3.データのコンバートを行ってみる up 第7回
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TranXitを使用してINTERTopの住所録ファイル等をコピーしただけでは、 もともとINTERTopにあるデータは全て置換えられてしまいます。
INTERTopとZAURUSで別々に名刺情報を登録してしまったが、それをINTERTop1台に まとめてしまいたい、という場合には困ってしまいます。
ここでは、INTERTopのコンバート機能を利用して、追加登録する方法を見てみます。

ZAURUSの名刺管理をINTERTopに追加転送する

[ZAURUS→パソコン]

[スタート]ボタンをクリックし、[Pegasus for Windows][Link for Pegasus]を実行 します。
転送元の転送元をZAURUS、データ形式を名刺管理にし、[オプション]のIRコマンダ の接続ポートが正しく設定されているか確認します。もし間違っている場合は、 [設定]ボタンをクリックし、正しいポートを指定します。
転送先の転送先をCSVファイル、データ形式をアドレス帳に設定し、ファイル名の [参照]をクリックし保存先を指定します。
次にZAURUS側の準備をします。転送する名刺情報を表示します。[メニュー]を 3回タッチして、[オプション]の[光通信]をタッチします。送信タイプを選択します。
Link for Pegasusの[転送開始]をクリックします。
ZAURUSの[実行]をタッチします。
転送終了のメッセージが表示されたら、[OK]をクリックします。

[パソコン→INTERTop]

[スタート]ボタンをクリックし、[TranXit2][TranXit]を実行します。
TranXitをファイル転送の画面にしておきます。
INTERTopで[PC連携]の[TranXit server]を実行し、パソコンとリンクします。*
パソコンのTranXitの画面で、先ほどZAURUSから転送したCSVファイルを INTERTopのC:ドライブの適当なディレクトリにコピーします。
コピーが終了したら、INTERTopのESCキーを押してリンクを終了します。

具体的な接続方法は「第4回目パソコンとの赤外線通信」
にて説明してありますので参照してください。

[INTERTopでコンバートする]

INTERTopで[アクセサリ]の[PIMコンバータ]を起動します。
[CSV→PIM]を選択します。
ディレクトリ及びファイル名の項目に先ほどパソコンから転送したCSVファイルを指定します。
PIM項目名で該当する項目を選択します。ここでは[住所録]を選択します。
テンプレートで[ユーザ指定]を選択し、[テンプレート編集]をタッチします。
CSV並びにCSVデータ内の項目順番を指定します。具体的にどのような順番に なっているかは、メモ帳やワードパットでCSVファイルを開くことにより確認でき ます。各項目に相当するデータが「,(コンマ)」で区切られて収まっています。
住所録の場合のCSV並びはこのようになります。
CSV並びの設定が終わったら[OK]をタッチします。
ファイルモードを[追加]にして[OK]をタッチします。
変換が完了したらコンバータを終了し、住所録を実行してデータが追加されている のを確認します。 この方法を応用することで、ZAURUS以外でもCSVデータを書き出すことのできる アプリケーションであれば、データをやり取りできます。

知って得する使い方第7回目表紙

1.パソコンへのLink for Pegasusのインストール

2.データの送受信を行ってみる