火花を散らすモバイラー軍団！

仕事疲れで毎日やられているモバイラーの皆様、お元気でしょうか？
と、のっけからげんなりするようなご挨拶で申し訳ありません....今回もCX日記にお付き合い下さい。

最近Jacoにとってなかなか嬉しかった事が1つある。
私が頻繁に利用する某航空会社から、郵便が届いたのだ。
その中に入っていたのは「ラウンジに入ってもいいですカード」である。
（勿論実際はそんな腰砕けな名前ではないが）
このカードは何かというと、航空会社で空港の中に用意してある、ラウンジと呼ばれる会員専用の部屋へ入っても良い、というカードなのだ。
いわば、秘密のメンバーズカードとも言えよう。
しかしなぜこのようなカードが、一介のWebデザイナーの元へ送られてきたのか？
まぁ理由は簡単で、「あまりにも飛行機に乗る回数が多いため」なのである！
ほとんど毎週のように北海道と東京を往復（ほとんどがS氏との打ち合わせだったのだが...）していたため、その実績が認められたのであーる。
おそらく一定の基準があって、それをクリアしたためなのだろうが、ちょっとだけエグゼクティブな気分なのである。

さっそく今回の出張で、飛行機への搭乗前にそのラウンジに入ってみることにした。
中はちょっとゴージャスなロビー、といった趣である。
座っている人達は、ほとんどが30代〜50代くらいのビジネスマンが中心。
私のように、ちゃらちゃらした格好をしている人は、まぁーったくいない。
緊張していたからそう見えたのかもしれないが、大げさに言うなら「社長・部長のたまり場」といった感じである。

もちろん「おくつろぎ下さい」というわけでちょっと豪奢な椅子やソファなんぞが置いてある。
そして思ったとおり、ノートパソコンを広げてモバイル中の人が、結構いたりするのだ。
しかし、最近空港のロビーでノートパソコンを広げる人が増えているが、Windows(R)CE端末を広げている人はなかなかいないようである。
まずはじっくりと、モバイラー諸氏の使用マシン観察してみる。
ふむふむあそこに座っている人は某社の○○を使っているな、おぉあそこの人は富士通のBIBLOを使っている、おぉむこうの方では...
といった感じで、ストーカーのように観察するJacoなのである。
モバイラー達は一定間隔をおきながら、自分の世界に没頭しているようだ。
通信する者あり、文書作成する者あり、テトリスする者あり。
しかし多少はお互いを意識しているのだろうか...誰かがモバイルに集中していると、別の誰かが射るような視線でじぃーっとパソコンを見ていたり。
その状況をさらに1歩引いて見ていると、なかなか面白いものである。

しかーし、私も負けてはいられない。
いつまでも傍観者でいてなるものか。
場の雰囲気に最初は圧倒されたものの、モバイルといえばやはりこれで決まりだ。
私はいつもより、当社比3割増しの大きなアクションでリュックからINTERTOP CX310を取り出した。
そして、やはり充分なテイクバックを取って、通信カードを差し込む！
他のモバイラー達も、私の動きに感づいたようである。