1.DS-110のシステムファイルのバージョンアップ up 第8回
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DS-110のシステムファイルを書き換えるためには、PCMCIAソケットが使用可能な Windows95またはWindows3.1上でDS-110ステーションというソフトが正常に動作 している必要があります。
DS-110ステーションはDS-110に標準で添付していますので、DS-110の取扱説明書に 従ってドライバとアプリケーションをセットアップしてください。

DS-110ステーションのインストールが終わったら、次に「DS-110システムファイル Ver.3.0β版」を入手します。入手できる場所は次の2ヶ所があります。
ダウンロードする際には、「DS-110カード属性情報切替ソフト」も一緒にダウンロード しておいてください。後で必要になります。

1.京セラインターネットホームページ
http://www.kyocera.co.jp/index-j.html

2.NTFTY-Serve 移動体通信ベンダーステーションA
GOコマンドでSMTELVA "京セラDataScope"

注意!
ダウンロードが完了したらいよいよバージョンアップの作業を始めますが、 それによってDS-110の中に入っている全てのデータが消去されてしまいます。
必要なデータは予めDS-110ステーションのPIM転送ユーティリティや データベース管理ユーティリティを用いて必ずバックアップしておいてください。
当作業を行ったことによる損害等に対して、弊社は一切の責任を負いません。

作業用ディレクトリを作成して、ダウンロードしたファイルを解凍しておきます。
システムファイルは"DS110OS.S24"という名前になっています。
DS-110ステーションがインストールされているディレクトリ(標準ではC:\DTSCOPE) にある旧バージョンのシステムファイルをリネームするなどして予めバックアップ しておきます。
その後で先程解凍した最新版のシステムファイルを、DS-110ステーションがインス トールされているディレクトリにコピーします。

次に取扱説明書に記述されているDS-110の初期化設定を行います。
取扱説明書も併せてお読みください。

DS-110のフリッパーカバーを外します。
DS-110ステーション
DS-110ステーション
方向キーの「下」を押しながらPCカード背面のリセットボタンを押します。
DS-110をPCカードスロットに装着します。
DS-110ステーションを起動します。
初期化ボタンを押します。"初期化中です。 しばらくお待ちください。"と表示され、しばらくすると初期化が終了したメッセージが表示されます。
DS-110をPCカードスロットから取り外します。
方向キーの「右」を押しながらPCカード背面のリセットボタンを押します。 先にリセットボタンを離し、ピーと音が鳴って液晶画面が表示されてから方向キーを離します。

以上でバージョンアップの作業は終わりです。オーナー情報の画面でバージョンが
3.0βになっているのを確認してください。


知って得する使い方第8回目表紙

2.DS-110を標準モデムとしてセットアップする

3.Nifty-Serveに接続してみる