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FMV-PRO 70S用 BIOS書換ディスク


[登録日:2001年9月4日]

本プログラムによって作成されるディスクは、FMV-PRO 70s のBIOS書換ディスクです。


BIOSについて

BIOSはワークステーションの基本的な制御を行っている、重要なソフトウェアです。
下記のご提供するBIOSは、お使いのワークステーションに反映されていない機能の追加や、不具合項目を改善するためのものです。

なお、BIOSは全ての機種についてご提供するものではありません。

BIOSの書換えについて

BIOSは、ワークステーションの基本的な制御を行なっている重要なソフトウェアのため、誤操作などの何らかの理由により、BIOSの書換が途中で中断したり失敗したりした場合、それ以降、ワークステーションが正常に動作しなくなります。
また、一旦、BIOSの書換を完了した場合には以前のBIOSに戻すことはできません。
つきましては、BIOSの書換を行なう場合は、お客様の責任において行なってください。

特に、以下の点は十分注意してください。

  • BIOSは機種固有のものです。 対象機種以外に使用した場合は、正常に動作しなくなります。
  • 書換を行なう前に、対象機種を必ず確認してください。
  • コンセントの接続不良/停電/落雷・電気工事等による一瞬の停電(瞬断)/電圧の低下による動作不安定な状況でBIOSデータの書換を行った場合、正常に書換がされない場合があります。安定した電源供給がされる環境で行ってください。
  • BIOSの書換を行う場合は、お客様が実装されたオプション(周辺機器)を取り外すなど、弊社がご提供している状態で行うことをお勧めいたします。
  • BIOS書換を行う前に、書換を行う前の状態へ戻すために現在のBIOSの設定情報の書き出しを行ってください。本体装置に付属の取扱説明書に記載のデフォルト値と比較して変更されている部分を記録してください。取扱説明書が手元に無い場合は全ての設定項目を控えてください。
  • BIOSの書換中は絶対に電源を切らないでください。書換中に電源を切ったりすると、それ以降、ワークステーションが正常に動作しなくなります。
  • BIOS書換作業に失敗した場合、有償での修理となります(保証期間中でも有償修理となります)。担当営業員または担当保守員にご相談ください。
  • 拡張RAMモジュール−1GB(512MB×2)[型名:CLEM01G6]を増設する際は、別途、弊社保守員による現調作業が必須となります。

対象機種

FMV-PRO 70s

ご使用にあたって

本BIOS書換ディスクのご使用にあたっては、下記のご使用条件をお守りください。
このご使用条件を遵守できない場合には、本BIOS書換ディスクは使用しないでください。

1)本BIOS書換ディスクは、上記の対象機種のみご使用できます。
2)本BIOS書換ディスクはバックアップ目的でのみ複製することができます。他の目的での複製はできません。
3)本BIOS書換ディスクをリバースエンジニアリング、逆コンパイル、逆アセンブルすることはできません。
4)本BIOS書換ディスクを使用した結果、損害が発生しても弊社は一切の責任を負いません。

改版履歴

0255.P04
  1. 拡張RAMモジュール−1GB(512MB×2)[型名:CLEM01G6]に対応しました。
    <注意>
    拡張RAMモジュール−1GB(512MB×2)[型名:CLEM01G6]を増設する際は、別途、弊社保守員による現調作業が必須となります。

0219B.P04
  1. メモリ増設時にまれに起動が停止する問題を解決しました。

0215.P04 初版

ご使用方法

  1. フォーマット済のフロッピーディスクを1枚用意します。

    [フォーマット時の注意]
    「フォーマットの種類」で「通常のフォーマット」を選択してフォーマットします。
    必ず「通常のフォーマット」を選択してフォーマット作業をしてください。それ以外の種類でフォーマットしますとBIOSが正常に書き込まれない場合があります。
    また、フォーマット後は絶対に他のデータを書き込まないでください。BIOSが正常に書き込まれなくなります。

    また、自己解凍圧縮ファイルをダウンロードするためのフォルダ(c:¥temp等)をハードディスクに用意して下さい。

  2. 下のファイル名をクリックして、自己解凍圧縮ファイルをハードディスクのドライブ(c:¥temp等)にダウンロードしてください。

    ダウンロードデータ BIOS書換データ (519KB) [bios255.exe]

  3. 上記1.で用意したフロッピーディスクをAドライバにセットし、ダウンロードした自己解凍圧縮ファイルを解凍させます。
    MS-DOSプロンプトまたは、MS-DOSモードのコマンドラインから次のように入力し、「Enter」キーを押してください。
    C:¥>a: (カレントドライブを A: にします。)
    A:¥>[drive:][¥path]¥bios255.exe
    [drive:] はダウンロードしたファイルを格納したドライブ名(c:等)
    [¥path] はダウンロードしたファイルを格納したフォルダ名(¥temp等)

    例) C:¥tempをダウンロード先に指定した場合

    C:¥>a:
    A:¥>c:¥temp¥bios255.exe

    自己解凍が実行され、BIOS書換ディスクが作成されます。

  4. フロッピーディスクをフロッピーディスクドライブから抜いてください。

  5. フロッピーディスクのラベルに「FMV-PRO 70s BIOS書換ディスク 0255.P04」と記入して、フロッピーディスクに貼り付けてください。

    以上の操作で「FMV-PRO 70s BIOS書換ディスク 0255.P04」が作成されます。


書換方法

書換方法については、作成した書換ディスク内「install.txt」(説明書)に従って書換を行なってください。


注意事項/制限事項

  1. 電源切断用HALについて

    本BIOS書換ディスクにてBIOS書換を行った場合、電源切断用HALが動作しなくなり Windows NT4.0 のシャットダウン時に 自動的に電源が切れなくなります。
    このため、本体装置に付属の「電源切断用HAL V1.1L10D」のフロッピーディスクを適用してください。
    なお、電源切断用HALのフロッピーディスクが付属していない場合は、最新の電源切断用HALをダウンロードしてこれを適用してください。

  2. その他注意事項/制限事項については作成した書換ディスク内「install.txt」(説明書)をご参照願います。