パソコンがスリープや休止状態のときに自動的に復帰してタスクやアクションを実行するように設定しても、スリープや休止状態から復帰せず、以下のような現象が発生する場合があります。
・タスクスケジューラで、「タスクを実行するためにスリープを解除する」ように設定しても、スリープや休止状態が解除されず、タスクが実行されない。
・「ワンタッチボタン設定」のメールチェック機能で定時チェックを設定しても、設定された時間にパソコンがスリープまたは休止状態だった場合はメールチェックが行われない。
・「PowerUtility スケジュール機能」でアプリケーションを実行するアクションを設定し、「オプション設定」で「スリープ/休止状態でも実行する」チェックボックスをオンに設定しても、設定された時間にパソコンがスリープまたは休止状態だった場合はアクションが実行されない。
スリープまたは休止状態を自動的に解除してタスクやアクションを実行するためには、電源オプションで「スリープ解除タイマー」を「有効」に設定する必要があります。以下の手順で設定してください。
(1)「スタート」−「コントロールパネル」−「電源オプション」を開きます。
(2)現在選択されている電源プランの「プラン設定の変更」をクリックします。
(3)「詳細な電源設定の変更」をクリックします。
(4)「スリープ」の左側にある「+」をクリックします。
(5)「スリープ解除タイマーの許可」の左側にある「+」をクリックします。
(6)お使いの環境に合わせて、「バッテリ駆動」または「電源に接続」の設定を「有効」に設定します。
(7)「OK」をクリックし、「詳細な電源設定」を閉じます。さらに、電源オプションを閉じます。