ログオン、ロック解除、パスワード変更を行うときには、ドメインサーバに接続した環境で行うようにしてください。
・Windows XPの場合
ユーザー情報設定などでログオン情報を登録するときに、ドメイン名の欄にログオン先のドメインを登録せず、ユーザー名を「<ユーザー名>@<ドメイン名>」という書式(ユーザープリンシパル名)で登録してください。登録するドメイン名の形式は、Windows Server 2003のものにしてください。

67

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】アプリケーションログオンを実行中にユーザー情報設定や環境設定などのツールを起動すると、ツールがマウスやキーボード入力を受け付けることができず応答なし状態になることがあります。

[対処・回答]

アプリケーションログオンをしている間は、ユーザー情報設定や環境設定などのツールを起動しないようにしてください。
もし、ツールを起動し応答なし状態になってしまった場合には、先にアプリケーションログオンの認証を行ってログオンを完了させるか、あるいは表示中の認証画面を閉じてください。

68

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】スタンバイや休止からの復帰後に利用ログをサーバに転送できないことがあります。

[対処・回答]

本現象は利用ログ転送先のサーバへの接続に失敗した場合に発生します。
サーバに接続するためのログオンIDとパスワードが正しいものであっても、ネットワークの状態によっては接続に失敗することがあります。スタンバイやスリープ、休止状態からの復帰時には、ネットワーク接続に時間がかかるため、本現象が発生しやすくなります。この場合には、一度ログオフしてから、再度ログオンしてください。

69

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】セキュリティチップの復元に失敗することがあります。

[対処・回答]

自動バックアップファイル(デフォルトではSPSystemBackup.xml)と復元用トークンファイル(デフォルトではSPEmRecToken.xml)の格納場所を移動する場合は、自動バックアップファイルと復元用トークンファイルと同じ場所にある「SPSystemBackup」フォルダも移動してください。また、「SPSystemBackup」フォルダは自動バックアップファイルと同じ場所に設置してください。

70

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】管理者ウィザードを使用してSMARTACCESSアカウントを登録する場合に、「原因不明のエラー」が発生することや正しく登録できないことがあります。

[対処・回答]

原則として、各SMARTACCESSアカウントのパスワードはセキュリティのため、異なるパスワードを設定してください。
管理者ウィザードをお使いになるときは、一時的に「SMARTACCESSによるWindowsログオン」を「しない」に設定するか、「ログオンの認証回避」をしてWindowsへログオンしてください。

71

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】Windowsログオン時やロック解除時に、認証パターンの切り換えや、キー操作による強制ログオフを行えません。

[対処・回答]

本現象は「ログオンの認証回避」を「しない」に設定している場合に発生します。「ログオンの認証回避」を「する」に設定することで「認証パターンの切り換え」や「キー操作による強制ログオフ」をすることが可能になります。
Windows Vistaをお使いの場合には、次の手順で任意のユーザーを強制ログオフさせることができます。
1.コンピュータがロックされている場合には「ユーザーの切り替え」をクリックします。「ユーザーの切り替え」はSMARTACCESSの認証ダイアログに隠れていることがあります。
2.強制ログオフさせたいユーザーとは別の管理者ユーザーでWindowsへログオンします。
3.タスクマネージャの「プロセス」タブをクリックし、「すべてのユーザーのプロセスを表示」をクリックします。ここでユーザーアカウント制御のメッセージが表示された場合には「続行」をクリックします。
4. タスクマネージャの「ユーザー」タブをクリックし強制ログオフ対象を行うユーザーを選択してから、「ログオフ」をクリックします。
Windows XPをお使いの場合には、「ログオンの認証回避」を「しない」に設定している場合でも、[コントロールパネル(クラシック表示)]-[管理ツール]-[ローカルセキュリティポリシー]-[ローカルポリシー]-[セキュリティオプション]-「対話型ログオン:Ctrl+Alt+Delを必要としない」を無効に設定すると、「Windowsへようこそ」または「コンピュータのロック」の画面では「認証パターンの切り換え」や「キー操作による強制ログオフ」を行うことができます。

72

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic V1.1L30】制限ユーザーでWindowsへログオンしている間、指紋認証が正常に行えません。

[対処・回答]

本現象はWindowsに制限ユーザーでログオンしている間に指紋認証を行うと発生します。
ユーザー情報設定の起動時やアプリケーションログオンの指紋認証で、指紋の照合を行うと正しい指紋であっても「照合できません。登録されている指紋と一致しません。原因として以下のことが考えられます。
・指が違っています。
・指紋が登録されていないユーザーです。
・ユーティリティのキャリブレーションが実行されていないか、指対応モードの設定と指が合っていません。」というエラーメッセージが表示され、照合に失敗します。
本現象が発生する場合は、Web上で公開されているアップデート版であるSMARTACCESS/Basic V1.1L30Aをインストールしてください。
V1.1L30のままで本現象を回避するには、指紋認証画面表示中に【F10】キーを押下してバイオパスワード認証画面に切り換え、バイオパスワードで認証をしてください。
【F10】キーを押下してもバイオパスワード認証画面に切り換わらない場合は、高セキュリティモードで運用していますので、高セキュリティモードを解除してください。
高セキュリティモードを解除するには、環境設定を起動して[ポリシー]-[指紋]-[認証モード]の「設定」ボタンをクリックし、「高セキュリティモードで運用」を「しない」に設定を変更してください。
なお、Windowsログオン時の指紋認証によるログオン時は管理者権限で動作しているため、どのユーザーでも指紋認証は正常に動作します。

73

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】SMARTACCESSの画面が他の画面の後ろに隠れて表示されることがあります。

[対処・回答]

マウスクリックや【Alt】+【Tab】キーを押して、入力を求める画面を手前に表示して、エラーメッセージを確認してください。

74

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】SMARTACCESS/BasicまたはSMARTACCESS/Premiumのアプリケーションログオン設定にてパスワード入力画面の登録をした後、登録したアプリケーションを起動しても正常にID、パスワードの入力もしくは「OK」ボタンの押下などが正常に行われず、処理が進なくてログオンできないことがあります。また、「パスワード入力画面登録ツール」の「入力エミュレートの確認」画面からの入力エミュレートと、実際のアプリケーションログオンとで動作が異なる場合があります。

[対処・回答]

パスワード入力画面を登録した後に、アプリケーションログオン機能が利用可能かを、必ず事前に実際のアプリケーションログオン機能で試用して、十分に確認してください。
アプリケーションログオン設定にてパスワード入力画面の登録を行うとき、IDやパスワード入力欄もしくは「OK」ボタンの指定を間違って登録した可能性があります。この場合は、登録した情報をいったん削除し、再度正しく設定してください。
アプリケーションによってはユーザーIDなどを入力するまではパスワード入力欄が入力できないように設計されているものがあります。このようなアプリケーションに自動入力を設定した場合、SMARTACCESS/BasicまたはSMARTACCESS/Premiumのパスワード自動入力が利用できない場合があります。この場合は、パスワード入力欄や「OK」にはアプリケーションログオン機能を使わず、手動で入力してください。

75

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】SMARTACCESS/BasicまたはSMARTACCESS/Premiumにて、パスワード入力画面がWebページや、Webページ上に表示されているJavaアプレットまたはActiveXを使用したパスワード入力画面のとき、アプリケーションログオンが正常に動作せずログオンに失敗する場合があります。

[対処・回答]

・Internet Explorerから反応が返るまで待つか、あるいは画面保護をしない設定にしてください。
・参照先のURLをインターネットオプションで「信頼済みサイト」として登録しておく必要があります。
・パスワード入力画面を表示するとInternet Explorerがセキュリティ警告を表示する場合には、あらかじめ以下の手順でセキュリティ警告が表示されないよう設定してください。ただしセキュリティに問題があるようなサイトに対してのログオンは行わないでください。そのサイトが信頼できると確認できた場合に限るようにしてください。
1.「コントロールパネル」やスタートメニューから「インターネットのプロパティ」を表示します。
2.「セキュリティ」タブをクリックします。
3.「信頼済みサイト」をクリックします。
4.「サイト」をクリックし、「信頼済みサイト」を表示します。
5.「次のWebサイトをゾーンに追加する」にパスワード入力画面のURLを入力し、「追加」をクリックします。URLが「http://」で始まる場合には「このゾーンのサイトにはすべてサーバの確認(https:)を必要とする」のチェックを一時的にオフにしてからURLを入力します。
6.「OK」をクリックし、「信頼済みサイト」を閉じます。
7.「OK」をクリックし、「インターネットのプロパティ」を閉じます。
セキュリティポリシーにより上記設定が行えない場合には、環境設定で「ログオン認証」の「操作保護:しない」および「シングルサインオン:しない」と設定するか、対象となるパスワード入力画面のアプリケーションログオン情報を削除するなどして運用してください。

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[現象・質問]

同時表示(クローンモード)のときにコピープロテクトされたDVDを再生できません。

[対処・回答]

Windows Vista/COPPの仕様制限により、同時表示(クローンモード)のときはコピープロテクトされたDVDを再生できません。

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[現象・質問]

「WinDVD」をインストールしたPC上で、「Windows Media Player」を使ってDolby Digital(AC3)で収録された音声を含むDVDを再生させたとき、Dolby Digital(AC3)の音声が出ません。

[対処・回答]

Dolby Digital(AC3)で収録された音声を含むDVDを再生するには、MPEG2コーデックおよびDolby Digital(AC3)コーデックが必要になります。これらのコーデックは「WinDVD」をインストールすることによりインストールされるので、「WinDVD」でのみ正常動作を保証しています。したがって、Dolby Digital(AC3)で収録された音声を含むDVDの再生には「Windows Media Player」ではなく「WinDVD」を使用してください。

78

[現象・質問]

PCMCIAアダプタ経由で接続されているスマートカード読み取り装置を内蔵している機種で、省電力モードのときにPCカード、ダイレクトメモリスロットを「無効にする」設定にしている場合、省電力モードへ移行したときにPCカード、ダイレクトメモリスロットと共に、スマートカード読み取り装置も無効となります。
省電力モードでスマートカード読み取り装置をお使いになる場合は、省電力ユーティリティの設定画面で、PCカード、ダイレクトメモリスロットを「何もしない」に設定してください。

[対処・回答]

省電力モードでもスマートカード読み取り装置をお使いの場合は、省電力ユーティリティの設定で「PCカード、ダイレクトメモリスロット」の設定を「何もしない」に設定してください。

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