お使いになる上での注意事項(法人向けパソコン)

LIFEBOOK P770/B Windows XP Professional

1

[現象・質問]

USBマウス(光学式)を使用中、マウスポインターがスムーズに動かない場合があります。

[対処・回答]

USBマウス(光学式)は、次のようなものの表面では正しく動作しない場合があります。
・鏡やガラスなど反射しやすいもの
・光沢があるもの
・濃淡のはっきりしたしま模様や柄のもの(木目調など)
・網点の印刷物など、同じパターンが連続しているもの
マウスパッドをお使いになる場合は、明るい色の無地のマウスパッドをお使いになることをお勧めします。

2

[現象・質問]

パソコンの操作を終わらせた直後に、ハードディスクからカリカリという音がすることがあります。

[対処・回答]

ハードディスクの機構上、生じる音であり問題ありません。そのままお使いください。
音がするタイミングはまちまちですが、操作を終わらせてから数秒後に発生することが多いです。なお、同様の音はパソコンを操作しているときや操作を始めた直後、また、パソコンを操作していなくても、OSや、常駐または起動しているアプリケーションなどがハードディスクにアクセスするタイミングで発生することもあります。

3

[現象・質問]

電源オプションで設定した省電力設定が、ログオン時のユーザーごとに異なります。

[対処・回答]

省電力の設定が必要な場合は、ユーザーごとに「スタート」ボタン→「コントロールパネル」→「バッテリー設定の変更」の順にクリックし、設定を行ってください。

4

[現象・質問]

CD-ROMやDVD-ROMなどのディスクの読み込みが遅くなったり、再生時に音や映像が途切れたりします。

[対処・回答]

傷のあるディスクや汚れたディスクなどを再生すると、Windowsの仕様によってドライブの転送モードが自動的にPIOモードに変更される場合があります。この場合、ドライブの転送速度が遅くなります。問題の発生したディスクを取り出し、次の設定をしてください。
1.「スタート」メニューの「コンピューター」または「マイコンピュータ」を右クリックし、「プロパティ」をクリックします。
2.画面の左に表示される「デバイスマネージャ」をクリックします。
3.「ユーザーアカウント制御」ウィンドウが表示された場合は、「はい」または「続行」をクリックします。
4.「IDE ATA/ATAPI コントローラー」をダブルクリックします。
5.2つ表示されるうち、下の「ATA  Channel 0」をダブルクリックします。
6.「詳細設定」タブをクリックし、「デバイスのプロパティ」の「DMAを有効にする」の左にチェックを付けます。
7.「OK」をクリックします。

5

[現象・質問]

USBマウスを使うこときに、内蔵ポインティングデバイスを無効にする方法の説明です。

[対処・回答]

内蔵ポインティングデバイスを無効にするには、次のように操作してください。
1.「スタート」ボタン→「コントロールパネル」の順にクリックします。
2.次の操作を行います。
・Windows 7の場合
「ハードウェアとサウンド」→「デバイスとプリンター」の「マウス」の順にクリックします。
・Windows Vistaの場合
「ハードウェアとサウンド」の「マウス」をクリックします。
・Windows XPの場合
「プリンタとその他のハードウェア」→「マウス」の順にクリックします。
3.「USBマウス接続時の動作」タブをクリックします。
4.「自動的にタッチパッドを無効にする」にチェックを付け、「OK」をクリックします。

6

[現象・質問]

液晶ディスプレイの画面の一部に、点灯しないドットや常時点灯するドットが存在する場合があります。

[対処・回答]

液晶ディスプレイは非常に精度の高い技術で作られておりますが、画面の一部に点灯しないドットや、常時点灯するドットが存在する場合があります。これらは故障ではありません。交換・返品はお受けいたしかねますのであらかじめご了承ください。

7

[現象・質問]

SDメモリーカード、SDHCカード、microSDカード、miniSDカードをお使いになるときの注意事項です。

[対処・回答]

本パソコンのSDメモリーカードスロットは、デジタルカメラなどに使われているメモリーカードを使用するためのスロットで、SDメモリーカード、SDHCカード、microSDカード、またはminiSDカードを使用することができます。なお、microSDカード、miniSDカードをご使用の場合は必ず専用のアダプターにセットしてからSDメモリーカードスロットに挿入してください。アダプターにセットせずにSDメモリーカードスロットに直接挿入すると、取り出せなくなる場合があります。

8

[現象・質問]

バッテリの運用時に、「電源オプションのプロパティ」でスリープ/スタンバイと休止状態への移行時間を両方設定した場合、設定した時間が経過しても、自動的にスリープ/スタンバイから休止状態に移行しません。

[対処・回答]

本現象は本パソコンの仕様です。ご了承ください。
スリープ/スタンバイと休止状態への移行時間を両方設定する場合は、ACアダプタをパソコン本体に接続してください。

9

[現象・質問]

パソコンの電源を切った後も残像が表示されることがあります。

[対処・回答]

液晶ディスプレイの仕様です。故障ではありません。
残像はしばらくたつと消えます。動作上問題ありません。そのままお使いください。

10

[現象・質問]

「暗号化機能付HDD」をお使いになるときの注意事項です。

[対処・回答]

BIOSセットアップでハードディスクパスワードを必ず設定してください。
「暗号化機能付HDD」は、OSやプログラムを含むハードディスク上の全データについて、書き込み時には自動的に暗号化し、読み出し時には自動的に復号化します。そのため、暗号化を意識せずにセキュリティを確保できますが、ハードディスクパスワードを設定していない場合は、ハードディスクへの不正なアクセスを防ぐことができません。
必ずハードディスクパスワードを設定してください。
なお、カスタムメイドで「暗号化機能付フラッシュメモリディスク」を選択された場合も、同様にハードディスクパスワードを設定してください。

11

[現象・質問]

【マルチディスプレイ機能サポート機種】拡張デスクトップ表示やクローン表示へ変更するときなど、表示するディスプレイを切り替えることができない場合があります。

[対処・回答]

いったん、変更先のディスプレイがサポートしている解像度へ変更してから、表示を切り替えてください。

12

[現象・質問]

システムが不安定になることがありますので、音声を再生中または録音中にスタンバイおよび休止状態にしないでください。

[対処・回答]

OSの制限事項です。

13

[現象・質問]

8ビット属性で録音すると、雑音が入る場合があります。

[対処・回答]

本パソコンの仕様です。ご了承ください。
8ビット属性で録音すると、量子化ノイズ(録音時に元の波形との誤差が大きくなることにより発生する雑音)が入る場合があります。
なお、16ビット属性で録音した場合は、雑音は入りません。

14

[現象・質問]

CDの音声を録音できません。

[対処・回答]

このパソコンはCDのアナログ再生には対応しておりません。そのため、「サウンドレコーダー」などでCDの音声を録音することはできません。
CDの音声を録音するには、「Windows Media Player」の録音機能を使用してください。

15

[現象・質問]

スタンバイ中にヘッドホンを接続してレジュームした場合、レジューム直後に内蔵スピーカーがミュートされないことがあります。

[対処・回答]

オーディオドライバーの制限事項です。ご了承ください。
なお、音声を再生中または録音中にスタンバイまたは休止状態にすると、レジューム後、システムが正常に動作しないことがあります。スタンバイまたは休止状態にする前に、音声の再生または録音を停止してください。

16

[現象・質問]

音楽データやCD、音声付のムービーなどの再生中、音飛びが発生する場合があります。

[対処・回答]

CPUの負荷が高くなるとこの現象が発生します。使用していないソフトウェアを終了させるなどして、CPUの負荷を軽くしてください。
なお、ACアダプタを接続するか、次の方法にて「電源設定」を「常にオン」にすると改善される場合があります。
「常にオン」のままご使用になると、バッテリの駆動時間が短くなることがあります。ご注意ください。
1.デスクトップで右クリックし、「プロパティ」をクリックします。
2.「スクリーン セーバー」タブをクリックし、「電源」をクリックします。
3.「電源設定」を「常にオン」に設定します。
4.「OK」をクリックします。
5.「画面のプロパティ」ウィンドウで「OK」をクリックします。

17

[現象・質問]

「Realtek HD オーディオマネージャ」の設定で省電力機能を有効にした場合の注意事項です。

[対処・回答]

「Realtek HD オーディオマネージャ」の設定で省電力機能を有効にした場合、音声ファイルの再生などが終わってから一定時間(ご購入時の設定では30秒)がたつと、マイクやライン入力の音声が直接聞こえなくなります。
故障ではありません。本パソコンの仕様です。ご了承ください。
マイクやライン入力の音声を直接聞く場合は、省電力機能を無効にしてください。

18

[現象・質問]

【無線LAN搭載機種】「Atherosクライアントユーティリティ」の使用時は、アドホック接続で12ch以上のチャンネルを、指定できません。
また、5GHz帯のアドホックで、チャンネルを指定できません。

[対処・回答]

2.4GHz帯でアドホック接続を行う場合、指定できるチャンネルは1~11chまでです。12ch以上のチャンネルで接続する場合、事前に通信相手が12ch以上のチャンネルで起動しておく必要があります。5GHz帯でアドホック接続を行う場合、チャンネルを指定する必要はありません。

19

[現象・質問]

【無線LAN搭載機種】「Atherosクライアントユーティリティ」の使用時は、「ワイヤレスネットワークの選択」画面(利用できるワイヤレスネットワーク)に、「このワイヤレス接続を構成できません」と表示されます。Windows XPの機能を使用して、ワイヤレスネットワークの設定が行えません。

[対処・回答]

本パソコンでは、ワイヤレスネットワークの設定および通信を、「Atherosクライアントユーティリティ」で行うことを推奨しております。
初期設定では、Windows XPのワイヤレスネットワーク機能(Wireless Zero Configuration)を無効にしています。
Windows XPのワイヤレスネットワーク機能(Wireless Zero Configuration)をお使いになる場合は、ドライバーに添付のinstall.txtをご覧ください。

20

[現象・質問]

【無線LAN搭載機種】「Atherosクライアントユーティリティ」を使用している場合、本パソコンを起動後、通知領域に「ネットワークドライブにアクセスできませんでした」というメッセージが表示される場合があります。

[対処・回答]

本パソコンの起動後、ネットワークドライブの再接続に失敗する場合があります。この場合は、再接続に失敗したネットワークドライブをクリックすると接続できます。

21

[現象・質問]

【無線LAN搭載機種】「Atherosクライアントユーティリティ」の使用時で、1つのプロファイルに複数のネットワーク名(SSID)を設定しても接続の切り替えができません。

[対処・回答]

ネットワーク名(SSID)を設定する場合は、「SSID1」にのみ設定してください。「SSID2」、「SSID3」は使用できませんので、設定を行わないでください。
複数のネットワークでお使いになる場合は、それぞれのネットワークに合わせたプロファイルを作成し、プロファイルを切り替えてお使いください。

22

[現象・質問]

【無線LAN搭載機種】「Atherosクライアントユーティリティ」の使用時または「Wireless Zero Configuration」の使用時に、Super AGまたはSuper Gが有効なアクセスポイントと接続した場合、「ワイヤレスネットワーク接続の状態」画面の速度が108Mbpsと表示されます。

[対処・回答]

Super AGまたはSuper Gが有効な無線LAN のアクセスポイントと接続したとき、「ワイヤレスネットワーク接続の状態」画面の速度が108Mbpsと表示される場合があります。
これは、良好な通信を行うための仕様によるものです。108Mbpsは表示上の通信速度であり、実際のデータ転送速度を示すものではありません。

23

[現象・質問]

【無線LAN搭載機種】「Atherosクライアントユーティリティ」の使用時は、複数ユーザーで使用している場合にEAP-TLSで接続できません。

[対処・回答]

EAP-TLSでは、本パソコンを複数のユーザーでお使いの場合、各ユーザーでプロファイルを作成し、ログオン後、切り替える必要があります。
なお、パソコンの起動時にアクティブになるプロファイルは、シャットダウンおよび再起動前にアクティブだったプロファイルです。

24

[現象・質問]

【無線LAN搭載機種】「Atherosクライアントユーティリティ」を使用している場合、「Atherosクライアントユーティリティ」でEAP-TLSの設定を行うときに、「信頼されたルート証明機関」に何も表示されません。

[対処・回答]

ローカルコンピューターに対して管理者権限のないユーザーで、EAP-TLSの設定を行った場合に発生します。
「ドメインログオンにマシン情報を使用する」にチェックを付け、「ユーザがログオンしていない状態でコンピュータ証明書により無線ネットワークに接続する」といった運用をするためには、そのプロファイルを使用するユーザーに、ローカルコンピューターに対する管理者権限が必要になります。

25

[現象・質問]

【無線LAN搭載機種】「Atherosクライアントユーティリティ」を使用している場合、無線LANの使用時にWEPキー、WPA-PSKで、ドメインログオンスクリプトの実行に失敗する場合があります。

[対処・回答]

無線LANへの接続が確立する前にログオン処理が行われた場合、ドメインログオンスクリプトの実行に失敗します。また、移動プロファイルが適用されない場合もあります。
ログオンプロンプトが表示された後、しばらく待ってからログオンを行ってください。

26

[現象・質問]

【無線LAN搭載機種】1ch~11chのみアドホック通信が行えます。

[対処・回答]

1ch~11chのみアドホック通信が行えます。IEEE 802.11a (J52/W52/W53/W56)でのアドホック通信は行えません。

27

[現象・質問]

【無線LAN搭載機種】「Atherosクライアントユーティリティ」を使用している場合、無線LANの使用時にPEAP(EAP-MSCHAP V2)およびEAP-TLSで、ドメインログオンスクリプトの実行に失敗する場合があります。

[対処・回答]

「Atherosクライアントユーティリティ」ではシステムログオン時にユーザー情報へ切り替えを行い、ネットワークの再接続が行われる仕様のためです。Windows XPの場合には、Windows XPのワイヤレスネットワーク機能(Wireless Zero Configuration)に切り替えることによって対応可能ですが、ネットワーク環境によっては正常にログオンスクリプトが動作しない場合があります。

28

[現象・質問]

【無線LAN搭載機種】「インテル(R) PROSet/Wireless WiFi 接続ユーティリティ」を使用している状態でブリッジ接続をすることはできません。

[対処・回答]

無線LANドライバーの設定ツール「インテル(R) PROSet/Wireless WiFi 接続ユーティリティ」から無線LANの設定を行った場合は、ブリッジ接続をすることはできません。
ブリッジ接続をお使いになる場合は、「Windows Zero Config Services」より無線LANの設定を行ってから、ブリッジ接続を行ってください。

29

[現象・質問]

【無線LAN搭載機種】Windows XPのワイヤレスLAN設定サービス「Windows Zero configuration Services」を使用してEAP-PEAPを行う場合、通信できない場合があります。

[対処・回答]

本現象が発生した場合は、「Windows Zero Configuration Services」で「コンピュータの情報が利用できるときは、コンピュータとして認識する」のチェックを外してください。

30

[現象・質問]

【無線LAN搭載機種】「インテル(R) PROSet/Wireless WiFi 接続ユーティリティ」をお使いの場合、ログオン前に無線LANに接続できないことがあります。

[対処・回答]

無線LANドライバーでは、ユーザーがコンピューターにログオンする前は、無線LANに接続できません。
無線LANへの接続は、コンピューターへのログオン後に開始されます。
ログオンする前に接続する場合は、「プログラムの追加と削除」から、「Intel(R) PROSet/Wireless」の変更を行い、「シングルサインオン」および「ログオン前接続」を有効にしてください。

31

[現象・質問]

【無線LAN搭載機種】1ch~11chのみアドホック通信が行えます。

[対処・回答]

1ch~11chのみアドホック通信が行えます。IEEE802.11a (J52/W52/W53/W56)でのアドホック通信は行えません。

32

[現象・質問]

【無線LAN搭載機種】「インテル(R) PROSet/Wireless WiFi 接続ユーティリティ」をインストールすると、イベントビューアにエラー(イベントID[5603])がカウントされる場合があります。

[対処・回答]

インストールに影響はなく、その後の動作にも問題ありませんのでそのままお使いください。

33

[現象・質問]

【無線LAN搭載機種】「インテル(R) PROSet/Wireless WiFi 接続ユーティリティ」をインストールすると、イベントビューアにエラー(イベントID[7003])がカウントされる場合があります。

[対処・回答]

インストールに影響はなく、その後の動作にも問題ありませんのでそのままお使いください。

34

[現象・質問]

【無線LAN搭載機種】スタンバイまたは休止状態からのレジューム時、まれに無線LANに再接続できない場合があります。

[対処・回答]

再接続できない場合は、ワイヤレススイッチを一度オフにし、再度オンに切り替えてください。それでも接続できない場合は、接続したときの手順で再度接続し直してください。

35

[現象・質問]

【無線LAN搭載機種】旧バージョンからの更新インストール後、「802.11a 無線オフ」機能が利用できない場合があります。

[対処・回答]

旧バージョンからの更新インストールはサポートしておりません。「802.11a 無線オフ」機能を利用する場合は、IPアドレスの設定や、「SSID」「PSK」「WEPキー(ネットワークキー)」など接続に必要な情報をバックアップしてからアンインストールをし、その後新規インストールを行ってください。

36

[現象・質問]

【無線LAN搭載機種】旧バージョンからの更新インストール後、無線LANのプロファイル情報が削除される場合があります。

[対処・回答]

旧バージョンからの更新インストールはサポートしておりません。本ドライバーを利用する場合は、IPアドレスの設定や、「SSID」「PSK」「WEP キー(ネットワークキー)」など接続に必要な情報をバックアップしてからアンインストールをし、その後新規インストールを行ってください。

37

[現象・質問]

【無線LAN搭載機種】大きなファイルのコピーに失敗する場合があります。500MBのファイルをコピーする場合、約1/300の確率で発生することがあります。

[対処・回答]

大きなファイルのコピーに失敗する場合があります。その場合は、もう一度コピーを行ってください。

38

[現象・質問]

【無線LAN搭載機種】イベントビューアに DCOMエラーが表示される場合がありますが、問題なくネットワークに接続できます。

[対処・回答]

イベントビューアのシステムに次のエラーが表示される場合がありますが、問題なくネットワークに接続できます。
ソース:DCOM
イベントID:10016
コンピュータ規定 権限の設定では、CLSID {xxxx} をもつ COMサーバーアプリケーションに対するローカルアクティブ化アクセス許可をユーザー NT AUTHORITY/NETWORK SERVICE SID (S-1-5-20) に与えることはできません。このセキュリティのアクセス許可は、コンポーネント サービス管理ツールを使って変更できます。

39

[現象・質問]

【無線LAN搭載機種】初期状態では、2.4GHz帯で40MHz帯域幅システム(HT40)は無効になっています。

[対処・回答]

2.4GHz帯で 40MHz帯域幅システム(HT40)を有効にする場合は、「デバイスマネージャー」からインテル無線LANドライバーのプロパティを表示し、「詳細設定」タブで「802.11n チャネル幅 (2.4 GHz)」の「デフォルト値使用」のチェックを外し「自動」に設定する必要があります。

40

[現象・質問]

【無線LAN搭載機種】バッテリでの運用時、通信速度が遅くなる場合があります。

[対処・回答]

バッテリでの運用時、一部のアクセスポイントで通信速度が遅くなることがあります。ACアダプタの接続時と比較して通信速度が遅くなるときは、次の手順でワイヤレスアダプタの省電力機能の設定を変更すると改善する場合があります。ただし、バッテリの駆動時間が短くなります。
1.「スタート」ボタン→「コントロールパネル」の順にクリックします。
2.「パフォーマンスとメンテナンス」→「システム」の順にクリックします。
3.「ハードウェア」タブ→「デバイス マネージャ」の順にクリックします。
4.「ネットワークアダプタ」をダブルクリックし、「Intel無線LANデバイス」をダブルクリックします。
5.「詳細設定」をクリックします。
6.「プロパティ」の「電源管理」を選択します。
7.「値」の「デフォルト値使用」のチェックを外し、バーを調整して「最大」に設定します。
8.「OK」をクリックします。
9.すべてのウィンドウを閉じます。

41

[現象・質問]

【無線LAN搭載機種】IEEE802.11nでのアドホック通信をサポートする機器と、アドホック通信ができない場合があります。

[対処・回答]

次の手順のように Intelアダプター搭載モデルを最初に起動し、その後、他の機器を接続するとアドホック通信ができるようになります。
1.アドホック通信をしたいすべての機器の電源を切ります。
2.Intelアダプター搭載モデルの電源を最初に入れ、アドホック通信を開始します。
3.アドホック通信をしたい他の機器の電源を入れ、接続します。

42

[現象・質問]

【Fn】+【F4】キーを押して内蔵ポインティングデバイスを無効にした状態でUSBマウスの抜き差しを行った場合、USBマウスの接続時に、内蔵ポインティングデバイス動作を制御する機能が正常に動作しません。

[対処・回答]

正常動作に戻すには、【Fn】+【F4】キーを押して内蔵ポインティングデバイスを有効にした状態に戻してから、再度USBマウスを抜き差ししてください。

43

[現象・質問]

指紋の登録時や指紋認証時に、指紋を入力できなくなることがあります。

[対処・回答]

指紋認証アプリケーションを使用して認証や登録などの指紋入力を行う場合は、必ず画面を確認し、指紋の入力が可能な状態になってから指紋センサーに指を置いてスライドしてください。
指紋センサーに指を触れたままの状態で指紋認証または指紋登録などの指紋の読み取り処理が開始された場合や、システムの負荷が高い状態(別のプログラムを実行しながらの指紋認証や、ユーザーの切り替え処理など)で指紋の読み取り処理が開始された場合、指紋センサーの初期化処理に時間がかかり、指紋の読み取りが可能になるまで時間がかかることがあります。指をスライドしても指紋入力画面の表示が変わらないなど、指紋の読み取りができなくなった場合には、いったん指紋センサーから指を離し、しばらく待ってからもう一度指紋の読み取り操作を行うか、または指紋の読み取り処理をキャンセルし、あらためて指紋入力画面を開いてから指紋の読み取り操作を行ってください。

44

[現象・質問]

指紋センサーで指紋認証をしようとしたときなどに、センサーに触れても反応がないようにみえます。

[対処・回答]

指紋センサーは、指が触れられていない状態が続くと節電モードに入り、次に指が置かれたことを検出するまで指紋の入力処理を停止します。この節電モードからの復帰処理にしばらく時間がかかる場合があります。
指紋の登録や認証を行うために指紋センサーに触れてもただちに反応がないときは、センサーの復帰処理がまだ完了してない状態ですので、いったん指紋センサーから指を離し、もう一度指紋センサーの操作を行ってください。

45

[現象・質問]

指紋センサーを使用していると、センサー部分が温かくなります。

[対処・回答]

指紋の登録や認証を行うときに長時間センサー部分に指を触れたまま使用し続けると、常にセンサーに通電された状態になるため、センサー周辺の温度が通常より高くなることがあります。
センサー部分が温かくなったときは、いったんセンサーから指を離してください。

46

[現象・質問]

再生するDVD-Videoによっては、コマ落ちする場合があります。

[対処・回答]

グラフィックス性能の制限であるため、再生するすべてのDVD-Videoでコマ落ちしないことは保証しておりません。ご了承ください。

47

[現象・質問]

パソコン本体の環境によっては、「WinDVD」を起動中にディスクの交換を行うと、交換したディスクを再生するまで非常に時間がかかることがあります。

[対処・回答]

ディスクの挿入時、「WinDVD」がディスクの種類や状態をチェックするため、再生開始までに時間がかかります。このような場合は、一度「WinDVD」を終了した後、ディスクを交換してから再生してください。

48

[現象・質問]

ディスプレイを接続し、DVDを再生したとき、一瞬画面が黒くなる場合があります。

[対処・回答]

画面が黒く表示されるのはDVD再生開始の一瞬だけで、その後の動作には問題ありません。そのままお使いください。

49

[現象・質問]

動画ファイルを再生すると、再生開始時に音と映像が一瞬途切れる場合があります。

[対処・回答]

音と映像が途切れるのは再生開始の一瞬だけであり、その後の再生には問題ありません。そのままお使いください。

50

[現象・質問]

外部ディスプレイの接続時、マルチディスプレイ機能でクローン表示に設定した場合、コピープロテクトされたDVDを再生できません。

[対処・回答]

COPP機能の仕様制限により、クローン表示に設定した場合にはコピープロテクトされたDVDを再生できません。

51

[現象・質問]

「Windows Media Center」に搭載されている標準のDVD再生機能が正しく動作しない場合があります。

[対処・回答]

DVDの再生には「WinDVD」を使用してください。

52

[現象・質問]

「Windows Media Player」を初期設定だけ行い、その後「WinDVD」を起動した場合、「WinDVD」でDVDを再生できない場合があります。

[対処・回答]

「Windows Media Player」を初期設定した後、一度もDVDの再生を行わない状態で「WinDVD」を起動すると、本現象が発生します。
この場合は「Windows Media Player」で一度DVDを再生してから「Windows Media Player」を終了後、「WinDVD」を起動してください。

53

[現象・質問]

「Windows Media Player」を使いDolby Digital(AC3)で録音された音声を含むDVDを再生させたとき、Dolby Digital(AC3)の音声が出ません。

[対処・回答]

Dolby Digital(AC3)で録音された音声を含むDVDを再生するには、MPEG2コーデックおよびDolby Digital(AC3)コーデックが必要になります。これらのコーデックは「WinDVD」をインストールすることによりインストールされますので、「WinDVD」でのみ正常動作を保証しています。
したがって、Dolby Digital(AC3)で録音された音声を含むDVDの再生には「Windows Media Player」ではなく「WinDVD」を使用してください。

54

[現象・質問]

「WinDVD」を使ってビデオCDを再生できません。

[対処・回答]

ビデオCDの再生には「Windows Media Player」を使用してください。

55

[現象・質問]

音声トラックがMPEGオーディオフォーマットで作成されたDVDを「WinDVD」で再生させると音声が出ません。

[対処・回答]

本現象は、「WinDVD」の仕様です。ご了承ください。ただし、Windows 7の場合は、「Windows Media Player」により、音声トラックがMPEGオーディオフォーマットで作成されたDVDを、音声も含めて再生できます。
DVDの音声トラックのフォーマットは、次の手順で確認できます。
1. 「WinDVD」を起動します。
2. 右上の「i(情報)」アイコンをクリックします。
3. 画面上に表示される「オーディオタイプ」を確認します。
この欄に「MPEGオーディオ」と表示された場合、音声を再生できません。

56

[現象・質問]

「WinDVD」、「Portshutter」、「Roxio Creator」などがインストールされた状態で、「WinDVD」をアンインストールすると、エクスプローラや他のソフトウェアからCD/DVDドライブが見えなくなる場合があります。

[対処・回答]

本現象が発生した場合は、マイクロソフト社のサポート技術情報 文書番号:982116(http://support.microsoft.com/kb/982116/ja)の「Fix itで解決する」をご覧になり、修復してください。

57

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】セキュリティチップの使用時、「SMARTACCESSによるWindowsログオン」を設定している場合、Windowsログオン時に「セキュリティチップに接続できませんでした。もう一度やりなおしてください。」と表示され、Windowsにログオンできないことがあります。

[対処・回答]

「SMARTACCESSによるWindowsログオン」を設定したままでBIOSセットアップのセキュリティチップを無効にした場合、セキュリティチップが利用できないためWindowsにログオンできなくなります。BIOSセットアップでセキュリティチップを「Disabled」にする場合は、あらかじめ「SMARTACCESSによるWindowsログオン」を解除してください。解除する前にBIOSセットアップでセキュリティチップを「Disabled」にした場合は、再起動してBIOSにてセキュリティチップを「Enabled」に設定してください。

58

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】セキュリティチップの使用時、「SMARTACCESSによるWindowsログオン」を設定している場合、Windowsログオン時に「機器構成が変更されています。登録時の構成に戻すか、または現在の構成が正しいことを確認して機器構成情報を再登録してください。」と表示されることがあります。

[対処・回答]

ハードウェアの構成や設定およびBIOSセットアップの設定を変更する必要がある場合は、あらかじめ「SMARTACCESSによるWindowsログオン」を行わない設定にしてください。
また、変更後は、Windowsを起動してSMARTACCESS/BasicまたはSMARTACCESS/Premiumの「環境設定」ツールの「機器監査」から「現在の機器構成情報の登録」でハードウェア構成を再登録してから、「SMARTACCESSによるWindowsログオン」を行う設定に戻してください。
もし、「SMARTACCESSによるWindowsログオン」を設定したままハードウェアの構成や設定およびBIOSの設定を変更した場合は、一度電源を切り、設定を元に戻してWindowsを一度起動し、Windowsへログオンせずに再起動してから、上記手順を必ず行ってください。
機器監査については、SMARTACCESS/BasicまたはSMARTACCESS/Premiumのマニュアルをご覧ください。

59

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】Windowsのログオン認証を行う他の製品やアプリケーションと、SMARTACCESS/BasicまたはSMARTACCESS/PremiumのWindowsログオン機能を併用したときに、正しく動作しない場合があります。

[対処・回答]

Windowsのログオン認証を行う他の製品やアプリケーションと、SMARTACCESS/BasicまたはSMARTACCESS/PremiumのWindowsログオン機能を併用することはできません。
SMARTACCESSをインストールする前にWindowsのログオン認証を行う他の製品やアプリケーションをアンインストールするか、またはWindowsのログオン認証を行う他の製品のログオン画面を変更しない設定にしてから、SMARTACCESS/BasicまたはSMARTACCESS/Premiumをインストールしてください。

60

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】SMARTACCESS/BasicまたはSMARTACCESS/Premiumで、USB接続の認証デバイスに初期化エラーなどが発生して、認証に失敗する場合があります。

[対処・回答]

USB接続の認証デバイスを使用する場合、接続するUSBポートを変更すると、Windowsがデバイスを正しく認識できないことがあります。
この場合は、認証デバイスを元のUSBポートに差し替えてください。

61

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】SMARTACCESS/BasicまたはSMARTACCESS/PremiumでのWindowsログオン時に、パスワードが一致しないエラーとなり、ログオンできない場合があります。

[対処・回答]

「ユーザー情報設定」からWindowsパスワードのみを違うパスワードに変更した場合、実際のWindowsパスワードと認証デバイスに登録しているWindowsパスワードが一致しなくなるため、Windowsにログオンできなくなります。
Windowsパスワードの変更は必ずWindowsのセキュリティ画面の「パスワードの変更」から行ってください。

62

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】認証デバイスが正しく動作せず、SMARTACCESS/BasicまたはSMARTACCESS/Premiumの認証ができない場合があります。

[対処・回答]

「Portshutter」を使用して認証デバイス自体を無効にすると、SMARTACCESS/BasicまたはSMARTACCESS/Premiumによる認証ができなくなることがあります。
「Portshutter」の設定を使用可能とするように設定してください。

63

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】セキュリティチップの使用時、SMARTACCESS/BasicまたはSMARTACCESS/Premiumの、バックアップデータをリストアできない場合があります。

[対処・回答]

バックアップツールの「Infineon Security Platform初期化ウィザード」を中断した場合、SMARTACCESSデータとセキュリティチップ内データの整合性が取れなくなる可能性があります。
バックアップツールの「Infineon Security Platform初期化ウィザード」では、途中でキャンセルなどは行わないようにしてください。誤ってキャンセルした場合は、再度バックアップをやり直してください。

64

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic V1.1L21以前、SMARTACCESS/Premium V1.1L21以前共通】セキュリティチップの使用時、「環境設定」→「ユーザー情報管理」→「セキュリティチップ」でログオンユーザー以外の初期化を行う場合、「現在ログオンしているユーザーには、アクセスする権限がありません。セキュリティの設定を確認してください。」というエラーメッセージが表示され、初期化に失敗することがあります。

[対処・回答]

次の設定を行ってから、ユーザーの初期化を行ってください。
1.「スタート」ボタン→「設定」→「コントロールパネル」→「管理ツール」→「ローカルセキュリティポリシー」の順にクリックします。
「ローカルセキュリティ設定」ウィンドウが表示されます。
2.「ローカルポリシー」→「ユーザー権利の割り当て」の順にクリックし、「オペレーティング システムの一部として機能」をダブルクリックします。
3.「ローカルセキュリティポリシーの設定」ウィンドウの「追加」ボタンをクリックします。
4.「ユーザーまたはグループの選択」ウィンドウから管理者ユーザーを選択し、「追加」ボタンをクリックし、「OK」ボタンをクリックします。
5.すべてのウィンドウを閉じます。
6.本パソコンを再起動します。

65

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】SMARTACCESS/BasicまたはSMARTACCESS/Premiumをアンインストール後、Windowsのパスワードが不明なためログオンできない場合があります。

[対処・回答]

SMARTACCESS/BasicまたはSMARTACCESS/Premiumをアンインストールする前に、必ず一度パスワードの自動生成をオフにした状態でWindowsにログオンし、【Ctrl】+【Alt】+【Delete】キーを押して表示されたセキュリティ画面からパスワードを変更してください。
アンインストールした後にパスワードの変更を行うには、他のWindows管理者権限をもつユーザーでログオンし、「スタート」ボタン→「コントロールパネル」→「ユーザーアカウント」でパスワードが不明なユーザーを選択し、パスワードを再設定してください。

66

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】「SMARTACCESS/Basic V1.0L10」または「SMARTACCESS/Premium V1.0L10」をインストールしている途中で止まってしまうことがあります。

[対処・回答]

「スタート」ボタン→「コントロールパネル」の順にクリックし、「プログラムの追加と削除」を表示し、インストールが行われているかをご確認ください。もしインストールされていた場合は一度アンインストールし、再度インストールを行ってください。

67

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】ドメインによって管理されているパソコンにSMARTACCESS/BasicまたはSMARTACCESS/Premiumをインストールした後、「管理者ウィザード」でユーザーの登録を行うと、エラーが発生し登録に失敗することがあります。

[対処・回答]

ドメインによって管理されているパソコン上でSMARTACCESS/BasicまたはSMARTACCESS/Premiumを使用する場合には、SMARTACCESS/BasicまたはSMARTACCESS/Premiumの管理を行うユーザーを次の2つのグループに所属させてください。
・ローカルコンピューター側のAdministratorsグループ
・ドメインコントローラ側のDomain Adminsグループ

68

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Premium】Active Directory管理で作成する環境設定情報で、存在しない認証デバイスを認証パターンに含めたり、存在しない認証デバイスや連携ソフトに対しての機能を指定してしまうと、Windowsが正しく起動できないことや、SMARTACCESSが正しく動作しなくなることがあります。

[対処・回答]

Active Directory管理から環境設定情報の配布を行う場合は、クライアントPCに存在しない認証デバイスや連携アプリケーションの機能を指定しないでください。
各認証デバイスで有効な機能については『リファレンスマニュアル』または『リファレンスガイド  機能編』の「付録-認証デバイスと機能対応表」をご覧ください。

69

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Premium】認証デバイスとして指紋や静脈を使用し、外部のバイオ認証装置を使用している場合に、「モバイル運用モード」で運用中にWindowsをログオフまたはシャットダウンすると、「htc.exe」の終了に関するメッセージが表示される場合があります。

[対処・回答]

パソコンの動作には問題のないメッセージです。「OK」または「すぐに終了」を選択してメッセージを閉じてください。

70

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】「管理者ウィザード」や「環境設定」→「ユーザー情報管理」→「セキュリティチップ」で表示されるWindowsアカウントの一覧に、表示されないユーザーがいます。

[対処・回答]

Windowsアカウントの一覧には、パスワードの期限が切れたユーザーは表示されません。また、Windows 7 Ultimate、Windows 7 Enterprise、Windows 7 Professional、Windows Vista Business、Windows Vista Enterprise、Windows XP ProfessinalまたはWindows XP Tablet PC Edition 2005で、パスワードの有効期限が切れたユーザーが、パスワードの変更を行った後、一覧に表示されないことがあります。
パスワードの変更は、Windowsが再起動されるまで、一覧には反映されません。パスワードの変更後にWindowsの再起動を行ってください。

71

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】「ユーザー情報設定」を起動するなどしてSMARTACCESSの認証画面を表示しているとき、【Ctrl】+【Alt】+【Delete】キーを押しセキュリティ画面に移行した後、再びWindowsデスクトップ画面に戻ると、SMARTACCESSの認証画面が消去されます。

[対処・回答]

Windows 7/Windows Vistaの場合、認証画面を表示中に【Ctrl】+【Alt】+【Delete】キーを押すと、認証画面が取り消されます。お手数ですが、再度実施した操作を行ってください。

72

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】スマートカードを頻繁に抜き差ししていると、まれに「テープがテープドライブにセットされていません。」というエラーが表示されることがあります。

[対処・回答]

スマートカードへのアクセス中にカードを抜き差しした場合に、このエラーが表示されることがあります。
このエラーが表示された場合は、メッセージを閉じてから再度カードを操作してください。
なお、不必要なカードの抜き差しを行うと、データの書き込み中にカードを抜いてしまうなど、カード内のデータ破損やシステム破損を起こす原因となることがあります。必要のない場面でのカードの抜き差しは避けてお使いください。

73

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】「ログオン情報の自動登録」が「する」に設定されている場合、Windowsログオンするときにログオン情報の登録画面が表示されますが、そのときの条件によって予期せぬ動作が発生することがあります。

[対処・回答]

認証デバイスへのログオン情報登録時に表示される「デバイス認証」ウィンドウは、Windowsログオン時に表示される「Windowsログオン認証」ウィンドウと非常によく似ているためWindowsへのログオン自体の可否と誤解される可能性があります。
ログオン時にログオン情報を自動登録する場合は、処理をキャンセルしないでください。次回ログオン時も再入力することになり、セキュリティ上好ましくありません。
また、パスワードの変更時に認証デバイスへのログオン情報の登録をキャンセルすると認証デバイスに記録されたパスワードが更新されず「SMARTACCESSでのWindowsへのログオンができなくなる」「パスワード変更ができなくなる」などのトラブルの原因となりますのでご注意ください。

74

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】TabletPCのログオン画面に標準で表示されているスクリーンキーボードで、SMARTACCESSの認証画面に入力することができません。

[対処・回答]

ログオン画面の左下にある「コンピュータの簡単操作 - スクリーンキーボード」で表示されるスクリーンキーボードをご使用ください。

75

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】アプリケーションログオンでログオン対象の画面を表示しているときにカードを抜き取ると、認証画面でキーボード/マウスの操作ができなくなることがあります。

[対処・回答]

アプリケーションログオン対象の画面が表示されている状態でも「カードのポーリング動作」が有効なため、設定によって本現象が発生します。
この場合は、カードをセットし直すことでキーボード/マウス操作が可能になります。

76

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】Windowsのパスワード変更に失敗した場合、ログオンできなくなることがあります。

[対処・回答]

Windowsのパスワード変更に失敗した場合、パスワード変更の処理が完了しデスクトップに戻るまで、カードを抜き取らないでください。
カードを抜き差ししてカード内の情報の書き込みに失敗した場合は、パスワードの不整合が起きている可能性があります。「ユーザー情報設定」を起動して、カード内のWindows情報のパスワードを変更前のパスワードに設定してください。
万が一、パスワードがわからない場合は管理者に連絡してください。

77

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】スリープ/スタンバイからレジュームするときの認証画面で、1文字目の入力直後またはポインターの移動時に、入力画面が一度閉じてから再表示されることがあります。

[対処・回答]

Windowsの設定で「スリープ解除時のパスワード保護」を「パスワードを必要とする」に設定した状態で、SMARTACCESSがユーザーキーパスワードまたはPIN入力による認証画面を表示した場合に発生することがあります。
本現象が発生した場合は、再表示された認証画面で認証を行ってください。以降の動作には影響ありません。

78

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】ユーザー名が20字を超える(21字以上の)ユーザーは、ログオンやロック解除、パスワード変更に失敗することがあります。

[対処・回答]

SMARTACCESSは、ユーザー名が20字を超える(21字以上の)ユーザーに対して正しく動作しません。
ただし、次のように操作すると、ログオンやロック解除を行えるようになります。
・Windows 7/Windows Vistaの場合
ユーザー情報設定などでログオン情報を登録するときに、登録するドメイン名の形式をWindows Server 2003のものにしてください。また、ログオン、ロック解除、パスワード変更を行うときには、ドメインサーバーに接続した環境で行ってください。
・Windows XPの場合
ユーザー情報設定などでログオン情報を登録するときに、ドメイン名の欄にログオン先のドメインを登録せず、ユーザー名を「<ユーザー名>@<ドメイン名>」という書式(ユーザープリンシパル名)で登録してください。登録するドメイン名の形式は、Windows Server 2003のものにしてください。

79

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】アプリケーションログオンを実行中に「ユーザー情報設定」や「環境設定」などのツールを起動すると、ツールがマウスやキーボード入力を受け付けることができず応答なし状態になることがあります。

[対処・回答]

アプリケーションログオンをしている間は、「ユーザー情報設定」や「環境設定」などのツールを起動しないようにしてください。
ツールを起動して応答なし状態になった場合には、先にアプリケーションログオンの認証をしてログオンを完了させるか、あるいは表示中の認証画面を閉じてください。

80

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】アプリケーションログオンを実行中にカードを抜き取った場合、カードをセットしても抜き取り時の動作を解除できず、応答なしになったりロックを解除できないことがあります。

[対処・回答]

アプリケーションログオンを行っている間は、カードの抜き取りは行わないようにしてください。
もし、抜き取ってカードをセットしても反応しなくなってしまった場合は【Ctrl】+【Alt】+【Delete】キーを押してセキュリティ画面へ移動し、一度ログオフを行ってください。

81

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】スタンバイやスリープ、休止状態からのレジューム後に利用ログをサーバーに転送できないことがあります。

[対処・回答]

この現象は利用ログ転送先のサーバーへの接続に失敗した場合に発生します。
サーバーに接続するためのログオンIDとパスワードが正しいものであっても、ネットワークの状態によっては接続に失敗することがあります。スタンバイやスリープ、休止状態からのレジューム時には、ネットワーク接続に時間がかかるため、この現象が発生しやすくなります。この場合には、一度ログオフしてから、再度ログオンをしてください。

82

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】FeliCa対応カードを使用している環境で、セキュリティ画面からデスクトップに戻った後に、カードをタッチしてもコンピュータのロックが行われないことがあります。

[対処・回答]

カードのタッチ中に、【Ctrl】+【Alt】+【Delete】キーを押してセキュリティ画面に移行すると、本現象が発生することがあります。カードのタッチ中には、他の操作を行わないでください。

83

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】セキュリティチップの復元に失敗することがあります。

[対処・回答]

自動バックアップファイル(初期設定ではSPSystemBackup.xml)と復元用トークンファイル(初期設定ではSPEmRecToken.xml)の格納場所を移動する場合は、自動バックアップファイルと復元用トークンファイルと同じ場所にある「SPSystemBackup」フォルダも移動してください。また、「SPSystemBackup」フォルダは自動バックアップファイルと同じ場所に設置してください。

84

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic】デスクトップ上で認証画面表示中に【Ctrl】+【Alt】+【Delete】キーを押してセキュリティ画面に移行後、ロックやパスワード変更をクリックすると処理が停止することがあります。

[対処・回答]

デスクトップ上でSMARTACCESSの認証画面を表示中に【Ctrl】+【Alt】+【Delete】キーを押してセキュリティ画面に移行しないようにしてください。セキュリティ画面に移行する場合には、先に認証画面を閉じてから【Ctrl】+【Alt】+【Delete】キーを押すか、「スタート」メニューからロックを選択するなど、セキュリティ画面を経由しないで行ってください。
認証画面表示中にセキュリティ画面に移行してしまった場合には、「キャンセル」をクリックしてデスクトップに戻るようにしてください。

85

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】「管理者ウィザード」を使用してSMARTACCESSアカウントを登録する場合に、「原因不明のエラー」が発生したり、正しく登録できなかったりします。

[対処・回答]

原則として、各SMARTACCESSアカウントのパスワードはセキュリティのため、異なるパスワードを設定してください。
「管理者ウィザード」をお使いになるときには、一時的に「SMARTACCESSによるWindowsログオン」を「しない」に設定するか、「ログオンの認証回避」を行ってWindowsへログオンしてください。

86

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】Windowsのログオン時やロック解除時に、認証パターンの切り換えや、キー操作による強制ログオフを行えません。

[対処・回答]

この現象は「ログオンの認証回避」を「しない」に設定している場合に発生します。「ログオンの認証回避」を「する」に設定することで「認証パターンの切り換え」や「キー操作による強制ログオフ」ができるようになります。
・Windows 7/Windows Vistaをお使いの場合
次の手順で任意のユーザーを強制ログオフさせることができます。
1.コンピューターがロックされている場合には「ユーザーの切り替え」をクリックします。
「ユーザーの切り替え」はSMARTACCESSの認証画面に隠れていることがあります。
2.強制ログオフさせたいユーザーとは別の管理者ユーザーでWindowsへログオンします。
3.タスクマネージャーの「プロセス」タブをクリックし、「すべてのユーザーのプロセスを表示」をクリックします。
ここで「ユーザーアカウント制御」ウィンドウが表示された場合、「はい」または「続行」をクリックします。
4.タスクマネージャーの「ユーザー」タブをクリックし強制ログオフ対象を行うユーザーを選択してから、「ログオフ」をクリックします。
・Windows XPをお使いの場合
「ログオンの認証回避」を「しない」に設定している場合でも、「コントロールパネル(クラシック表示)」→「管理ツール」→「ローカルセキュリティポリシー」→「ローカルポリシー」→「セキュリティオプション」→「対話型ログオン: Ctrl+Alt+Delを必要としない」を無効に設定すると、「Windowsへようこそ」または「コンピュータのロック」の画面では「認証パターンの切り換え」や「キー操作による強制ログオフ」をすることができます。

87

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic V1.1L30】制限ユーザーでWindowsへログオンしている間、指紋認証が正常に行えません。

[対処・回答]

この現象はWindowsに制限ユーザーでログオンしている間に指紋認証を行うと発生します。
「ユーザー情報設定」の起動時やアプリケーションログオンの指紋認証で、指紋の照合を行うと正しい指紋であっても「照合できません。登録されている指紋と一致しません。原因として次のことが考えられます。
・指が違っています。
・指紋が登録されていないユーザーです。
・ユーティリティのキャリブレーションが実行されていないか、指対応モードの設定と指が合っていません。」というエラーメッセージが表示され、照合に失敗します。
この現象が発生する場合は、Web上で公開されているアップデート版である「SMARTACCESS/Basic V1.1L30A」をインストールしてください。
V1.1L30のままでこの現象を回避するには、指紋認証画面表示中に【F10】キーを押してバイオパスワード認証画面に切り換え、バイオパスワードで認証を行ってください。
もし【F10】キーを押してもバイオパスワード認証画面に切り換わらない場合は、高セキュリティモードで運用していますので、高セキュリティモードを解除してください。
高セキュリティモードを解除するには、「環境設定」を起動して「ポリシー」→「指紋」→「認証モード」の「設定」ボタンをクリックし、「高セキュリティモードで運用」を「しない」に設定を変更してください。
なお、Windowsログオン時の指紋認証によるログオン時は管理者権限で動作しているため、どのユーザーでも指紋認証は正常に動作します。

88

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】SMARTACCESSの入力画面やエラーメッセージが他の画面の後ろに隠れて表示されることがあります。

[対処・回答]

本現象が発生した場合は、クリック操作や【ALT】+【TAB】キーを使用して、隠れている入力画面やエラーメッセージを最前面に表示させてください。

89

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】SMARTACCESS/BasicまたはSMARTACCESS/Premiumのアプリケーションログオン設定にてパスワード入力画面の登録を行った後、登録したアプリケーションを起動しても正常にID、パスワードの入力、または「OK」ボタンのクリックなどが正常に行われず、処理が進まなくてログオンできないことがあります。また、「パスワード入力画面登録ツール」の「入力エミュレートの確認」画面からの入力エミュレートと、実際のアプリケーションログオンとで動作が異なる場合があります。

[対処・回答]

パスワード入力画面を登録した後に、アプリケーションログオン機能が利用可能かを、必ず事前に実際のアプリケーションログオン機能でお使いになり、充分に確認してください。
アプリケーションログオン設定にてパスワード入力画面の登録を行うとき、ID、パスワード入力欄、または「OK」ボタンの指定を間違って登録した可能性があります。この場合は、登録した情報をいったん削除し、再度正しく設定し直してください。
アプリケーションによってはユーザIDなどを入力するまではパスワード入力欄が入力できないように設計されているものがあります。このようなアプリケーションに自動入力を設定した場合、SMARTACCESS/BasicまたはSMARTACCESS/Premiumのパスワード自動入力が利用できない場合があります。この場合は、パスワード入力欄や「OK」にはアプリケーションログオン機能を使わず、手動で入力してください。

90

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】SMARTACCESS/BasicまたはSMARTACCESS/Premiumにて、パスワード入力画面がWebページや、Webページ上に表示されているJavaアプレットまたはActiveXを使用したパスワード入力画面のとき、アプリケーションログオンが正常に動作せずログオンに失敗する場合があります。

[対処・回答]

・「Internet Explorer」から反応が返るまで待つか、あるいは画面保護をしない設定にしてください。
・参照先のURLをインターネットオプションで「信頼済みサイト」として登録しておく必要があります。
・パスワード入力画面を表示するとInternet Explorerがセキュリティ警告を表示する場合には、あらかじめ次の手順でセキュリティ警告が表示されないよう設定してください。ただしセキュリティに問題があるようなサイトに対してのログオンは行わないでください。そのサイトが信頼できると確認できた場合に限るようにしてください。
1.「コントロールパネル」や「スタート」メニューから「インターネットのプロパティ」を表示します。
2.「セキュリティ」タブをクリックします。
3.「信頼済みサイト」をクリックします。
4.「サイト」をクリックし、「信頼済みサイト」を表示します。
5.「次のWebサイトをゾーンに追加する」にパスワード入力画面のURLを入力し、「追加」をクリックします。URLが「http://」で始まる場合には「このゾーンのサイトにはすべてサーバーの確認(https:)を必要とする」のチェックを一時的に外してからURLを入力します。
6.「OK」をクリックし、「信頼済みサイト」を閉じます。
7.「OK」をクリックし、「インターネットのプロパティ」を閉じます。
セキュリティポリシーにより上記設定が行えない場合には、環境設定で「ログオン認証」の「操作保護:しない」および「シングルサインオン:しない」と設定するか、対象となるパスワード入力画面のアプリケーションログオン情報を削除するなどして運用してください。

91

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】セキュリティチップによるWindows暗号化ファイルシステム(EFS)の鍵の保護を使用していたのに、暗号化したファイルがセキュリティチップのユーザーキーパスワードなしに復号化する(開ける)ようになってしまう場合があります。

[対処・回答]

セキュリティチップが無効の状態でEFS暗号化を行うと、Windowsが新しい暗号鍵を自動的に生成・設定をしてしまうため、それ以降の暗号化はセキュリティチップで保護されなくなります。
次の手順でEFSの暗号鍵を再設定してください。
1.BIOSセットアップで、セキュリティチップが「使用する」[注]に設定されていることを確認します。
注:一部機種では「使用する」または「有効かつ使用可」に設定されていることを確認してください。
2.SMARTACCESSの「環境設定」を起動します。
3.「設定項目一覧」から「ユーザー情報管理」→「セキュリティチップ」を選択します。
4.「Windows アカウント情報」から暗号化機能を使用するユーザーを選択して、「初期化」をクリックします。
5.「ユーザー初期化ウィザード」が起動します。「次へ」をクリックします。
6.「Security Platform 機能」一覧より、「暗号化ファイルシステム(EFS)によるファイルとフォルダの暗号化」にチェックを付け、「次へ」をクリックします。
7.リスト上の証明書を確認して「次へ」をクリックします(複数の証明書を生成していない限りは選択し直す必要はありません)。
8.Windows 7/Windows Vistaの場合、ユーザーキーパスワードの入力を要求されます。パスワードを入力して「OK」をクリックします。
9.「Security Platform証明書を使用するように、EFSを設定する。」と表示されていることを確認し、「次へ」をクリックします。
10.「完了」をクリックし、ウィザードを終了します。
「環境設定」に戻りますので、適宜、「環境設定」を終了してください。

92

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】セキュリティチップによるWindows暗号化ファイルシステム(EFS)の鍵の保護を使用している場合に、暗号化したファイルを開こうとすると、ユーザーキーパスワードが要求されず、「アクセスが拒否されました。」とメッセージが表示されることがあります。

[対処・回答]

セキュリティチップが使用できない状態になっている可能性があります。BIOSセットアップでセキュリティチップが「使用する」[注]に設定されていることを確認してください。
注:一部機種では「使用する」または「有効かつ使用可」に設定されていることを確認してください。

93

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】「SMARTACCESSよるWindowsログオン」を使用するに設定し、Windowsログオン時にスマートカードを挿したままの状態(PIN入力画面が表示されている)でスタンバイまたはスリープにすると、レジューム後のPIN入力でカードエラーが発生します。

[対処・回答]

スマートカードのPIN入力画面表示中にコンピューターがスタンバイまたはスリープになり、レジューム後に正しいPINを入力したにも関わらず次のエラーメッセージが表示されることがあります。これは故障ではありません。エラーメッセージが表示された場合には、「OK」ボタンをクリック後、再表示されるPIN入力画面で正しいPINを入力し直すことで処理を継続することができます。
メッセージはSMARTACCESSの版数によって次のとおりです。
【SMARTACCESS/Basic V1.1L31A/V2.0L20A以前、SMARTACCESS/Premium V1.1L30/V2.0L10以前】
・Windows 7/Windows Vistaの場合:カードアクセスエラーが発生しました。操作をもう一度やり直してください。
・Windows XPの場合:処理途中でカードが抜き取られました。処理を中断します。
【SMARTACCESS/Basic V1.1L31C/V2.0L31C以後、SMARTACCESS/Premium V1.1L40/V2.0L20以後】
・Windows 7/Windows Vistaの場合:カードアクセスエラーが発生しました。操作をもう一度やり直してください。
・Windows XPの場合:カードアクセスエラーが発生しました。操作をもう一度やり直してください。

94

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】Windowsユーザー名を変更すると、SMARTACCESSによるWindowsログオン時に変更したユーザーでログオンできなくなったり、「管理者ウィザード」でアカウントを追加するときに同じユーザー名のWindowsユーザーが複数作成されることがあります。

[対処・回答]

すでに存在するWindowsのユーザー名を後から変更しないようにしてください。もし変更してしまった場合は、作成時のユーザー名に戻してください。
ユーザー名を変更したい場合は、一度Windowsユーザーを削除してから、新たにWindowsユーザーを作成してください。

95

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic V1.1L31C/V2.0L11C】マニュアルに記述されているマニュアルの参照先とドライバーズディスクの内容が合っていません。

[対処・回答]

本サイトに公開している『SMARTACCESSファーストステップガイド(認証デバイスをお使いになる方へ)』(マニュアルコード:B5FJ-9131-02)をご利用ください。『SMARTACCESSファーストステップガイド(認証デバイスをお使いになる方へ)』には、『リファレンスマニュアル』の正誤表が含まれています。ドライバーズディスクに同梱されている『リファレンスマニュアル』とあわせてご利用ください。
本サイトに公開しているマニュアルは、サポートページの「マニュアル」からご覧ください。

96

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Premium V1.1L40,V1.1L40A】Secure Login Boxで指紋認証を行うと、常に認証が失敗します。

[対処・回答]

この現象が発生する場合は、本サイトに公開されている「SMARTACCESS/Premium V1.1L40B」をインストールしてください。
この現象の回避方法は次のとおりです。
パスワードによる認証が許可されている場合は、指紋認証画面表示中に【F10】キーを押してユーザーパスワード認証画面に切り換え、ユーザーパスワード認証を行います。
他の認証デバイスによる認証パターンが使用できる環境であれば、指紋認証画面表示中に他の認証デバイスへの切換えキーを押して、他の認証デバイスでの認証を行います。

97

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Premium V1.1L40B/V2.0L20B】「環境設定」の画面が表示されるまでに時間がかかります。

[対処・回答]

「環境設定」の画面が表示されるまで時間がかかります。動作に支障はありません。そのままお使いください。

98

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】CLEARSURE対応モデルでは、指紋およびスマートカードによるBIOS パスワード認証機能は、お使いになれません。

[対処・回答]

CLEARSURE対応モデルは、指紋センサーやスマートカード読取装置が搭載されていても、指紋およびスマートカードによるBIOS パスワード認証機能はお使いになれません。ご了承ください。
カタログ、ドライバーズディスクのSABasicフォルダの「必ずお読みください.txt」に記載しています。

99

[現象・質問]

【セキュリティチップ搭載機種】セキュリティチップの暗号化機能を利用する場合、ご自分で作成したファイルやフォルダのみを暗号化するように注意してください。特定のフォルダやファイルを暗号化すると、Windowsの起動時に不具合が発生する場合があります。

[対処・回答]

Windowsの起動に必要なファイルや、セキュリティチップの動作に必要なファイルをセキュリティチップで暗号化してしまうと、Windowsが起動できなくなるなど、不具合が生じる場合があります。暗号化機能を利用する場合は、自分が作成したフォルダやファイルに利用するようにしてください。

100

[現象・質問]

【セキュリティチップ搭載機種】セキュリティチップのご購入時の設定は、「使用しない」または「無効および使用不可」になっています。

[対処・回答]

セキュリティチップをお使いになる場合は、BIOSセットアップの設定を「使用する」(Enabled)または「有効および使用可」(Enabled and Activated)に変更してください。詳しくは、サポートページの「マニュアル」にある『製品ガイド』をご覧ください。

101

[現象・質問]

【セキュリティチップ搭載機種】セキュリティチップをお使いになる場合は、セキュリティチップのバックアップをとってください。

[対処・回答]

修理・保守を行った場合、セキュリティチップで保護された暗号化ファイルが読めなくなることがあります。この場合に備えて、あらかじめセキュリティチップのバックアップをとってください。また、セキュリティチップに鍵を追加するなどをするとバックアップが再度必要になります。このため、バックアップは定期的に行ってください。

102

[現象・質問]

【セキュリティチップ搭載機種】セキュリティチップを使って「SMARTACCESSを利用したWindowsログオン」を使用する設定で「機器監査」をご利用になっている場合、修理をしたりハードウェアを変更したりすると、Windowsにログオンできなくなる場合があります。

[対処・回答]

機器監査については、強固なセキュリティが実現できる反面、故障状況によっては復旧がすべて行えないケースがあります。ご了承ください。

103

[現象・質問]

【セキュリティチップ搭載機種】セキュリティチップを使って「SMARTACCESSを利用したWindowsログオン」の設定を行っている場合、修理・保守をご利用になる前にこの設定を解除してください。

[対処・回答]

修理・保守を行う場合、通常ハードウェアの変更を伴うため、セキュリティチップを使った「SMARTACCESSを利用したWindowsログオン」を設定していると、Windowsにログオンできなくなる場合があります。修理・保守前に必ず解除してください。

104

[現象・質問]

【セキュリティチップ搭載機種】セキュリティチップのパスワードを入力したとき、次のメッセージが表示されセキュリティチップの機能が一時的に使えなくなることがあります。
「認証に失敗したため、Security Platformでパスワード攻撃防御が作動しています:Security Platform機能は一時的に無効になりロックされています。Security Platformを再度有効にするには、システムを再起動する必要があります。詳しい情報については、システム管理者に相談してください。」

[対処・回答]

セキュリティチップのパスワードを複数回間違えると、セキュリティチップはパスワードを破る攻撃を受けていると判断し、セキュリティチップが一時的に無効となり、攻撃に対して防御します。防御機能が有効になるとセキュリティチップを使用することができません。パソコンを再起動すると再度セキュリティチップが有効になります。再起動後に、正しいパスワードを入力してください。
なお、再起動後は1回パスワードを間違えただけで防護機能が動作します(パスワードを間違えることができる回数は、しばらくするとリセットされます。リセットされるまでの時間は間違えた回数に応じて長くなります)。

105

[現象・質問]

【カスタムメイドでExpressCard/54対応スマートカードリーダー/ライター選択時のみ】スマートカードをセットするときの注意事項です。

[対処・回答]

スマートカード リーダー/ライターにスマートカードをセットするときは、必ずカードの挿入口とスマートカードの向きを確認し、ゆっくり確実にセットしてください。挿入口からずれた状態でスマートカードを押し込んだり、スマートカードを勢いよく挿入したりすると、スマートカードやスマートカード リーダー/ライター、パソコン本体を破損するおそれがあります。

このページの先頭へ