FMVロングライフパソコンをお使いになる上での注意事項

FMV-N5220FA Windows XP Professional

1

[現象・質問]

拡張カードを複数枚搭載している場合、搭載している拡張カードの種類によってはシステムが起動しない場合があります。

[対処・回答]
搭載している拡張カードのBIOSを無効にすることによって回避できます。
拡張カードのBIOSを無効にする方法は拡張カードに添付されているマニュアルをご覧ください。

2

[現象・質問]

OASYS文書フロッピーの読み書きは可能ですが、初期化が実行できません。

[対処・回答]
本パソコンの仕様です。
OASYS文書フロッピーの初期化を行う場合は対応している機種で初期化を行ってください。

3

[現象・質問]

ハイパースレッディング・テクノロジー機能を有効にした場合、発生する現象について教えてください。

[対処・回答]
お使いになるソフトウェア(本体添付のソフトウェアを含みます)の組合せによっては、ハイパースレッディング・テクノロジー機能を有効にすることで、次のような現象が発生する場合があります。
●処理速度が向上しない、または逆に低下する。
●Windowsのシャットダウン時、または再起動時に正常終了せずに途中で停止する。
●Windowsのシャットダウン時、または再起動時に「プログラムの終了」ウィンドウで、「このプログラムは応答していません」が表示される。
その場合は、BIOSセットアップを起動し、「Advanced」-「Advanced BIOS Features」-「CPU Hyper-Threading」を「Disabled」に設定してからリカバリを行い、ハイパースレッディング・テクノロジー機能を無効にしてお使いください。
ソフトウェアのハイパースレッディング・テクノロジー機能への対応状況については、各ソフトウェアの販売元にご確認ください。

4

[現象・質問]

BIOSやOS(Windows XP)により、搭載メモリの容量表示が異なります。

[対処・回答]
メモリ容量を確認する場合は、通知領域、またはタスクトレイを右クリックし、「Windows タスクマネージャ」から、ご確認ください。

5

[現象・質問]

4GB(1GBx4)のメモリを搭載した場合、OS上からメモリ容量が4GBと認識されません。

[対処・回答]
4GB(1GBx4)のメモリを搭載した場合、チップセットおよびOSの仕様により、OS上から使用できるメモリ容量は次のとおりです。
●RADEON X300 SE搭載モデル:約3.37GB
なお、使用できるメモリ容量は増設されるPCIカードによってさらに減少します。
メモリが正常に搭載されているかどうかは、次の手順で確認してください。
1.BIOSセットアップを起動します。
2.「Info」メニューの「DIMM1」/「DIMM2」/「DIMM3」/「DIMM4」の表示を確認します。

6

[現象・質問]

電源ケーブルを接続した直後、および電源ケーブルを抜いた直後に電源ユニット内部からカチッと音がします。

[対処・回答]
故障ではありませんので、そのままお使いください。

7

[現象・質問]

ソフトウェアが正常に動作しない場合があります。

[対処・回答]
本パソコンが正常に動作しない場合は、最新版のドライバを適用されることをお勧めします。
本サイトでは、最新版のドライバを公開しています。
また、ご使用中のソフトウェアの動作条件が満たされていること、およびソフトウェア販売元の情報WEBサイトで注意事項やアップデートモジュールが公開されていないかなど、確認されることをお勧めいたします。

8

[現象・質問]

電源を入れた時、デジタルディスプレイを接続していると、画面が表示されないことがあります。

[対処・回答]
デジタルディスプレイを接続する場合は、標準表示仕様として、次の解像度(モード)すべてに対応したデジタルディスプレイをお使いください。
●640x480/800x600/1024x768
上記の解像度に対応していないデジタルディスプレイを接続した場合、正常に表示することはできません。

9

[現象・質問]

Windowsのログオン画面に切り替わるとき、「DPMS OFF MODE」などのメッセージが表示され、ディスプレイの信号が一度切れてしまうように見えることがあります。

[対処・回答]
グラフィックスカードの種類によっては、ディスプレイモードを切り替えるときに信号の送信を一時停止するため、ディスプレイが信号を受信できず、メッセージが表示される場合があります。
故障ではありませんので、そのままお使いください。

10

[現象・質問]

「デバイスマネージャー」の「モニタ」に接続数以上のディスプレイが表示されます。

[対処・回答]
「デバイスマネージャー」で「モニタ」を確認すると、接続しているモニタが複数表示される場合があります。故障ではありませんのでこのままお使いください。
なお、実際に接続されているモニタは「画面のプロパティ」でご確認ください。

11

[現象・質問]

「MO Security Tool拡張機能」のサブメニューをポイントした場合に、ステータスバーに表示される説明がポイントしているメニューの内容と異なります。

[対処・回答]
ステータスバーに表示されるメニューの内容と、ポイントしているメニューの内容が異なって表示されますが、動作には問題ありません。詳しくは「ヘルプ」をご覧ください。

12

[現象・質問]

カスタムメイドオプションの内蔵MOドライブ(FMC-PDN1)が認識されません。

[対処・回答]
画面右下にあるタスクトレイの「ハードウェアの安全な取り外し」から、内蔵MOドライブを取り外してしまうと、Windowsからデバイスが削除されてしまいます。再度認識させるには、パソコンを再起動させてください。

13

[現象・質問]

電源を入れた直後、冷却ファンの音が大きくなります。

[対処・回答]
電源を入れた後、しばらくの間、装置内部の冷却ファンを強制的に高速回転させているため、冷却ファンの音が大きくなります。障害ではありませんので、そのままお使いください。

14

[現象・質問]

音楽データやCD、音声付きのムービーなどを再生すると、音飛びが発生する場合があります。

[対処・回答]
CPUの負荷が高くなると発生します。使用していないアプリケーションを終了させるなどして、CPUの負荷を軽くしてください。

15

[現象・質問]

CDの音声を録音できません。

[対処・回答]
本パソコンは、CDのアナログ再生には対応しておりません。そのため、サウンド レコーダーなどでCDの音声を録音することは出来ません。CDの録音には、Windows Media Playerの録音機能を使用してください。

16

[現象・質問]

画面が乱れたり、数秒間表示されなくなることがあります。

[対処・回答]
次のような画面モードが切り替わるときに、画面が乱れたり、一瞬表示されなくなることがあります。
これは一時的な画面の乱れで、故障ではありません。あらかじめご了承ください。
●ディスプレイドライバをインストールしているとき
●Windowsにログオンしたとき
●Windowsを起動、または終了するとき
●スタンバイ状態になるとき、または元の状態に戻るとき
●休止状態になるとき、または元の状態に戻るとき
●画面の解像度や発色数、リフレッシュレートを変更するとき
●フルスクリーンになるとき、または元の状態に戻るときなど、画面が切り替わるとき

17

[現象・質問]

同時表示を有効にすると、画面のプロパティ上の解像度設定が、実際の設定と異なる場合があります。

[対処・回答]
本現象が発生した場合は、「画面のプロパティ」-「設定」タブで画面モードを設定し直した後、再起動してください。
なお、マルチモニタディスプレイ、または同時表示を有効にする場合は、一度リフレッシュレートを60Hzに設定してから行ってください。

18

[現象・質問]

一部のソフトウェアで、メニューバーで選択した項目がウィンドウ上に残ってしまうことがあります。

[対処・回答]
ウィンドウをドラッグするか、または一度最小化した後で、元のサイズに戻してください。

19

[現象・質問]

システムが休止状態から復帰すると、ディスプレイがサポートしない解像度やリフレッシュレートを、画面のプロパティで選択できる場合があります。

[対処・回答]
必ず、ディスプレイとグラフィックスカードがサポートする解像度を設定してください。もしもディスプレイがサポートしない解像度を選択できる場合があっても、設定しないでください。

20

[現象・質問]

ご購入時、本パソコンの扉がしまっており電源が入れられません。

[対処・回答]
ご購入時、本パソコンは施錠しております。ご使用の際は、本体カバーキーで解錠し、オペレーションパネルを開けてください。本パソコンの鍵は、添付品として取扱説明書の入っている袋に同梱しております。

21

[現象・質問]

フロントアクセスHDDユニット、ミラーディスクユニットのオプションユニットが認識できません。

[対処・回答]
PATA-SATA変換アダプタに接続するユニット(フロントアクセスHDDユニット、ミラーディスクユニット)のジャンパ設定は、「マスター」にする必要があります。別売のフロントアクセスHDDユニット-40GB(FMVF-IDF3)、およびミラーディスクユニット-40GB(FMVFRD40G2)をお使いになるときは、装置添付の「注意事項」をご覧になり、ジャンパ設定を「マスター」にしてください。

22

[現象・質問]

PCIフルサイズのオプションカードPCI2に実装する際、
SATA1コネクタに干渉して実装できません。

[対処・回答]
フルサイズのPCIカードを取り付ける場合、カードによってはSATA1コネクタと干渉し、PCI  2スロット目に取り付けできない場合があります。その場合は、PCI  3スロット、4スロットまたは1スロットをお使いください。

23

[現象・質問]

10年保守に関する規定を確認したい。

[対処・回答]
10年保守に関する規定は保証書の封筒に同封しておりますので、ご確認のうえでお使いください。
10年保守に関する規定、10年保守対応モデルであるFMVN6A3FAまたはFMVN6A4FAのみ添付しております。

24

[現象・質問]

「Roxio DigitalMedia SE」でCD-RWディスクをフォーマットした後に、エクスプローラなどでCD-RWディスクを見るとフォーマット前の情報が残ります。

[対処・回答]
該当するドライブを右クリックして「取り出し」を選び、ディスクを再セットすると内容を更新することができます。
「Roxio DigitalMedia SE」でCD-RWディスクをフォーマットした後、ディスクは自動で排出されません。そのため、エクスプローラなどからCD-RWディスクを見ると、フォーマット前の情報が残っています。

25

[現象・質問]

FM AdvisorのCPU情報が正しく表示されません。

[対処・回答]
FM AdvisorのCPU情報の表示にでは、CPU名とCPUクロックが正しく表示されない場合があります。あらかじめご了承ください。

26

[現象・質問]

Windows XP起動時に、ネットワークドライブの割り当てをしたドライブへの接続に失敗した旨のメッセージが表示される場合があります。
また、エクスプローラなどで見た場合、ネットワークドライブに「×」が表示される場合があります。

[対処・回答]
エクスプローラなどのネットワークドライブに「×」が表示されていても、ドライブに接続されています。

27

[現象・質問]

127GBを超えるハードディスク(160GBハードディスク搭載モデル)にWindows 2000/Windows XPをインストールする場合、ハードディスクのデータが破壊されることがあります。

[対処・回答]
ハードディスクのデータが破壊される場合を考慮して、再インストール前に必ず、すべてのドライブの必要なデータをバックアップしてください。
127GBを超えるハードディスクにWindows XPをインストールする場合、次の条件を必ず守ってください。これらの条件を守らない場合、ハードディスクのデータが破壊されることがあります。
  • 先頭の区画(Cドライブ)にOSを再インストールしてください。
  • 約127GB(131062MB注)を超える区画には、OSを再インストールしないでください。
    注:再インストール時の画面で表示される容量です。換算方法の違いにより異なる値になります。
  • サービスパック未適用のWindows XPをご使用の場合、127Gを超えるハードディスクの領域はご利用になれません。OSをインストール後、Windows XP SP1および、SP1以降のサービスパックをインストールしてください。
この問題はWindowsの仕様です。詳細は「Windows XPでATAPIディスク ドライブに対して48ビット論理ブロックアドレスを有効にする方法」(http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;303013)をご覧ください。

28

[現象・質問]

省電力モードから復帰すると、画面の一部が黒く表示される場合があります。

[対処・回答]
省電力モードから復帰すると、ウィンドウなどの画面の一部が黒く表示される場合があります。
この現象は、OSの問題であり、マイクロソフト社のサポート技術情報"サポート技術情報 - 812500「省電力モードからの復帰時に画面が乱れる場合がある」として公開されています。
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;812500&Product=winxpINT

29

[現象・質問]

ハードディスクに充分な空き容量が無い場合、メモリダンプファイルが作成されません。

[対処・回答]
完全メモリダンプファイルを取得する場合は、システムドライブに最低でも物理メモリ+1MB(仮想メモリの容量は含まず)の空き容量が必要です。
完全メモリダンプは次の手順で無効にすることができます。完全メモリダンプは、OS等の障害を調べる上で必要なファイルです。有効に設定をしておくことをお勧めします。設定を変更すると、場合によっては、障害の原因を追求できなくなります。
1. 管理者権限を持ったユーザーとしてログオンします。
2. 「スタート」ボタンをクリックし、「マイコンピュータ」を右クリックして「プロパティ」をクリックします。
「システムのプロパティ」ウィンドウが表示されます。
3. 「詳細設定」タブをクリックし、「起動と回復」の「設定」をクリックします。
「起動と回復」ウィンドウが表示されます。
4.「デバッグ情報の書き込み」一覧で「(なし)」 をクリックします。
5.「OK」をクリックし、すべてのウィンドウを閉じます。
再起動を求めるメッセージが表示される場合は、「OK」 をクリックします。

30

[現象・質問]

プログラムを実行すると、「データ実行防止」というエラーメッセージが表示される場合があります。

[対処・回答]
データ実行防止(DEP)は、メモリの追加チェックを実行して悪質なコードが実行されるのを防ぐためのWindows XP SP2 の機能です。DEP機能の詳細は、「マイクロソフト サポート技術情報」の「Windows XP Service Pack 2、またはWindows XP Tablet PC Edition 2005で "データ実行防止" というエラー メッセージが表示される」
(http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;875351)を参照してください。
対処方法として、次の手順でDEP機能からプログラムを除外することが可能です。
(注)プログラムの開発元やシステム管理者などにお問い合わせの上、問題の無いプログラムであることを確認した場合のみ実行してください。
1. 管理者権限を持ったユーザーとしてログオンします。
2. 「スタート」ボタンをクリックし、「マイコンピュータ」を右クリックして「プロパティ」をクリックします。
「システムのプロパティ」ウィンドウが表示されます。
3. 「詳細設定」タブをクリックし、「パフォーマンス」の「設定」をクリックします。
「パフォーマンスオプション」ウィンドウが表示されます。
4.「パフォーマンス オプション」ウィンドウ-「データ実行防止」タブをクリックし、「追加」 をクリックします。
「ファイルを開く」ウィンドウが表示されます。
5.「ファイルを開く」ウィンドウで、「データ実行防止」で表示されたプログラムを見つけてクリックし、「開く」 をクリックします。
6.「OK」をクリックし、すべてのウィンドウを閉じます。
再起動メッセージが表示された場合は、「OK」 をクリックします。

31

[現象・質問]

「Roxio DigitalMedia SE」でDVD+R DLにデータ書き込みを行うと、書き込むデータ容量以上にディスク容量が使用されます。

[対処・回答]
「Roxio DigitalMedia SE」の仕様です。
DVD-ROMとの互換性を高めるために「Extended Partioal Lead-out」(約512MB)が書き込まれます。

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