上のメッセージが表示された場合は、文字コードをUTF-16形式(Windows やメモ帳のバージョンによっては「Unicode」と表示)やUTF-8形式に変更することで保存できます。
ただし、それらに対応していない OS やアプリケーションでこのファイルを開くと、文字化けを起こしたり正常に表示されなかったりする場合がありますのでご注意ください。
Q&Aナンバー【7710-8286】更新日:2022年8月17日
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文字コードの取り扱いに関する注意事項を教えてください。
対象機種 | すべて |
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対象OS |
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質問
回答
文字コードの取扱いに関する注意事項は、次のとおりです。
次の項目を順番に確認してください。
環境依存文字の取り扱いについて
環境依存文字とは、ご利用のパソコン / タブレットの環境により、正しく表示されない可能性がある文字のことです。
文書データなどを作成するときに環境依存文字を使用すると、E メールやホームページ上で字形が異なったり崩れたりして表示される場合があります。
トラブルを避けるため、環境依存文字はできるだけ使用しないことをお勧めします。
使用する場合は、次の点に注意します。
- Eメールの文章の中に環境依存文字を使用すると、送る側と受け取る側で、字形が異なったり崩れたりして表示される場合があります。
- アプリケーションが環境依存文字に対応していない場合、環境依存文字を正しく表示したり認識したりできない場合があります。
- お使いのプリンターによっては、環境依存文字を使用して印刷すると、字形が異なったり崩れたりして印刷される場合があります。
- ホームページが環境依存文字に対応していない場合に、環境依存文字を入力すると、字形が異なったり、崩れたりして表示される場合があります。
例)ショッピングサイト、検索サイト、ブログ、ホームページ、インターネット掲示板など
Windows Vista以降では、環境依存文字を取り扱うときに、注意を促すメッセージが表示されます。
次に表示されるメッセージを例を挙げて説明します。
文章入力中に環境依存文字を示すメッセージ
漢字変換のときに、環境依存文字が変換候補にある場合、変換候補の右側に「[環境依存]」または「環境依存文字」と表示されます。
例として、次の図では「」という文字が環境依存文字であることを示しています。
(Windows 11のMicrosoft IMEの例)
(ATOK for Windowsの例)
環境依存文字が入力されている文章ファイルを保存するときに表示されるメッセージ
環境依存文字を使用した文章を保存しようとすると、「このファイルは、ANSIテキストファイルとして保存すると失われてしまうUnicode形式の文字を含んでいます。」と表示される場合があります。
変更する場合は、「キャンセル」ボタンで戻り、環境依存文字、もしくは文章を変更し保存し直してください。
(メッセージの例)
Windows Vista以降のOSとWindows XP以前のOSとの文字の互換性について
Windows 11、Windows 10、Windows 8.1/8、Windows 7、Windows Vista は、日本工業規格「JIS X 0213:2004」に対応しています。Windows XP 以前の OS は「JIS X 0213:2004」に対応しておりません。
「JIS X 0213:2004」で新たに追加された文字や字形変更された文字を使用して作った文書データは、字形が異なったり崩れたりして表示される場合があります。
また、Windows XP 以前の OS で作られた文書データに、「JIS X 0213:2004」で字形が変更された文字が含まれる場合は、異なった字形で表示されます。
(JIS X 0213:2004改正における字形変更の比較(一例)
改正後字形:Windows 11、Windows 10、Windows 8.1 / 8、Windows 7、Windows Vista 改正前字形:Windows XP以前のOS)