そうは言ってもこれは自分がやるべき事なので、仕事場にスタッフがいなくなるのを待って、作業にとりかかる事にする。 うぅーむ、緊張するのである。 まずはINTERTOPをひっくり返して、裏面をよぉーく観察する。 どうやら「ROM/RAM」と書かれたパネルを取り外せば良いようだ。 念のため静電気に気をつけながら、ドライバーでパネルを開いてみる。 おぉ、内部が見えるぞ。 個人的には何かとスケルトンな物が好きなので、INTERTOPもスケルトンモデルが出ないかしらん...等と思いつつ しげしげと眺めるJacoであった。 結論から言うと、S氏が送ってくれた拡張RAMモジュールの取り付けは「意外なほど簡単」であった。 デスクトップパソコンのメモリの増設は、機種によってはちょっとしたコツが必要な場合がよくある。 そして、意外と力をいれてぐぐっと押し込まないと、きちんとはまらなかったりするものだ。 その力加減がわからなくて「このまま押したら壊れるんじゃないか」といつも不安になるのだが、INTERTOP の拡張RAMモジュールは、ネジ止めの穴に合わせてそのまま差し込めはそれでOKである。 |
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赤枠の中が、装着された拡張RAMモジュール。 |
こんな感じで、実にあっさりと入ってしまったのだ。 所要時間は、ほんの数分であった。 |
「うぅーむ、あっさり終わってしまった...」 |
パソコンの場合だと、メモリを増設しても、まれに認識されない場合がある。
気のせいか私のNT君は、他の人のマシンよりも「なぜか周辺機器やメモリが認識されない確率」が妙に高かったりする。
不安だ。 とりあえずINTERTOPの電源を入れて、リセットボタンを押して再起動することに。 システムのプロパティを見てみると、確かにユーザ領域が増えているではないか! やった、なぁーんのトラブルもなく拡張RAMが増設できた! |
「ふふっ、できましたよ私にも!」 | ||
「増設できましたぁ?」 | ||
「えぇ、おかげ様で...動きも快適です」 | ||
「そうか、それは良かった」 | ||
「壊すんじゃないかとヒヤヒヤしましたけど」 | ||
「え?」」 | ||
「いやぁーメモリの増設なんて久しぶりだったもんで」」 |
調子に乗った私は、今までのパソコンまわりのトラブルをS氏に打ち明けたのだが、気のせいかS氏は口数が少なくなって しまった。 これはあまり教えないほうが良かっただろうか.... |
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