リカバリを実行するためのUSBメモリには、「回復ドライブ」と「リカバリUSBメモリ」があります。
回復ドライブはお客様で作成し、リカバリUSBメモリは富士通で販売しています。
どちらもUSBメモリですが、実行手順は異なります。
リカバリUSBメモリをお持ちの場合は、手順は次のQ&Aをご覧ください。リカバリUSBメモリでリカバリする方法を教えてください。
Q&Aナンバー【1010-8230】更新日:2018年6月21日
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対象機種 | すべて |
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対象OS |
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このQ&Aのお役立ち度
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回復ドライブを使用すると、Windowsが起動しない状態からパソコンを初期状態に戻す(リカバリ)を実行できます。
回復ドライブからリカバリを実行するには、注意事項を確認後、パソコンの電源が切れた状態から起動メニューを表示して、操作を行います。
リカバリを実行するためのUSBメモリには、「回復ドライブ」と「リカバリUSBメモリ」があります。
回復ドライブはお客様で作成し、リカバリUSBメモリは富士通で販売しています。
どちらもUSBメモリですが、実行手順は異なります。
リカバリUSBメモリをお持ちの場合は、手順は次のQ&Aをご覧ください。リカバリUSBメモリでリカバリする方法を教えてください。
次の項目を順番に確認してください。
手順の前に、次の注意事項の内容を、必ず確認してください。
回復ドライブでリカバリする方法には、次の種類があります。
Anniversary Updateなど大きな更新プログラムが適用された後に作成した回復ドライブでリカバリする場合、出荷時の状態からロールアップされた状態になります。 ロールアップとは、修正プログラム、セキュリティ修正プログラム、重要な更新およびアップデートを配布しやすいように1つにまとめた、累積的なパッケージです。
Windows Updateで大きな更新が適用された場合に適用されます。
指示された以外の操作を行わないでください。
手順が正常に終了しない場合があります。
作業には時間がかかります。
手順を途中で中断したり、パソコンの電源を切ったりすることはできません。
半日以上は時間をとり、じっくりと作業することをお勧めします。
手順の前に、次の事前準備を必ず行ってください。
回復ドライブは、Windowsが起動できるときに事前に作成しておく必要があります。
お使いの機種で作成した回復ドライブ(USBメモリ)を用意してください。
一部の富士通パソコンやタブレットは、デバイスの暗号化の機能を搭載しています。
これらの機種では、デバイスの暗号化がオン(有効)のまま、回復ドライブからリカバリを実行すると、回復キーの入力を求められます。
回復キーを入力しないと、手順を続行できません。
回復ドライブからのリカバリを実行する前に、デバイスの暗号化の回復キーを取得するか、デバイスの暗号化をオフにしてください。
デバイスの暗号化の対象機種と、それぞれの手順は、次のQ&Aをご覧になり、確認してください。
[Windows 10] デバイスの暗号化の回復キー(BitLocker 回復キー)を取得する方法を教えてください。
[Windows 10] デバイスの暗号化をオフ(無効)にする方法を教えてください。
デバイスの暗号化の対象機種に、Microsoft アカウントでサインインすると、デバイスの暗号化はオンになります。
また、Microsoft アカウントでサインインしたことがある場合、現在ローカルアカウントに切り替えていても、デバイスの暗号化はオンのままです。
回復ドライブでリカバリすると、データが削除されます。
必要なデータはバックアップしてください。
データをバックアップする方法は、次のQ&Aをご覧ください。
[Windows 10] バックアップと復元について教えてください。
Microsoft アカウントでサインインしている場合、手順を実行した後に、以前と同じ環境で使用するには、Microsoft アカウントのメールアドレスとパスワードが必要です。
手順の前に、必ずMicrosoft アカウントのメールアドレスとパスワードをメモなどに控えてください。
Office Premium / Office 2016をお使いの場合は、Officeを初期設定したときに使用した、Microsoft アカウントのメールアドレスとパスワードをメモなどに控えてください。
忘却すると、リカバリした後に、Officeが使用できなくなる恐れがあります。
回復ドライブ以外の、外付けハードディスクやUSBメモリ、増設用内蔵ハードディスクユニット、メモリーカードなどは、取り外してください。
接続したまま、操作すると、大切なデータを壊してしまう可能性があります。
また、Q&Aの手順と異なってしまう場合があります。
分離型パソコンのディスプレイ、キーボード、マウス以外の周辺機器は取り外してください。
接続したままだと、手順と異なってしまう場合があります。
【接続を外す周辺機器の例】
LIFEBOOKは、付属のマウスも取り外してください。
また、LIFEBOOKで、ワイヤレスマウスをお使いの場合は、底面の電源スイッチをOFF側にして電源を切ってください。
LIFEBOOK / arrows Tab は、途中で電源が切れることを防ぐため、ACアダプタを接続し、電源ケーブルをコンセントに接続してください。
回復ドライブから起動する方法は、次のとおりです。
リカバリの途中で、次の「TPM」に関するメッセージが表示されることがあります。
お使いの環境によっては、表示される画面が異なります。
サポートボタンがない機種は、次のQ&Aをご覧になり、起動メニューを表示して下さい。起動メニューを表示する方法を教えてください。
アプリケーションメニュー(Application Menu)が表示された場合は、【Tab】キーを押し、起動メニュー(Boot Menu)に切り換えてください。
回復キーを入力する画面が表示された場合は、次のQ&Aをご覧ください。[Windows 10] 青い画面が表示され回復キーの入力を求められます。
(回復キーを入力する画面)
Windows 10のバージョンによっては、セットアップが開始されると、音声が再生されます。
リカバリの後に、DVD-RWドライブまたはBD-REドライブの、ドライブ文字が(D:)から(E:)に変更される場合があります。
ドライブ文字を標準の状態に戻す方法は、次のとおりです。
リカバリを実行した後は、セキュリティ対策やバックアップしたデータの復元などの作業が必要です。
リカバリを実行した後に必要な作業については、次のQ&Aをご覧ください。