FMVシリーズをお使いになる上での注意事項

FMV-A8270 Windows Vista Business

1

[現象・質問]

パソコンの操作を終わらせた直後に、ハードディスクからカリカリという音がすることがあります。

[対処・回答]

パソコンの操作を終わらせた直後に、ハードディスクからカリカリという音がすることがあります。これは、ハードディスクの機構上、生じる音であり、問題はありません。そのままお使いください。
音がするタイミングはまちまちですが、操作を終わらせてから数秒後に発生することが多いです。なお、同様の音はパソコンを操作している時や操作を始めた直後、また、パソコンを操作していなくても、OSや常駐もしくは起動しているアプリケーションなどがハードディスクにアクセスするタイミングで発生することもあります。

2

[現象・質問]

USBマウス(光学式)を使用中、マウスカーソルがスムーズに動かない場合があります。

[対処・回答]

光学式のUSBマウスは、次のようなものの表面では正しく動作しない場合があります。
・鏡やガラスなど反射しやすいもの
・光沢があるもの
・濃淡のはっきりした縞模様や柄のもの(木目調など)
・網点の印刷物など、同じパターンが連続しているもの
マウスパッドをお使いになる場合は、明るい色の無地のマウスパッドをお使いになることをお勧めします。

3

[現象・質問]

USBマウスを使うときに、内蔵ポインティングデバイスを無効にする方法についての説明です。

[対処・回答]

内蔵ポインティングデバイスを無効にするには、次の操作を行ってください。
1.「スタート」ボタン→「コントロールパネル」の順にクリックします。
2.「マウスのプロパティ」ウィンドウを表示します。
・Windows Vistaの場合
「ハードウェアとサウンド」の「マウス」をクリックします。
・Windows XPの場合
「プリンタとその他のハードウェア」の「マウス」をクリックします。
3.「USBマウス接続時の操作」タブをクリックします。
4.「USBマウスとタッチパッド」の「自動的にタッチパッドを無効にします」または「常時タッチパッドを使用しない」にチェックマークを付け、「OK」をクリックします。

4

[現象・質問]

【Fn】+【F4】キーを用いて内蔵ポインティングデバイスを無効にした状態でUSBマウスの挿し抜きを行った場合、USBマウス接続時の内蔵ポインティングデバイス動作を制御する機能が正常に動作しません。

[対処・回答]

正常動作に戻すには、【Fn】+【F4】キーを用いて内蔵ポインティングデバイスを有効にした状態に戻したうえで、USBマウスの挿し抜きを再度行ってください。

5

[現象・質問]

ネットワークに接続した状態から、ワイヤレススイッチをオフからオンに切り替えると、再接続するまでに時間がかかる場合があります。

[対処・回答]

Windows VistaのワイヤレスLANの設定サービス「WLAN AutoConfig」を使用時に発生する現象であり、OSの仕様です。
再接続されるまで、しばらくお待ちください。
接続されない場合は、以下の手順で再接続を行ってください。
1. 「スタート」ボタン→「コントロールパネル」の順にクリックし、コントロールパネルを開きます。
2. 「ネットワークとインターネット」→「ネットワークと共有センター」の順にクリックします。
3. 「ネットワークと共有センター」ウィンドウ左の「ネットワークに接続」をクリックし、「ネットワークに接続」ダイアログを表示します。
4. 「接続するネットワークを選択します」一覧から接続したいネットワークを選択し、「接続」をクリックします。

6

[現象・質問]

Windows Vistaでは152bitのWEPキーを使用しての通信ができません。

[対処・回答]

WEPキーによる通信を行う場合は、64bitか128bitのWEPキーを使用して接続してください。

7

[現象・質問]

W53(52ch,56ch,60ch,64ch)でアドホック通信ができません。W56(100ch~140ch)が使用できる場合、W56でもアドホック通信はできません。

[対処・回答]

アドホック通信は、W52のチャンネルしか使用できません。アドホック通信を行う場合は、通信を行う機器がW52で通信できることを確認してください。

8

[現象・質問]

指紋の登録時や指紋認証時に、指紋を入力できなくなることがあります。

[対処・回答]

指紋認証アプリケーションを使用して認証や登録などの指紋入力を行う場合は、必ず画面を確認し、指紋の入力が可能な状態になってから指紋センサーに指を置いてスライドしてください。
指紋センサーに指を触れたままの状態で指紋認証または指紋登録などの指紋の読み取り処理が開始された場合や、システムの負荷が高い状態(別のプログラムを実行しながらの指紋認証や、ユーザーの切り替え処理など)で指紋の読み取り処理が開始された場合、指紋センサーの初期化処理に時間がかかり、指紋の読み取りが可能になるまで時間がかかることがあります。指をスライドしても指紋入力画面の表示が変わらないなど、指紋の読み取りができなくなった場合には、いったん指紋センサーから指を離し、しばらく待ってからもう一度指紋の読み取り操作を行うか、または指紋の読み取り処理をキャンセルし、あらためて指紋入力画面を開いてから指紋の読み取り操作を行ってください。

9

[現象・質問]

指紋センサーで指紋認証をしようとしたときなどに、センサーに触れても反応がないようにみえます。

[対処・回答]

指紋センサーは、指が触れられていない状態が続くと節電モードに入り、次に指が置かれたことを検出するまで指紋の入力処理を停止します。この節電モードからの復帰処理にしばらく時間がかかる場合があります。
指紋の登録や認証を行うために指紋センサーに触れてもただちに反応がないときは、センサーの復帰処理がまだ完了してない状態ですので、いったん指紋センサーから指を離し、もう一度指紋センサーの操作を行ってください。

10

[現象・質問]

指紋センサーを使用していると、センサー部分が温かくなります。

[対処・回答]

指紋の登録や認証を行う際に長時間センサー部分に指を触れたまま使用し続けると、常にセンサーに通電された状態になるため、センサー周辺の温度が通常より高くなることがあります。
センサー部分が温かくなったときは、いったんセンサーから指を離してください。

11

[現象・質問]

スリープからの復帰時にTPMおよびTBSのエラーがイベントビューアに記録されることがあります。このエラーログ2つは以下の場所に記録されます。イベント ビューアを起動した後[システム]を開きます。
(1)TPM
[種類]:エラー、[ソース]:TPM、[イベントID]:13、[説明]:TPMハードウェアで取らすテッドプラットフォームモジュールの・・・詳細はコンピュータの製造元に問い合わせてください。
(2)TBS
[種類]:エラー、[ソース]:TBS、[イベントID]:516、[説明]:TPMとの通信中にエラーが発生しました。ドライバから0x8007045dが返されました。

[対処・回答]

スリープからの復帰時にセキュリティチップの初期化が失敗した場合にエラーが発生します。初期化が完了すればエラーは発生しません。また、このエラーはセキュリティチップの動作に影響はありません。

12

[現象・質問]

再生するDVD-VIDEOによっては、コマ落ちする場合があります。

[対処・回答]

グラフィックス性能の制限であるため、再生するすべてのDVD-VIDEOでコマ落ちしないことは保証致しません。

13

[現象・質問]

パソコン本体の環境によっては、「WinDVD」を起動中にディスク交換を行うと、交換したディスクを再生するまで非常に時間がかかることがあります。

[対処・回答]

ディスク挿入時、WinDVDがディスクの種類・状態をチェックするため再生開始までに時間が掛かります。このような場合は、一度「WinDVD」を終了させ、ディスクを交換してから再生してください。

14

[現象・質問]

CRTを接続しDVDディスクを再生開始したとき、一瞬画面が黒くなる場合があります。

[対処・回答]

画面が黒く表示されるのはDVD再生開始の一瞬だけでありその後の動作には問題ありません。そのままお使いください。

15

[現象・質問]

動画ファイルを再生すると、再生開始時に音と映像が一瞬途切れる場合があります。

[対処・回答]

音と映像が途切れるのは一瞬であり、その後の再生には問題ありません。そのままご利用ください。

16

[現象・質問]

「WinDVD」をインストールしたパソコン上で、「Windows Media Player」を使いDolby Digital(AC3)で収録された音声を含むDVDを再生させたとき、Dolby Digital(AC3)の音声が出ません。

[対処・回答]

Dolby Digital(AC3)で収録された音声を含むDVDを再生するには、MPEG2コーデックおよびDolby Digital(AC3)コーデックが必要になります。これらのコーデックは「WinDVD」をインストールすることによりインストールされますので、「WinDVD」でのみ正常動作を保証しています。したがって、Dolby Digital(AC3)で収録された音声を含むDVDの再生には「Windows Media Player」ではなく「WinDVD」を使用してください。

17

[現象・質問]

Windows Vistaでアップグレード後にWindows Vistaを起動すると、デスクトップ画面で「設定が破壊されたため、ポートをロックしました。管理者にお問い合わせください。」とメッセージが表示される場合があります。
また、USB接続のデバイス(マウス、キーボード)、CD/DVDドライブなどが使用できなくなります。「Portshutter」の管理者用設定ツールも起動できなくなります。

[対処・回答]

Windows  Vistaでアップグレードする場合は、アップグレード前に必ず「Portshutter」をアンインストールし、アップグレード後に再インストールしてください。
この現象が発生した場合は、リカバリを実施したあと、再度アップグレードを行ってください。

18

[現象・質問]

USB接続のマウス、キーボードをご利用の場合にWindows Vistaでアップグレードすると、アップグレード後のセットアップ中にマウス、キーボードが動作しなくなります。

[対処・回答]

Windows Vistaでアップグレードする場合は、アップグレード前に必ず「Portshutter」をアンインストールし、アップグレード後に再インストールしてください。
この現象が発生した場合は、リカバリを実施したあと、再度アップグレードを行ってください。

19

[現象・質問]

音楽データやCD、音声付のムービーなどを再生しているとき、音飛びが発生する場合があります。

[対処・回答]

CPUの負荷が高くなるとこの現象が発生します。使用していないソフトウェアを終了させるなどして、CPUの負荷を軽くしてください。
なお、ACアダプタを接続するか、下記の方法にて「電源プラン」を「高パフォーマンス」にすると改善される場合があります。
1. 「スタート」ボタン→「コントロールパネル」の順にクリックします。
2. 「モバイルコンピュータ」の「バッテリ設定の変更」をクリックします。
3. 「高パフォーマンス」を選択し、ウィンドウを閉じます。
「高パフォーマンス」のままご使用になると、バッテリ稼働時間が短くなることがあります。ご注意ください。

20

[現象・質問]

電源投入時、Windowsの起動/終了時、および省電力状態への移行/復帰時に「プチッ」や「ポツ」などのノイズ音が聞こえることがあります。

[対処・回答]

通常お使いになるうえでは問題ありません。そのままお使いください。

21

[現象・質問]

スピーカーから「ブー」という音(ハム音)が聞こえる場合があります。

[対処・回答]

制限事項です。マイクなどを接続している場合、スピーカーから「ブー」という音(ハム音)がかすかに聞こえる場合があります。ご使用にならない場合は、マイクをミュートしてください。

22

[現象・質問]

CDの音声を録音できません。

[対処・回答]

制限事項です。Windows VistaはCDをアナログ再生することができないため、「サウンドレコーダー」などでCDの音声を録音することはできません。CDの録音には、「Windows Media Player」の録音機能を使用してください。

23

[現象・質問]

スリープ中にヘッドホンを接続しレジュームしたとき、レジューム直後少しの間、内蔵スピーカーから音が聞こえる場合があります。

[対処・回答]

ドライバの制限です。
なお、音声を再生中または録音中にスリープまたは休止状態にすると、レジューム後、システムが正常に動作しないことがありますので、スリープまたは休止状態にする前に、音声の再生または録音を停止してください。

24

[現象・質問]

古い音楽 CD(ディエンファシス処理が必要なCD)が正常に再生されません。

[対処・回答]

このパソコンは、ディエンファシス処理が必要なCDに対応しておりません。
再生したとき高音が強調されます。ご了承ください。

25

[現象・質問]

本パソコンを起動するときに流れるWindowsの起動音が、まれに途切れる場合があります。

[対処・回答]

Windows Vistaの問題です。パソコンの故障ではありません。
本パソコンの動作には影響ありませんので、あらかじめご了承ください。

26

[現象・質問]

「Windows Anytime Upgrade」でWindows Vistaをアップグレードすると、オーディオが正常に動作しなくなります。

[対処・回答]

Windows Vistaのアップグレード後は、添付のディスクよりオーディオドライバを再インストールしてください。
なお、最新のドライバは、で公開しています。

27

[現象・質問]

録音デバイスのライン入力のプロパティのレベルにあるバランスが、L、Rではなく1、2と表示される。

[対処・回答]

Windows Vista Service Pack 1の仕様です。1が左チャンネル、2が右チャンネルの音量となります。

28

[現象・質問]

マイク端子、ライン入力端子の音声がスピーカーやヘッドホンから出力されません。

[対処・回答]

制限事項です。
マイク端子、ライン入力端子の音声を、スピーカーやヘッドホンから直接出力することはできません(録音したものは再生可能です)。

29

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Premium】Active Directory管理で作成する環境設定情報で、存在しない認証デバイスを認証パターンに含めたり、存在しない認証デバイスや連携ソフトに対しての機能を指定してしまうと、Windowsが正しく起動できないことや、SMARTACCESSが正しく動作がしなくなることがあります。

[対処・回答]

Active Directory管理から環境設定情報の配布を行う場合は、クライアントPCに存在しない認証デバイスや連携アプリケーションの機能を指定しないでください。
各認証デバイスで有効な機能については『リファレンスマニュアル』または『リファレンスガイド  機能編』の「付録-認証デバイスと機能対応表」をご覧ください。

30

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Premium】認証デバイスとして指紋や静脈を使用し、外部のバイオ認証装置を使用している場合に、モバイル運用モードで運用中にWindowsをログオフまたはシャットダウンすると、htc.exeの終了に関するメッセージが表示される場合があります。

[対処・回答]

Windowsのログオフまたはシャットダウン時にhtc.exeの終了に関するメッセージが表示されたら、「OK」または「すぐに終了」を選択してください。

31

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】管理者ウィザードや環境設定-ユーザー情報管理-セキュリティチップで表示されるWindowsアカウントの一覧にはパスワードの期限が切れたユーザーは表示されません。
Windows Vista Business、Windows Vista Enterprise、Windows XP ProfessinalまたはWindows Tablet PC Edition 2005において、パスワードの有効期限が切れたユーザーが、パスワードの変更を行った後、一覧に表示されないことがあります。

[対処・回答]

Windowsが再起動されるまで一覧には反映されませんので、パスワードの変更後にWindowsの再起動を行ってください。

32

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】ユーザー情報設定を起動するなどしてSMARTACCESSの認証画面を表示している時、【Ctrl】+【Alt】+【Del】キーを押しセキュリティ画面に移行した後、再びWindowsデスクトップ画面に戻ると、SMARTACCESSの認証画面が消去されます。

[対処・回答]

お手数ですが、再度実施した操作を行ってください。

33

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】カードを抜き取り後のカウントダウン中にスマートカードを抜き差ししていると、「テープがテープドライブにセットされていません。」というエラーが表示されることがあります。

[対処・回答]

スマートカードのリーダ/ライタへのアクセス中にカードの抜き差しをすると、
・カードのデータ破損
・システムの破損
の原因となりますのでアクセス中はカードの抜き差しをしないでください。

34

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】「ログオン情報の自動登録:する」設定の場合、Windowsログオンするときにログオン情報の登録画面が表示されますが、そのときの条件によって予期せぬ動作が発生することがあります。

[対処・回答]

認証デバイスへのログオン情報登録時に表示されるデバイス認証ウィンドウは、Windowsログオン時に表示されるWindowsログオン認証ウィンドウと非常によく似ているためWindowsへのログオン自体の可否と誤解される可能性があります。
ログオン時にログオン情報を自動登録する場合は、処理をキャンセルしないでください。次回ログオン時も再入力することになり、セキュリティ上好ましくありません。
また、パスワード変更時に認証デバイスへのログオン情報の登録をキャンセルすると認証デバイスに記録されたパスワードが更新されず「SMARTACCESSでのWindowsへのログオンができなくなる」「パスワード変更ができなくなる」などのトラブルの原因となりますのでご注意ください。

35

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】TabletPCのログオン画面に標準で表示されているスクリーンキーボードを使用して、SMARTACCESSの認証画面に入力することができません。

[対処・回答]

ログオン画面の左下にある「コンピュータの簡単操作 - スクリーンキーボード」で表示されるスクリーンキーボードをご使用ください。

36

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】アプリケーションログオンでログオン対象の画面を表示しているときにカードを抜き取ると、キーボード/マウス操作のみ禁止したまま認証画面が表示されることがあります。

[対処・回答]

カードをセットすることでカード抜き取り時の動作であるキーボード/マウス操作のみ禁止されていた状態から解除され、アプリケーションログオンが正常に行われます。

37

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】スクリーンセイバー、スリープ、休止状態からの復帰時に、カードリーダ/ライタを抜き取ると、「パスワードによる保護」の設定に関係なく「カードリーダ/ライタ抜き取り時の動作」が行われます。

[対処・回答]

スクリーンセイバー、スリープ、休止状態からの復帰時に、Windowsで設定した「パスワードによる保護」の設定通り動作させたい場合には、カードリーダ/ライタを抜き取らないようにしてください。行った場合は、そのまま抜き取り時の動作が完了するまでお待ちください。

38

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】Windowsのパスワード変更に失敗した場合、ログオンできなくなることがあります。

[対処・回答]

Windowsのパスワード変更に失敗した場合、パスワード変更の処理が完了しデスクトップに戻るまで、カードを抜き取らないでください。
抜き差しをしてカード内の情報の書き込みに失敗した場合は、パスワードの不整合がおきている可能性があります。ユーザー情報設定を起動して、カード内のWindows情報のパスワードを変更前のパスワードに設定し直してください。
万が一、パスワードがわからない場合は管理者に連絡してください。

39

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】OSのスリープ状態より復帰する際にパスワードを入力する設定の場合、SMARTACCESSの認証で、ユーザーキーパスワードまたはPINを文字入力する設定で動作していると、1文字目入力直後あるいはポインタの移動時に入力画面が再表示され、動作を受け付けないことがあります。

[対処・回答]

ユーザキーパスワードまたはPINを文字入力する認証画面が一度閉じた後、再表示されますので、入力し直してください。

40

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】ユーザー名が20字を超える(21字以上の)ユーザーは、ログオンやロック解除、パスワード変更に失敗することがあります。

[対処・回答]

SMARTACCESSは、ユーザー名が20字を超える(21字以上の)ユーザーに対して正しく動作しません。
ただし、以降に示すとおりにすると、ログオンやロック解除については行えるようになります。
・Windows XPの場合
ユーザー情報設定などでログオン情報を登録する時に、ドメイン名の欄にログオン先のドメインを登録せず、ユーザー名を「<ユーザー名>@<ドメイン名>」という書式(ユーザープリンシパル名)で登録してください。登録するドメイン名の形式は、Windows Server 2003のものにしてください。
・Windows Vistaの場合
ユーザー情報設定などでログオン情報を登録する時に、登録するドメイン名の形式をWindows Server 2003のものにしてください。また、ログオン、ロック解除、パスワード変更を行う時には、ドメインサーバーに接続した環境で行ってください。

41

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】アプリケーションログオンを実行中にユーザー情報設定や環境設定などのツールを起動すると、ツールがマウスやキーボード入力を受け付けることができず応答なし状態になることがあります。

[対処・回答]

アプリケーションログオンを行っている間は、ユーザー情報設定や環境設定などのツールを起動しないようにしてください。
もし、ツールを起動し応答無し状態になってしまった場合には、先にアプリケーションログオンの認証を行ってログオンを完了させるか、あるいは表示中の認証画面を閉じてください。

42

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】アプリケーションログオンを実行中にカードを抜き取った場合、カードをセットしても抜き取り時の動作を解除できず、応答無しになったりロックを解除できないことがあります。

[対処・回答]

アプリケーションログオンを行っている間は、カードの抜き取りは行わないようにしてください。
もし、抜き取ってカードをセットしても反応しなくなってしまった場合は【Ctrl】+【Alt】+【Del】キーを押してセキュリティ画面へ移動し一度ログオフを行ってください。

43

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】ユーザー情報設定を起動し、認証画面が表示される前に【Windows】+【L】キーを押すと、「コンピュータをロックしています…」のままロック状態に移行しないことがあります。

[対処・回答]

ユーザー情報設定を起動後にコンピュータのロックを行う場合には、認証画面が表示されたのを確認してから、コンピュータのロックを行ってください。
なお、コンピュータのロックを行うと、その直前までにSMARTACCESSの認証画面が表示されていた場合には、認証画面を自動的に閉じます。

44

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】セキュリティチップの復元に失敗することがあります。

[対処・回答]

自動バックアップファイル(デフォルトではSPSystemBackup.xml)と復元用トークンファイル(デフォルトではSPEmRecToken.xml)の格納場所を移動する場合は、自動バックアップファイルと復元用トークンファイルと同じ場所にある「SPSystemBackup」フォルダも移動してください。また、「SPSystemBackup」フォルダは自動バックアップファイルと同じ場所に設置してください。

45

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic】デスクトップ上で認証画面表示中に【Ctrl】+【Alt】+【Del】キーを押してセキュリティ画面に移行後、ロックやパスワード変更をクリックすると処理が停止することがあります。

[対処・回答]

デスクトップ上でSMARTACCESSの認証画面を表示中に【Ctrl】+【Alt】+【Del】キーを押してセキュリティ画面に移行しないようにしてください。セキュリティ画面に移行する場合には、先に認証画面を閉じてから【Ctrl】+【Alt】+【Del】キーを押すか、「スタート」メニューからロックを選択するなど、セキュリティ画面を経由しないで行ってください。
もし、認証画面表示中にセキュリティ画面に移行してしまった場合には、「キャンセル」をクリックしてデスクトップに戻るようにしてください。

46

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】カードのポーリング動作(カードの抜き取り/挿入状態の監視)が再開されないことがあります。

[対処・回答]

カードのポーリング動作(カードの抜き取り/挿入状態の監視)を行っている場合は、カードを抜き取り/挿入後、設定した処理が実行されることを確認してから席を離れるようにしてください。
設定した動作が行われない場合は、【Ctrl】+【Alt】+【Del】キーを押してセキュリティ画面に移行後、「キャンセル」をクリック、または【ESC】キーを押してデスクトップに戻ってください。

47

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】スマートカード証明書を使用してログオンしている場合は、Windowsパスワードの変更は行えません。

[対処・回答]

Windowsパスワードの変更を行う場合は、ログオンにスマートカード証明書を使用せず、ユーザー名、パスワードを入力してログオン後、パスワード変更を行ってください。

48

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】「Windowsメール」で、暗号化されているメールを選択してもスマートカードの要求ダイアログが表示されずに、「メッセージの暗号を解読できませんでした」と表示される場合があります。

[対処・回答]

スマートカードをリーダ/ライタに挿入後、メールを選択してください。

49

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】管理者ウィザードを使用してSMARTACCESSアカウントを登録する場合に、「原因不明のエラー」が発生することや正しく登録できないことがあります。

[対処・回答]

原則として、各SMARTACCESSアカウントのパスワードはセキュリティのため、異なるパスワードを設定してください。
管理者ウィザードをお使いになるときには、一時的に「SMARTACCESSによるWindowsログオン」を「しない」に設定するか、「ログオンの認証回避」を行ってWindowsへログオンしてください。

50

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】Windowsログオン時やロック解除時に、認証パターンの切り換えや、キー操作による強制ログオフを行えません。

[対処・回答]

この現象は「ログオンの認証回避」を「しない」に設定している場合に発生します。「ログオンの認証回避」を「する」に設定することで「認証パターンの切り換え」や「キー操作による強制ログオフ」を行うことが可能になります。
・Windows XPをお使いの場合
「ログオンの認証回避」を「しない」に設定している場合でも、「コントロールパネル(クラシック表示)」→「管理ツール」→「ローカルセキュリティポリシー」→「ローカルポリシー」→「セキュリティオプション」→ 「対話型ログオン: Ctrl+Alt+Delを必要としない」を無効に設定すると、「Windowsへようこそ」または「コンピュータのロック」の画面では「認証パターンの切り換え」や「キー操作による強制ログオフ」を行うことが可能です。
・Windows Vistaをお使いの場合
次の手順で任意のユーザーを強制ログオフさせることができます。
1.コンピュータがロックされている場合には「ユーザーの切り替え」をクリックします。「ユーザーの切り替え」はSMARTACCESSの認証画面に隠れていることがあります。
2. 強制ログオフさせたいユーザーとは別の管理者ユーザーでWindowsへログオンします。
3. タスクマネージャの「プロセス」タブでをクリックし、「すべてのユーザーのプロセスを表示」をクリックします。ここでユーザーアカウント制御のメッセージが表示された場合には「続行」をクリックします。
4. タスクマネージャの「ユーザー」タブをクリックし強制ログオフ対象を行うユーザーを選択してから、「ログオフ」をクリックします。

51

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic V1.1L30】
制限ユーザーでWindowsへログオンしている間、指紋認証が正常に行えません。

[対処・回答]

この現象はWindowsに制限ユーザーでログオンしている間に指紋認証を行うと発生します。
ユーザー情報設定の起動時やアプリケーションログオンの指紋認証で、指紋の照合を行うと正しい指紋であっても「照合できません。登録されている指紋と一致しません。原因として以下のことが考えられます。
・指が違っています。
・指紋が登録されていないユーザーです。
・ユーティリティのキャリブレーションが実行されていないか、指対応モードの設定と指が合っていません。」というエラーメッセージが表示され、照合に失敗します。
この現象が発生する場合は、Web上で公開されているアップデート版である「SMARTACCESS/Basic V1.1L30A」をインストールしてください。
V1.1L30のままでこの現象を回避するには、指紋認証画面表示中に【F10】キーを押してバイオパスワード認証画面に切り換え、バイオパスワードで認証を行ってください。
もし【F10】キーを押してもバイオパスワード認証画面に切り換わらない場合は、高セキュリティモードで運用していますので、高セキュリティモードを解除してください。
高セキュリティモードを解除するには、環境設定を起動して「ポリシー」→「指紋」→「認証モード」の「設定」ボタンをクリックし、「高セキュリティモードで運用」を「しない」に設定を変更してください。
なお、Windowsログオン時の指紋認証によるログオン時は管理者権限で動作しているため、どのユーザーでも指紋認証は正常に動作します。

52

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】SMARTACCESSの画面が他の画面の後ろに隠れて表示されることがあります。

[対処・回答]

マウスクリックや【ALT】+【TAB】キーを押して、入力を求める画面を手前に表示して、エラーメッセージを確認してください。

53

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】SMARTACCESS/BasicまたはSMARTACCESS/Premiumのアプリケーションログオン設定にてパスワード入力画面の登録を行った後、登録したアプリケーションを起動しても正常にID、パスワードの入力もしくは「OK」ボタンのクリックなどが正常に行われず、処理が進まなくてログオンできないことがあります。また、「パスワード入力画面登録ツール」の「入力エミュレートの確認」画面からの入力エミュレートと、実際のアプリケーションログオンとで動作が異なる場合があります。

[対処・回答]

パスワード入力画面を登録した後に、アプリケーションログオン機能が利用可能かを、必ず事前に実際のアプリケーションログオン機能でお使いになり、十分に確認してください。
アプリケーションログオン設定にてパスワード入力画面の登録を行う際、IDやパスワード入力欄もしくは「OK」ボタンの指定を間違って登録した可能性があります。この場合は、登録した情報をいったん削除し、再度正しく設定し直してください。
アプリケーションによってはユーザID等を入力するまではパスワード入力欄が入力できないように設計されているものがあります。このようなアプリケーションに自動入力を設定した場合、SMARTACCESS/BasicまたはSMARTACCESS/Premiumのパスワード自動入力が利用できない場合があります。この場合は、パスワード入力欄や「OK」にはアプリケーションログオン機能を使わず、手動で入力してください。

54

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】SMARTACCESS/BasicまたはSMARTACCESS/Premiumにて、パスワード入力画面がWebページや、Webページ上に表示されているJavaアプレットまたはActiveXを使用したパスワード入力画面のとき、アプリケーションログオンが正常に動作せずログオンに失敗する場合があります。

[対処・回答]

・Internet Explorerから反応が返るまで待つか、あるいは画面保護をしない設定にしてください。
・参照先のURLをインターネットオプションで「信頼済みサイト」として登録しておく必要があります。
・パスワード入力画面を表示するとInternet Explorerがセキュリティ警告を表示する場合には、あらかじめ以下の手順でセキュリティ警告が表示されないよう設定してください。ただしセキュリティに問題があるようなサイトに対してのログオンは行わないでください。そのサイトが信頼できると確認できた場合に限るようにしてください。
1. 「コントロールパネル」やスタートメニューから「インターネットのプロパティ」を表示します。
2. 「セキュリティ」タブをクリックします。
3. 「信頼済みサイト」をクリックします。
4. 「サイト」をクリックし、「信頼済みサイト」を表示します。
5. 「次のWebサイトをゾーンに追加する」にパスワード入力画面のURLを入力し、「追加」をクリックします。URLが「http://」で始まる場合には「このゾーンのサイトにはすべてサーバーの確認(https:)を必要とする」のチェックを一時的に外してからURLを入力します。
6. 「OK」をクリックし、「信頼済みサイト」を閉じます。
7. 「OK」をクリックし、「インターネットのプロパティ」を閉じます。
セキュリティポリシーにより上記設定が行えない場合には、環境設定で「ログオン認証」の「操作保護:しない」および「シングルサインオン:しない」と設定するか、対象となるパスワード入力画面のアプリケーションログオン情報を削除するなどして運用してください。

55

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】カードのポーリング動作のうち「キーボード/マウス操作のみ禁止する」が常にグレー表示になっていて選択できません。

[対処・回答]

「必ずお読みください.txt」に記載されているとおり、Windows Vista上では「キーボード/マウス操作のみ禁止する」設定は使用できません。「コンピュータをロックする」など他の設定をご利用ください。

56

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】セキュリティチップによるWindows 暗号化ファイルシステム(EFS)の鍵の保護を使用していたのに、暗号化したファイルがセキュリティチップのユーザーキーパスワードなしに復号化(開ける)ようになってしまう。

[対処・回答]

セキュリティチップが無効の状態でEFS暗号化を行うと、OSが新しい暗号鍵を自動的に生成・設定をしてしまうため、それ以降の暗号化はセキュリティチップで保護されなくなります。
次の手順でEFSの暗号鍵を再設定してください。
1.BIOS設定画面でセキュリティチップが「使用する」(注)に設定されていることを確認します。
注:一部機種では「使用する」かつ「有効かつ使用可」に設定されていることを確認してください。
2.SMARTACCESSの「環境設定」を起動します。
3.「設定項目一覧」から「ユーザー情報管理」→「セキュリティチップ」を選択します。
4.「Windows アカウント情報」から暗号化機能を使用するユーザーを選択して、「初期化」をクリックします。
5.[ユーザー初期化ウィザード]が起動します。[次へ]をクリックします。
6.「Security Platform 機能」の一覧より、「暗号化ファイルシステム(EFS)によるファイルとフォルダの暗号化」機能をチェックし「次へ」をクリックします。
7.リスト上の証明書を確認して「次へ」をクリック(複数の証明書を生成していない限りは選択し直す必要はありません)します。
Windows Vista の場合、ユーザーキーパスワードが要求されます。パスワードを入力して「OK」をクリックしてください。
8.「Security Platform証明書を使用するように、EFSを設定する。」と表示されていることを確認し、[次へ]をクリックします。
9.「完了」をクリックし、ウィザードを終了します。
環境設定に戻りますので、適宜、環境設定を終了してください。

57

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】セキュリティチップによるWindows 暗号化ファイルシステム(EFS)の鍵の保護を使用している場合に、暗号化したファイルを開こうとすると、ユーザーキーパスワードが要求されず、「アクセスが拒否されました。」とメッセージが表示されることがあります。

[対処・回答]

セキュリティチップが使用できない状態になっている可能性があります。BIOS設定画面でセキュリティチップが「使用する」(注)に設定されていることを確認してください。
注:一部機種では「使用する」かつ「有効かつ使用可」に設定されていることを確認してください。

58

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】
Windowsユーザー名を変更すると、SMARTACCESSによるWindowsログオン時に変更したユーザーでログオンできなくなったり、管理者ウィザードでアカウントを追加する際に同じユーザー名のWindowsユーザーが複数作成されることがあります。

[対処・回答]

既に存在するWindowsのユーザー名を後から変更しないようにしてください。もし変更してしまった場合は、作成時のユーザー名に戻してください。
ユーザー名を変更したい場合は、一度Windowsユーザーを削除してから、新たにWindowsユーザーを作成してください。

59

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic V1.1L31C/V2.0L11C】
マニュアルに記述されているマニュアルの参照先とドライバーズディスクの内容が合っていません。

[対処・回答]

本サイトに公開している『SMARTACCESSファーストステップガイド(認証デバイスをお使いになる方へ)』(マニュアルコード:B5FJ-9131-02)をご利用ください。『SMARTACCESSファーストステップガイド(認証デバイスをお使いになる方へ)』には、『リファレンスマニュアル』の正誤表が含まれています。ドライバーズディスクに同梱されている『リファレンスマニュアル』と併せてご利用ください。
本サイトに公開しているマニュアルは、からご覧ください。

60

[現象・質問]

PCMCIAアダプタ経由で接続されているスマートカード読み取り装置を内蔵の機種で、省電力モードのときに PCカード、ダイレクトメモリスロットを「無効にする」設定を行っている場合、省電力モードへ移行したときにPCカード、ダイレクトメモリスロットと共に、スマートカード読み取り装置も無効となります。
省電力モードでもスマートカード読み取り装置をご利用になる場合は、「省電力ユーティリティ」の設定画面で、PCカード、ダイレクトメモリスロットを「何もしない」に設定してご利用ください。

[対処・回答]

省電力モードでもスマートカード読み取り装置をご利用の場合は、「省電力ユーティリティ」の設定で「PCカード、ダイレクトメモリスロット」の設定を「何もしない」に設定してご利用ください。

61

[現象・質問]

省電力モードの切り替え時に、リフレッシュレートの設定が中止される場合があります。

[対処・回答]

パソコンにプロジェクタや外部ディスプレイを接続している場合は、省電力モードの切り替えを行う際にリフレッシュレートの変更が中止されます。
省電力モードの切り替えを行う場合は、パソコンにプロジェクタや外部ディスプレイが接続されていない状態にしてから、切り替えを行ってください。

62

[現象・質問]

「パフォーマンス オプション」の詳細設定タブにある「プロセッサのスケジュール」または「メモリ使用量の設定」を変更すると、システムの動作が不安定になる場合があります(フリーズしたり、挙動がおかしくなったりします)。

[対処・回答]

「パフォーマンス オプション」の詳細設定タブにある「プロセッサのスケジュール」または「メモリ使用量の設定」の機能はご使用になれません。設定を変更すると、システムが正しく動作しなくなる恐れがありますので、変更しないでください。これは、WindowsOSとIntel製グラフィック統合チップセットの仕様(制限)となっております。

63

[現象・質問]

液晶ディスプレイパネルを開いたり閉じたりしたとき、「デバイスの切断音/接続音」がする場合があります。

[対処・回答]

ディスプレイドライバの仕様です。
外部ディスプレイを接続して液晶ディスプレイパネルを閉じるとき、パソコン内蔵の液晶ディスプレイは使用できないためデバイスを切り離す処理が行われており、また、開いた時に再接続が発生するため、「デバイスの切断音/接続音」が発生します。
スピーカ設定でミュートを設定すると、音は聞こえなくなります。

64

[現象・質問]

ディスプレイドライバをインストール後、初回の再起動中にコマンドプロプトが数分間、表示されます。

[対処・回答]

ディスプレイドライバをインストール後、初回の再起動中にコマンドプロプトが数分間、表示されます。動作上問題ありませんので、しばらくお待ちください。

65

[現象・質問]

発色数を256色(8ビット)の設定にすると、システムの動作が不安定になる場合があります。

[対処・回答]

ディスプレイドライバの仕様により、Windows Vistaでは256色(8ビット)の設定をサポートしていません。発色数は、中(16ビット)または最高(32ビット)の設定にてご使用ください。

66

[現象・質問]

「LIDクローズの操作」の設定を休止状態にしても、LIDクローズの動作で休止状態を実行できない(液晶パネルを閉じても、休止状態に移行しない)。

[対処・回答]

LIDクローズによって、休止状態を実行できなくなる場合があります。その場合は、スタートメニューか電源ボタンなどにより休止状態を実行してください。

67

[現象・質問]

BIOSセットアップの「低電圧モード」の設定が「使用する」(初期値)の場合、パソコン本体中央部あたりから「ジー」「キーン」という音が聞こえる場合があります。

[対処・回答]

故障ではありません。音が気になる場合は、次の手順で設定を変更してください。音の聞こえ方が変わる場合があります。
1.BIOSセットアップを起動します。
2.「詳細」メニュー→「各種設定」メニュー→「低電力モード」を選択します。
3.「低電力モード」の設定を「使用する」から「使用しない」に変更します。
4.変更を保存して、BIOSセットアップを終了します。

68

[現象・質問]

Excel 2007の「ユーザー名の指定」画面で、「名前」や「頭文字」などのテキストボックスや「OK」ボタンが消えてしまいます。

[対処・回答]

次のように操作してください。
1.【Alt】キーを押しながら、【Tab】キーを繰り返し押してください。
2.画面上に「デスクトップ」という文字列が表示されたら、【Alt】キーを離してください。
3.タスクバーの「Microsoft Excel」をクリックしてください。

69

[現象・質問]

イベントビューアにエラー(ID:7000 ソース:Service Control Manager Eventlog Provider)が記録されます。

[対処・回答]

システム上問題ありません。そのままお使いください。
本現象については、マイクロソフト社のサポート技術情報 文書番号:933757(http://support.microsoft.com/kb/933757/ja)をご覧ください。

70

[現象・質問]

Windows Vistaの音量ミキサの表示が乱れることがあります。

[対処・回答]

ミキサのウィンドウの大きさを変更したり、起動中のアプリケーションを終了したりすることで正しく表示される場合があります。
本現象については、マイクロソフト社のサポート技術情報 文書番号:938308(http://support.microsoft.com/kb/938308/ja)をご覧ください。

71

[現象・質問]

休止状態から復帰した後、「電源オプション」で設定した値にかかわらず、再び休止状態に戻ることがあります。

[対処・回答]

休止状態から復帰した後、キーボードやマウスなどの操作をせず、放置した状態が2分間続くと、「電源オプション」で設定した値にかかわらず、再び休止状態に戻ります。休止状態から復帰した後、キーボードやマウスなどの操作を行うと、「電源オプション」で設定した値どおりに動作するようになります。
本現象については、マイクロソフト社のサポート技術情報 文書番号:318355(http://support.microsoft.com/kb/318355/ja)をご覧ください。

72

[現象・質問]

キーボードで正しく入力できません。

[対処・回答]

キーボードの「@」などを押すと、「[」と表示される場合があります。このような場合、英語用キーボードの設定になっていることが考えられます。本現象については、マイクロソフト社のサポート技術情報 文書番号:929924(http://support.microsoft.com/kb/929924/ja)に従って、日本語キーボードドライバをインストールしてください。

73

[現象・質問]

イベントビューアにエラー(ID:13ソース:TBS)が記録されます。

[対処・回答]

イベントログにエラーとして記録されることがありますが、システム上の弊害はありません。そのままお使いください。なお、本現象については、マイクロソフト社のサポート技術情報 文書番号:950330(http://support.microsoft.com/kb/950330/ja)が該当しますのでご覧ください。

74

[現象・質問]

イベントビューアにエラー(ID:516 ソース:TBS)が記録されます。

[対処・回答]

イベントログにエラーとして記録されることがありますが、システム上の弊害はありません。そのままお使いください。なお、本現象については、マイクロソフト社のサポート技術情報 文書番号:950330(http://support.microsoft.com/kb/950330/ja)が該当しますのでご覧ください。

75

[現象・質問]

イベントビューアにエラー(ID:15016 ソース:HttpEvent)が記録されます。

[対処・回答]

イベントログにエラーとして記録されることがありますが、システム上の弊害はありません。そのままお使いください。なお、本現象については、マイクロソフト社のサポート技術情報 文書番号:950360)(http://support.microsoft.com/kb/950360/ja)をご覧ください。

76

[現象・質問]

「トラブル解決ナビ」でCドライブの容量を少なくした場合、メモリや搭載アプリの構成によっては、空き容量不足により、アプリケーションのインストールやWindows Updateができなくなることがあります。

[対処・回答]

追加でアプリケーションをインストールする際は、Cドライブの空き容量を確認のうえ、必要な場合は、「トラブル解決ナビ」の領域設定でCドライブの容量を十分確保するか、アプリケーションをDドライブにインストールしてお使いください。
Cドライブの容量の目安は、下記のとおりです。
  ■Windows Vistaの場合
    OS:約10GB
    Office:約2GB
    ページングファイルサイズ:搭載メモリ+300MB~搭載メモリ×3
    ハイバーネーション用サイズ:搭載メモリ
    ※ページングファイルサイズは自動的に変動しますが、ハードディスクの容量を超えては作成されません。
  ■Windows XPの場合
    OS:約9GB
    Office:約2GB
    ページングファイルサイズ:搭載メモリ×1.5
    ハイバーネーション用サイズ:搭載メモリ
Windows UpdateやMicrosoft Updateを実行した場合にも、Cドライブにファイルが作成されますので、Cドライブの空き容量を十分確保することをお勧めします。

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[現象・質問]

Windows Vista のログインユーザー名に全角文字や半角記号を指定した場合、アプリケーションがインストールできないことがあります。

[対処・回答]

ユーザー名には半角英数字(A~Z、a~z、0~9)を使用してください。
この現象が発生した場合、リカバリを実行し、ユーザー名を変更することで現象を回避することができます。
この件に関するマイクロソフト社のサポート技術情報は以下になります。
・文書番号:952211(http://support.microsoft.com/kb/952211/ja)
・文書番号:556042(http://support.microsoft.com/kb/556042/ja)
・文書番号:556085(http://support.microsoft.com/kb/556085/ja)

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