風雲!!CX日記

第22回目 Jaco倒れる!!、その時INTERTOPは?の巻


モバイラーの皆さん、お元気でしょうか?
私も元気ですと言いたいところなのだが、ここ数日はそうもいかない状態だったのである。
どんな激務でも決して倒れることのない「強靭な肉体」を誇示していた私だが、とうとう病に倒れてしまったのだ!!
「強靭な肉体」と言っても「鍛えぬかれた肉体」というわけではない。
単に仕事が多くて倒れるわけにはいかないので、多少体調が悪くても決して仕事を休めない。
と、ただそれだけなのである。
しかしそんな私にもとうとう倒れる時が来てしまったのだ。

事の始まりはある金曜日。
「今度の土日は必ず休む!」と周囲のスタッフに宣言していた私。
いろいろとたまった用事を片付けるために、ぜひとも休まねばならなかったのだ。
男35で妻子ある身ともなれば、こまごまとした用事は枚挙をいとわないのが現実。
平日は馬車馬のように働き、休日ともなれば「家事を積極的に手伝う良い夫」を演出する私にとって、 真の意味での休日はないも同じである。
そして嵐のような土日が過ぎ、明日からはまた仕事が待っている、という日曜の夜のことだ。
私はいつもより早く、就寝することにした。
しかしなんだか変なのである。

まず体の節々が痛いのだ、そして悪寒が....
典型的な風邪の症状である。
しかし私の場合、まず喉の痛みから風邪が始まる、というのがここ数年のお決まりのパターンだったので、 これは単なる疲れと思っていた。

が、しかし夜中に汗だくになって目をさました私は、なにか自分の体が変調をきたしている、という確信をもつようになった。
パジャマを着替えて体温を測ってみる。

38度2分

まぁ、そこそこといった感じである。
強がりを言うわけではないが、38度くらいの熱では、私は驚いたりはしない。
ドリンク剤を飲んで気合を入れれば、このくらいの風邪はどうとでもなるのだ。
しかし次の朝、私はまったくベッドから起き上がれなくなっていたのであーる。
その姿を軽い出社拒否と見たのか、私の奥さんは最初それほど心配はしていなかった。
「とりあえず病院に行ったら?」
などと、通常レベルの心配をしていたのだが、私はとても車の運転ができる状態ではなかった。
まったく体がいう事を聞かないのだ。
私の奥さんも、居間で亀のように丸まって、「う、お、死むぅうう」などと呟いている夫を見て、さすがに危険だと思ったのだろう。
彼女は自ら車を運転して、近所の病院に私を強制送還することにしたのである。
メールの確認をせねば....とは思っていたのだが、病院内は携帯電話が禁止されている場所もある。
この日ばかりは私もINTERTOPを持つことなく、病院へ行くことにした。
とてもじゃないが仕事どころではない、という状態だったのである。


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