▽ | 第14回目 |
Y2Kで思うこととは? モバイラーの皆様、明けましておめでとうございます。 今年もINTERTOP CX310と風雲!!CX日記を宜しくお願いいたします。 さて、2000問題もさほど大きなトラブルがなく、とりあえずは無事に新年をむかえられたようである。 1999年の前半くらいでは、各種マスコミが2000年問題を取り上げていたため、すっかりこの言葉も流行語のようになってしまった感がある。 私も実家の母親にまで「よく分からないけど2000年で大変なんでしょ」と言われた時には、私も少々驚いてしまった。 2000年問題がまだあまりクローズアップされていなかったころには、いたずらに不安をあおるような記事が、雑誌などでよく見かけられた。 例えばこんな見出しだ。 「その時、全てのシステムがストップ!(それはないだろう)」 「電気・ガス・水道が使えなくなる!(これも大げさでは?)」 「預金口座が全てパーになる!(何を根拠にそんなことを?)」 「たった1日のレンタルビデオの延滞が100年に?」 →似たようなトラブルは本当にあったらしいから、これは結構当たっているかも.... まあこんな感じで、おいおい本当かそれはと言いたくなってしまう記事もあった。 だいたいこういう記事は、インパクトが強ければ強いほど人目を引くので、どんどんエスカレートしてゆくものかもしれない。 でもこんな記事を見たら、コンピュータをよく知らない人にとっては、2000年を迎えた瞬間に「何かとてつもない事が起こる」ような気になるだろう。 はりきって食料を備蓄していた人なんかは、安心しつつもちょっとくらいはがっかりしているかもしれない。 こんなにも2000年問題がクローズアップされるのも、コンピュータへの(というか、システムへの)依存が非常に高くなってしまっているせいだろう。 昔ならコンピュータに不具合が発生しても、人間の手で代行できたのかもしれないが。 しかし現在では人間がコンピュータの肩代わりをするのは困難なのである。 そして私のようなモバイラーにとっては、携帯できるコンピュータ、すなわちINTERTOPがないと、仕事ができない状態にまで依存が進んでいる。 仕事が効率的になるので、それ自体は全然悪いことではない。 ただ、何かトラブルがあった時の備えも必要であろう。 モバイルコンピューティングは、コンピュータだけではなく、携帯電話やPHS、通信回線といったインフラも必要である。 上記のものに何かトラブルがあった場合どうするか?、という事はつねに考えておかなければならないだろう。 新しい年を迎えて、私は2000年問題にこんな感想を持ったのであった。 |
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