▽ | 第28回目 是か非か?巨大添付メールの巻 |
モバイラーの皆様お元気でしょうか? 今週の私はめずらしく出張もなく、穏やかな1週間を過ごしております。 というわけで、今回はめずらしく事務所の自分の席からおおくりしているJacoなのである。 もっとも出張の予定が全くないというわけではなく、単に仕事があまりに忙しすぎて、お決まりの東京巡業にでかける暇もない、というのが本当のところだ。 従って、冒頭で述べた穏やかな1週間というのは、実はまったくのうそだったりもするのだ。 家族サービスも投げ打って、仕事にばく進しているのである。 さて普段はモバイラーな私だが、事務所にいる時は会社の専用線を使って、Webにアクセスしている。 こういった専用線は非常にスピードが速いため、多少重たいホームページでも、すいすいアクセスできてしまう。 そして、重たい添付データ付きのメールでも、さくさくと送受信できてしまうのだ。 しかし時として、こういったWeb環境が問題になってしまうこともある。 例えば、お客さんのホームページを作る場合である。 自分では「この程度のデータ容量ならアクセスも時間がかからないはず」と思って作ってみる。 しかし、そのホームページを28.8のモデムでダイヤルアップしてみたら(つまり一般家庭からのアクセスに近い状態)、ページが表示されるまでにどえらい時間がかかってしまったとか。 「全然出てきませ〜ん」というお叱りを受けることもある。 そして、添付データ付きのメール。 はっきり言って2〜3MB程度の添付データであれば、あっさりとダウンロードできてしまう。 携帯電話接続でINTERTOPを使っている時ならば、ちょっと受け取りにくいような大容量データでも、会社ならば苦労することはないのだ。 そういった数MB程度の添付データ付きのメールは、日常的に送っているし、また送られてもくる。 もちろん、これは仕事で使っているメールアドレスの話で、個人アドレスではそのようなことはしないのだが。 そういった癖が付いていると、なかなか苦労することもあるのだ。 まず、相手が自分と同じような環境であれば良いのだが、個人でお仕事をされていて、それほどネットワーク環境が充実していない方とやりとりをする場合。 相手のことを考えないで、メールを送ってしまってから「あ!」ということもある。 メールを受信するにもお金がかかるわけで、不必要な出費をさせてしまっては申し訳ないのだ。 それほど急ぎでないデータの受け渡しには、MOやフロッピーに入れて、郵便で送った方が良いだろう。 (余談だが、郵送のことを「原始メール」と呼んだ人がいた。郵便局の方には申し訳ないが、これはなかなかナイスな例えではないだろうか?) そして自分が送る以上、同じような容量の添付データ付きメールが、ばしばしと送られてくることも多い。 電車を待っている間に、メールの確認をしたら、そういった巨大添付データ付きメールに出っくわすことも。 これは仕事だからもうしょうがないことなのだが、なかなかつらいものがある。 どうして、そんな大きな添付データの付いたメールが届くのか? これは私の仕事の性質上、やむをえないことなのだが、BMP形式のデータなんかが圧縮された状態で、どんどん届くのである。 まぁ、数MB程度のデータが届いても、容量的には問題ない。 しかしWindows98で自己解凍形式にされているデータなんかだと、WindowsCEでは展開できないため、もらったデータの確認がその場ではできないこともある。 さて、こういった大容量の添付データを保存するために、私はどういうふうにしているのか? INTERTOPはハードディスクが入っているわけではないので、私は12MBのコンパクトフラッシュを使っている。 このご時世に12MBでいったい何ができるのかと、パソコンユーザの方は思うかもしれない。 しかしこまめにデータをパソコンに吸い上げたり、削除したりすると何とかなるものである。 |
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