Q&Aナンバー【8211-2451】更新日:2024年3月23日

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[Windows 10] BitLocker ドライブ暗号化を有効 / 無効にする方法を教えてください。

対象機種とOS
対象機種 すべて
対象OS
  • Windows 10 Pro(64-bit)

質問

BitLocker ドライブ暗号化を有効 / 無効にする方法を教えてください。

回答

有効、または無効にするには、「BitLocker ドライブ暗号化」を使用します。



BitLocker ドライブ暗号化を有効、または無効にする方法は、次のとおりです。
目的に応じた項目をクリックして、ご覧ください。

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有効にする方法

BitLocker ドライブ暗号化は、Cドライブ以外にもDドライブやUSBメモリなどのデータも暗号化できます。
このQ&Aでは、例としてCドライブの暗号化を有効にする方法を紹介します。

BitLocker ドライブ暗号化を有効にする手順は、次のとおりです。


操作手順

  1. 「スタート」ボタン「スタート」ボタンをクリックし、すべてのアプリの一覧から「Windows システムツール」→「コントロールパネル」の順にクリックします。

  2. 「コントロールパネル」が表示されます。
    「システムとセキュリティ」をクリックします。

    「システムとセキュリティ」

    アドバイス

    システムとセキュリティが表示されていない場合は、「BitLocker ドライブ暗号化」をクリックし、手順4.に進みます。


  3. 「BitLocker ドライブ暗号化」をクリックします。

    「BitLocker ドライブ暗号化」をクリック

  4. 「オペレーティングシステムドライブ」の「BitLockerを有効にする」をクリックします。

    「BitLockerを有効にする」をクリック

    アドバイス

    「C:BitLockerが有効です」と表示されている場合は、デバイスの暗号化、または、BitLocker ドライブ暗号化で、すでにデータが暗号化されています。


  5. 「回復キーのバックアップ方法を指定してください。」と表示されます。
    次の中から、お好みの設定をクリックして選択します。

    • Microsoft アカウントに保存する

      WindowsにサインインしているMicrosoft アカウントに、回復キーを保存します。
      保存した回復キーは、マイクロソフト社のホームページで確認できます。

    • ファイルに保存する

      暗号化するドライブ以外の場所に、回復キーをテキスト形式で保存します。
      必要に応じて、USBメモリや外付けハードディスクなどを接続してください。

    • 回復キーを印刷する

      回復キーを印刷します。
      必要に応じて、プリンターを接続し、印刷を準備します。

    「回復キーのバックアップ方法を指定してください。」

    アドバイス

    選択した以外の方法でも、回復キーは複数の場所にバックアップできます。


  6. 選択した方法に応じた画面に応じて、保存方法が表示されます。
    表示された画面に従って、回復キーを保存します。

    保存方法が表示
    (Microsoft アカウントに保存する場合)

    アドバイス

    Microsoft アカウントへの保存は、自動で行われます。
    保存中の画面が消えるまで、しばらくお待ちください。


  7. 回復キーの保存が終わると、「回復キーのバックアップ方法を指定してください。」の「次へ」ボタンをクリックできるようになります。

    その他の方法でも回復キーを保存する場合は、その他の方法を選択します。
    回復キーの保存がすべて完了したら、「次へ」ボタンをクリックします。

    「次へ」ボタンをクリック

  8. 「ドライブを暗号化する範囲の選択」と表示されます。
    次の中から、お好みの設定を選択し、「次へ」ボタンをクリックします。

    • 使用済みの領域のみ暗号化する

      使用済みの領域のみ暗号化します。
      空き領域や削除されたデータは暗号化されませんが、ドライブ全体を暗号化するよりも早く完了します。

    • ドライブ全体を暗号化する

      ドライブ全体を暗号化します。

    「ドライブを暗号化する範囲の選択」

  9. 「使用する暗号化モードを選ぶ」と表示されます。
    Cドライブを暗号化する場合は、「新しい暗号化モード」をクリックして選択し、「次へ」ボタンをクリックします。

    「使用する暗号化モードを選ぶ」

  10. 「このドライブを暗号化する準備ができましたか?」と表示されます。
    「BitLocker システムチェックを実行する」をクリックしチェックを付けて、「続行」ボタンをクリックします。

    「このドライブを暗号化する準備ができましたか?」

  11. 「コンピューターを再起動する必要があります」と表示されます。
    「今すぐ再起動する」ボタンをクリックします。

    「今すぐ再起動する」ボタンをクリック

  12. パソコンが再起動します。
    再起動後も暗号化の作業が行われますが、パソコンは利用できます。

    アドバイス

    • タスクバーの通知領域にある「隠れているインジケーターを表示」をクリックし、表示されるメニューから鍵アイコンをクリックすると、暗号化の進行状況が確認できます。

      暗号化の進行状況の表示例
    • 暗号化が完了すると、「コントロールパネル」の「BitLocker ドライブ暗号化」に、「C:Biotlocker が有効です」と表示されます。

      「C:Biotlocker が有効です」

無効にする方法

BitLocker ドライブ暗号化は、Cドライブ以外にもDドライブやUSBメモリなどのデータも暗号化できます。
このQ&Aでは、例としてCドライブの暗号化を無効にする方法を紹介します。

BitLocker ドライブ暗号化を無効にする手順は、次のとおりです。


操作手順

  1. 「スタート」ボタン「スタート」ボタンをクリックし、すべてのアプリの一覧から「Windows システムツール」→「コントロールパネル」の順にクリックします。

  2. 「コントロールパネル」が表示されます。
    「システムとセキュリティ」をクリックします。

    「システムとセキュリティ」

    アドバイス

    システムとセキュリティが表示されていない場合は、「BitLocker ドライブ暗号化」をクリックし、手順4.に進みます。


  3. 「BitLocker ドライブ暗号化」をクリックします。

    「BitLocker ドライブ暗号化」をクリック

  4. 「オペレーティングシステムドライブ」の「BitLockerを無効にする」をクリックします。

    「BitLockerを無効にする」をクリック

  5. 「BitLockerを無効にする」が表示されます。
    「BitLockerを無効にする」ボタンをクリックします。

    「BitLockerを無効にする」ボタンをクリック

  6. 「C:BitLockerが暗号化の解除中です」と表示されます。
    暗号化の解除が完了するまで待ちます。

    「C:BitLockerが暗号化の解除中です」と表示されたら解除完了まで待つ

    アドバイス

    • 「C:BitLockerが暗号化の解除中です」と表示された後は、画面を閉じても、暗号化の解除は行われます。

    • タスクバーの通知領域にある「隠れているインジケーターを表示」をクリックし、表示されるメニューから鍵アイコンをクリックすると、暗号化の解除の進行状況が確認できます。

      暗号化解除の進行状況の表示例

    • 暗号化の解除が完了すると、「コントロールパネル」の「BitLocker ドライブ暗号化」に、「C:Bitlockerが無効です」と表示されます。

      「BitLocker ドライブ暗号化」の表示が「C:Bitlockerが無効です」に変わった状態

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ご参考

BitLocker ドライブ暗号化の回復キーは、有効にするたびに変更されます。

例えば、BitLocker ドライブ暗号化を有効にした後に無効にし、もう一度有効にすると、1度目に有効したときの回復キーは使えません。
もう一度、回復キーを取得する必要があります。


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