本テキストは、現在お使いのOSをWindows Vista® Business (以下、Windows Vistaと記載)へ移行されるお客様のために、移行手順や注意事項を掲載しています。
Windows Vista へ移行することにより、今までお使いになっていた機能が使えなくなるなどの問題が発生する可能性があります。
本テキストの内容をよくご覧になってからWindows Vista への移行を行っていただきますよう、お願いいたします。
対象機種
対応OS、Service Pack
制限事項
注意事項
必要なドライバおよびユーティリティ
BIOSの設定
OSのインストール
チップセット情報ファイルのインストール
ドライバーおよびユーティリティのインストール
FMV-D5390
Windows Vista® Business with Service Pack 1 日本語版
Windows Vista® Enterprise with Service Pack 1 日本語版
Windows Vista® Service Pack 2 日本語版
※OSのインストールには必ずService Pack 1が適用されているWindows Vistaを使用し、OSのインストール後に必要に応じてService Pack 2を適用してください。
インターネット上にあるマニュアル『製品ガイド』などのマニュアルは、Windows Vista への移行作業中はご覧になれません。必要な情報やページは事前に印刷してご利用ください。
CD/DVDドライブなしモデルの場合は、別売のポータブルCD/DVDドライブを接続する必要があります。あらかじめご用意ください。
OSの移行により、ハードディスクの全データが削除されます。あらかじめ必要なデータのバックアップをしてください。ハードディスクに格納されている「リカバリデータディスク」のイメージも削除されますので、「リカバリデータディスク」がお手元にない場合は『取扱説明書』をご覧になり作成してください。
『取扱説明書』は、インターネットの マニュアルページ を表示し、「FMV-ESPRIMO(2005年4月以降)」→「Dシリーズ」→「FMV-D5390」→「マニュアル一覧へ」の順にクリックし、『取扱説明書』のPDFをクリックするとご覧になれます。
ディスプレイドライバーは、DirectX10以降に対応しています。DirectX10より前のバージョンはインストールしないでください。
動画を再生するときは、ディスプレイの省電力機能やシステムスタンバイの設定は行わないでください。
マルチモニタ機能を使用する場合は、BIOSセットアップで「詳細」メニューの「プライマリディスプレイ」の項目を「自動」にしてください。
「システムのプロパティ」上で表示されるメモリサイズは、実際に搭載されているメモリサイズより少なく表示されます。
「トラブル解決ナビ」は起動メニューから選択できなるため、使用できません。
本パソコンでWindows Vistaをお使いになるには、次のドライバーやユーティリティが必要です。あらかじめ準備してください。
ドライバーは、富士通製品情報ページ内で提供しているものと、「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」、「InterVideo WinDVD® for FUJITSU」などに格納されているものがあります。
富士通製品情報ページ内で提供しているドライバーのインストール方法については、ダウンロード後に各ドライバーの「readme.txt」または「install.txt」をご覧ください。
その他のドライバーのインストール方法や注意事項については、それぞれのディスク内の「readme.txt」や各ドライバーのフォルダーに格納されている説明書を必ずご覧ください。
チップセット情報ファイル
「インテル® チップセット デバイス ソフトウェア」→「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」で提供
チップセットドライバー
「インテル® アクティブ マネジメント テクノロジー ドライバー」→「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」で提供
※本ドライバーを適用する前にMicrosoft® .Net Framework 3.5 Service Pack 1 以降がインストールされている必要があります。OSのインストール中はネットワークへ接続できない場合がありますので、事前にMicrosoft社のホームページより入手されることをお勧めいたします。
ディスプレイドライバー
Intel® HD Graphics(標準搭載)をご使用の場合
「インテル® ディスプレイドライバ 」→「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」で提供
カスタムメイドで「ATI Radeon HD 5450:FMC-GCD64」を選択した場合
「ATI Radeon ディスプレイドライバー」→「ATI Radeon(TM) HD 5450 ディスプレイドライバーディスク」で提供
サウンドドライバー
「Realtek High Definition Audio オーディオドライバー」→「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」で提供
LANドライバー
「Intel® 82578/82577/82567LM-3 ギガビット LAN ドライバ」→「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」で提供
富士通拡張機能ユーティリティ
「富士通拡張機能ユーティリティ」(「FUJ02E3デバイスドライバ」を含む)→「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」で提供
ディスプレイ用INFファイル
「FMVディスプレイ装置INFファイル」→「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」で提供
セキュリティチップドライバー
「Infineon セキュリティチップ ユーティリティ」→「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」で提供
「SMARTACCESS/Basic」→「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」で提供
スマートカードリーダ/ライタ ドライバー(カスタムメイドで「スマートカードリーダ/ライタ追加:FMC-SMD62」を選択した場合)
「スマートカードリーダ/ライタ PanaSCR7A Smart ドライバ」→「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」で提供
DVD-ROMドライブ(カスタムメイドで「DVD-ROMドライブユニット(厚型)追加:FMCXDVD62」または、「DVD-ROMドライブユニット(薄型)追加:FMCXDVD62S」を選択した場合)
「WinDVD」→「InterVideo WinDVD® for FUJITSU」で提供
スーパーマルチドライブ(カスタムメイドで「スーパーマルチ(厚型)追加:FMCXSMD62」または、「スーパーマルチ(薄型)追加:FMCXSMD64S」を選択した場合)
「Roxio Creator」→「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」で提供
「WinDVD」→「InterVideo WinDVD® for FUJITSU」で提供
RAIDユーティリティ(カスタムメイドで「HDD変更160GB(SATA)→160GB(SATA) x 2 RAID1:FMCXD1D64R」を選択した場合)
「RAID 管理ユーティリティ T-SATA2R Manager」→ソフトウェアは製品添付のディスク内に格納
Windows Vistaをインストールする前に、次の手順でBIOSの設定をご購入時の状態に戻します。
パソコンの電源を入れます。
「FUJITSU」ロゴが表示されている間に【F2】キーを押します。
BIOSセットアップが起動します。
「終了」メニューの「標準設定値を読み込む」を実行します。
「終了」メニューの「変更を保存して終了する(電源OFF)」を実行します。
パソコンの電源が切れます。
設定方法の詳細については、お使いになる機種の『製品ガイド』をご覧ください。
『製品ガイド』は、インターネットの マニュアルページ を表示し、「FMV-ESPRIMO(2005年4月以降)」→「Dシリーズ」→「FMV-D5390」→「マニュアル一覧へ」の順にクリックし、『製品ガイド』のPDFをクリックするとご覧になれます。
インストールの前にWindows Vistaに同梱されているマニュアルをよくお読みください。
また、Windows Vistaのディスク内にある「README」および「SETUPVISTA」もご参照ください。
次の手順に従ってWindows Vistaをインストールしてください。
電源ボタンを押し、パソコンを起動します。
「FUJITSU」ロゴの下に文字が表示されている間に【F12】キーを押します。
「起動メニュー」が表示されます。
「Windows Vista」のディスクをCD/DVDドライブにセットします。
「CD/DVD」を選択し、【Enter】キーを押します。
「Press any key to boot from CD or DVD..」と表示されるので、何かキーを押します。
しばらくするとセットアップが始まり、「Windowsのインストール」と表示されます。
画面の指示に従ってセットアップを進めます。
パーティションの設定画面が表示されたときは、必要に応じて各パーティションを設定し直します。
インストール先を選択して、【Enter】キーを押します。
Windows Vistaのインストールが開始されます。
画面の指示に従ってセットアップを行ってください。
以上でWindows Vistaのインストールは終了です。
必要に応じてWindows Vista® Service Pack 2 日本語版のインストールを行ってください。
「5.必要なドライバーおよびユーティリティ」で準備した「インテル® チップセット デバイス ソフトウェア」をインストールしてください。
インストール方法は、「インテル® チップセット デバイス ソフトウェア」の「readmej.txt」をご覧ください。
「5.必要なドライバーおよびユーティリティ」で準備したドライバーをインストールしてください。
インストール方法は、それぞれのユーティリティやドライバーの「readme.txt」や「install.txt」をご覧ください。
富士通拡張機能ユーティリティについて
「setup.exe」では、ユーティリティのみインストールできます。ドライバーは「WinVista-32」フォルダ内にある「FUJ02E3.txt」に従ってインストールしてください。
以上