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Windows2000移行時の留意事項


FMV-DESKPOWERシリーズのWindows(R) 2000 ACPIモードについての留意事項

留意事項 Windows(R) 2000をACPIモードで使用する際には、下記の点に注意してください。

1)オプション品のACPI対応について
拡張カード、周辺機器等のオプション品はACPIモードに対応している必要があります。ACPIモードに対応していないオプション品を接続すると、オプション品が使用できないだけではなく、スタンバイや休止状態へ移行出来なかったり、復帰出来ない、復帰できても正常に動作しない等の問題が発生することがあります。

2)省電力機能について
下記のような場合、スタンバイや休止状態といった省電力機能をお使いにならないでください。スタンバイや休止状態へ移行できなかったり、復帰後正常に動作しないなどの問題が発生することがあります。
・Windows(R) 2000の起動中やシャットダウン処理中
・フロッピーディスクやハードディスク、CDなどにアクセスしている時
・音声や動画などの再生中
・モデムで通信している時
・ネットワーク環境でネットワークへのアクセスやファイル転送などの操作を行なってい
る時
・ACPIモードに対応していないオプション品やアプリケーションを使用している時

3)BIOSセットアップの省電力設定について
パソコン本体のBIOSセットアップにおける省電力関係の設定は無効になります。
詳細については、パソコン本体に添付のマニュアルまたはBIOSセットアップ内のヘルプを参照してください。

4)割り込み(IRQ)について
ACPIの制御及び全てのPCIデバイスが、システムリソースの「IRQ9」を使用します。PCIバス接続の拡張カード / PCカードを増設する場合は、カード及びそのドライバが割り込みの共有(IRQシェアリング)に対応している必要があります。もし、対応していないカード及びドライバがインストールされていると、そのカードの機能が動作しないだけではなく、OSが起動しない、標準搭載PCIデバイスや他の拡張カードが動作しなくなる等の問題が発生することがあります。

5)スタンバイへ移行する際の警告について
スタンバイへ移行する際、「'(デバイス名)' デバイスのドライバが原因で、コンピュータがスタンンバイ状態に入れません。 アプリケーションをすべて閉じてから、もう一度やり直してください。 問題が解決しない場合には、そのドライバを更新することをお勧めします。」の警告ダイアログが表示されて、スタンバイへ移行出来ない場合がありますが、これは、(デバイス名)で表示されているデバイスを操作するプログラムが動作中でスタンバイに入れない事を示しています。スタンバイへ移行させるためには、該当するプログラムを終了させてください。

6)電源ボタンでのスタンバイ / 休止状態からの復帰について
「コントロールパネル」-「電源オプション」-「詳細」タブにある「電源ボタン」の「コンピュータの電源ボタンを押したとき」を「電源オフ」に設定した場合でも、電源ボタンを押すとスタンバイ / 休止状態から復帰します。

7)キーボード・マウスでのスタンバイからの復帰について
「デバイスマネージャ」の「キーボード」または「マウスとそのほかのポインティングデバイス」の下にあるデバイスをダブルクリックし、「電源の管理」タブで「このデバイスで、コンピュータのスタンバイ状態を元に戻すことができるようにする」をチェックした場合、キーボード・マウスを操作すると、スタンバイから復帰します。