お使いになる上での注意事項(法人向けパソコン)

LIFEBOOK S560/A Windows 7 Professional

1

[現象・質問]

USBマウス(光学式)を使うと、マウスポインターの動きが不自然になる場合があります。

[対処・回答]

USBマウス(光学式)は、次のようなものの表面では正しく動作しない場合があります。
・鏡やガラスなど反射しやすいもの
・光沢があるもの
・濃淡のはっきりしたしま模様や柄のもの(木目調など)
・網点の印刷物など、同じパターンが連続しているもの
マウスパッドをお使いになる場合は、明るい色の無地のマウスパッドをお使いになることをお勧めします。

2

[現象・質問]

パソコンの操作を終わらせた直後に、ハードディスクからカリカリという音がすることがあります。

[対処・回答]

ハードディスクの機構上、生じる音であり問題ありません。そのままお使いください。
音がするタイミングはまちまちですが、操作を終わらせてから数秒後に発生することが多いです。なお、同様の音はパソコンを操作している時や操作を始めた直後、また、パソコンを操作していなくても、OSや常駐もしくは起動しているアプリケーションなどがハードディスクにアクセスするタイミングで発生することもあります。

3

[現象・質問]

電源オプションで設定した省電力設定が、ログオン時のユーザーごとに異なります。

[対処・回答]

省電力の設定が必要な場合は、ユーザーごとに「コントロールパネル」→「バッテリー設定の変更」の順にクリックし、設定を行ってください。

4

[現象・質問]

CD-ROMやDVD-ROMなどのディスクの読み込みが遅くなったり、再生時に音や映像が途切れたりします。

[対処・回答]

傷のあるディスクや汚れたディスクなどを再生すると、Windowsの仕様によってドライブの転送モードが自動的にPIOモードに変更される場合があります。この場合、ドライブの転送速度が遅くなります問題の発生したディスクを取り出し、次の設定をしてください。
1.「スタート」ボタン→「コンピューター」または「マイコンピュータ」を右クリックし、「プロパティ」をクリックします。
2.画面の左に表示される「デバイスマネージャー」をクリックします。
3.「ユーザーアカウント制御」ウィンドウが表示された場合は、「はい」または「続行」をクリックします。
4.「IDE  ATA/ATAPI コントローラー」をダブルクリックします。
5.2つ表示されるうち、下の「ATA  Channel 0」をダブルクリックします。
6.「詳細設定」タブをクリックし、「デバイスのプロパティ」の「DMAを有効にする」にチェックを付けます。
7.「OK」をクリックします。

5

[現象・質問]

USBマウスを使うときに、内蔵ポインティングデバイスを無効にする方法の説明です。

[対処・回答]

内蔵ポインティングデバイスを無効にするには、次のように操作してください。
1.「スタート」ボタン→「コントロールパネル」の順にクリックします。
2.次の操作を行います。
・Windows 7の場合
「ハードウェアとサウンド」→「デバイスとプリンター」の「マウス」の順にクリックします。
・Windows Vistaの場合
「ハードウェアとサウンド」の「マウス」をクリックします。
・Windows XPの場合
「プリンタとその他のハードウェア」→「マウス」の順にクリックします。
3.「デバイス設定」タブをクリックします。
4.「USB マウス接続時に内蔵ポインティングデバイスを無効にする」にチェックを付け、「OK」をクリックします。

6

[現象・質問]

次の2つの設定をしバッテリで運用すると、CPUの電源(キーボードの【Esc】キー)あたりから「ピー」という発信音がします。
■Windows 7の場合
・BIOSセットアップ画面で「詳細」メニュー→「各種設定」→「ハードウェア省電力機能」を「使用する」に設定する
・「スタート」ボタン→「コントロールパネル」→「ハードウェアとサウンド」の中の「電源オプション」→「電源プランの選択」を「高パフォーマンス」に設定する
■Windows Vistaの場合
・BIOSセットアップ画面で「詳細」メニュー→「各種設定」→「ハードウェア省電力機能」を「使用する」に設定する
・「スタート」ボタン→「コントロールパネル」→「モバイルコンピュータ」の中の「バッテリ設定の変更」→「電源プランの選択」を「高パフォーマンス」に設定する
■Windows XPの場合
・BIOSセットアップ画面で「詳細」メニュー→「各種設定」→「ハードウェア省電力機能」を「使用する」に設定する
・Windowsの電源オプションのプロパティで、電源設定を「常にオン」に設定する

[対処・回答]

どうしても発信音の気になる場合は次の設定をしてください。
ただし、BIOSセットアップ画面で「ハードウェア省電力機能」を「使用しない」に設定した場合、バッテリの運用時の稼働時間が短くなります。
■Windows 7の場合
・BIOSセットアップ画面で「詳細」タブ→「各種設定」→「ハードウェア省電力機能」を「使用しない」に設定する
・「スタート」ボタン→「コントロールパネル」→「ハードウェアとサウンド」カテゴリの中の「電源オプション」→「電源プランの選択」を「高パフォーマンス」以外に設定してください。
■Windows Vistaの場合
・BIOSセットアップ画面で「詳細」メニュー→「各種設定」→「ハードウェア省電力機能」を「使用しない」に設定する
・「スタート」ボタン→「コントロールパネル」→「モバイルコンピューター」の中の「バッテリ設定の変更」→「電源プランの選択」を「高パフォーマンス」以外に設定する
■Windows XPの場合
・BIOSセットアップ画面で「詳細」メニュー→「各種設定」→「ハードウェア省電力機能」を「使用しない」に設定する
・Windowsの電源オプションのプロパティで、電源設定を「常にオン」以外に設定する

7

[現象・質問]

液晶ディスプレイの画面の一部に、点灯しないドットや常時点灯するドットが存在する場合があります。

[対処・回答]

故障ではありません。返品、交換はお受けいたしかねますのであらかじめご了承ください。

8

[現象・質問]

バッテリの運用時に、「電源オプションのプロパティ」でスリープ/スタンバイと休止状態への移行時間を両方設定した場合、設定した時間が経過しても、自動的に休止状態に移行しません。

[対処・回答]

制限事項になります。

9

[現象・質問]

パソコンの電源を切った後も残像が表示されることがあります。

[対処・回答]

液晶ディスプレイの仕様です。故障ではありません。
残像はしばらくたつと消えますので、動作上問題ありません。そのままお使いください。

10

[現象・質問]

【マルチモニター機能サポート機種のみ】拡張表示や同時表示へ変更するときなど、表示するディスプレイを切り替えることができない場合があります。

[対処・回答]

いったん、変更先のディスプレイがサポートしている解像度へ変更してから、表示を切り替えてください。

11

[現象・質問]

CDの音声を録音できません。

[対処・回答]

制限事項です。Windows 7/Windows Vistaの場合、CDをアナログ再生することができないため、「サウンドレコーダー」などでCDの音声を録音することはできません。
CDの音声を録音するには、「Windows Media Player」の録音機能を使用してください。

12

[現象・質問]

スリープ中にヘッドホンを接続してレジュームしたとき、レジューム直後少しの間、内蔵スピーカーから音が聞こえる場合があります。

[対処・回答]

オーディオドライバーの制限です。ご了承ください。
なお、音声を再生中または録音中にスリープまたは休止状態にすると、レジューム後、システムが正常に動作しないことがあります。スリープまたは休止状態にする前に、音声の再生または録音を停止してください。

13

[現象・質問]

「Windows Anytime Upgrade」でWindowsをアップグレードすると、オーディオが正常に動作しなくなります。

[対処・回答]

Windowsのアップグレード後は、添付のディスクよりオーディオドライバを再インストールしてください。
なお、最新のドライバーは、サポートページの「ダウンロード」で公開しています。

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[現象・質問]

音楽データやCD、音声付のムービーなどの再生中に、音飛びが発生する場合があります。

[対処・回答]

CPUの負荷が高くなるとこの現象が発生します。使用していないソフトウェアを終了させるなどして、CPUの負荷を軽くしてください。

15

[現象・質問]

音楽データやCD、音声付のムービーなどの再生中に、音飛びが発生する場合があります。

[対処・回答]

CPUの負荷が高くなるとこの現象が発生します。使用していないソフトウェアを終了させるなどして、CPUの負荷を軽くしてください。
なお、ACアダプタを接続するか、次の方法で「電源プラン」を「高パフォーマンス」にすると改善される場合があります。
「高パフォーマンス」のままご使用になると、バッテリの稼働時間が短くなることがあります。ご注意ください。
1. 「スタート」ボタン→「コントロールパネル」の順にクリックします。
2. 「ハードウェアとサウンド」の「電源オプション」をクリックします。
3. Windows 7の場合は、ここで「追加のプランを表示します」をクリックします。
4. 「高パフォーマンス」を選択し、ウィンドウを閉じます。

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[現象・質問]

【無線LAN搭載機種のみ】ネットワークに接続した状態から、ワイヤレススイッチをオフからオンに切り替えると、再接続するまでに時間がかかる場合があります。

[対処・回答]

Windows 7 のワイヤレスLANの設定サービス「WLAN AutoConfig」を使用時に発生する現象であり、OSの仕様です。ご了承ください。
このような現象が起こった場合は、再接続されるまでしばらくお待ちください。
接続されない場合は、次の手順で再接続を行ってください。
1. 画面右下の通知領域にあるワイヤレスアイコン (棒グラフ状のアイコン)をクリックします。
2. 一覧から接続したいネットワークを選択し、「接続」をクリックします。

17

[現象・質問]

【無線LAN搭載機種のみ】Windows 7では、152bitのWEPキーを使用しての通信ができません。

[対処・回答]

WEPキーによる通信を行う場合は、64bitか128bitのWEP キーを使用して接続してください。

18

[現象・質問]

【無線LAN搭載機種のみ】1ch~11chのみアドホック通信が行えます。

[対処・回答]

1ch~11chのみアドホック通信が行えます。IEEE802.11a (J52/W52/W53/W56)でのアドホック通信は行えません。

19

[現象・質問]

【無線LAN搭載機種のみ】アドホック通信中にスリープまたは休止状態に移行した場合、レジューム後に自動的に再接続しません。

[対処・回答]

Windows 7のワイヤレスLANの設定サービス「WLAN AutoConfig」を使用時に発生する現象であり、OSの仕様です。
レジューム後に再接続しない場合は、手動で再接続してください。

20

[現象・質問]

【無線LAN搭載機種のみ】このパソコンに搭載されているバージョンのインテル無線LANドライバーを使用しているとき、行うことができない認証があります。

[対処・回答]

インテル無線LANドライバーを使用して、次の認証を行うことはできません。
・TTLS認証
・LEAP認証
・PEAP-GTC (Cisco-PEAP)
・EAP-Fast

21

[現象・質問]

【無線LAN搭載機種のみ】セキュリティで「PEAP-MSCHAPv2」を使用時、アクセスポイントと接続できない場合があります。

[対処・回答]

「PEAP-MSCHAPv2」で接続できない場合は、次の手順で設定を変更してください。
1.「スタート」ボタン→「コントロールパネル」の順にクリックします。
2.「ネットワークとインターネット」 → 「ネットワークと共有センター」 の順にクリックします。
3.「ネットワークと共有センター」ウィンドウ左の 「ワイヤレスネットワークの管理」をクリックします。
4. 編集したい無線LANプロファイルをダブルクリックします。
5.「セキュリティ」タブで「詳細設定」をクリックします。
6.「認証モードを指定する」にチェックを付け、「ユーザーまたはコンピューターの認証」を選択し「OK」をクリックします。
7.すべてのウィンドウを閉じます。

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[現象・質問]

指紋の登録時や指紋認証時に、指紋を入力できなくなることがあります。

[対処・回答]

指紋認証ソフトウェアを使用して認証や登録などの指紋入力を行う場合は、必ず画面を確認し、指紋の入力が可能な状態になってから指紋センサーに指を置いてスライドしてください。
指紋センサーに指を触れたままの状態で指紋認証または指紋登録などの指紋の読み取り処理が開始された場合や、システムの負荷が高い状態(別のプログラムを実行しながらの指紋認証や、ユーザーの切り替え処理など)で指紋の読み取り処理が開始された場合、指紋センサーの初期化処理に時間がかかり、指紋の読み取りが可能になるまで時間がかかることがあります。指をスライドしても指紋入力画面の表示が変わらないなど、指紋の読み取りができなくなった場合には、いったん指紋センサーから指を離し、しばらく待ってからもう一度指紋の読み取り操作を行うか、または指紋の読み取り処理をキャンセルし、あらためて指紋入力画面を開いてから指紋の読み取り操作を行ってください。

23

[現象・質問]

Wakeup on LAN 機能をお使いの場合、Directed Packetでパソコンがレジューム(Wakeup)しません。

[対処・回答]

Directed PacketによるWakeup on LAN機能は、使用できません。

24

[現象・質問]

Wakeup on LAN 機能をお使いの場合、ARPでパソコンがレジューム(Wakeup)しません。

[対処・回答]

接続しているネットワークが「パブリックネットワーク」の場合には、ARPによる Wakeup on LAN機能は使用できません。

25

[現象・質問]

Wakeup on LAN 機能をお使いの場合、「ホームネットワーク」または「社内ネットワーク」に接続しているにも関わらず、ARPでパソコンがレジューム(Wakeup)しません。

[対処・回答]

デバイスマネージャーで LANデバイスのプロパティを開き、「詳細設定」タブの画面で、次のパラメーターを「Disable」に設定してください。
・Proxy ARP Offload
・Proxy NS Offload

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[現象・質問]

【セキュリティチップ搭載機種のみ】セキュリティチップの暗号化機能を利用する場合、ご自分で作成したファイルやフォルダのみを暗号化するように注意してください。特定のフォルダやファイルを暗号化すると、Windowsの起動時に不具合が発生する場合があります。

[対処・回答]

Windowsの起動に必要なファイルや、セキュリティチップの動作に必要なファイルをセキュリティチップで暗号化してしまうと、Windowsが起動できなくなるなど、不具合が生じる場合があります。暗号化機能を利用する場合は、自分が作成したフォルダやファイルに利用するようにしてください。

27

[現象・質問]

【セキュリティチップ搭載機種のみ】セキュリティチップのご購入時の設定は、「使用しない」または「無効および使用不可」になっています。

[対処・回答]

セキュリティチップをお使いになる場合は、BIOSセットアップの設定を「使用する」(Enabled)または「有効および使用可」(Enabled and Activated)に変更してください。詳しくは、サポートページの「マニュアル」にある『製品ガイド』をご覧ください。

28

[現象・質問]

【セキュリティチップ搭載機種のみ】セキュリティチップをお使いになる場合は、セキュリティチップのバックアップをとってください。

[対処・回答]

修理・保守を行った場合、セキュリティチップで保護された暗号化ファイルが読めなくなることがあります。この場合に備えて、あらかじめセキュリティチップのバックアップをとってください。また、セキュリティチップに鍵を追加するなどをするとバックアップが再度必要になります。このため、バックアップは定期的に行ってください。

29

[現象・質問]

【セキュリティチップ搭載機種のみ】セキュリティチップを使って「SMARTACCESSによるWindowsログオン」を使用する設定で「機器監査」をご利用になっている場合、修理をしたりハードウェアを変更したりすると、Windowsにログオンできなくなる場合があります。

[対処・回答]

機器監査については、強固なセキュリティが実現できる反面、故障状況によっては復旧がすべて行えないケースがあります。ご了承ください。

30

[現象・質問]

【セキュリティチップ搭載機種のみ】セキュリティチップを使って「SMARTACCESSによるWindowsログオン」の設定を行っている場合、修理・保守をご利用になる前にこの設定を解除してください。

[対処・回答]

修理・保守を行う場合、通常ハードウェアの変更を伴うため、セキュリティチップを使って「SMARTACCESSによるWindowsログオン」を設定していると、Windowsにログオンできなくなる場合があります。修理・保守前に必ず解除してください。

31

[現象・質問]

【セキュリティチップ搭載機種のみ】セキュリティチップのパスワードを入力したとき、次のメッセージが表示されセキュリティチップの機能が一時的に使えなくなることがあります。
「認証に失敗したため、Security Platformでパスワード攻撃防御が作動しています:Security Platform機能は一時的に無効になりロックされています。Security Platformを再度有効にするには、システムを再起動する必要があります。詳しい情報については、システム管理者に相談してください。」

[対処・回答]

セキュリティチップのパスワードを複数回間違えると、セキュリティチップはパスワードを破る攻撃を受けていると判断し、セキュリティチップが一時的に無効となり、攻撃に対して防御します。防御機能が有効になるとセキュリティチップを使用することができません。パソコンを再起動すると再度セキュリティチップが有効になります。再起動後に、正しいパスワードを入力してください。
なお、再起動後は1回パスワードを間違えただけで防護機能が動作します(パスワードを間違えることができる回数は、しばらくするとリセットされます。リセットされるまでの時間は間違えた回数に応じて長くなります)。

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[現象・質問]

【セキュリティチップ搭載機種のみ】「Infineon セキュリティチップユーティリティ」をインストールせずにセキュリティチップ(TPM)を使用すると、スリープまたはスタンバイしたままレジュームできなくなることがあります。

[対処・回答]

セキュリティチップを使用する場合には、必ず「Infineon セキュリティチップユーティリティ」をインストールしてください。
「Infineon セキュリティチップユーティリティ」をインストールせずにセキュリティチップを使用すると、正常にセキュリティチップが動作しない場合があります。

33

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】セキュリティチップの使用時、「SMARTACCESSによるWindowsログオン」を設定している場合、Windowsログオン時に「セキュリティチップに接続できませんでした。もう一度やりなおしてください。」と表示され、Windowsにログオンできないことがあります。

[対処・回答]

「SMARTACCESSによるWindowsログオン」を設定したままでBIOSセットアップのセキュリティチップを無効にした場合、セキュリティチップが利用できないためWindowsにログオンできなくなります。BIOSセットアップでセキュリティチップを「Disabled」にする場合は、あらかじめ「SMARTACCESSによるWindowsログオン」を解除してください。解除する前にBIOSセットアップでセキュリティチップを「Disabled」にした場合は、再起動してBIOSセットアップにてセキュリティチップを「Enabled」に設定してください。

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[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】セキュリティチップの使用時、「SMARTACCESSによるWindowsログオン」を設定している場合、Windowsログオン時に「機器構成が変更されています。登録時の構成に戻すか、または現在の構成が正しいことを確認して機器構成情報を再登録してください。」と表示されることがあります。

[対処・回答]

ハードウェアの構成や設定およびBIOSセットアップの設定を変更する必要がある場合は、あらかじめ「SMARTACCESSによるWindowsログオン」を行わない設定にしてください。
また、変更後は、Windowsを起動してSMARTACCESS/BasicまたはSMARTACCESS/Premiumの「環境設定」ツールの「機器監査」から「現在の機器構成情報の登録」でハードウェア構成を再登録してから、「SMARTACCESSによるWindowsログオン」を行う設定に戻してください。
もし、「SMARTACCESSによるWindowsログオン」を設定したままハードウェアの構成や設定およびBIOSの設定を変更した場合は、一度電源を切り、設定を元に戻してからWindowsを一度起動し、Windowsへログオンせずに再起動してから、上記手順を必ず行ってください。
機器監査については、SMARTACCESS/BasicまたはSMARTACCESS/Premiumのマニュアルをご覧ください。

35

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】Windowsのログオン認証を行う他の製品やアプリケーションと、SMARTACCESS/BasicまたはSMARTACCESS/PremiumのWindowsログオン機能を併用したときに、正しく動作しない場合があります。

[対処・回答]

Windowsのログオン認証を行う他の製品やアプリケーションと、SMARTACCESS/BasicまたはSMARTACCESS/PremiumのWindowsログオン機能を併用することはできません。
SMARTACCESSをインストールする前にWindowsのログオン認証を行う他の製品やアプリケーションをアンインストールするか、またはWindowsのログオン認証を行う他の製品のログオン画面を変更しない設定にしてから、SMARTACCESSをインストールしてください。

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[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】SMARTACCESS/BasicまたはSMARTACCESS/Premiumで、USB接続の認証デバイスに初期化エラーなどが発生して、認証に失敗する場合があります。

[対処・回答]

USB接続の認証デバイスを使用する場合、接続するUSBポートを変更すると、Windowsがデバイスを正しく認識できないことがあります。
この場合は、認証デバイスを元のUSBポートに差し替えてください。

37

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】SMARTACCESS/BasicまたはSMARTACCESS/PremiumでのWindowsログオン時に、パスワードが一致しないエラーとなり、ログオンできない場合があります。

[対処・回答]

「ユーザー情報設定」からWindowsパスワードのみを違うパスワードに変更した場合、実際のWindowsパスワードと認証デバイスに登録しているWindowsパスワードが一致しなくなるため、Windowsにログオンできなくなります。
Windowsパスワードの変更は必ずWindowsのセキュリティ画面の「パスワードの変更」から行ってください。

38

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】認証デバイスが正しく動作せず、SMARTACCESS/BasicまたはSMARTACCESS/Premiumの認証ができない場合があります。

[対処・回答]

「Portshutter」を使用して認証デバイス自体を無効にすると、SMARTACCESS/BasicまたはSMARTACCESS/Premiumによる認証ができなくなることがあります。
「Portshutter」の設定を使用可能とするように設定してください。

39

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】セキュリティチップの使用時、SMARTACCESS/BasicまたはSMARTACCESS/Premiumの、バックアップデータをリストアできない場合があります。

[対処・回答]

バックアップツールの「Infineon Security Platform初期化ウィザード」を中断した場合、SMARTACCESSデータとセキュリティチップ内データの整合性が取れなくなる可能性があります。
バックアップツールの「Infineon Security Platform初期化ウィザード」では、途中でキャンセルなどは行わないようにしてください。誤ってキャンセルした場合は、再度バックアップをやり直してください。

40

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】SMARTACCESS/BasicまたはSMARTACCESS/Premiumをアンインストール後、Windowsのパスワードが不明なためログオンできない場合があります。

[対処・回答]

SMARTACCESS/BasicまたはSMARTACCESS/Premiumをアンインストールする前に、必ず一度パスワードの自動生成をオフにした状態でWindowsにログオンし、【Ctrl】+【Alt】+【Delete】キーを押して表示されたセキュリティ画面からパスワードを変更してください。
アンインストールした後にパスワードの変更を行うには、他のWindows管理者権限を持つユーザーでログオンし、「スタート」ボタン→「コントロールパネル」→「ユーザーアカウント」でパスワードが不明なユーザーを選択し、パスワードを再設定してください。

41

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】ドメインによって管理されているパソコンにSMARTACCESS/BasicまたはSMARTACCESS/Premiumをインストールした後、「管理者ウィザード」でユーザーの登録を行うと、エラーが発生し登録に失敗することがあります。

[対処・回答]

ドメインによって管理されているパソコン上でSMARTACCESS/BasicまたはSMARTACCESS/Premiumを使用する場合には、SMARTACCESS/BasicまたはSMARTACCESS/Premiumの管理を行うユーザーを次の2つのグループに所属させてください。
・ローカルコンピューター側のAdministratorsグループ
・ドメインコントローラ側のDomain Adminsグループ

42

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Premium】Active Directory管理で作成する環境設定情報で、存在しない認証デバイスを認証パターンに含めたり、存在しない認証デバイスや連携ソフトに対しての機能を指定してしまうと、Windowsが正しく起動できないことや、SMARTACCESSが正しく動作しなくなることがあります。

[対処・回答]

Active Directory管理から環境設定情報の配布を行う場合は、クライアントPCに存在しない認証デバイスや連携アプリケーションの機能を指定しないでください。
各認証デバイスで有効な機能については『リファレンスマニュアル』または『リファレンスガイド  機能編』の「付録-認証デバイスと機能対応表」をご覧ください。

43

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Premium】認証デバイスとして指紋や静脈を使用し、外部のバイオ認証装置を使用している場合に、「モバイル運用モード」で運用中にWindowsをログオフまたはシャットダウンすると、「htc.exe」の終了に関するメッセージが表示される場合があります。

[対処・回答]

パソコンの動作には問題のないメッセージです。「OK」または「すぐに終了」を選択してメッセージを閉じてください。

44

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】「管理者ウィザード」や「環境設定」→「ユーザー情報管理」→「セキュリティチップ」で表示されるWindowsアカウントの一覧に、表示されないユーザーがいます。

[対処・回答]

Windowsアカウントの一覧には、パスワードの期限が切れたユーザーは表示されません。また、Windows 7 Ultimate、Windows 7 Enterprise、Windows 7 Professional、Windows Vista Business、Windows Vista Enterprise、Windows XP ProfessinalまたはWindows XP Tablet PC Edition 2005で、パスワードの有効期限が切れたユーザーが、パスワードの変更を行った後、一覧に表示されないことがあります。
パスワードの変更は、Windowsが再起動されるまで、一覧には反映されません。パスワードの変更後にWindowsの再起動を行ってください。
これらの一覧には、パスワードの期限が切れたユーザーは表示されません。
また、パスワードの有効期限が切れたユーザーがパスワードの変更を行った場合も、Windowsを再起動するまでは一覧に表示されません。パスワードの変更後にWindowsの再起動を行ってください。

45

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】「ユーザー情報設定」を起動するなどしてSMARTACCESSの認証画面を表示しているとき、【Ctrl】+【Alt】+【Delete】キーを押しセキュリティ画面に移行した後、再びWindowsデスクトップ画面に戻ると、SMARTACCESSの認証画面が消去されます。

[対処・回答]

Windows 7/Windows Vistaの場合、認証画面を表示中に【Ctrl】+【Alt】+【Delete】キーを押すと、認証画面が取り消されます。お手数ですが、再度実施した操作を行ってください。

46

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】スマートカードを頻繁に抜き差ししていると、まれに「テープがテープドライブにセットされていません。」というエラーが表示されることがあります。

[対処・回答]

スマートカードへのアクセス中にカードを抜き差しした場合に、このエラーが表示されることがあります。
このエラーが表示された場合は、メッセージを閉じてから再度カードを操作してください。
なお、不必要なカードの抜き差しを行うと、データの書き込み中にカードを抜いてしまうなど、カード内のデータ破損やシステム破損を起こす原因となることがあります。必要のない場面でのカードの抜き差しは避けてお使いください。

47

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】「ログオン情報の自動登録」が「する」に設定されている場合、Windowsログオンするときにログオン情報の登録画面が表示されますが、そのときの条件によって予期せぬ動作が発生することがあります。

[対処・回答]

認証デバイスへのログオン情報登録時に表示される「デバイス認証」ウィンドウは、Windowsログオン時に表示される「Windowsログオン認証」ウィンドウと非常によく似ているためWindowsへのログオン自体の可否と誤解される可能性があります。
ログオン時にログオン情報を自動登録する場合は、処理をキャンセルしないでください。次回ログオン時も再入力することになり、セキュリティ上好ましくありません。
また、パスワードの変更時に認証デバイスへのログオン情報の登録をキャンセルすると認証デバイスに記録されたパスワードが更新されず「SMARTACCESSでのWindowsへのログオンができなくなる」「パスワード変更ができなくなる」などのトラブルの原因となりますのでご注意ください。

48

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】TabletPCのログオン画面に標準で表示されているスクリーンキーボードで、SMARTACCESSの認証画面に入力することができません。

[対処・回答]

ログオン画面の左下にある「コンピュータの簡単操作 - スクリーンキーボード」で表示されるスクリーンキーボードをご使用ください。

49

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】スクリーンセーバーの動作中、またはスリープ、休止状態でカードリーダー/ライターを抜き取ると、「パスワードによる保護」の設定に関係なく「カードリーダ/ライタ抜き取り時の動作」が行われます。

[対処・回答]

「カードリーダ/ライタ抜き取り時の動作」が設定されている場合は、スクリーンセーバーの動作中やスリープ、休止状態でカードリーダー/ライターを抜き取らないようにしてください。
なお、抜き取ってしまった場合は、そのまま「カードリーダ/ライタ抜き取り時の動作」が完了するまでお待ちください。

50

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】Windowsのパスワード変更に失敗した場合、ログオンできなくなることがあります。

[対処・回答]

Windowsのパスワード変更に失敗した場合、パスワード変更の処理が完了しデスクトップに戻るまで、カードを抜き取らないでください。
カードを抜き差ししてカード内の情報の書き込みに失敗した場合は、パスワードの不整合が起きている可能性があります。「ユーザー情報設定」を起動して、カード内のWindows情報のパスワードを変更前のパスワードに設定してください。
万が一、パスワードがわからない場合は管理者に連絡してください。

51

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】スリープまたはスタンバイからレジュームするときの認証画面で、1文字目の入力直後またはポインターの移動時に、入力画面が一度閉じてから再表示されることがあります。

[対処・回答]

Windowsの設定で「スリープ解除時のパスワード保護」を「パスワードを必要とする」に設定した状態で、SMARTACCESSがユーザーキーパスワードまたはPIN入力による認証画面を表示した場合に発生することがあります。
本現象が発生した場合は、再表示された認証画面で認証を行ってください。以降の動作には影響ありません。

52

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】ユーザー名が20字を超える(21字以上の)ユーザーは、ログオンやロック解除、パスワード変更に失敗することがあります。

[対処・回答]

SMARTACCESSは、ユーザー名が20字を超える(21字以上の)ユーザーに対して正しく動作しません。
ただし、次のように操作すると、ログオンやロック解除を行えるようになります。
・Windows 7/Windows Vistaの場合
ユーザー情報設定などでログオン情報を登録するときに、登録するドメイン名の形式をWindows Server 2003のものにしてください。また、ログオン、ロック解除、パスワード変更を行うときには、ドメインサーバーに接続した環境で行ってください。
・Windows XPの場合
ユーザー情報設定などでログオン情報を登録するときに、ドメイン名の欄にログオン先のドメインを登録せず、ユーザー名を「<ユーザー名>@<ドメイン名>」という書式(ユーザープリンシパル名)で登録してください。登録するドメイン名の形式は、Windows Server 2003のものにしてください。

53

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】アプリケーションログオンを実行中に「ユーザー情報設定」や「環境設定」などのツールを起動すると、ツールがマウスやキーボード入力を受け付けることができず応答なし状態になることがあります。

[対処・回答]

アプリケーションログオンをしている間は、「ユーザー情報設定」や「環境設定」などのツールを起動しないようにしてください。
ツールを起動して応答なし状態になった場合には、先にアプリケーションログオンの認証をしてログオンを完了させるか、あるいは表示中の認証画面を閉じてください。

54

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】アプリケーションログオンを実行中にカードを抜き取った場合、カードをセットしても抜き取り時の動作を解除できず、応答無しになったりロックを解除できないことがあります。

[対処・回答]

アプリケーションログオンを行っている間は、カードの抜き取りは行わないようにしてください。
もし、抜き取ってカードをセットしても反応しなくなってしまった場合は【Ctrl】+【Alt】+【Delete】キーを押してセキュリティ画面へ移動し、一度ログオフを行ってください。

55

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】「ユーザー情報設定」を起動し、認証画面が表示される前に【Windows】+【L】キーを押すと、「コンピュータをロックしています…」のままロック状態に移行しないことがあります。

[対処・回答]

「ユーザー情報設定」を起動後にコンピューターのロックを行う場合には、認証画面が表示されたのを確認してから、コンピューターのロックを行ってください。
なお、コンピューターのロックを行うと、その直前までにSMARTACCESSの認証画面が表示されていた場合には、認証画面を自動的に閉じます。

56

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】セキュリティチップの復元に失敗することがあります。

[対処・回答]

自動バックアップファイル(初期設定ではSPSystemBackup.xml)と復元用トークンファイル(初期設定ではSPEmRecToken.xml)の格納場所を移動する場合は、自動バックアップファイルと復元用トークンファイルと同じ場所にある「SPSystemBackup」フォルダも移動してください。また、「SPSystemBackup」フォルダは自動バックアップファイルと同じ場所に設置してください。

57

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic】デスクトップ上で認証画面表示中に【Ctrl】+【Alt】+【Delete】キーを押してセキュリティ画面に移行後、ロックやパスワード変更をクリックすると処理が停止することがあります。

[対処・回答]

デスクトップ上でSMARTACCESSの認証画面を表示中に【Ctrl】+【Alt】+【Delete】キーを押してセキュリティ画面に移行しないようにしてください。セキュリティ画面に移行する場合には、先に認証画面を閉じてから【Ctrl】+【Alt】+【Delete】キーを押すか、「スタート」メニューからロックを選択するなど、セキュリティ画面を経由しないで行ってください。
認証画面表示中にセキュリティ画面に移行してしまった場合には、「キャンセル」をクリックしてデスクトップに戻るようにしてください。

58

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】カードのポーリング動作(カードの抜き取り/挿入状態の監視)が再開されないことがあります。

[対処・回答]

カードのポーリング動作(カードの抜き取り/挿入状態の監視)を行っている場合は、カードを抜き取り/挿入後、設定した処理が実行されることを確認してから席を離れるようにしてください。
設定した動作が行われない場合は、【Ctrl】+【Alt】+【Delete】キーを押してセキュリティ画面に移行後、「キャンセル」をクリックまたは【ESC】キーを押してデスクトップに戻ってください。

59

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】スマートカード証明書を使用してログオンしている場合は、Windowsパスワードの変更は行えません。

[対処・回答]

Windowsパスワードの変更を行う場合は、ログオンにスマートカード証明書を使用せず、ユーザー名、パスワードを入力してログオン後、パスワードを変更してください。

60

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】「Windowsメール」で、暗号化されているメールを選択してもスマートカードの要求画面が表示されずに、「メッセージの暗号を解読できませんでした」と表示される場合があります。

[対処・回答]

スマートカードをリーダー/ライターに挿入後、メールを選択してください。

61

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】「管理者ウィザード」を使用してSMARTACCESSアカウントを登録する場合に、「原因不明のエラー」が発生したり、正しく登録できなかったりします。

[対処・回答]

原則として、各SMARTACCESSアカウントのパスワードはセキュリティのため、異なるパスワードを設定してください。
「管理者ウィザード」をお使いになるときには、一時的に「SMARTACCESSによるWindowsログオン」を「しない」に設定するか、「ログオンの認証回避」を行ってWindowsへログオンしてください。

62

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】Windowsのログオン時やロック解除時に、認証パターンの切り換えや、キー操作による強制ログオフを行えません。

[対処・回答]

この現象は「ログオンの認証回避」を「しない」に設定している場合に発生します。「ログオンの認証回避」を「する」に設定することで「認証パターンの切り換え」や「キー操作による強制ログオフ」ができるようになります。
・Windows 7/Windows Vistaをお使いの場合
次の手順で任意のユーザーを強制ログオフさせることができます。
1.コンピュータがロックされている場合には「ユーザーの切り替え」をクリックします。
「ユーザーの切り替え」はSMARTACCESSの認証画面に隠れていることがあります。
2.強制ログオフさせたいユーザーとは別の管理者ユーザーでWindowsへログオンします。
3.タスクマネージャーの「プロセス」タブでクリックし、「すべてのユーザーのプロセスを表示」をクリックします。
ここで「ユーザーアカウント制御」ウィンドウが表示された場合、「はい」または「続行」をクリックします。
4.タスクマネージャの「ユーザー」タブをクリックし強制ログオフ対象を行うユーザーを選択してから、「ログオフ」をクリックします。
・Windows XPをお使いの場合
「ログオンの認証回避」を「しない」に設定している場合でも、「コントロールパネル(クラシック表示)」→「管理ツール」→「ローカルセキュリティポリシー」→「ローカルポリシー」→「セキュリティオプション」→「対話型ログオン: Ctrl+Alt+Delを必要としない」を無効に設定すると、「Windowsへようこそ」または「コンピュータのロック」の画面では「認証パターンの切り換え」や「キー操作による強制ログオフ」をすることができます。

63

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】SMARTACCESSの入力画面やエラーメッセージが他の画面の後ろに隠れて表示されることがあります。

[対処・回答]

本現象が発生した場合は、クリック操作や【ALT】+【TAB】キーを使用して、隠れている入力画面やエラーメッセージを最前面に表示させてください。

64

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】SMARTACCESS/BasicまたはSMARTACCESS/Premiumのアプリケーションログオン設定にてパスワード入力画面の登録を行った後、登録したアプリケーションを起動しても正常にID、パスワードの入力、または「OK」ボタンのクリックなどが正常に行われず、処理が進まなくてログオンできないことがあります。また、「パスワード入力画面登録ツール」の「入力エミュレートの確認」画面からの入力エミュレートと、実際のアプリケーションログオンとで動作が異なる場合があります。

[対処・回答]

パスワード入力画面を登録した後に、アプリケーションログオン機能が利用可能かを、必ず事前に実際のアプリケーションログオン機能でお使いになり、充分に確認してください。
アプリケーションログオン設定にてパスワード入力画面の登録を行うとき、ID、パスワード入力欄、または「OK」ボタンの指定を間違って登録した可能性があります。この場合は、登録した情報をいったん削除し、再度正しく設定し直してください。
アプリケーションによってはユーザIDなどを入力するまではパスワード入力欄が入力できないように設計されているものがあります。このようなアプリケーションに自動入力を設定した場合、SMARTACCESS/BasicまたはSMARTACCESS/Premiumのパスワード自動入力が利用できない場合があります。この場合は、パスワード入力欄や「OK」にはアプリケーションログオン機能を使わず、手動で入力してください。

65

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】SMARTACCESS/BasicまたはSMARTACCESS/Premiumにて、パスワード入力画面がWebページや、Webページ上に表示されているJavaアプレットまたはActiveXを使用したパスワード入力画面のとき、アプリケーションログオンが正常に動作せずログオンに失敗する場合があります。

[対処・回答]

・「Internet Explorer」から反応が返るまで待つか、あるいは画面保護をしない設定にしてください。
・参照先のURLをインターネットオプションで「信頼済みサイト」として登録しておく必要があります。
・パスワード入力画面を表示するとInternet Explorerがセキュリティ警告を表示する場合には、あらかじめ以下の手順でセキュリティ警告が表示されないよう設定してください。ただしセキュリティに問題があるようなサイトに対してのログオンは行わないでください。そのサイトが信頼できると確認できた場合に限るようにしてください。
1.「コントロールパネル」や「スタート」メニューから「インターネットのプロパティ」を表示します。
2.「セキュリティ」タブをクリックします。
3.「信頼済みサイト」をクリックします。
4.「サイト」をクリックし、「信頼済みサイト」を表示します。
5.「次のWebサイトをゾーンに追加する」にパスワード入力画面のURLを入力し、「追加」をクリックします。URLが「http://」で始まる場合には「このゾーンのサイトにはすべてサーバーの確認(https:)を必要とする」のチェックを一時的に外してからURLを入力します。
6.「OK」をクリックし、「信頼済みサイト」を閉じます。
7.「OK」をクリックし、「インターネットのプロパティ」を閉じます。
セキュリティポリシーにより上記設定が行えない場合には、環境設定で「ログオン認証」の「操作保護:しない」および「シングルサインオン:しない」と設定するか、対象となるパスワード入力画面のアプリケーションログオン情報を削除するなどして運用してください。

66

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】カードのポーリング動作のうち「キーボード/マウス操作のみ禁止する」が常にグレー表示になっていて選択することができません。

[対処・回答]

『リファレンスガイド』または「必ずお読みください.txt」に記載されているとおり、Windows 7/Windows Vistaの場合では「キーボード/マウス操作のみ禁止する」設定は使用できません。「コンピュータをロックする」など他の設定をお使いください。

67

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】セキュリティチップによるWindows暗号化ファイルシステム(EFS)の鍵の保護を使用していたのに、暗号化したファイルがセキュリティチップのユーザーキーパスワードなしで復号化する(開ける)ようになってしまう場合があります。

[対処・回答]

セキュリティチップが無効の状態でEFS暗号化を行うと、Windowsが新しい暗号鍵を自動的に生成・設定をしてしまうため、それ以降の暗号化はセキュリティチップで保護されなくなります。
次の手順でEFSの暗号鍵を再設定してください。
1.BIOS設定画面でセキュリティチップが「使用する」[注]に設定されていることを確認します。
注:一部機種では「使用する」または「有効かつ使用可」に設定されていることを確認してください。
2.SMARTACCESSの「環境設定」を起動します。
3.「設定項目一覧」から「ユーザー情報管理」→「セキュリティチップ」を選択します。
4.「Windows アカウント情報」から暗号化機能を使用するユーザーを選択して、「初期化」をクリックします。
5.「ユーザー初期化ウィザード」が起動します。「次へ」をクリックします。
6.「Security Platform 機能」一覧より、「暗号化ファイルシステム(EFS)によるファイルとフォルダの暗号化」機能をチェックし「次へ」をクリックします。
7.リスト上の証明書を確認して「次へ」をクリック(複数の証明書を生成していない限りは選択し直す必要はありません)します。
Windows 7/Windows Vistaの場合、ユーザーキーパスワードの入力が要求されます。パスワードを入力して「OK」をクリックしてください。
8.「Security Platform証明書を使用するように、EFSを設定する。」と表示されていることを確認し、「次へ」をクリックします。
9.「完了」をクリックし、ウィザードを終了します。
「環境設定」に戻りますので、適宜、「環境設定」を終了してください。

68

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】セキュリティチップによるWindows暗号化ファイルシステム(EFS)の鍵の保護を使用している場合に、暗号化したファイルを開こうとすると、ユーザーキーパスワードが要求されず、「アクセスが拒否されました。」とメッセージが表示されることがあります。

[対処・回答]

セキュリティチップが使用できない状態になっている可能性があります。BIOSセットアップでセキュリティチップが「使用する」[注]に設定されていることを確認してください。
注:一部機種では「使用する」または「有効かつ使用可」に設定されていることを確認してください。

69

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】「SMARTACCESSよるWindowsログオン」を使用するに設定し、Windowsログオン時にスマートカードを挿したままの(PIN入力画面が表示されている)状態でスタンバイまたはスリープにすると、レジューム後のPIN入力でカードエラーが発生します。

[対処・回答]

スマートカードのPIN入力画面表示中にコンピュータがスタンバイまたはスリープになり、レジューム後に正しいPINを入力したにも関わらず次のエラーメッセージが表示されることがあります。これは故障ではありません。エラーメッセージが表示された場合には、「OK」ボタンをクリック後、再表示されるPIN入力画面で正しいPINを入力し直すことで処理を継続することができます。
メッセージはSMARTACCESSの版数によって次のとおりです。
【SMARTACCESS/Basic V1.1L31A/V2.0L20A以前、SMARTACCESS/Premium V1.1L30/V2.0L10以前】
・Windows 7/Windows Vistaの場合:カードアクセスエラーが発生しました。操作をもう一度やり直してください。
・Windows XPの場合:処理途中でカードが抜き取られました。処理を中断します。
【SMARTACCESS/Basic V1.1L31C/V2.0L31C以後、SMARTACCESS/Premium V1.1L40/V2.0L20以後】
・Windows 7/Windows Vistaの場合:カードアクセスエラーが発生しました。操作をもう一度やり直してください。
・Windows XPの場合:カードアクセスエラーが発生しました。操作をもう一度やり直してください。

70

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】Windowsユーザー名を変更すると、SMARTACCESSによるWindowsログオン時に変更したユーザーでログオンできなくなったり、「管理者ウィザード」でアカウントを追加するときに同じユーザー名のWindowsユーザーが複数作成されることがあります。

[対処・回答]

すでに存在するWindowsのユーザー名を後から変更しないようにしてください。もし変更してしまった場合は、作成時のユーザー名に戻してください。
ユーザー名を変更したい場合は、一度Windowsユーザーを削除してから、新たにWindowsユーザーを作成してください。

71

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Premium V2.0L10以降】外付けFeliCa対応リーダー/ライター(FeliCaポート)を取り外すと、それ以後FeliCa対応リーダー/ライター(FeliCaポート)が使用できなくなり、FeliCaカードによる認証が正常に行えません。

[対処・回答]

外付けFeliCa対応リーダー/ライター(FeliCaポート)を取り外さないでください。もし取り外してしまった場合は、Windowsを再起動してください。

72

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Premium V1.1L40B/V2.0L20B】「環境設定」の画面が表示されるまでに時間がかかります。

[対処・回答]

「環境設定」の画面が表示されるまで時間がかかります。動作に支障はありませんので、そのままお使いください。

73

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】CLEARSURE対応機種では、指紋およびスマートカードによるBIOS パスワード認証機能は、お使いになれません。

[対処・回答]

CLEARSURE対応機種は、指紋およびスマートカードによるBIOS パスワード認証機能に対応していないため、本パソコンに指紋センサーやスマートカード読取装置が搭載されていても設定することができません。
カタログ、ドライバーズディスクのSABasicフォルダの「必ずお読みください.txt」に記載しています。

74

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Premium V3.0L10】「Internet Explorer 8」をお使いの場合、SMARTACCESSがインストールされている環境で「Secure Login Box Utility」が起動できないことがあります。

[対処・回答]

SMARTACCESSがインストールされている環境で、「Internet Explorer 8」を使用して「Secure Login Box Utility」を起動するには、次の設定を行ってください。
1.「Internet Explorer」を起動します。
2.「ツール」メニュー→「インターネット オプション」をクリックします。
「インターネット オプション」ウィンドウが表示されます。
3.「セキュリティ」タブをクリックします。
4.「信頼済みサイト」をクリックします。
5.「サイト」をクリックします。
6.「この Web サイトをゾーンに追加する」へSecure Login Boxのアドレスを入力して「追加」をクリックします。
7.「Web サイト」の一覧へ追加された内容が正しいことを確認します。
8.「閉じる」をクリックします。
9.「保護モードを有効にする」のチェックを外します。
10.「OK」をクリックします。

75

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】SMARTACCESSがインストールされている環境で、「Internet Explorer 8」を使用してBasic認証を行うWebサイトへアクセスすると「Windows セキュリティ」のメッセージが表示される場合があります。
<メッセージ詳細>
ウィンドウタイトル:Windows セキュリティ
メッセージ:<URLまたはIPアドレス> には、ユーザー名とパスワードが必要です。
資格情報のタイルを検索中

[対処・回答]

「Windows セキュリティ」のメッセージが表示された場合は、次の手順で該当のWebサイトを信頼済みサイトへ追加してください。
なお、信頼できないWebサイトは、信頼済みサイトへの登録は行わないでください。Webサイトへアクセスするときに低いセキュリティでアクセスするため、セキュリティのリスクが発生します。
1.「Internet Explorer」をいったん終了します。
2.「Internet Explorer」を起動します。
3.「ツール」メニュー→「インターネット オプション」をクリックします。
「インターネット オプション」ウィンドウが表示されます。
4.「セキュリティ」タブをクリックします。
5.「信頼済みサイト」をクリックします。
6.「サイト」をクリックします。
7.「この Web サイトをゾーンに追加する」へ該当のWebサイトのURLまたは、IPアドレスを入力して「追加」をクリックします。
8.「Web サイト」の一覧へ追加された内容が正しいことを確認します。
9.「閉じる」をクリックします。
10.「保護モードを有効にする」のチェックを外します。
11.「OK」をクリックします。

76

[現象・質問]

【カスタムメイドでExpressCard/54 対応 スマートカード リーダー/ライター選択時のみ】スマートカードをセットするときの注意事項です。

[対処・回答]

スマートカード リーダー/ライターにスマートカードをセットするときは、必ずカードの挿入口とスマートカードの向きを確認し、ゆっくり確実にセットしてください。挿入口からずれた状態でスマートカードを押し込んだり、スマートカードを勢いよく挿入したりすると、スマートカードやスマートカード リーダー/ライター、パソコン本体を破損するおそれがあります。

77

[現象・質問]

「富士通ハードウェア診断ツール」についての留意事項です。

[対処・回答]

「富士通ハードウェア診断ツール」でCD/DVDドライブの診断を行う場合、音楽CDや映画などのDVDを使用すると、正しい診断が行われません。
CD-ROM、DVD-ROM、またはリカバリ用に作成した「ドライバーズディスク」や「リカバリデータディスク」をお使いください。

78

[現象・質問]

「プログラム互換性アシスタント」が表示された場合の注意事項です。

[対処・回答]

「プログラム互換性アシスタント」は、プログラムがWindows 7に対応していない場合に表示されます。
お客様ご自身の判断により、画面の内容の指示に従ってください。
画面の指示に従うことで、Windowsが自動的に問題を回避し、プログラムの実行やインストールを正常に完了します。

79

[現象・質問]

カスタムテキストサイズ(DPI)を150%以上に設定すると、ウィンドウなどに「保存」や「キャンセル」のボタンが表示されない場合があります。

[対処・回答]

Windowsの仕様です。次の手順に従って、カスタムテキストサイズ(DPI)を125%以下に設定してください。
1.「スタート」ボタン→「コントロールパネル」をクリックします。
2.「デスクトップのカスタマイズ」をクリックします。
3.「ディスプレイ」をクリックします。
4.画面左側の「カスタムテキストサイズの設定(DPI)」をクリックします。
5.「標準サイズに対してこの割合で大きさを変える」を「125%」以下に設定します。
6.「OK」をクリックします。
7.「適用」をクリックします。
8.「今すぐログオフ」をクリックします。

80

[現象・質問]

ディスクデフラグツールで、Windowsから見えない領域が表示されます。

[対処・回答]

Windowsの仕様です。
Windowsの動作に問題はありませんので、そのままお使いください。

81

[現象・質問]

システムのシャットダウン時に「Task Host Window」が表示されることがあります。

[対処・回答]

システムのシャットダウン時に「Task Host Windows」が表示されてからシャットダウンされます。シャットダウン処理自体は正常に終了しており、システム上の問題はありません。そのままお使いください。

82

[現象・質問]

「Microsoft IME」の言語バーをタスクバーに格納した環境で、【Fn】+【F3】キーを押しても、ミュートが使用できないことがあります。

[対処・回答]

キーボードの操作でミュートできない場合は、次の手順でミュートを設定してください。この現象はWindowsの仕様であり、パソコンの問題ではありません。
1.画面右下の通知領域にある「音量」アイコンをクリックします。
2.「ミュート」アイコンをクリックします。
「ミュート」アイコンを再度クリックすると、ミュートの設定を解除します。

83

[現象・質問]

システムのイベントログに「イベントID:512 ソース: Microsoft-Windows-PrintService」のエラーが表示された場合の注意事項です。

[対処・回答]

この現象は、Windowsのセットアップ後に発生することがあります。このイベントログが記録されることによるシステム上の問題はありません。そのままお使いください。

84

[現象・質問]

システムのイベントログに「イベントID:11 ソース: Disk」のエラーが表示された場合の注意事項です、

[対処・回答]

この現象は、外部接続デバイス(例えばUSBメモリーなど)を初回接続時、OSモジュール間のタイミングによって発生することがあります。このイベントログが記録されることによるシステム上の問題はありません。そのままお使いください。

85

[現象・質問]

アプリケーションのイベントログに「イベントID:215 ソース:ESENT」のエラーが表示された場合の注意事項です。

[対処・回答]

この現象は、「Windows Live メール」がインストールされた環境で発生します。新規ユーザーアカウントを作成後、作成したユーザーアカウントでログオンするとイベントログに表示されます。
ログオン前に、まだ存在していないフォルダー内の「Windows Live メール」のデータをバックアップしようとして発生するエラーです。動作には問題ありませんので、そのままお使いください。

86

[現象・質問]

アプリケーションのイベントログに「イベントID:8194 ソース:VSS」のエラーが表示された場合の注意事項です。

[対処・回答]

「InstallShield」により作成された「Setup.exe」を使用して、インストールやアンインストールを行うとイベントログに記録されます。このイベントログが記録されることによるシステム上の問題はありません。そのままお使いください。

87

[現象・質問]

ユーザー名(アカウント名)の付け方についての注意事項です。

[対処・回答]

ユーザー名(アカウント名)を入力するときは、次のことにご注意ください。
・12文字を超える長さにしたり、ピリオドまたはスペースだけで構成したりすることはできません。
・「/ / " [ ] : | < > + = ; , ? * 」の各文字を使用しないでください。ユーザー名にこのような文字を含めると、「別の名前を入力してください」というエラーが表示されます。
・「@」を使用しないでください。特に、ユーザー名の先頭または最後に入力しないでください。
Windowsのセットアップ時に「@」の付いたユーザー名を入力すると、ログオンできない状況になる可能性があります。この場合は、パソコンをシャットダウンし、添付のマニュアル『取扱説明書』に従って、パソコンのリカバリを行ってください。

88

[現象・質問]

カスタムテキストサイズ(DPI)を既定以外の値に設定し、再度既定値に戻した場合、文字が小さくなる場合があります。

[対処・回答]

この現象が発生した場合は、次の手順でテーマを変更してください。
1.デスクトップ画面で右クリックし、「個人設定」をクリックします。
2.「Aeroテーマ」から、「Windows 7」を選択します。
3.「インストールされているテーマ(1)」の「富士通」を選択します。

89

[現象・質問]

システム情報のシステム評価に「システムの評価を利用できません」と表示される場合があります。

[対処・回答]

システム評価は、「Windowsのセットアップ」完了後にシステムがアイドル状態になっている間に実行されます。もしシステム評価が実行されていない場合は、次の手順で実行してください。
1.「スタート」ボタン→「コンピュータ」を右クリックします。
2.「プロパティ」をクリックし、「システム」の画面で「システムの評価を利用できません。」をクリックします。
3.「このコンピューターの評価」をクリックします。

90

[現象・質問]

「Tablet PC設定」内にある「ボタン」タブの画面が正常に表示されません。

[対処・回答]

「スタート」ボタン→「コントロールパネル」→「ハードウェアとサウンド」→「Tablet PC設定」の順にクリックして表示される「ボタン」タブ画面が正常に表示されないことがあります。これはWindowsの仕様で、画面内にあるボタンの動作などには影響がありません。そのままお使いください。

91

[現象・質問]

「電源設定」の「カバーを閉じたときの動作」で「シャットダウン」を設定し、未保存のファイルがある状態で液晶ディスプレイの開閉をした場合、画面の表示に時間がかかることがあります。

[対処・回答]

画面が表示されるまでに1分以上かかる場合があります。1分たっても表示されない場合は、【Fn】+【F10】キーを押してください。

92

[現象・質問]

「電源オプション」で「省電力」のプランが選択されているときの注意事項です。

[対処・回答]

「電源オプション」で「省電力」のプランが選択されていると、「電源ボタンとカバー」(「プラン設定の変更」→「詳細な電源設定の変更」をクリックする)で設定を変更しても、「カバーを閉じたときの動作の選択」(「電源オプション」画面左側)での表示に、設定の変更が反映されないことがあります。
このときは、次の手順で設定を変更すると、「カバーを閉じたときの動作の選択」での表示が変更されます。
1.「スタート」ボタン→「コントロールパネル」→「ハードウェアとサウンド」→「電源オプション」の順にクリックします。
2.「電源オプション」画面左側にある「カバーを閉じたときの動作の選択」で設定を変更します。
3.「変更の保存」をクリックします。

93

[現象・質問]

Windowsのセットアップ後すぐに「電源オプション」で設定を変更したときの注意事項です。

[対処・回答]

Windowsのセットアップ後、すぐに「電源オプション」で「ディスプレイを暗くする」や「ディスプレイの電源を切る」の設定を「なし」に変更しても、そのあと操作をしないと、ディスプレイの電源が切れたり、暗くなったりするなど正しく動作しないことがあります。
この現象は、Windowsのセットアップ直後で、パフォーマンス情報を取得できていない場合に発生します。Windowsのセットアップ後、約30分間パソコンを使用することでパフォーマンス情報を取得できます。すぐにパフォーマンス情報を取得したい場合は、次の手順で取得してください。
1.「スタート」ボタン→「コントロールパネル」→「システムとセキュリティ」→「システム」の順にクリックします。
2.「評価」の「システムの評価を利用できません」をクリックします。
3.「パフォーマンスの情報とツール」画面で「このコンピューターの評価」をクリックします。

94

[現象・質問]

外部ディスプレイを接続し、「外部ディスプレイのみ」に表示する設定をした状態で、液晶ディスプレイの閉開を行うと、設定が元に戻る場合があります。

[対処・回答]

モニターの設定が元の状態に戻っている場合は、次の手順で設定変更を行ってください。
1.【Windows】+【P】キーを押します。
2.各種設定が表示されますので、お使いの環境に合わせて、表示方法を選択します。
外部ディスプレイのみに表示させる場合は、「プロジェクターのみ」を選択します。

95

[現象・質問]

トラブルシューティングツールを使用すると電源の設定などの各設定が変更されます。

[対処・回答]

トラブルシューティングツールを使用して、各設定が変更された場合は、次の手順で変更してください。
・「電源の設定」の場合
1.「スタート」ボタンをクリックします。
2.検索ボックスに「電源オプション」と入力し、【Enter】キーを押します。
電源オプションが起動します。
3.「プラン設定の変更」をクリックします。
「プラン設定の編集」が起動します。
4.「詳細な電源設定の変更」をクリックします。
5.表示された画面で「既定のプランの復元」をクリックします。
6.「このプランの既定の設定を復元しますか?」で「はい」をクリックします。
7.「OK」ボタンをクリックします。

96

[現象・質問]

トラブルシューティングツールの「Windows Media Player DVD」を実行すると、「DVD 再生デバイスが検出されない」と表示される場合があります。

[対処・回答]

このメッセージは、トラブルシューティングツールの診断プログラムがDVDドライブに対応していないために発生しています。ドライブの問題ではありませんので、そのままお使いください。

97

[現象・質問]

「コンピューター」ウィンドウに、通常は表示されていないハードディスクドライブが表示される場合があります。

[対処・回答]

一時的に表示されるこのハードディスクドライブは、「リカバリ領域」です。
「リカバリ領域」には、ご購入時のOS(Windows 7)やソフトウェアなどのデータが格納されています。
これらのデータを変更、削除すると、「Cドライブをご購入時の状態に戻す」ためのリカバリや「リカバリデータディスク作成」、「ドライバーズディスク作成」が実行できなくなります。ファイルの変更、削除などは絶対に行わないでください。

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