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さて、この巨大添付データ付きのメールであるが、なんでもかんでもメールで送ってしまうのは、確かによくないだろう。 一般のプロバイダでは、個々にメールサーバの容量制限があったりするため、MB単位のデータを添付するのは危険である。 専用線ならスイスイダウンロードできても、一般の電話回線ならえらく時間もかかる。 ダウンロードしている間は、通話料金も接続料金もかかるのだ。 考えようによっては、料金着払いで小包を送っているようなものである。 どこで調べたのか、最近ではメールを使ったダイレクトメールも盛んなので、これも同じく迷惑な話である。 いつだったか、インターネット通販ページのダイレクトメールが、ひっきりなしにどんどん届いてしまう、というトラブルがあった。 そのメールを発信してきたホームページの責任者から、後でお詫びのメールが届いたのだが、これも困った話である。 メールの自動配信システム(のようなモノ)がトラブルを起こしてしまったのだろう。 その時私が思ったのが、フリーダイヤルのように「料金は発信者が負担できる」ようにならないだろうか、ということである。 つまり届いたメールを受信する際に、発信者が電話代とプロバイダへの接続料金を負担できるという仕組みだ。 そうすれば、少しは腹もたたないというものである。 妙な宣伝のメールが頻繁に届く、私のような人間にとっては、こういった仕組みが出来てくれると、とてもありがたいのだ。 (決してXXXなホームページの案内ばかりではありません、念のため) さて、すっかり話がそれてしまった。 そうそう、添付メールである。 巨大な添付データでなくとも迷惑なのが、ウィルスが仕込まれている添付データである。 これも最近いろいろなパターンがあって、新聞やテレビでもすっかりおなじみである。 犯人は学生か?などと騒がれていた記憶がある。 これがやっかいなのが、ウィルスには「直接的には人を傷つけるようなイメージがない」という点であろう。 公共の建物に爆弾を仕掛けるのと違って、コンピュータウィルスは、それがパソコンを侵食する過程では人を殺傷することはない。 (医療機関で使用されているパソコン等は、話は別だろうが) だから作る方も、簡単にばらまいてしまうのではないだろうか。 また、多少話しがそれてしまった。 そうそう、添付メールなのである。 以前この日記でも書いたのだが、非常識な大きさのデジカメデータは、なかなかに迷惑である。 最近のデジカメは解像度が高いため、撮ってそのまま送るととんでもないデータ容量になっていることがある。 初心者の方は「圧縮する」という概念がなかったりするので(まぁ、私も初心者みたいなものだが)危険である。 添付データを開いた途端に、運動会で走るお子さんのアップ、といったデータが登場することもある。 ウィルスなんかに比べたら、ずっと平和で可愛いのであるが。 と、いうわけで今回は添付データ付きのメールについての日記をお送りした。 今回は自分の事務所の中で、つらつらと考えながら書いていたのだが、本当に徒然なるままという感じであった。 皆さんも添付データをお送りする時は、相手のことを少し思いやってあげて下さいな。 |
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